広布の拡大は
足元から始まる。
爽やかな挨拶と
心通う語らいで
地域に友情の花を!
上野殿御返事 P1546
『臨終に南無妙法蓮華経と唱えさせ給いける事は一眼のかめの浮木の穴に入り天より下いとの大地のはりの穴に入るがごとし、あらふしぎふしぎ』
【通解】
臨終に南無妙法蓮華経と唱えられたということは、一眼の亀がかめのたまたま浮木に出あって、その穴に入ることができたようなものであり、天から下した糸が、大地に立ててある針の穴に通ったようなものである。じつに不思議なことである。
名字の言 新年恒例の「太陽会万葉集」。大理想に生きる人の心に"しわ"はない! 2020年1月9日
新年の心意気を和歌や川柳などに託す「太陽会万葉集」。都内のある地域の太陽会(平日の昼間に活動できる壮年の集い)の友が毎年、編さんしている。今年の第14集の一端を紹介すると——▼「新春に 箱根路走る 若人の 勝利祈りて 我も進まん」(79歳)、「箱根路に 翔ける創価の 若獅子の 使命のたすき つなげと祈らむ」(72歳)。皆の熱い思いをタスキに乗せ、新たな歴史を開いた力走に、あらためて喝采を送りたい。我らは学会創立100周年の2030年へ、勢いよく広布路を駆け抜ける▼大理想に生きる人の心にしわはない。今集の最高齢者が「師の慈愛 師弟の絆 一〇一歳 創価の庭で さらに固めん」と詠めば、85歳の"後輩"は「今日も又 広布の旗を 押し立てて 戦の陣に 我も加わらん」「師が指揮を とられて六十周年 刻む年 恩師誇りに 勇躍対話」と続く▼どの歌にも「信仰は生き方である」との信念が光る。「年輪に 題目重ねて 健康爺」(85歳)、「師と生きる 我が人生は 宝成り」(80歳)、「爽やかに 同志と題目 楽しかり」(75歳)▼太陽会万葉集は、高齢者には「心の若さ」を持ち続けることを、若い世代には「心の老い」を避けることを訴える。万人に「いかに生きるべきか」を問う"宝のメッセージ"である。(側)
寸鉄 2020年1月9日
列島各地で新春座談会。決意新たに"皆が前進""皆が人材"の心で出発
東京・目黒師弟正義の日。壁破る対話を「私」から!誉れの人材城は意気軒高
信心でいかなるものにも必ず勝てる—戸田先生。さあ清新な朝の祈りから
乾燥すると風邪や流感に罹りやすいと。マスクや加湿器の活用で賢く予防
交通事故死、過去最少も5割超が高齢者。慣れた道でも注意を。油断排し
☆師子王御書 1月度 阿仏房御書(宝塔御書)
◇自分を最高にかがやかせる◇
◇御文
『末法に入って法華経を持つ男女の・すがたより外には宝塔なきなり』(御書1304ページ)
◇意味
末法に入って、法華経を持つ男女の姿よりほかには宝塔はないのである。
少年少女部のみんな、あけましておめでとう! ボクは、ライオン博士のキング君。今年もいっしょに御書を楽しく学ぼう!
●「宝の塔」のお話
ボクたちが、朝と夜の勤行で唱える経典を「法華経」というよ。
法華経にはたくさんのストーリーがあって、その中に「宝の塔」が登場するシーンがあるんだ。
この塔は、大きさがなんと地球の約3分の1! さらに全体が金や銀など7つの宝物でかざられていて、キラキラとかがやいているんだ。法華経では、この巨大な宝の塔が、とつぜん大地からあらわれて、空中に浮かぶんだ。
ある時、日蓮大聖人の弟子である阿仏房というおじいさんが、「この宝の塔は、いったい何をあらわしているのですか」と質問したんだ。それに大聖人が答えられたのが、今回学ぶ御書だよ。
大聖人は「法華経に出てくる宝塔は、阿仏房、あなたのことなのです」と言われたんだ。
すばらしい「宝塔」が自分のことをあらわしていたと聞いて、阿仏房はビックリしただろうね!
●だれもが偉大な存在
大聖人は、「宝塔」とは南無妙法蓮華経のお題目を唱えて、信心にはげむ人のすがたそのものだと教えられているよ。
阿仏房は、お金や宝石など、たくさん財産があったわけではない。けれど、どんな悩みや困難があっても、師匠である大聖人をおまもりし、信心をつらぬいてきたんだよ。
お金持ちかどうかや、有名かどうか。何かができる、できないということにかかわらず、信心にはげむ人は、だれもが、かがやく偉大な「宝塔」の存在なんだね!
これは、阿仏房だけでなく、みんなも同じなんだよ。 お題目をあげていけば、自分の中の最高の力を無限に出していくことができる。信心根本に目の前のことに挑戦し、一生けんめいに前に進んでいくことが、自分を最高にかがやかせることなんだ!
池田先生は語られているよ。
「自分は自分らしく、ありのままに努力を続けていくなかで、必ず自分にしかない、すばらしい使命の花を咲かせることができるのです」
今年もお題目をあげながら、いろいろなことに挑戦して、みんなで大成長していこう〜!