2022年9月18日日曜日

2022.09.18 わが友に贈る

猛烈な台風に厳重警戒!
最新の情報を確認し
災害への備えを万全に!
「百千万億倍
御用心あるべし」
(新1590・全1169)

種種御振舞御書 P925
『法華経を持つ者は必ず成仏し候、故に第六天の魔王と申す三界の主此の経を持つ人をば強に嫉み候なり、此の魔王疫病の神の目にも見えずして人に付き候やうに古酒に人の酔い候如く国主父母妻子に付きて法華経の行者を嫉むべしと見えて候』

【通解】
法華経を持つ者は必ず成仏するゆえに六天の魔王という三界の主が此の経を持つ人を強烈に嫉むのである。この魔王は、あたかも疫病の神が、だれの目にも見えずに人に取りつくように、古酒に人が酔い入ってしまうように、国主・父母・妻子に取りついて、法華経の行者を嫉むと経文に見える。

名字の言 日本選手のシーズン最多本塁打数に到達した村上宗隆選手 2022年9月18日
58年ぶりの快挙に列島が沸いた。プロ野球・ヤクルトの村上宗隆選手が、日本選手のシーズン最多本塁打数(55本)に到達した。次は記録更新、そして歴代最多の60本超えなるか。22歳の若武者の活躍に期待が膨らむ▼特別なことは何もしていないし、打てて不思議でも何でもない。自分なりに1年やってきたことを着実にやっているだけだと思う——そう語ったのは、1964年に55本を放った王貞治さん。自身の記録に村上選手が並んだ直後のコメントだ。自分がそうだったように、彼にも同様の感覚があるのではないか、と▼その上で、本塁打を量産するのは「我々の時代よりも難しい」とも。投球術や投手の起用法などが進化する中でこれだけ打てるのは、基本を大切にしながら自分なりに努力と挑戦を積み重ね、圧倒的な技術を身に付けたからだろう▼どんな技術であれ、時代とともに研究され、陳腐化する。ゆえに、それまでと同じことをしているだけでは成長も勝利もない。「変えてはならないもの」は変えず、「変えるべきもの」は変えていく。そこに成否や勝敗を決する鍵がある▼精神や伝統は堅持しながらも、知恵を湧かせ、新しい価値を創造していけば、強くなる。人も組織も同じである。

寸鉄 2022年9月18日
大善人になるには強くならねばならぬ—牧口先生 立正安国へ断固と前進!
祈りの姿勢は「子の母にはなれざるがごとく」と御書。強く深く具体的に(新1697・全1255)
自分を磨くことが人生で最も重要だ—文豪トルストイ。人間革命こそ幸福勝利の直道
100歳以上が初の9万人超に。豊かな経験、知恵は宝なり。充実の幸齢社会へ
今冬は7年ぶり節電要請の方針と。衣・食・住の工夫今から。聡明に省エネ

☆「青年不戦サミット」への池田先生のメッセージ
◇創価の青年は"地涌の光明" 人類の未来を照らしゆけ
我らの恩師・戸田先生の「原水爆禁止宣言」65周年に当たり、原点の天地・神奈川での「青年不戦サミット」、誠にご苦労さま!
全国の青年部の代表と共に、希望の宝たる未来部の皆さんも凜々しく参加してくれ、何より頼もしく感じられてなりません。
「核兵器なき世界」への我らの闘争は、一貫して師弟の共戦であります。不二なるがゆえに、行き詰まることはない。
当時、恩師の宣言を報じた聖教新聞の同じ日の紙面で、私は、核兵器は「全世界の共通の憂い」であるとの主張を発表しました。その後も、私は師の心を心として、折々の会合で、"核兵器の使用を断じて許してはならない"と訴え続けたのです。
その年の秋、戸田先生にお供して東海道本線に乗った折、道路建設の第一人者であった人物と知遇を得る機会がありました。語らいが弾む中、その方は先生の信念に感銘し、「あなたは絶対に崩れない心の道路を、全世界につくろうとしているんですな」と言われたのです。破顔一笑された恩師の姿がよみがえります。
まさに、世界の民衆の生存の権利を守り抜くために、何があろうとも「平和と人道の大道」を断固として開いていくのが、我ら創価の師弟の誉れ高き使命なのであります。
核兵器廃絶を求めてやまぬ市民社会の人々やNGO(非政府組織)との連帯を強める中で、「原水爆禁止宣言」の精神と響き合う「核兵器禁止条約」が昨年発効し、本年6月にはウィーンで第1回の締約国会議が開催されました。日本と各国のわが青年部の代表が出席し、核時代に終止符を打つためのグローバルな挑戦を力強く後押しする一翼を担ったことも、恩師はさぞお喜びでしょう。
法華経に「日月の光明の 能く諸の幽冥を除くが如く 斯の人は世間に行じて 能く衆生の闇を滅し」(妙法蓮華経並開結575ページ)とあるように、世界の混迷がいかに深まろうとも、創価の青年一人一人が"地涌の光明"となって時代変革の行動を続ける限り、晴らすことのできない闇など、決してないはずです。
「いまだこりず候」(新1435・全1056)という不屈の学会精神で「青年不戦」の声を強めながら、人類の未来を照らす若き世代の光のスクラムを敢然と広げゆくことを念願して、私のメッセージとします。