◇今週のことば
「信頼の絆」こそ
人生の宝なり。
懐かしい友とも
新しい友人とも
さわやかに仏縁を!
2015年07月27日
異体同心事 P1463
『日本国の人人は多人なれども体同異心なれば諸事成ぜん事かたし、日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて一定法華経ひろまりなんと覚へ候、悪は多けれども一善にかつ事なし』
◇人生の座標
世界の舞台では、にじみ出てくる教養、人格がなければ、ほかのことがどんなに優秀でも尊敬されません。
読書が人間を「人間」にするのです。単なる技術屋であってはならない。
どんな立場の指導者であれ、世界的な長編小説も読んでいないのでは、立派な指導者になれるわけがない。
☆こころに響く言葉
人間性豊かな憩いの場
青少年の非行化の原因を追究して、帰着する結論は、家庭のなかの冷たい人間関係であると言われる。
家庭は、人間性豊かな憩いの場でなくてはならないし、また、それがそのまま人間教育の最高の場である
☆勝利の人間学 第78回 わが生命を磨く向上の夏
◇信心即生活のリズムで
まず祈りから出発だ。そして祈った通りに行動する。これが「信心即生活」である。日蓮大聖人は、『此の妙法蓮華経を信仰し奉る一行に功徳として来らざる事なく善根として動かざる事なし』(P500、「聖愚問答抄」)と仰せになられた。
妙法という大宇宙の根本の大法則に合致した一日一日が、どれほど大きな功徳と善根を積み広げていけるか、計り知れない。
朝晩の勤行・唱題は、究極の健康と勝利のリズムだ。暑い夏だからこそ、白馬が大草原を駆けゆくような清々しい題目で、生命力満々と、きょうも価値創造の行動を!
◇心を結ぶ友好の深化を
友との良き連帯は、何ものにも勝る宝だ。
夏は、懐かしい旧友との再会や、新しい友人との出会いの機会も多い。青年らしく伸び伸びと交流し、友好を広げゆくことだ。
法華経の修行の真髄は、不軽菩薩の「人を敬う」振る舞いにあることを忘れまい。
誠実に、闊達に、聡明に友情を育むことが、そのまま大事な仏縁を結ぶことになる。
直接会えずとも、連携を取る。声を掛ける。「お元気ですか?」——その心のつながりが、人は嬉しいものだ。相手に即して、家族のこと、仕事のこと、近況などを気づかいながら語らえば、心と心はよリ深く通い合う。
仏法とは、最極の人間学の実践である。
◇眼前の課題に勇んで挑戦
人間革命の舞台は、どこにあるのか?
「今ここ」である。目の前の課題に勇んで挑戦するなかに、常に青年の成長はある。
わが恩師・戸田先生は教えてくださった。
「鉄は熱いうちに打て! 人間も若いうちに自らを鍛えねばならない」
尊い使命ある君たちだ。希望の未来へ、心も体も頭も、磨き鍛え上げていただきたい。
人知れずに努力を重ね、忍耐強く、苦労し抜いた人が、青春の勝利者である。
この夏、力強くダイナミックな行動力で、一回り大きく成長していってくれ給え。
◎川崎さんが柳澤さんに本流、おめでとうございます(^^♪