2012年7月3日火曜日

2012.07.03 わが友に贈る

聖教拡大の先頭に立つ
「新聞長」に最敬礼!
全同志に心から感謝!
言葉の力、活字の力で
社会に希望の大哲学を!

経王殿御返事 P1124
『つるぎなんどもすすまざる人のためには用る事なし、法華経の剣は信心のけなげなる人こそ用る事なれ鬼にかなぼうたるべし』

◇希望の明日へ
行動なき人は、いかにうまく言葉で飾ろうとも、人間として信用されない。
平2・8・7

☆希望の大空へ 〜わが愛する王子王女に贈る〜第3回「歌を歌おう!」
わが創価学会が、なぜ、多くの難を受けても、これほど発展できたのか。
その大きな一つの力は、どんな時も、みんなで胸を張って、歌を歌ってきたことです。
私の恩師・戸田先生も歌がお好きでした。なかでも好きだったのが"大楠公"です。父子の誓いの歌です。

青葉茂れる桜井の
 里のわたりの夕まぐれ……(落合直文作詞)

先生に、「私たちが小学生の時に歌った歌です」と申し上げると、「そうか、そうか」と、ほほえまれていました。
「早く生い立ち(=早く成長して)」という一節を力をこめて歌うと、先生は深くうなずかれ、私たち弟子が、どんな気持ちで歌っているのか、すべてわかってくださいました。
歌を歌えば、心がまっすぐ伝わります。
言葉では、うまく伝えられないことでも、歌は心から心へと響いていきます。
歌は、心と心を固くつなぎ、いっしよに高めてくれる。強くしてくれるのです。
私自身、どんなに悪口を言われても、歌を歌って、気持ちをパッと明るくして、前へ進んできました。
まさに「Be Brave!」です。
歌で「負けない心」を燃やせるのです。

もしかしたら、みなさんの中に自分は"オンチ"″で、「歌う」のは苦手だと思っている人がいるかもしれません。
高い声や低い声が出なかったり、音程やリズムがとれなかったりして、なかなか思うように歌えない、歌詞もおぼえられないなど、いろんな理由があるでしょう。
「人の前で歌うのがはずかしい」という人もいると思います。
大丈夫。あせる必要はありません。最初から上手に歌える人はいません。私だって、人前で歌うのは、きんちようします。
でも、がんばつて歌うと、聴いた人は感動してくれます。がんばった心が、聴いた人の心にまつすぐに届くからです。
だから、まず大きな声で歌うことです。聴こえなければ、心に届かないからです。
大きな声を出そうと思えば、おなかから声を出すことになります。私たちは、ふだん呼吸をする時、胸の中にある肺を使っています。ところが、プロの歌手などが歌う時は、おもに、おなかの筋肉、つまり腹筋を使って呼吸をしています。これを「腹式呼吸」といいます。
これができるようになると、呼吸が安定して、のどのきんちようもほぐれ、声の響きがよくなります。そうすれば、歌うのが楽しくなります。「腹式呼吸」は、体にいいこともわかつています。大きな声で歌えば、心も体も健康になるのです。
そして、合唱する時は、周りの声と伴奏を、よく聴くことです。耳は心の窓です。だから、耳はいつも開いているのです。
心を一つに歌おう──その心が声となって、みんなの心を一つに結びます。
歌には、心が表れるのです。命が響くのです。だから、どんな歌が歌われているかで、その世の中がわかるし、その時代のようすが決まっていきます。