真の勝利者とは
最後まで諦めない人!
受験生よ 頑張れ!
青春の努力と挑戦は
必ず一生の宝となる!
新池御書 P1439
『うれしきかな末法流布に生れあへる我等かなしきかな今度此の経を信ぜざる人人』
【通解】
何とうれしいことか、末法の妙法流布に生まれあわせた我らは。何と悲しいことか、このたびこの法華経を信じない人々は。
名字の言 高校サッカー優勝・静岡学園の選手育成の秘訣とは? 2020年1月16日
全国高校サッカー選手権で静岡学園が24大会ぶりに優勝。個人技を駆使してゴールに迫る伝統の攻撃サッカーは、多くのファンを魅了した▼この"静学スタイル"の生みの親は前監督の井田勝通氏。氏は半世紀近く前から、目先の勝利だけでなく、選手の将来を見据え、個々の力を引き出す指導に当たった。追求したのは「考えるサッカー」。指導者が"与える"のではなく、選手が自分の頭で考え、自らの"武器"をつくり上げる努力の過程に重点を置いた(『静学スタイル』カンゼン)▼氏の下から60人以上のJリーガーや、優秀な指導者が誕生。今回、チームを優勝に導いた川口監督もその一人だ。伝統を継承し、選手の小さな"武器"を大きく育てることを自らの役割と定めた。その選手たちが磨き抜いた技術を大舞台で存分に発揮した▼人は"強み"を知り、それを自覚した時、計り知れない力が出る。ただ自分では、なかなか気付けないもの。その"強み"を見つけ、伸ばしていく周囲の関わりに、人材躍進の鍵がある▼池田先生は「人材を見つけ、人材を大切にし、人材を生かし切ったところが勝つ時代である」と。いずこにも、人材は必ずいる。"育てる側"の一念が変われば、伸びゆく宝の人材は、澎湃と躍り出る。(差)
寸鉄 2020年1月16日
「力あらば一文一句なりとも」御書。語らねば思いは届かぬ。さあ大情熱で
愛知婦人部の日。弾む命で友情の連帯拡大!師弟の道歩む堅塁の母は快活
本幹中継を支える全ての役員に心から感謝。陰の尊き献身は広布史に燦然
今、苦労して宿命転換し切れば万年の幸福が開く—恩師。負けじ魂で前進
新成人7割、語学習得に関心。国際化の時代。大いに学び、世界市民と育て
☆世界広布新時代第45回本部幹部会の池田先生のメッセージ
◇恩師の出獄から75年
一、創立90周年を開く、喜び満ちあふれる新春の本部幹部会、誠におめでとう!
そしてSGI発足45周年を祝賀し、厳寒の中、遠路をいとわず勇んで集ってくださった、アメリカ・オセアニア、ブラジル、欧州、香港、タイ、韓国をはじめ、世界広布の尊きリーダーの皆さん方、本当にありがとう!(大拍手)
一、それは1945年の1月。法難のゆえに、ここ巣鴨の東京拘置所に囚われていた戸田先生は、師匠・牧口先生の殉教を告げられました。悲嘆と憤怒の淵から、戸田先生は「妙法の巌窟王」となって立ち上がられたのです。
牧口先生の大誓願を受け継いだ戸田先生は、出獄して「城聖」と名乗られ、戦後の荒野で一人、広宣流布を成就しゆく学会の城を再建していかれました。
それから75星霜——。
牧口・戸田両先生への満腔の報恩感謝を込めて、「前進・人材の年」の最初の幹部会に当たり、一幅の書を、この師弟の大城で掲げさせていただきたい。
「創価人材乃城」——ある年の「立春」すなわち「春立つ日」に寄せて書き留めたもので、きょう、初めて披露いたします(大拍手)。
◇一人一人が宝塔
一、我ら創価の師弟が築き上げてきた「城」——。
それは、何よりもまず、「民衆の城」であります。
歴史上、権勢の象徴として、庶民を睥睨してきた城は、少なくありません。
だからこそ、「万人成仏」の妙法に則って、民衆の、民衆による、民衆のための「人材の城」を築かなければ、権力の魔性に翻弄される人類の不幸の流転はいつまでも断ち切れない。これが、戸田先生の断固たる決心でありました。
今月の座談会で拝読したように、日蓮大聖人は「末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり」(御書1304ページ)と宣言されております。この御本仏のお心のままに、苦難の庶民の真っただ中に飛び込んで、一人一人の生命を最も尊貴な宝塔として林立させてきた城こそ、広布の民衆城にほかなりません。
そして、学会の会館は、まさしく地域社会の繁栄と安穏に貢献する民衆城であります。
25年の歳月を刻んだ阪神・淡路大震災、また10年目に入る東日本大震災、さらに各地の災害に際して、会館は被災された方々の避難所になるとともに、救援・復興への献身の城となってきました。わが友の真心の奮闘と励ましが、どれほど大きな「レジリエンス(困難を乗り越える力)」を発揮してきたことか。
尊き「負けじ魂」の戦いは、今も、たゆまず続いております。
一、この民衆の城は、揺るぎない「平和の城」でもあります。
分断や対立を深める不安定な時代にあって、創価の世界市民は、生命尊厳によって立つ中道の哲学の力、人間主義の対話・言論の力、心と心をつなぐ文化・教育の交流の力で、あらゆる差異を超えて友情を結び、平和を広げてきました。各界から寄せられる信頼と期待は、いやまして高まっております。
本年、創設75周年を迎える"世界の希望の砦"たる国連を、私たちは、一段と力強く支援しつつ、「SDGs(持続可能な開発目標)」を推進し、「桜梅桃李」の多彩な個性を生かし合いながら地球民族の連帯を拡大していきたい。
「立正安国」即「世界平和」の大城から、人類の尽きることのない価値創造の前進へ、「英知と哲理の鐘」を打ち鳴らしていこうではありませんか!
◇「令法久住」を託す
一、さらに、この民衆の城は、希望みなぎる「青年の城」なのであります。
創立以来、一貫して、わが学会ほど、青年を愛し、青年を信じ、青年を育て、青年の晴れ舞台を開いてきた世界はないと、私は自負しております。
大聖人は、地涌の菩薩について「大地の底にかくしをきたる真の弟子あり・此れにゆづるべし」(同905ページ)と仰せになられました。
法華経と御書に照らし、まさに「今この時」を願って、日本中、世界中に躍り出た誓いの若人たちが、いかに不思議な宿縁と使命と大福運を帯びているか。
創立100周年への十年の先頭に立つ、誇り高き青年部・未来部の友の「熱と力」に、私は「令法久住」の一切を託します。
きょうは、晴れがましい新成人の代表も、本当におめでとう!(大拍手)
また、生命の宮殿を光らせる女子部の「ロマン総会」の大成功を祈ります。
我らの「正義と勇気の旗」に、新たな地涌の青年を陸続と糾合しながら、「幸福勝利の門」を限りなく開いていきたいと思うが、みんな、どうだろうか!(大拍手)
一、一人一人の生命が「城」であり、心が「城主」の存在です。ゆえに「城の主剛ければ守る者も強し」(同979ページ)と示されているように、強き信心の一念で誓願の題目を唱えゆくところ、諸天を動かし、良き眷属を増やせないわけがありません。わが生命を、さながら「金剛不壊の城」とそびえ立たせていけるのであります。
さあ、この一年、「皆が前進!」「皆が人材!」と悔いなく戦い切って、朗らかに「人間革命」「宿命転換」の功徳の花を満開に咲かせ、共々に「常勝歓喜」の勝ち鬨を上げよう!
そして無敵の異体同心の団結で、人類の命運を担い立つ「創価人材乃城」を、いよいよ勝ち栄えさせていこうではないか!と申し上げ、私のメッセージといたします(大拍手)。