2017年12月14日木曜日

2017.12.14 わが友に贈る

「南無妙法蓮華経は
歓喜の中の大歓喜なり」
題目は希望の源泉だ!
妙法を唱え弘めながら
今日も価値ある一日を!

太田左衛門尉御返事 P1015
『法華経と申す御経は身心の諸病の良薬なり、されば経に云く「此の経は則ち為閻浮提の人の病の良薬なり若し人病有らんに是の経を聞くことを得ば病即消滅して不老不死ならん」等云云』

☆女性に贈ることば 十二月十四日
いくら財産を残しても、それで子どもが幸福になるとはかぎらない。かえって、不幸にしてしまう場合だってある。
親が信念を貫き、懸命に生き抜いた姿そのものが、最高の遺産です。

☆今日のことば365 十二月十四日
土台は常に地味であり、人目にはつかぬものだ。いかなる大木も、地中に深く張った逞しい根によって支えられている。

☆無冠の友 池田先生の言葉から
「無冠の友」の地道で尊い行動に支えられ、聖教新聞は読者に希望と勇気を届けることができる。ここでは、池田先生が配達員の同志に贈った言葉を紹介する。

日蓮大聖人は「陰徳あれば陽報あり」(御書1178ページ等)——隠れての善行があれば、善き果報がはっきり現れる——と仰せであります。
まさしく「無冠の友」の皆さま方こそ、この御聖訓を誰よりも深く、生命で拝しておられます。深く陰徳を積みゆかれる皆さま方の福徳は、無量であり無辺であります。未来永遠にわたって、どれほど偉大な陽報に包まれゆくことでありましょうか。
どうか、これからも、「無冠」の誇りを胸に、広宣流布の先頭を突き進む「栄光の走者」「完勝のランナー」として、堂々と前進していってください。
(2004年4月、無冠の友へのメッセージ)
◆◇◆
広宣流布のための「破邪顕正の活字文化」——「聖教新聞」を配っておられる"無冠の友"の皆さまこそ「最高の正義の人」である。
「聖教新聞」の配達には、それ自体、折伏に通ずる功徳が現れる。永遠の生命から見れば、絶対に「勝利者」となる。究極的な幸福境涯となることは間違いない。
「配達即折伏」「配達即広宣流布」「配達即友好活動」「配達即拡大」である。 
どうか"無冠の友"の皆さまは、お体を大切にしていただきたい。寝不足にならないよう、聡明に工夫しながら、「絶対無事故」でお願い申し上げたい。
「無冠即無事故」「無冠即健康」「無冠即長寿」「無冠即福徳」であれと、私も妻も、毎日、真剣に祈っている。
(『池田大作全集』第92巻所収)

☆世界写真紀行第28回 国際都市・香港
◇さあ出発! 新しき航海へ
紺碧の海がまぶしいビクトリア港。両岸の九龍半島と香港島には、近代的な高層ビル群が、競い合うように天へと伸びていた。
より高く、どこまでも上へ上へ!
東洋と西洋、過去と現在が交わる国際都市・香港の発展の象徴である。
香港は今年、アメリカのシンクタンクが発表した「経済自由度指数」で23年連続、スイスのビジネススクールによる「世界競争力ランキング」で2年連続の第1位に輝いた。
その力強い経済成長とともに、アジアを代表する観光都市としても注目を集める。
香港島のビクトリア・ピークから望む「100万ドルの夜景」。インスタグラム(写真共有アプリ)でも話題となった超密集アパート。
さらに、グルメや買い物など、魅力いっぱいの"旭日の港"には、毎年、海外から2000万人をはるかに超える観光客が訪れる。
ちなみに、人口は約730万人。世界屈指の人口密度を誇る香港は、常に多くの人でにぎわっているのだ。
まさに、アジアの玄関となった香港を、池田先生が初めて訪問したのは、56年前の1961年1月28日。夜には座談会に出席した。
先生は自らの筆による「純心」の文字を染め抜いた袱紗を手渡し、参加者と質問会を。「生命はなぜ永遠なのか」との問いに丁寧に答えつつ、集った十数人に呼び掛けた。
その様子が、小説『新・人間革命』第3巻「仏法西還」の章につづられている。
「永遠の生命といっても、いっさいは『今』にあります。過去も未来も『今』に収まっている。ゆえに、この一瞬を、今日一日を、この生涯を、感謝と歓喜をもって、広宣流布のために、力の限り生き抜いていってください」
そして、アジアで初となる地区の結成が発表されると、場内は賛同と感動の拍手に包まれた。
翌日、先生は同志の案内で香港を視察。未来へ伸びゆく街の勢いを感じながら、恩師・戸田城聖先生が夢見た東洋広布に思いをはせた。不二の師弟の仏法西還の旅路は、ここから始まったのである。
以来、先生の香港訪問は、実に20度を数える。
84年12月、「中英共同声明」が発表され、イギリス領だった香港は、97年7月1日をもって、中国に返還されることが決まった。
社会には不安が渦巻き、海外への移民ブームも起きた。
その中で先生は、返還前後の91年から98年まで、8年連続で香港へ。返還直前の97年2月には、「SGI総会」や100カ国の友による第16回「世界青年平和文化祭」が香港で開催された。
永遠の指針となる長編詩「『栄光の都市』香港の旭日」を贈ったのも、この時である。
その一節には、こうある。
「さあ 出発だ!
帆を上げよう
新しき航海には
不安もあろう
しかし
恐れるものなど何もない
人も変わる
社会も変わる
時代も変わる
すべては変化の連続だ」
返還から20年——。
あらゆる波浪を乗り越えた"人間主義の宝島"には、新たなる地涌の人材群が陸続と躍り出ている。