愚者は退く」
信心強く
烈風を跳ね返せ!
攻撃精神で勝て!
四条金吾殿御返事 P1193
『ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候』
◇希望の明日へ
自分が境涯を広げた分だけ、一人の人を大切にできる。人の可能性を開いてあげた分だけ、自分の生命力も強まっていく。この求道と救済、自己の深化と他者への慈愛のかかわりの往復作業のなかにわが"生命の宝塔"の拡大の作業、荘厳の作業がある。真の自己革新の生き方がある。また社会に、馥郁たる"高貴なる人間性の薫り"を送り、"人間の尊厳"を現実化しゆく軌道もある。
▽新あの日あの時 池田先生と千葉県
☆御書と師弟 動執生疑
大聖人に直結する創価学会も、日本と世界に「動執生疑」を呼び起こしてきました。
源流期の国家諫暁の殉難。
草創期の民衆救済の折伏。
躍進期の地域友好の拡大。
そして今、仏法を根幹とした人類貢献の平和・文化・教育の大潮流を広げています。
創価の理念も運動も人材も、旧来の精神土壌では考えられない前代未聞の壮挙である。
真剣な皆様方の対話と行動は、日々、地域・社会に「動執生疑」の波を起こしています。
法のため、人のため、社会のため、いかなる労苦も惜しまぬ皆様方の勇気と智慧と雄弁は、神々しいまでに、地涌の菩薩の大力用を放っているのです。
本抄には「大悪をこれば大善きたる、すでに大謗法・国にあり大正法必ずひろまるべし、各各なにをかなげかせ給うべき」(P1300)ともあります。
どんな大悪があろうと、何も嘆くことはない。深い闇も大善の旭日が昇りゆく大瑞相なのだ。これが仏法の大確信です。
時代は乱れに乱れている。不確かな風に不安を抱きながら、流されゆく人生があまりにも多い。誰もが、心の中では正しい哲学の指標を求め始めている。
だからこそ、確固たる信念を勇敢に誠実に語り抜く皆様方の声は、仏の声の響きとなって、人々の心を揺り動かさずにはおかないのであります。
たとえ相手が反発しているように見えても、根底では必ず仏性が薫発されているのです。