「道理証文よりも
現証にはすぎず」
体験に勝る雄弁なし。
縁する全ての友に
信仰の歓喜を語ろう!
上野殿御書 P1568
『さは候へども釈迦仏法華経に身を入れて候いしかば臨終目出たく候いけり』
【通解】
しかし、また南条七郎五郎殿は釈迦仏・法華経を深く信仰されていたから、臨終も立派だったのである。
名字の言 島崎藤村の"いろは歌留多"に学ぶ 2020年1月10日
正月の伝統的な遊びである「かるた」には、「いろはかるた」など多くの種類が存在する。哲学者の鶴見俊輔は4歳の時から、島崎藤村が考案した「藤村いろは歌留多」に親しんだ▼文豪が作っただけあって、含蓄のある言葉が多い。例えば「独楽の澄む時、心棒の廻る時」。こまが心棒を中心として、一定以上の速さで回転することによって、静止しているかのように見えるさまを表現している▼それはまた、"生きるために何が大切かを考えよ"という文豪の問い掛けにも思える。日々行動、日々向上の人生こそ確かな幸福への軌道である。反対に、安逸に流される人は、毀誉褒貶に紛動され、心はいつも、ぐらぐらと揺れ動いている▼池田先生はかつて、「人間革命」を地球の自転に、「広宣流布」を公転にたとえた。信行学の実践を離れて、人間革命はない。広布の大理想を胸に、自分自身の目標を掲げ、それを成し遂げようと懸命に行動する中で、何ものにも揺るがぬ境涯が築かれていく▼こまが正月の遊びとなったのは、「その年の物事がうまく回るように」との願いを込めて回したことが由来という。そうした一年となるよう、清新な息吹で、勢いよく行動を開始しよう。「皆が前進」から、広宣流布の大回転は始まる。(嶺)
寸鉄 2020年1月10日
決めたことを貫くのが真の信仰者—恩師。青年よ迷わず勝利の大道を進め
秋田・師弟原点の日。雪の激励行から38年。後継よ新たな勝ち鬨を高らかに
利他の行動を貫けば幸福の道は開く。"人のために火を灯す"挑戦の一歩を
気候変動は基盤壊し特に弱者に害及ぼすと。誰も置き去りにせぬ社会皆で
東京パラリンピック参加国数が最多の見通しと。共生の祭典に世界が注目
☆四季の励まし みずみずしい心で前へ! 2020年1月5日
今夏、同競技場をメイン会場として開かれる「東京オリンピック・パラリンピック」。世界中のアスリートが今、新たな歴史をつくろうと、自分自身の限界に挑戦している。
いよいよ「前進・人材の年」が開幕した。本年は、広布の歴史において幾重にも意義を刻む年。今月はSGI発足から45周年、5月は池田先生の第3代会長就任60周年、11月には学会創立90周年を迎える。
さあ、師と共に、世界の同志と共に出発しよう。わが"広布拡大の新記録"を目指して——。
壮大な世界広布は、
いよいよ
これからが本番である。
戸田先生は、
よく語られた。
「大作、
学会の本当の
偉大さが分かるのは
二百年後だ。
二百年先まで考えて、
広布の盤石な路線を
つくっておくのだ」
後継の師子が、
いよいよ躍り出ている。
宗教革命を受け継ぎ、
民衆仏法の新時代を築く
「本門の青年」の活躍こそ、
新時代の希望である。
前を見よ!
我らの
開拓すべき天地は広い。
君よ、
今日の責務を
決然と果たしながら、
今日より明日へ、
日々新たに、
また、日に日に新たに
前進し抜いていくのだ!
その執念の行動に、
栄光の勝利があり、
幸福がある。
一日の勝利は、
まず朝の出発で決まる。
断じて
「朝に勝つ」ことだ。
すがすがしい心で、
生き生きと
仕事を開始することだ。
ここに、
連続勝利の
秘訣があることを
忘れてはならない。
「新しい年がめぐってきて
新しいわれらを
発見するのです」——と、
大文豪ゲーテは歌った。
万年にわたる
広宣流布の未来を開く
重要な一年だ。
その「新しい年」に
ふさわしい
「新しい自分自身」の
人間革命の劇が、
いよいよ始まったのだ。
「自分には、
これほどの力が
あったのか!」と、
自らも目を瞠るような、
生まれ変わった
みずみずしい息吹で
戦おうではないか!