一人が立てば
「二人・三人・百人と」
地涌の同志は続く。
皆が広布を担う
創価の全権大使たれ!
祈祷抄 P1347
『されば法華経の行者の祈る祈は響の音に応ずるがごとし影の体にそえるがごとし、すめる水に月のうつるがごとし方諸の水をまねくがごとし磁石の鉄をすうがごと琥珀の塵をとるがごとし、あきらかなる鏡の物の色をうかぶるがごとし』
◇希望の明日へ
"苦しみ"は長く、"喜び"は短い。しかし、どちらもやがて消える。消えないのは、正義と自由のために戦った魂の歴史である。その歴史は、自分の生命に、そしてこの地球に厳然と刻まれていく。
平3・5・28
☆勝利の人間学第12回 君よ一人立て! 人材城の柱となれ!
・全ての戦いの先頭に
「学会は人材をもって城となすのだ」とは、恩師・戸田城聖先生の不滅の叫びである。
我らの城は、人材が学び鍛えて、育ち伸びゆく城である。人材が人材をつくり、平和と文化と教育の陣列を広げゆく城である。
そして、人材が打って出て、「立正安国」の使命の闘争を勝ち戦で飾リゆく城である。
それは、師匠と弟子が「同じ目的」に向かって、「同じ責任」をもち、「同じ心」で戦い勝って、栄えさせゆく城なのである。
創価班、牙城会、白蓮グループをはじめ、学会の人材育成グループは、広布の人材城の柱である。音楽隊や鼓笛隊などで訓練を受けた人も、皆、立派に成長し、活躍している。全員が私の直系である。
誇りも高く胸を張って、誠実に、真剣に、大胆に、戦いの先頭に立っていただきたい。
・自らを鍛え抜け
青年は一人立つ時、真に光る。他人任せでなく、自らが広布の責任を担って戦うのだ。学会は、その鍛錬の場だ。今は、うんと苦労してもらいたい。苦労した分、生命が鍛えられ、磨かれる。最後は必ず勝利する。
私も、全てを一手に引き受けて、悩み、考え、祈った。愚痴を言っている暇もなかった。広宣流布の組織の責任を担えることは、最も偉大な青春ではないか。永遠の歴史を残せる。
・徹して会員を大切に
戸田先生が「命よりも大事」と言われた学会の組織である。麗しい異体同心の組織に、清らかな信心の血脈は流れ通うのである。
ゆえに、どこまでも学会は「会員第一」で進む。それしかない。同志は互いに仏の如く尊敬し合い、励まし合っていくのだ。
徹して「一人」を大切にする。
断じて「一人」を勇者にする。
そこから、広布の「万波」を広げる−−ここに、学会の誉れ高き使命と栄光がある。
(2012.07.16 創価新報掲載)