◇今週のことば
合言葉は「異体同心」
友を思いやる
リーダーの一念が
皆の力を倍加する。
最前線から勝利の波を!
2015年03月02日
開目抄 P203
『願兼於業と申してつくりたくなき罪なれども父母等の地獄に堕ちて大苦をうくるを見てかたのごとく其の業を造つて願つて地獄に堕ちて苦に同じ苦に代れるを悦びとするがごとし』
◇人生の座標
だれに対しても「同じ人間として」付きあえる人こそ、「優秀な人」であり、本当の教養がある人です。自分の人間性が豊かな分だけ、他人の中にも人間性を発見できる。人をいじめたり、いばったりする人間は、その分、自分の人間性を壊しているのです。
☆100文字の幸福抄
一番身近な「家計」こそ、
経済の一切の基点となる。
経済の本義は、
「経世済民」(世を経め民を済う)と言われる。
我が家の生活をどう安定させていくか。
しっかりした家計こそが、
いざという時に家族を守ってくれる。
☆大白蓮華巻頭言 2015年3月 「喜悦はかりなし」の信心の炎を!
モンゴルの大詩人であり、共に「友情の大草原」を広げてきた、ツェデブ博士は高らかに謳った。
「心に火を持つことほど、爽快にして健康なものはない/胸に炎を持つことほど、顔を輝かせるものはない」と。
この心の火が失われ、胸の炎が消えてしまえば、人の世は凍え、時代は闇に覆われてしまう。
日蓮仏法は、万人の胸奥に「仏性」という最極の生命の炎を灯しゆく太陽の法理である。
我ら創価家族は、正法の聖なる火を、あの町でも、この街でも、一人一人の心に点火してきた。
その人間主義の熱は民衆の心を励まし温め、その生命尊厳の光は地域・社会を明るく照らしている。
御義口伝には、『今日蓮等の類南無妙法蓮華経と唱え奉るは生死の闇を照し晴して涅槃の智火明了なり』『煩悩の薪を焼いて菩提の慧火現前するなり』(P710)と仰せである。
妙法の智慧こそが、生老病死という苦悩の闇を打ち破る大光であり、いかなる悩みも難題も前進の力へ転換しゆくエネルギーなのである。
ゆえに、自行化他の題目を唱え、この究極の智慧の炎を燃え上がらせるならば、自分自身の命が変わる。宿命も変えられる。どんな人も、どんな国土も、必ず必ず変えていけるのだ。
その希望のドラマを示していくのが、我らの「人間革命」の挑戦であり、「立正安国」の連帯である。
懐かしき北海道の草創のご夫妻は、大雪の猛威も、言うに言われぬ旧習の圧迫も、すべて撥ね返して、実証を示し、仏縁を広げ抜いてこられた。
「悪口のおかげで強くなれました。臆せば、何も変わらない。大確信の対話は必ず通じます。相手の変わる姿から、信心のすごさを学びました。地涌の菩薩の命を燃やし続けて、地域に磐石な楽土を築いていきたい」。そう語る笑顔皺が、あまりに神々しい。
こうした多宝の先輩たちの尊き学会精神の炎を、わが後継の青年部は、広宣流布の実践の中で、たくましく受け継いでくれている。創価の若人の大情熱こそが、同世代の冷めた友の心をも熱く揺さぶり、蘇らせていく陽光なりと、私は確信してやまない。
日蓮大聖人は、命に及ぶ佐渡流罪の大難の中で、悠然と『流人なれども喜悦はかりなし』(P1360、「諸法実相抄」)と言い放たれた。
この御本仏に直結して、命の奥底に灯した我らの誓いの火は、断じて消えない。試練の烈風が吹き荒ぶほどに、いよいよ燃え盛るのだ。
わが師・戸田城聖先生は叫ばれた。
「いろんな悩みや人の中に飛び込んで、もみくちゃになって戦ってこそ、自分が変わり、周囲も変えていける。その喜びをつかむための悩みでもあるんだよ。我らは勇敢に濁世を救おうではないか!」と。
さあ、共々に「喜悦はかりなし」と、信心の炎を燃やし、わが使命の国土を赫々と照らしゆこう!
たくましく
広布に生き抜く
一念に
勇気よ 歓喜よ
炎と輝け