友好拡大の夏到来。
余裕ある計画立て
絶対無事故の行動を!
「前前の用心で
断じて油断を排せ!
御義口伝巻下 P787
『自身の仏乗を悟つて自身の宮殿に入るなり所謂南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり』
◇希望の明日へ
悪に迫害されてこそ、正義である。悪人に刑を宣告された人こそ、真の勝者である。悪人は正義の人を陥れることはできる。だますこともできよう。しかし決して、その人を打ち負かすことはできない。汚すこともできない。迫害を受ければ受けるほど、その人は高貴に輝くからである。
平5・6・3
☆鼓笛隊結成記念日へのメッセージ
結成56周年を迎えた鼓笛隊。
メッセージの中で名誉会長は、世界各地に広がる鼓笛姉妹のスクラムを祝福し、「私と妻は、一人一人と固く心の握手を交わす思いで、すべてを見守っております」と述べた。
さらに、『自他共に智慧と慈悲があることを喜びという』(P761、趣意)等の御聖訓を拝し、「鼓笛隊の皆さん方の生命それ自体が、尊極の仏そのものであります。皆さん方こそ、最も深く、最も生き生きと、自他共に智慧と慈悲を広げゆく、大歓喜の太陽なのであります」と讃えた。
また、「悩み」こそ、信心を深め、真の幸福を築く機縁になるとの戸田第2代会長の言葉を紹介。「皆さん方の青春は、何があろうと『努力即希望』『勇気即勝利』そして『忍耐即功徳』の黄金の一歩また一歩です。さあ、全員が使命の舞台で、悔いのない一日一日を勝ち取りながら、美事な幸福勝利の舞を思う存分、飾っていってください」と念願した。
☆平成24年8月号大白蓮華巻頭言「健康長寿の生命を勝ちとれ!」
断固して
健康勝ちとれ
偉大なる
君の命は
使命の生命と
「人生にかける理想があり、それに向かって全魂を打ち込んで進む時、人間はいつまでも若いのです」と、ロシアの芸術の母ナターリヤ・サーツさんは微笑んでおられた。
このサーツさんも「なんと若々しく、大きなエネルギーに満ちているのでしょうか!」と感嘆していたのが、創価の女性のスクラムである。
若さは「心」で決まる。年を重ね、体が老いても、広宣流布に戦う心は、同志と共に躍動し、決して老けない。
御義口伝には、『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五宇なり』(P716)と仰せである。
仏法の極意は、遠くにあるのではない。父母から頂いた我が身こそが妙法蓮華経の尊極なる当体なのだ。
ゆえに、題目を唱え、法のため、友のため、立正安国のため、頭を使い、足を運び、声を出す我が色心に、仏の智慧が冴えわたり、仏の大功力が満々と座ってこないわけがない。
信心は最高にして無上の健康法である。ゆえに「張りのある勤行」を基本として、"絶対に健康になる"と一念を定め、一日一日、みずみずしい生命力で前進していくことだ。
人の何倍も忙しい使命の毎日だからこそ、聡明に無駄な時間を排して、上手に睡眠をとっていただきたい。無理を重ね疲れをためれば、病魔に付け入る隙を与えてしまうからだ。
『いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり』(P1596)である。
自分が自分の名医となり、看護師となって、油断なく体調を整え、教養ある食生活も心がけていきたい。
生老病死は人生の根本課題だ。誰人も、病気との闘いは避けられない。
大聖人は、闘病中の壮年門下を労われて、『長い病にかかったことで、日夜ひまなく求道の心を起こされました』(P1480、趣意)と仰せである。
信心が弱いから、病気になるのではない。信心を強めて、「人間革命」の転機とし、「一生成仏」の境涯を深めゆくために病気があるのだ。
恐れなく病魔に立ち向かう中で、わが生命がどれほど尊厳であるかに目覚めることができる。どこまでも妙法と共に生き抜かんとする心に、永遠の仏の生命を感得できるのだ。
幼い娘の病と闘う一家を励まされて、大聖人は『法華経の功力を思ひやり候へば不老不死・目前にあり』(P1125)と断言なされた。
どんな病や苦しみがあろうとも、わが家は題目の師子吼を轟かせて、断じて勝ち越えてみせる。この常楽我浄の生命の勝利を示し切って、悩める友を励まし導いていくのだ。
忘れ得ぬ長崎広布の母は、脳の大病を初信の功徳で見事に克服した。悪逆な坊主の迫害からも、島々まで奔走して同志を守り抜いてくれた。
八十七歳の今も「友を苦しめる三障四魔は絶対に許さない!」と強盛に祈り、「青年を育てることが私の健康法です」と平和の対話を広げる。友人からも「貴女の声を聞けば、元気になる」と喜ばれる日々である。
「『声仏事』だよ。勇んで声を発せば、自分の仏の力が増す。わが生命力を吹き込んで、相手の命を蘇らせてゆくのだ」と、恩師は叫ばれた。
病魔も退散する勇気凛々たる音声で、今日も生き生きと語り、闘おう!
わが友の
健康長寿を
祈るらむ
創価の城の
完勝誓いて