事故が多発する夏。
水難や火災に注意!
車の長時間運転も
無理なく安全第一で。
強き祈りで油断を排せ!
曾谷入道殿許御書 P1033
『此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し、濁悪の衆生此の大士に遇つて仏種を殖うること例せば水精の月に向つて水を生じ孔雀の雷の声を聞いて懐妊するが如し』
◇人生の座標
冷たい現実に埋没したかのようなこの社会にあって、詩は万人の心の窓を関ける。その窓から、さわやかな生命の涼風が吹き込んでくる。人間を人間に立ち戻らせる。
☆こころに響く言葉
何らかの"力"を持つこと
勉強し、努力し、個人個人が、何らかの力を持つことが必要である。そして、
他人に頼るのではなく、自分自身で生きる事が大事である。
結局、自分という個人を無視しては幸福にはなれないのである。
☆広島で第2回世界青年平和音楽祭へのメッセージ
今、私の心も、懐かしい広島県立総合体育館、そのグリーンアリーナにあります。広島、岡山、山口、鳥取、島根の各県各地から、勇み集い合った皆さんと一緒です。
共に希望の歌声を響かせ、共に友情の舞を踊り、共に平和の音楽を奏でております。
この宝の青年たちのために、お忙しいところ、ご臨席を賜り、深く温かく見守ってくださっているご来賓の先生方に、心より御礼を申し上げます。
時間をやりくりし、真剣に練習と努力を重ねてきた出演者の皆さん、尊き留学生の皆さん、陰で一切を担い立ってくれている役員の皆さん方、誠にご苦労さま! 本当にありがとう!
そして、若人たちを真心から応援し、送り出してくださった創価家族の皆さんに、最大に感謝いたします。
日蓮大聖人は、『一日の命は大宇宙のすべての財宝を集めた以上の宝なり』(P986、趣意、「可延定業書」)と師子吼されました。
この命を何よりも大切にして、最高に輝き光らせていく「生命尊厳」の大哲学こそ、仏法であります。
わが恩師・戸田城聖先生は、第2次世界大戦中、軍部政府による2年間の投獄を耐え抜き、荒廃した戦後社会に、仏法を基調とした平和の民衆運動を起こしました。
そして「地球民族主義」というビジョン、さらに「原水爆禁止宣言」の遺訓を、私たちに示されたのです。
この「平和の旗」を、私は、ここ広島をはじめ中国方面のけなげな父母たちと共々に高らかに掲げて、信念の対話に走り抜いてきました。
広島で16歳の時に被爆し、後遺症に苦しみながら、平和のために行動してきた、ある婦人のご家族と、私は語り合ったことがあります。
「一つの原爆が、あまりにも多くの命を奪いました。私たちは、一人の人間が、どれだけ多くの人を幸福にできるかに挑戦しましょう」と。
平和とは、どんな残酷な暴力にも負けず、人間が人間として人間らしく、生きて生きて生き抜いていく挑戦です。
平和とは、どんな複雑な差異や対立も超え、心と心を通わせ、友情と信頼の世界を築き上げていく連帯です。
平和とは、どんな困難な試練にも立ち向かい、英知を結集して、人類が仲良く栄える地球の明日を開いていく創造です。
愛する皆さん方に、私が堅持してきた、この「平和の旗」を託します。
皆さんは今日、誇りも高く「僕らが創る未来は この勇気から始まる」と歌い上げました。
いかなる暗雲も、勇気の歌声で朗らかに吹き飛ばしながら、前へ前へ、断じて勝ち進んでいってください。皆さん一人一人の不屈の前進こそ、平和の前進だからです。
どうか、父母を大切に、地域を大切に、勉学・仕事を大切に、足元から、和楽と平和のスクラムを賢く創り広げ、大勝利の青春を晴ればれと飾ってくれたまえ!
偉大な「平和の旗手」たちに、健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ! と祈りつつ。