悲しみは優しさに
悩みは知恵に変わる。
一番苦しんだ人が
一番幸せになる。
それが我らの仏法だ!
開目抄上 P200
『いはずば今生は事なくとも後生は必ず無間地獄に堕べし、いうならば三障四魔必ず競い起るべしとしりぬ、二辺の中にはいうべし』
◇人生の座標
巷間、組織と聞くと偏見をもって見る人が少なくない。しかし、人間は一人では生きられない。人と人は、互いに磨きあって成長する存在だ。そのために組織はある。人間共和の組織は必要であるし、可能でもある。
☆100文字の幸福抄
桜の花言葉には「心伸び」とある。
「さくら」という名前それ自体に
「咲く」というひたむきな意志が宿っている。
逆境にあろうとも、
希望の花、勝利の花を
咲かせてみせるという、
女性たちの毅然たる決意と響きあっている。
☆御書とともに� 第50回 不動の自分を築きゆけ
『法華経の行者として・かかる大難にあひ候は・くやしくおもひ候はず、いかほど生をうけ死にあひ候とも是ほどの果報の生死は候はじ』(四条金吾殿御返事、P1116)
◇通解
法華経の行者として、このような大難にあったことを、悔しいとは思わない。どれほど多く、この世に生を受け、死に出あったとしても、これほどの幸せな生死はないであろう。
◇同志への指針
日蓮大聖人は、いかなる迫害にも「喜悦はかりなし」の大境涯であられた。
仏法の眼で見れば、苦難には全部、意味がある。全てが永遠に崩れざる幸福境涯を築くための試練なのだ。
苦しみがないから幸福なのではない。何ものにも負けない自分を毅然と築く中に、真の幸福と安穏がある。戦う心に、三世を貫く大満足の果報が約束されるのだ。