2017年10月13日金曜日

2017.10.13 わが友に贈る

「一日なりとも名を
あげん事こそ大切なれ」
見栄や格好はいらない。
広宣流布に生き抜く
誉れの自分史を残そう!

四条金吾殿御返事 P1192
『いかに日蓮いのり申すとも不信ならばぬれたるほくちに火をうちかくるがごとくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし』

☆女性に贈ることば 十月十三日
聡明な自分自身を築いていただきたい。社会にあって、「あの人は、さすがだ」と言われる人格をつくることです。皆と協調し、皆をリードし、皆から尊敬される人生を歩んでいってほしい。

☆今日のことば365 十月十三日
私が、どう苦しんでいようと、病んでいようと、国が破れようと、太陽はつねに輝いていた。私の心の底には、踏まれても、押されても希望の芽がすくすくと伸びていた。希望とは、一人の人間における太陽のようなものかもしれない。

☆御書と歩む 第86回 いかなる障魔も吹き飛ばせ
『種種の大難・出来すとも智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし』(開目抄、232ページ)

◇通解
(誘惑や脅しなど)種々の大難が出てきても、私の正しい法義が智者に破られることがない限り、決して受け入れることはない。それ以外の大難は、私にとっては風の前の塵のような、とるに足りないものである。

◇同志への指針
御本仏は命にも及ぶ大難・佐渡流罪の中で、民衆の生命を「宝塔」と輝かせ、留難の地も寂光土へ転じられた。
この大境涯に連なり、勝利島部など地域本部をはじめ、わが同志は、試練を勝ち越え、信頼を広げてきた。
我らには、何ものにも破られざる正義の大哲理がある。いかなる障魔も塵の如く吹き飛ばし、地域に社会に「平和の柱」を打ち立てるのだ。

☆壁を破れ! 私の決意 第12回 アメリカ レイナ・ケリーさん 2017年10月4日
◇不屈の祈りで使命の道開く
——発心したきっかけを教えてください。
わが家は、日本人の祖母が一家で最初に入会。私も幼い頃から、勤行・唱題に励んでいました。
その後、両親の仕事の関係で日本とアメリカを転々とし、高校卒業後、ハワイ大学に進学しましたが、入学早々、学ぶ意義が分からなくなり、1年次の前期で大学を中退。信心からも遠ざかり、レストランでアルバイトをしながら、友人と遊び回る日々を送っていました。
しかし、いつも帰宅すると、むなしさだけが残り、"このままでいいのか"という思いでいっぱいでした。
そんな中、日本に住む祖母を訪ねました。入会以来、真っすぐに信心を貫いてきた祖母は、私の話をじっくりと聞いてくれ、池田先生の指導を通して懸命に励ましてくれたのです。「お題目をあげよう」と。
私は久しぶりに御本尊の前に座り、唱題しました。不安が充満していた心が、少しずつ穏やかになり、前向きな気持ちに変わっていくことを実感しました。"もう一度、信心根本に頑張ろう"と奮起し、帰国後、座談会などに積極的に参加するようになりました。

——学会活動に励む中で、生活の変化はありましたか?
それまで職を転々としていましたが、何かで広布のお役に立ちたいと、以前から興味のあった服飾関係の短大に入学。大学で学ぶのは再挑戦でしたが、懸命に挑む中で、授業料の全額免除も受けられ、無事に卒業することができました。
その後は、婦人服を製造するハワイの企業で、CG(コンピューターグラフィックス)を用いて、デザイン等をサポートするテクニカルデザイナーに。祈ってきたことが全てかない、信心への確信を、いっそう深めることができました。

——パシフィック圏の副女子部長としても、活躍されていますね。
今、アメリカでは、広宣流布大誓堂完成5周年となる2018年の11月18日に向け、全米で青年5万人の結集を成し遂げようと、訪問激励、弘教拡大に全力で取り組んでいます。
また、青年部の教学運動「イケダ・ウィズダム・アカデミー」で、池田先生の『開目抄講義』を研さんし、苦難に負けない生き方、師匠を持つ人生の素晴らしさなどを学び合っています。
私もこれまで、アカデミーを通して池田先生の思想や行動を深く知り、師の心をわが心として、広布のために戦おうと仏法対話に挑戦。一昨年、いとこに弘教を実らせることができました。

——今後の決意を聞かせてください。
パシフィック圏は、池田先生が世界平和の旅路の中で最初に訪問してくださったハワイや、SGI結成の地・グアムなど、太平洋に輝く縁深き島々で構成されています。私たちには、美しい"平和の楽園"から、創価の人間主義の哲学を広げる大きな使命があると確信しています。
この使命の天地を広布の舞台とする誇りを胸に、大好きな華陽姉妹と心を合わせ、友情対話の大潮流を巻き起こしてまいります。

【プロフィル】1985年入会。婦人服のデザインをサポートするテクニカルデザイナーとして奮闘中。圏副女子部長。