本紙を支えて下さった
全読者、配達員はじめ
皆様に心から感謝!
希望の船出を共に!
曾谷入道殿許御書 P1039
『既に之を謗る者に大罰有り之を信ずる者何ぞ大福無からん』
◇希望の明日へ
もっとも恐ろしいのは、信心が"わかっているようでわかっていない"ことである。たとえ一時は、御本尊の功徳に歓喜し、確信をつかんだように思えても、時とともに惰性に流され、純粋な信心を失っていく。また、幹部として活躍しているようにみえても、いつのまにか慢心と邪心を起こし、清らかな信心の世界である学会を見下し、威張りちらすようになる。こうした姿こそ、まさに信心が"わかっているようで"、全然"わかっていない"者なのである。賢明な学会員は、こうした徒輩の本質を鋭く見破っていかなくてはならない。とともに、まず自らが、正しき信心を貫いていくために、どこまでも"求道"と"探究"の大道を歩み抜いていただきたい。
☆我らの勝利の大道No.64 創価家族の誇り
「魂の人間讃歌──ジャズと人生と仏法を語る」の鼎談を、私も、そして最高峰のジャズ音楽家のウェイン・ショーターさん、ハービー・ハンコックさんも、世界の青年たちと未来を語り合う思いで進めてきた。
連載の終了後に、七十八歳のショーターさんは、こう語ってくださった。
「この鼎談を通し、私の青年の魂が再び成長し始めました。それは『一人立つ精神』です。恐怖や逆境に立ち向かい、何があっても前へ進む『確信』です」
そして、この青年の魂をもって、英知を磨き、真の友情を育みながら、平和への永遠の冒険を突き進んでいきたいと言われるのだ。
私たち三人は、永遠の青年の魂を脈打たせながら、生命の勝利の讃歌を創り残しゆく心意気である。
法華経には「長寿にして衆生を度せん」(創価学会版法華経P505)とある。
風雪の中を戦い抜いてこられた多宝の友の姿そのものが、厳然たる広布の実証だ。幾多の苦難を毅然と勝ち越えてきた笑顔こそが、地涌の菩薩の証明である。
そうした多宝の友が、今日も真剣に送ってくださる励ましの題目に、地域の後輩たちが、どんなに守られていることか。
多宝の先輩方が、仕事に悩む青年を励ますアドバイスや、生活苦に直面する壮年や婦人に語る自らの体験談が、どれほど安心と勇気を広げてくれることか。
日蓮大聖人は、現実社会の荒波を受けて苦闘する、四条金吾に仰せである。
『賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・識・苦・楽なり』(P1151)
どんな毀誉褒駈の「風」にも揺るがぬ多宝の友の、透徹した信心こそ、学会の宝であり、柱である。
御聖訓には『周の文王は老たる者をやしなひていくさ(軍)に勝ち』(P1250)と仰せである。
広布の大先輩を、どこまでも尊敬し、大切にしたい。皆でそうした心を持つ組織が、守りに守られ、圧倒的に勝ち栄えていくことは絶対に間違いないのである。