2012年7月25日水曜日

2012.07.25 わが友に贈る

きょうの課題は何か。
朝の祈りの中で
明確にすることだ。
一つ一つ粘り強く
誠実に成し遂げよ!

四条金吾殿御返事 P1118
『貴辺日蓮にしたがひて法華経の行者として諸人にかたり給ふ是れ豈流通にあらずや、法華経の信心をとをし給へ火をきるにやすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ』

◇希望の明日へ
大聖人は、『瞋恚(しんに)は善悪に通ずる者なり』(P584)と明快に仰せである。単に、怒ってはいけない、批判してはいけない、というのではない。瞋恚すなわち怒りは、善悪の両方に通じると教えられている。感情にまかせた私憤は、自身も他人も傷つけることが多い。しかし、正法を破り、民衆を苦しめ、信徒を蔑(さげす)む大悪への怒りは、"正義の怒り"であり"大善の怒り"である。それを今、創価学会は実践している。牧口先生、戸田先生の指導通りである。大聖人の一御聖訓の通りである。
平5・11・18

☆未来対話−−君と歩む勝利の道 第4回「夢は未来を開く"宝の鍵"」
−−未来部は、「鍛えの夏」「飛躍の夏」を迎えました。
「創価ファミリー月間」であり、家族の皆さんの応援もいただいて、みな、元気に頑張っています。

池田名誉会長 夏は、若い生命がクンダンと伸びゆく季節です。みんなの成長が本当に楽しみです。健康・無事故で、張り切って充実の夏を過ごせるよう、私も真剣に題目を送っています。
夏になると、鮮やかによみがえる光景があります。
恩師・戸田城聖先生に、故郷の北海道・厚田へ連れていっていただき、一緒に眺めた大海原です。
当時、私は26歳。厚田の海は、夕日に赤く染まり、雄大でした。
先生は力強く言われました。
「この海の向こうには、大陸が広がっている。世界は広い。そこには苦悩にあえぐ民衆がいる。
君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。この私に代わって」
地球上から「悲惨」の二字をなくし、人々が「生きる喜び」を味わいながら、幸福と平和を勝ち開いていく−−この「世界広宣流布」という師匠の夢を、私の夢として受け継いだ語らいです。
当時(1954年)、まだまだ小さな創価学会で、世界広布は「夢物語」でした。誰も想像できなかったでしょう。
しかし、私は心に深く誓ったのです。必ず実現してみせる、と。その誓いが私の人生となりました。

−−かつて関西創価学園生との語らいの折、「池田先生の夢は何ですか」という質問に、先生は「私の夢は、戸田先生の夢を実現することです」と答えてくださいました。あの時の感動は忘れません。

名誉会長 戸田先生は、偉大な夢に生き抜かれました。先生の夢には、希望が輝いていました。青年と壮大な夢を分かち合いながら、進むべき正しい道を厳然と示してくださったのです。
「新聞をつくろう。日本中の人に読ませよう」
「大学をつくろう。世界一の大学にしよう」
そう夢を語られたのは、先生の事業が一番苦しかった時です。
この戸田先生の夢を、私は全て実現してきました。ありがたいことに、師匠の大きな夢に向かってまい進する中で、私自身が皆さんの年代のころに描いていた夢も、叶えることができました。
「日本中に桜の木を植えたい」
「人々の心に残る小説を書きたい」等々です。
そして今、私には、新しい夢があります。それは、「未来部のみんなの夢が実現すること」です。
君たちの描く夢に、私の夢は受け継がれていきます。あなたたちの夢への一歩が、私の夢の一歩です。一緒に夢見て、一緒に実現したい。そのために、祈り、見守り、応援したい。それが私の心です。