2015年7月26日日曜日

2015.07.24 わが友に贈る

断じて諦めない!
不屈の一念と行動が
栄光への扉を開く。
諸天を揺り動かす
強き祈りから出発を!

持妙法華問答抄 P467
『寂光の都ならずは何くも皆苦なるべし本覚の栖を離れて何事か楽みなるべき、願くは「現世安穏後生善処」の妙法を持つのみこそ只今生の名聞後世の弄引なるべけれ須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき』

◇人生の座標
古典を熟読吟味することが、どれほど自分の精神世界を豊かに、分厚いものにしてくれるか−−優れた精神的遺産を"宝の持ち腐れ"にしておいては、もったいない限りであります。
何十年、何百年という時間の淘汰作用を経て生き延びてきた古典や名作には、必ず"何か"が含まれているはずです。

☆こころに響く言葉
虚飾の生き方

世の中には世間体を考えすぎ、自らを虚栄で飾り立てている人がいかに多いことか。
傲慢な理想に生き、主張している人もいるが、結局、人は最も身近なところに不幸があったり、
悩んでいることが多いのではなかろうか。また、それを訴えることができない。
いや、訴えても解決してくれるところがない。それを知られることが、
人生の、家庭の敗北を意味すると考えてしまうからではなかろうか。
ありのままの人生が一番、強い。

☆随筆民衆凱歌の大行進 第24回� 青年の心 燃える七月
わが女子部が清々しく「行学の翼」を広げ、「歓喜の華陽スクラム」を合言葉に新出発したことも、嬉しい限りだ。
今日、7月8日は、女子部の「白蓮グループの日」である。
八王子市の牧口記念庭園に立つ「白蓮之歌碑」には、グループ歌「星は光りて」の歌詞とともに、こう刻印している。
「君が歓喜の微笑みは 友に希望を与えゆく」
「君が正義の歌声は 友に勇気を呼び起こす」
さらに「人のため世界のために 祈り動く心美しき姿は 『蓮華の水に在るが如し』」とも。
その通りの気高き青春を、白蓮の乙女たちは歩んでくれている。
日蓮大聖人は『明かなる事・日月にすぎんや浄き事・蓮華にまさるべきや』(P1109、「四条金吾女房御書」)と教えられた。
現実の社会は、泥沼のように悩みや葛藤が絶えないものだ。だが、その中で、最も明るく、最も清らかな、華陽の生命を咲き開いていけるのが、仏法なのである。
フランスの女性作家スタール夫人は、「人生の逆境のさなかで、みずからの思想によって精神を強固にすること」こそが「真の勇気」であると綴った。
私たちでいえば、この勇気を湧き立たせてくれるのが、信心である。志を同じくする友の温かな励ましも、尽きることのない勇気の源泉である。
「女子部は一人も残らず幸福に!」——これが恩師の心であり、私と妻の願いだ。どうか、皆で賢く励まし合って、仲良く、麗しき友情と団結の世界を築いていっていただきたい。

青年部の「創価体験談大会」もスタートした。
今月12日には、頼もしき男子部の友が、東京で全国幹部会を行う。
この日は、私が無実の罪で投獄された「大阪事件」の渦中、不当逮捕に抗議する「炎の東京大会」が、蔵前の国技館で開かれた歴史の日でもある。
席上、戸田先生は師子吼された。「会長になった時から、この体は捨てるつもりでいるんだから何も怖くない」と。
正義のため、我が身を惜しまず戦い抜く覚悟があれば、いかなる困難にも動じない。戦う勇気の炎はいやまして燃え上がる。これこそ、創価の革命児の永遠の闘魂だ。

「波浪ハ、障害ニ、遇フゴトニ ソノ頑固ノ度ヲ増ス」——私が、この言葉を日記に書き留めたのは、昭和25年(1950年)の7月9日。師匠をお護りして、一心不乱に戦う22歳の夏のことである。
今、同じ大道を、わが直系の若人が歩んでくれている。「因果倶時」の理法に照らし、その未来には、限りない栄光と勝利が約束されている。
創価の青年の前進こそが、世界の希望だ。ゆえに、頑固なまでに、強くまた強く、明るくまた明るく進みゆくのだ!

常勝の
 炎の心で
  朗らかに
 正義の青春
  友と勝ちゆけ