2011年12月30日金曜日

2011.12.30 わが友に贈る

新聞休刊日

椎地四郎殿御書 P1448
生死の大海を渡らんことは妙法蓮華経の船にあらずんばかなふべからず

◇希望の明日へ
五老僧は権力に迎合した。自身の身を守るために、強い者に迎合し、癒着するのは離反者のつねである。その根底は"臆病"であるからだ。現代にも信念なく、さまざまな権威や勢力と野合を繰り返し、広布を阻もうとする輩もいる。五老僧に通じる、同じ方程式の心理と行動といってよい。

☆我らの勝利の大道No.64 創価家族の誇り
大震災の被災地にあって"たとえ一切を失おうとも我らには希望がある!"と、皆を励ましてやまない多宝の友もおられる。
そうした尊き父上、母上たちを中心に、先日、気仙沼圏の同志が感動的な「希望家族大会」を開催した。
地元の中心会館が大津波の被害で使えなくなり、これが震災後初の、嬉しい"圏の集い"であった。
席上、宮城県音楽隊が力強い演奏を披露。大津波で祖父を亡くした少年部の友は祖母とリレー体験を発表した。その凛々しき決意に、皆が感涙したと伺った。
──祖父の形見となった腕時計は、その後もずっと時を刻み続けている……。
少年は悲しみの中でも、大好きなおじいさんが「止まってはいけない、進みつづけろ」と励ましてくれていると感じ取った。そして、「残された僕たちが力強く前へ進んで行く事が、一日、一日を精一杯やりきる事が、おじいさんへの供養にもなると思います」と。
広宣流布に生き抜いた多宝の父母の「負けない心」は、生死を超えて、未来のリーダーたちの命に脈々と受け継がれている。
気仙沼の希望家族の誇り高き笑顔の記念写真を御宝前にお供えし、私は妻と題目を送らせていただいた。

先日、「人材・躍進の年」の棹尾を飾り、「青年学会 拡大の年」の開幕を告げる大号砲が轟いた。
埼玉県で行われた「マーチングバンド・バトントワーリング全国大会」で「創価グランエスペランサ」(鼓笛隊)、「創価ルネサンスバンガード」(音楽隊)が共に堂々の日本一の栄冠に輝いたのだ。
まさに全同志の魂を鼓舞してくれた。本当に素晴らしかった。ありがとう!
躍動する若き生命から迸る響きこそが、胸を打つ。青年の威風堂々の舞ほど、人びとの心を変え、社会を動かすものはない。