新聞休刊日
上野殿御返事 P1563
『父母の恩のおもき事は大海のごとし現世をやしなひ後生をたすけざれば一?のごとし』
◇人生の座標
文化とか芸術というものは、人間が人間として最高の人生を飾り、エンジョイしていくために必要なことであり、動物にはないことです。これは、地上に楽園をつくろうという「善」の心を引き出す作業です。「人間として」理想的な生き方なのです。芸術こそが人間を人間らしくするのです。
☆こころに響く言葉
決めつけず、ひろやかな展望を
「決めつけ」ぐせというくせがある。「決めつけ」とは何か。横の一方から見て、それで事足れりとして、
上から、下から、正面から、相手の立場から、と多角的、相対的に見るところまで、手続きを進めない。
木を見て森を見ないたぐいであって、展望が悪い。それでは物事を間違って見てしまう。
大きく展望せずして、瞬間判断のみであれば、流行や俗論に振り回されかねない。結局、
人まね競争に堕して、人格の主体性など望むべくもないであろう。
いわば人間活動の全領域を一つの体系として構成的にとらえ、賢く展望していくことが大事である。
☆学生部結成記念大会 名誉会長がメッセージと和歌贈る
今こそ広布の新潮流を! きょう6月30日は「学生部結成記念日」。「全国学生部大会」が27日、八王子市の東京牧口記念会館で開かれ、47都道府県から男子の精鋭が一堂に会した。女子学生部は28日、信濃町の創価女子会館で首都圏大会を開催。池田名誉会長は、それぞれの大会にメッセージと和歌(別掲)を贈り、世界広布の未来の一切を担いゆく俊英に心から期待を寄せた。また、男子学生部では「全国学生部大会」に続き、「教学研修会」「交流座談会」も行われた。
(中略)
(男子学生部の)大会では佐野副青年部長が池田名誉会長のメッセージを紹介。
その中で、名誉会長は「今、学生部が、全国で、学会精神の真髄たる『行学の二道』を厳然と受け継いで、世界第一の生命尊厳の仏法を学び、広宣流布の先駆を切ってくれている。皆、立派に成長してくれて、これほどうれしい、これほど頼もしいことはありません」との真情を述べた。
次いで、青春とは、「英知を磨き、実力を鍛え上げる戦い」「悩みと格闘し、人格を深める戦い」「友情と信頼を広げゆく戦い」、そして、「正義の言論で社会を変え、歴史を創りゆく戦い」であると強調。その一切の青春の戦いに、断固、勝利するための仏法であると力説した。
最後に、絶対に悔いのない青春勝利の仏法を探究し、自分も友も、共々に実践していくスクラムを思う存分、拡大していこうと呼び掛けた。
◆男子学生部へ
新時代
英知と勇気で
開きゆけ
師弟の大道
先駆を走りて
首都圏の女子学生部大会には「勇気躍進月間」を行学の挑戦で飾った友がはつらつと。
池田名誉会長夫妻は祝福のメッセージで、「女子学生部こそ、未来を照らす平和の太陽であり、福智冴える月光のリーダーです。そして、世界を清らかな心で包みゆく蓮華の幸福博士の連帯であります」「ゆえに、今、どんなにつらく苦しいことがあっても、必ず勝利の糧に変わります」と強調。「本門の女子学生部が華陽姉妹の先頭に立って、世界広布新時代の『希望の門』『人材の門』『勝利の門』をさらに大きく開いていってください」と念願した。
◆女子学生部へ
妙法の
福智輝く
スクラムよ
誓いの青春
微笑み勝ちゆけ