誓いし「この道」は
栄光の師弟の道。
信頼する大中部よ!
勇敢なる言論戦で
堅塁の底力を示せ!
富木殿御返事 P962
『但生涯本より思い切て候今に飜返ること無く其の上又遺恨無し諸の悪人は又善知識なり』
◇人生の座標
芸術の世界でも、スポーツでも、企業でも、トップに立つ人は、「努力!努力!努力!」である。努力はウソをつかない。苦しんで、努力して、真剣に戦い抜いた人が勝つ。これが人生の鉄則であり、道理である。
☆100文字の幸福抄
子どもとの信頼をコツコツと築き、
無限の可能性の大地を、
力強く、時に優しく耕していく。
その愛情こそが、何十年か先に、
必ず大きな花を咲かせていく。
時間を超えて偉大な力を発揮させていくのが、
教育であり、家庭の力である。
☆福光勤行会へのメッセージ
敬愛してやまない、わが東北家族の皆様方! 厳しい寒さの中のご参集、誠にご苦労さまでございます。
大震災より4年の今朝、私も皆様方と同じ心で、犠牲になられたご家族、ご友人をはじめ、全ての方々へ懇ろに追善回向させていただいております。
私たちの題目の音声は生死を超えて、一切を妙法の光で包んでいくことは、絶対に間違いありません。
この4年間、尊き皆様方が歯を食いしばって、風雪を越え、一日また一日、極楽百年にも勝る大功徳を積んでこられたことは、御本仏・日蓮大聖人が、全部、ご照覧であられます。
皆様一人一人の生命こそが、無量無辺の『心の財』で輝きわたる尊極の宝塔なのであります。
御義口伝に、『我らが生老病死に際して、南無妙法蓮華経と唱え奉ることは、そのまま常楽我浄の四つの徳の香りを吹き薫らせることになるのである』(P740、通解)と断言なされている通りであります。
復興は、いまだ道半ばであり、言うに言われぬご苦労の連続でありましょう。
しかし、私たちには信心があります。団結があります。
大聖人が仰せの通り、『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき』(P1143、「四条金吾殿御返事」)、題目を唱えに唱え、これからも一つ一つ、「負げでたまっか!」と、粘り強く乗り越えていってください。世界第一の強く、温かく、朗らかな東北家族の励まし合いで、我らの「みちのくの天地」に、世界第一の人材の城を築いていただきたいのであります。
そして、人類の未来に、「東北の我らを見給え!」「冬は必ず春となる」と、無限の希望の光を送りゆこうではありませんか!
どうか、皆様、お体を大切に!
風邪などひかれませんように!
最も苦労された皆様こそが、最も勝ち栄えゆく人生たれ! と強盛に祈りつつ——。