2022年9月3日土曜日

2022.09.03 わが友に贈る

本部幹部会を視聴し
威風堂々と出発しよう!
折伏精神を燃やして
創立記念の「11・18」へ
誓いの同志と共に前進!

佐渡御勘気抄 P891
『仏になる道は必ず身命をすつるほどの事ありてこそ仏にはなり候らめとをしはからる、既に経文のごとく悪口罵詈刀杖瓦礫数数見擯出と説かれてかかるめに値い候こそ法華経をよむにて候らめと、いよいよ信心もおこり後生もたのもしく候、死して候はば必ず各各をもたすけたてまつるべし』

【通解】
仏になる道は、かならず命を捨てるほどのことがあってこそ仏になるであろう、と思われる。すでに法華経の経文に「この経を弘める者は悪口され、ののしられ、刀で斬られ、杖で打たれ、瓦や小石を投げられ、たびたび所を追われる」と説かれている通りの難にあってきたことこそ法華経を身読したことになると、いよいよ信心も起こり、後生もたのもしく思われる。死んでいったとしても、かならず一人一人の弟子を助けてさしあげましょう。

【先生の指導から】
死身弘法の人。その人こそ、真実の法華経の行者である。

名字の言 3年前に入会した全盲の男子部員の挑戦 2022年9月3日
先日、参加した会合で、流麗なピアノ演奏に思わず聞き入った。「母」「トルコ行進曲」などを披露したのは全盲の男子部員。会場から盛大な拍手が送られた▼生来、目の見えない彼は5歳からピアノを始め、コンクールで入賞。特別支援学校を卒業し、パソコン修理などを手がける会社に就職したが、仕事とピアノの両立に思い悩むように。そんな時、友人から仏法の話を聞いた▼早速、点字と音声で勤行・唱題に挑戦。「題目を唱え、座談会に参加するうちに、気持ちが前向きになりました」と、3年前に23歳で入会した。働きながら夢に向かって進む決意を固め、1日2時間以上のピアノの練習に励んだ。昨年6月からコンサート活動にも挑戦中だ▼「心と技術を磨き、妙法のピアニストに!」。この信仰で、彼は障がいをハンディではなく、個性として輝かせていこうと思えるようになったという。今秋の教学部任用試験(仏法入門)に向けて、文字を読み上げるメガネ型端末を使い、研さんを重ねている▼池田先生は「何があっても負けない、強い、強い信心の一念があれば、一切の環境を変えていくことができる」と。環境や境遇を嘆くのではなく、自ら変革しゆく人生を——彼の姿に、決意を新たにした。

寸鉄 2022年9月3日
真の仏法を説き一人が一人を救っていく以外ない—恩師。希望の連帯拡大
「スポーツ部」発足の日。挑戦と努力貫く英雄!負けじ魂の姿が皆に触発を
後輩を自分以上の人材に—これ学会の伝統。共に広布の活動に動く事から
信仰と勇気があればどんな困難にも勝てる—文豪ゲーテ 生命を強くする仏道修行
自然災害の激甚化で列車運休等が倍増と。社会全体で防災意識強化が必須

☆特集 池田先生と沖縄 開所45周年 恩納村の沖縄研修道場
◇核ミサイル基地を平和の碑に転換
恩納村の沖縄研修道場は、今年2月で開所45周年を迎えた。敷地内に立つ幅100メートルの巨大な構造物の全体が「世界平和の碑」である。中距離核ミサイル「メースB」の発射台跡が、池田先生の提案で生まれ変わった。
碑の正面に、塞がれた六角形の発射口が八つ並ぶ。配置されたミサイルは、1発で広島型原爆の約70倍もの威力があった。射程は約2200キロ。北京、上海など中国の各都市をにらんでいた。地下には、司令室や機械室に続く、分厚いコンクリートの入り口や通路、階段等が残る。
1962年のキューバ危機の際、沖縄のメースB基地は、いつでも発射できるよう臨戦態勢にあったという。恩納村と同様のメースB基地は、現在のうるま市、読谷村、金武町にもあったが、それらは取り壊された。
今日、一般市民、小中高生ら、多くの人々が碑の見学に訪れる。見学者は、発射口跡の一つに設けられた平和展示や、当時のままの地下通路などを見ることができる。見学後、外に出て明るい陽光を浴び、穏やかな海を望むと、誰もが平和の尊さを感じるだろう。

ノーベル平和賞受賞者のジョセフ・ロートブラット博士ら、国内外の識者が研修道場を訪れ、「戦争の象徴」を「平和の象徴」へと転じた、池田先生の構想をたたえている。

・「世界平和の碑」を上空から望む。1983年に沖縄研修道場を初訪問した池田先生が"人類が戦争という愚かなことをした証しとして永遠に残そう"と提案し、平和を誓う碑として生まれ変わった
・沖縄研修道場の空に虹が懸かる。平和の天地に新たな民衆凱歌の歴史を!(6日)
・撤去される米軍の中距離核ミサイル「メースB」(1969年12月、恩納村で=時事)。沖縄研修道場は1977年、この発射基地があった場所に建設された
・「世界平和の碑」の地下への入り口。核ミサイル基地の司令室に続く入り口は、かつて分厚い二重扉で厳重に守られていたという
・「世界平和の碑」の地下。核ミサイル基地の司令室などへと続く入り口部分。「NO SMOKING」の表示が残る
・司令室や機械室のあったフロアから、発射口へと続く階段(非公開)
・「世界平和の碑」の地下。核ミサイルの発射起動装置があった司令室の跡。機器などは撤去されている
・「世界平和の碑」の内部。発射口跡の一つに設けられている平和展示。核ミサイル「メースB」の模型が設置されている
・「世界平和の碑」を側面から見る。発射口後方の構造物が斜めになっており、核ミサイルの設置角度が分かる