2017年12月1日金曜日

2017.12.01 わが友に贈る

多忙で慌ただしい時季。
賢明な時間革命で
一日一日を価値的に!
朝の真剣な祈りが
智恵と創造力を生む。

白米一俵御書 P1596
『凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり』

☆女性に贈ることば 十二月一日
幼い命に注がれた母の愛は、一生を支えるエネルギーです。
愚直な母でいい。時には失敗し、時にはおっちょこちょいで、時に感情が爆発することもある。しかし、つねに一生懸命に生きることです。
心の奥の奥に刻み込まれた、親の愛と生き方が、マグマのごとく、子どものエネルギー源となって、一生を支えていくのです。

☆今日のことば365 十二月一日
ともどもに 来春は
最高の正月を迎えよう
そのために
この一ヶ月を
悔いなき
充実の日としよう

☆大白蓮華巻頭言 2017年12月号 「陰徳陽報」の栄光を晴ればれと
恩師・戸田城聖先生は、広宣流布に奮闘した友を、会合の折々に御本尊の御前に招き、讃えられた。
そして、「私は何も差し上げられないが、日蓮大聖人がすごい御褒美をくださるでしょうから、なんの心配もいたしません」と微笑まれるのが、常であった。幾たびとなく、胸を熱くした光景である。
激動のこの一年も、わが宝友は勇敢に、戦い切ってくれた。春夏秋冬の連続の中を皆で「立正安国」を願い労苦をいとわず、力を合わせて走り抜いた。
できることならば、日本中、世界中の尊き創価家族の一人一人に最敬礼して賛嘆したい。そうした思いで、妻と題目を送りゆく日々である。御聖訓には、「陰徳あれば陽報あり」(1178ページ)
「かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり」(1527ページ)と仰せになられている。
我らの誓願の行動は、全てが妙法と一体であり、御本仏とご一緒である。日天・月天をはじめ、十方世界、即ち全宇宙の仏天がご照覧である。この一点を確信すれば、目先の毀誉褒貶など小さなことだ。
創価の世界は、無数の同志の信心に貫かれている。 それは、毎朝、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の使命の力走から始まる崇高な「陰徳」のリレーといってもよい。その無量の「陽報」ゆえに、学会家族は大功徳の実証を示しているのだ。

陰徳の
 労苦をいとわぬ
  わが宝友に
 幸の陽報
  いやまし光れ

率先して動き、陰の苦労に徹する生命は、自ずから神々しい輝きを放つ。皆の努力も明鏡のように映し出して、労い、感謝し、励ますことができる。
この真の大誠実の人材群を澎湃と社会へ送り出していくのが、創価班・牙城会・白蓮グループをはじめとする青年部の薫陶である。学会活動という仏道修行の真髄で磨き上げた境涯に勝るものはない。
大聖人は、一人の女性の志を讃えて仰せである。
「法華経を信じまいらせし大善は我が身仏になるのみならず父母仏になり給う、上七代・下七代・上無量生下無量生の父母等存外に仏となり給う、乃至子息・夫妻・所従檀那・無量の衆生・三悪道をはなるるのみならず皆初住・妙覚の仏となりぬ」(1430ページ)
広布に尽くす「大善」は、自身と家族はもとより、縁を結ぶ眷属も、さらには地域や国土の未来までも、幸福と平和へ照らしていける力があるのだ。
1975年1月、SGIの出発に当たり、私たちは誓い合った。「自分自身が花を咲かせようという気持ちではなくして、全世界に妙法という平和の種を蒔いて、尊い一生を終わろう」と。
創価の師弟が、この究極の「陰徳」の心で蒔き続けてきた「平和の種」は、地球社会にいよいよ壮大な人華の花園を、幾重にも咲かせ広げている。
大聖人は、「此は物のはしなり大果報は又来るベしとおぼしめせ」(1178ページ)と約束くださつている。
新たな一年も、陰徳陽報の栄光を晴ればれと!