一切を勝ち開くのは
自らの意志と力だ。
「よし やろう!」
この決意を胸に
一歩を踏み出そう!
行敏訴状御会通 P181
『此の事慥なる証人を指し出し申す可し若し証拠無くんば良観上人等自ら本尊を取り出して火に入れ水に流し科を日蓮に負せんと欲するか委細は之を糾明せん時其の隠れ無らんか』
【通解】
これについては、たしかな証人を出すべきである。もし証拠がなければ、これらのことは良観上人が自ら本尊を取り出して火に入れ、水に流し、その科を日蓮に負わせようとするのであろう。
詳しいことは、これを糾明すれば明瞭となることであろう。
名字の言 年賀状の一文に感じる温もり 2020年1月5日
同志が抱負や朗報をつづる年賀状は、わが一年の前進も加速させてくれる希望の便りである。今年の1枚に友が一筆。「昨年、ついに父が入会。20年越しの夢だった親子そろって新年勤行会へ!」▼賀状に印刷された儀礼のあいさつ文以上に、余白の自筆の一文に心が揺さぶられる。それは筆遣いに書き手の息遣いや体温を感じるからに違いない▼哲学者のデカルトは名著『方法序説』を、学術界で主流だったラテン語ではなく、市民が日常使うフランス語で書いた。一通りの学問を究めたデカルトは専門書ではなく、「世間という書物」、つまり実生活での体験を通して真理をつかもうとした。また同書の執筆理由である「私の半生を一枚の絵のようにそこに写し出してみたい」という願いを実現するには"庶民の言葉"が最適だったのだろう▼日蓮大聖人は御書に仮名文字を多用した。それは庶民に寄り添い、心を砕かれた証しである。自らの振る舞いや心を生き生きと描写することで、正しい生き方や信心の歓喜を、時代を超えて人類に指南するためだったと思えてならない▼私たちが信心根本に、現実の社会や生活で課題に挑戦する中で築いていく実証こそ、広宣流布の実相である。そう確信し、力強く一年を進んでいこう。(城)
寸鉄 2020年1月5日
総本部に千客万来。各国指導者から祝電も続々。学会は旭日の勢いで船出
青年部が年頭から弘教に先駆。次代担う人材の頼もしき前進。ここに未来
「無冠の友」の皆様、新春からありがとう。無事故と健康、人生勝利を祈念
生活リズムを整え、仕事始めの準備を。賢く疲れ取り、満々たる生命力で
謀略C作戦から30年。破和合僧の仏罰厳然。脱講止まらぬ宗門、袋の鼠年
☆新年勤行会に贈られた池田先生の和歌
太陽と
共に前進
創価かな
虹のスクラム
凱歌の天空へ
みな使命
みな最極の
人華なり
愛する国土に
功徳の万花を
わが生命
妙法蓮華の
大輪と
咲きゆけ勝ちゆけ
濁世 照らして
☆全国の新年勤行会への池田先生のメッセージ
◇人類の仏の生命を呼び覚ませ
新年、明けましておめでとうございます。
大宇宙の究極の前進のリズムたる妙法にのっとって、太陽と共に新たな無限の希望の一年を出発することができました。日本列島、さらに世界五大州の地涌の菩薩たちと心一つに、晴れ晴れと喜び合いたいと思うのであります。
御本仏・日蓮大聖人は仰せになられました。「始めて我心本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名く所謂南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(御書788ページ)
最極の「仏」の生命とは、他のどこでもない、自分自身の心にこそあります。自他共に仏の生命に目覚めて、思う存分、智慧と力を発揮していく以上の大歓喜があるでしょうか。
この「歓喜の中の大歓喜」を、日々の生活に漲らせ、あの友にも、この友にも語り伝えながら、さらには人類全体の仏の生命まで呼び覚ましていくのが、我らの広宣流布です。
社会も、世界も、創価の人間主義の「前進」を、そして、平和・文化・教育の「人材」を待ちに待っています。
さあ、この一年——いかなる苦難も突き抜けて、「人間革命」の歓喜の舞を! 一人一人を大切に励まし、「桜梅桃李」の歓喜の連帯を! そして、誓願の天地から、「立正安国」の大歓喜の歌を、明るく仲良く朗らかに広げていこうではありませんか!
かけがえのない皆さん一人一人の健康長寿と福徳安穏を心より祈り、私も妻も、いよいよ強盛に題目を送ります。
「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(同231ページ)です。
地球の平和と繁栄を開く大事な十年を見つめつつ、偉大な広布と人生の勝利の因を、いざ共に勇敢に刻みゆこう!と申し上げ、私の年頭のメッセージといたします。