2012年12月3日月曜日

2012.12.03 わが友に贈る

愛する大関西の
誓いの友よ!
新たな常勝の空へ
破竹の勢いで進め!
錦州城に凱歌あれ!

法蓮抄 P1041
『仏は二百五十戒を持ち三千の威儀をととのへ給いしかば諸の天人これを渇仰し四衆これを恭敬す』

◇今週のことば
波浪は障害にあうごとに
その頑固の度を増す。
不屈の祈りで
挑戦、また挑戦だ。
そこに勝利の旗が!
2012年12月03日

◇希望の明日へ
学会員は一生成仏のために仏道修行をしている。また、世界の人々の幸福のためにも、広宣流布を進めている。仏道修行にも、広布の戦いにも、数々の苦難はある。幸福という理想と、仏道修行という労苦の現実という"落差"に悩む人がいるかもしれない。しかし、仏道修行、広宣流布のための労苦は、幸福を築くための労苦である。それは、理想と現実の"落差"ではなく、幸福のための"直通"である。
平1・2・20

☆100文字の幸福抄
「美しい姿勢」は、さわやかで、
はつらつとした印象を与える。
まず、気持ちを一新する。
心がけしだいで立ち居振る舞いも美しくなる。
「健康になろう。そのために動こう」との一念で、
生き生きと行動することが
心身の健康を生む。

☆未来対話−−君と歩む勝利の道 第8回「秀才とは親孝行の人なり」
──仏法でも「声仏事を為す」と、声や言葉の重要性が強調されています。

名誉会長 先日、創価学園を訪問してくださったモンゴルの大詩人メンドオーヨ先生(モンゴル文化詩歌アカデミー総裁)も言われていました。
「言葉ほど力強いものはありません。言葉は使い方によって、『光の言葉』として人々を輝かすことができます」と。
真心を言葉にすることです。
「お母さん、いつもありがとうございます」
「お父さん、肩でももみましょうか」
「毎日、健康を祈っています」
「必ず立派になって、将来は海外旅行に連れて行きます」
たまには、これくらいのことを言ってあげようよ。「熱でもあるのか?」と心配されるかもしれないが(笑い)、心ではうれしいよ。
ともあれ、何か特別なことをするのが親孝行とは限らない。
毎朝、早く起きて、きちんと朝食を食べて学校に行く。勉強を頑張る。友達と仲良くする──そうした行動一つ一つが親孝行につながります。

──お父さんやお母さんがいなくて、人知れず、寂しい思いをしているメンバーも、少なくありません。

名誉会長 よく、分かります。でも、みんなは師子の子です。強く明るく朗らかに、胸を張って生きていくんです。
お母さん一人ならば、お父さんの分まで2倍、大事にしてあげていただきたい。お父さん一人ならば、お母さんの代わりになって支えてあげてください。
親を亡くした友もいるでしょう。しかし、あなたの胸の中で生きておられる。御本尊を拝すれば、御本尊の中におられます。題目で結ばれています。いつも成長を見守ってくれている。みんなの努力に必ず大拍手を送ってくれているのです。
日蓮大聖人は、母を亡くした門下に、仰せになられた。
「我が頭は父母の頭・我が足は父母の足・我が十指は父母の十指・我が□は父母の口なり」(同977ページ)
ゆえに、父母から授かった我が身を使って広宣流布に励む功徳は、そのまま、すべて父母の生命に伝わっていきます。
君の勝利の姿が、父母の勝利の姿なのです。

──「どうしても親を尊敬できない」と言うメンバーもいます。

名誉会長 今はそれでもいい。親がどうあれ、自分は自分です。一人の人間として、思う存分、伸びていこうよ。かけがえのない、わが青春なのだから。
自分だけでは抱えきれない、難しい問題があったら、信頼できる学会の先輩に相談してください。
そのうえで忘れてはならないのは、「生んでくれたこと自体に大恩がある」ということです。親も人間です。決して完璧ではない。
聡明な皆さんは、どうか、親の悩みや苦労も察してあげられる「大人」になってください。
戸田先生は「親をも愛せない者には、広宣流布はできない!」と、あえて厳しく言われました。
親子の縁は不思議であり、深い意味がある。みんな、偉大な使命を果たさんがために、自分の親を選んで生まれてきたんだ。
だからこそ、親を大切にすることは、生まれてきたこと、生きることへの感謝の表れです。親孝行しようという心は、自身の生命を大きく開くことになるのです。
ともあれ、皆さんには、共に悩み、共に祈ってくれる創価家族もついています。私も一緒です。
大きな明るい心で、楽しく賑やかに希望の新年を迎えようよ!