大きな声で語れ!
生まれ変わった様に
今までとは違う勢いで
生き生きと動け!
四条金吾殿御返事 P1192
『いかに日蓮いのり申すとも不信ならばぬれたる・ほくちに・火をうちかくるが・ごとくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし』
◇希望の明日へ
題目を朗々と唱えながら、法のため、友のため、また地域のため、社会のために積み重ねゆく行動は、すべて、わが生命の永遠の旅路を王者の大境涯で飾りゆく無限の"宝"となる。
☆随筆 人間世紀の光「永遠の同志・大関西」
「今日に至る迄 無窮の師恩を拝する者なり」
──今日に至るまで、無限の師匠の恩を慎んで受け、深く尊ぶものであると。
人間は、師恩に応えゆかんとする時、最も尊貴にして、最も強靭なる生命の光を発するのだ。
我らの大関西の強さも、ここにある。
率先垂範の果断と勇気、勝機を逃さず壁を破る突破力、そして逡巡せぬ魂が、逆境をはね返すのだ。
「今この時」に、死力を尽くして悔いなく戦い切ることだ。その名が、後世に「広宣流布の闘士の鑑」として輝いていくのである。
大聖人は『皆 我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり』(P383)と教えてくださった。
信心の上で苦労したことは全部、大福運に変わる。
「祈りとして叶わざるなしである。私は長として、御本尊に願い切っていこう、働き切っていこう、会員のために勝ち切っていこう、この決心だった」
いかなる戦いも「長の一念」で決まる。リーダーは、同志を勝たせゆく重大な責務を担っているのだ。
山上宗二が、茶の「名人」の条件の一つとして、三箇条をあげている。
それは「胸の覚悟」「作分《さくぶん》」「手柄」である。
「胸の覚悟」とは、心の持ち方、心掛けである。「一期一会」の精神も、その一つだ。すなわち一回一回の出会いが一生に一度限りであると、心を定めることだ。
「作分」とは創意工夫。「手柄」とは実績である。
これは、創価の対話の達人たちにも通じよう。
まず、誓願、決意という学会精神である。
次に、創造的な息吹で、智慧を湧かし、自ら戦いを起こすことだ。
そして、勝利の実証を厳然と残しゆくことである。