御義口伝巻下 P753
『無作の三身をば一字を以て得たり所謂信の一字なり』
◇希望の明日へ
学会員の中にも、退転者のたくみな策動にだまされ、学会を去り、あるときは法華講、またあるときは檀徒へと、またあるときは謗法の僧のもとに、へつらい走った姿があった。そしてまた"学会にもどりたい"といった人々がいたのはご存じの通りである。こういうことでは結局、どこへ行ってもだれからも信用されなくなるであろう。
☆新時代第2回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 2006-12-7
皆さん、この1年間、本当にご苦労さま!
音楽隊の皆さんも、1年間、ありがとう!
はじめに、音楽隊の皆さんに、次の和歌を贈りたい。
音楽隊
広布に走る
一千万
同志の励まし
無量の演奏
仏勅の
広布の士気の
音律は
凛々しく賑やか
大行進かな
また、壮年部の友には、この2首を贈りたい。
健康と
長寿の生命
大切に
壮んな年に
誉れ多かれ
あな嬉し
君も健康
我もまた
無量に価値ある
人生飾れや
婦人部の皆さまには、次の和歌を贈りたい。
母の歌
母の曲あり
婦人部の
健気な菩薩を
皆が尊敬や
健気にも
仏意仏勅
胸に秘め
笑顔の太陽
婦人部尊き
最後に、青年部の諸君に3首を贈りたい。
晴れわたる
広宣流布の
幹部会
君も勝ちたり
我も勝ちたり
勝ちにけり
この一年も
来る年も
断固と勝ち抜け
創価の健児は
厳とした
勇気と正義の
信念の
青年部ありせば
未来は盤石
皆さん、本当にありがとう!
海外の女性の皆さん、遠いところ、本当にようこそ!
また、「青年僧侶改革同盟」の皆さまも、ありがとうこざいます。
「重ねて申し上げるが、この1年、本当にご苦労さまでした!
会長や最高幹部といっても、自分たちだけて広宣流布を進めることはできない。
会員の皆さんが真剣に戦ってくださったからこそ、世界広布は現実のものとなった。学会は世界一の団体になったのである。
リーダーは、このことを絶対に忘れてはいけない。
決して自分を「偉い」などと勘違いしてはならない。
懸命な一婦人部員。生活に苦闘する一社年部員──そういう方々が戦い、動いてくださったからこそ、学会はここまで発展したのである。
また、こうした庶民のなかにこそ、本当に強い信心の持ち主がいるのである。
ともあれ、この1年も学会はすべての戦いに勝利し、広宣流布の大きな前進を成し遂げることができた。皆さまに、最大の感謝と御礼を申し上げたい(大拍手)。
これからも、体を大事にしていただきたい。風邪をひかないように気をつけて、最高の新年を迎えていただきたい。
そして新年になったら、男性は奥さんに対して、「奥さま、おめでとうこざいます! 今年も一生懸命、働きますのて、安心してください」と言ってはどうだろう。
そう言える男性は偉い。
奥さんのほうは、ご主人に対して、「おめでとうございます! 本当に昨年は、お世話になりました。どうか、お体を大事にしてください。私も一生懸命、御祈念しています」と言ってあげる。
そうすれば、うまくいくはずである。
それを朝から「早く起きなさいよ! きょうは勤行さぽって、お題目三遍で終わり!?」などと言うから、ケンカになる。
まあ、人生は「劇」だから、いろんなことがあっていいかもしれないが。
ともあれ、来年も元気に進もう!
人の批判ばかりしたり、威張ってツンとしていても損をするだけだ。それは愚かであり、人間として敗北の姿である。明るく、朗らかで、元気な人にはかなわない。この人が「人生の王者」なのである。
私たちは、日蓮大聖人に直結して進む。その功徳は無臭無辺である。諸天の加護も厳然である。すべて御書に仰せの通りだ。
信心をやり切って、楽しい人生、愉快な人生、勝利の人生にならないわけがない。仏の境涯にならないわけがない。頑張ろう!