「目標」を明確に
「祈り」は深く!
新たな挑戦を始めよう。
今日より明日へ
価値創造の一日を!
新池御書 P1443
『有解無信とて法門をば解りて信心なき者は更に成仏すべからず、有信無解とて解はなくとも信心あるものは成仏すべし』
【通解】
有解無信といって法門を理解しても信心のない者は、絶対に成仏することはできない。有信無解といって理解はなくても信心のある者は成仏できるのである。
名字の言 座談会から勢いよく出発しよう 2020年1月7日
ある地区では、1月の座談会で唱題表を配布するのが恒例。その年末の座談会で挑戦の様子や結果を報告し、たたえ合う。以前、年頭にお邪魔した筆者も頂戴し、12月の参加を約束。懸命に目標を達成した唱題表を持参して、喜びを共にした▼別の地区では、1月の座談会のお知らせと一緒に短冊を手渡す。新年の決意を記入してもらい、自由に発表。一年の最後の座談会で再び読み上げて報告し、さらなる誓いを語る▼「祈りぬき友の幸せ勝ちとるぞ」「変わりたい変われますよと友誘う」等々、思いを川柳に乗せてリズムよく伝え合う地区もあった。いずれも、各人の決意や目標を明確にしたり、言葉にしたりする工夫だ▼小説『新・人間革命』には、「自分の目標が明確であり、日々、そこに向かって、全力で突き進んでいる人には勢いがある」「一日一日、目標への懸命な歩みを続けずしては、青春の勝利も、人生の勝利もない」(第16巻「入魂」)と▼「前進・人材の年」が、いよいよ開幕した。学会伝統の座談会から"皆が主役"となって、にぎやかに出発していく。「一年の計は、1月の座談会にあり」との意気込みで、それぞれの一年の挑戦目標を決めて臨もう。学会創立90周年を勝ち飾り、笑顔でたたえ合うために。(道)
寸鉄 2020年1月7日
会長の平和思想と行動は全世界の模範—韓国市長心を結ぶ対話へいざ出発
「人にも語り申さんものは教主釈尊の御使」御書正法を語る功徳は万朶と
広布のために戦い勝てる弟子になれ—恩師。青年が黄金の歴史開く一年に
子どもの誤飲、たばこが最多。手の届く所にないか確認。管理をしっかり
健康第一で大充実の日々を!色心ともに清々しく前進。きょう「七草の日」
☆新年勤行会拝読御書 十字御書
『今正月の始に法華経をくやうしまいらせんと・をぼしめす御心は・木より花のさき・池より蓮のつぼみ・雪山のせんだんのひらけ・月の始めて出るなるべし、今日本国の法華経をかたきとしてわざわいを千里の外よりまねきよせぬ、此れをもってをもうに今又法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし、影は体より生ずるもの・法華経をかたきとする人の国は体に・かげのそうがごとく・わざわい来るべし、法華経を信ずる人は・せんだんに・かをばしさのそなえたるがごとし』(御書1492ページ、編年体御書1478ページ)
◇拝読の手引き
あなたの法華経を信じる心が、万里の外から、幸福を招き寄せるのですよ——。
日蓮大聖人が、年の初めに、信心に励むことで、必ず幸と福運あふれる日々となることを、門下にお約束されている御文です。
大聖人は、御供養を届けた重須殿女房の志に、清新な決意を感じ取られたのでしょう。
木から桜の花が咲き、池から蓮のつぼみが出、雪山の栴檀の双葉が開け、月が出るように、たとえ目には見えなくとも、あなたの心にはすでに成仏の種が芽吹いていると、励まされています。
続いて大聖人は、当時の日本が法華経を敵としたことで、災いを千里の外から招き寄せている現状を指摘され、一方で、法華経を信ずる人は、その求道心によって、想像だにしない無量の福徳を積んでいくことができると示されます。
さらに大聖人は、妙法を強く信じ、勇敢に行ずる人は、自らが福徳の薫りを放つだけでなく、その薫りで多くの人々をも包み、福運を招き寄せていくことができると教えられています。
創価学会の信心に、自他共の福徳あふれる人生が開かれることを確信し、朗らかに前進していきましょう。
◇ ◆ ◇
本抄を頂いた重須殿女房は、駿河国(静岡県中央部)重須郷の地頭・石河新兵衛能助の妻で、南条時光の姉に当たります。本抄の御執筆は弘安4年(1281年)と推定されています。