2022年6月23日木曜日

2022.06.23 わが友に贈る

確信ある青年の声から
新しい時代は創られる。
正義と真実を語ることに
遠慮などいらない。
自分らしく自信満々と!

教行証御書 P1282
『日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず』

【通解】
日蓮の弟子等は、臆病であってはならない。

【先生の指導から】
この大聖人の仰せのごとく、威風も堂々と戦うことだ。妙法という無上道に生きゆくわれらに、恐れるものは何もない。

名字の言 いつかはゴールに達するという歩き方ではだめだ——ゲーテ 2022年6月23日
「私にとって信心とは、人生を思い通りに進んでいけるエンジン。祈って動くと、全てが違うんです。農作業も順調に進むし、作物の品質も良くなる」。すくすくと育つスイカに目を細めながら、山形県の女性が語っていた▼35年前、農家の夫と結婚。最初は悪戦苦闘の連続だった。周囲が当たり前のように行う作業ができない。慣れない仕事に体と心が悲鳴を上げた。「あの頃はとにかく疲れすぎて自然と涙があふれました。今は私が(農作業は)一番上手ですよ!」▼納得のスイカができるまで10年かかった。スイカを食べた人が「おいしい」と笑顔になる時が一番うれしいと言う。「スイカを通して"笑顔のつながり"が広がることが最高の宝。大地の上で生命を育むことが農業の魅力です」▼真剣勝負の時を重ね、今の彼女の笑顔がある。文豪ゲーテの言葉を思い起こす。「いつかはゴールに達するというような歩き方ではだめだ。一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値をもたなくてはならない」(手塚富雄訳)。どんな道もそうであろう▼女性の心の支えとなった御書の一節がある。「その国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」(新1953・全1467)。信仰に徹する人は負けない。

寸鉄 2022年6月23日
沖縄「慰霊の日」。平和は尊し。我らは不戦の誓い胸に"立正安世界"の道を
兵庫が気迫の追い上げ。強気の語らいで金星を!民衆の底力で大勝旗必ず
神奈川が総立ちで猛反撃 勢いと執念で大逆転へ!日本中が大声援で後押し
一人の献身が全ての者に力と勇気を与えた—文豪ユゴー "私の前進"が突破口開く
公明、選挙区・比例で拡大急務。全議員が実績・政策語り壁を破れ!皆で支援

〈社説〉 2022・6・23 きょう、沖縄「慰霊の日」
◇今、語り継ぐ「命どぅ宝」の心
太平洋戦争末期の1945年、沖縄では国内最大の地上戦が起こった。「この世の地獄を全て集めた」といわれた凄惨な戦闘は、20万人余の尊い命を奪った。軍人、民間人を問わず、犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」には、戦後77年となる本年も、新たに55人の名が刻銘された。きょうは、沖縄戦等の戦没者を追悼する、沖縄「慰霊の日」である。
「こわいをしって、へいわがわかった」——本年、沖縄県平和祈念資料館が募集した「児童・生徒の平和メッセージ」で最優秀賞となった詩の題名である。書いたのは小学2年生の少女。きっかけは、家族で美術館に行った際に見た、沖縄戦の惨禍を描いた絵画だった。
「こわくてかなしい絵だった」と詩につづったように、戦争で命が失われたことに心を痛めた。そして"平和を考えて、大切にしたい"との心が芽生えたという。
戦争の残酷さを知ることで、平和が当たり前ではないことが分かる。体験者の高齢化が進み続ける中、忘れてはいけない教訓をどう継承していくか。それは、戦後を生きる私たちの使命である。
沖縄青年部はその自覚を胸に、「戦争証言集」の発刊や「沖縄戦の絵」の収集・展示など、あらゆる形で継承を進めてきた。
そして今月、新たな平和運動として「沖縄戦の紙芝居」の貸し出しが始まった。15歳で沖縄戦を経験した女性の証言を基に"体験者の思いを未来へつなげたい"と、青年部が制作したものだ。先日、那覇市内の小学校での平和を考える授業で紙芝居が朗読された。
絵をじっと見つめ、悲惨な戦争の記憶に耳を傾ける児童たち。読み終えた教師が感想を聞くと、いくつもの手が挙がった。「大切な命がなくなる戦争は絶対にやってはいけないと思った」「戦争をやったらみんなが悲しんでしまう。世界中が平和で仲良くしてほしい」。さらに児童たちは語った。「平和のために身近な人を大切にしたい」「けんかをした友だちとも仲良くしていきます」
「沖縄戦の紙芝居」や「沖縄戦の絵」は今年、県内23の学校やこども園、保育園で平和学習に活用されている。戦争の歴史を風化させず、平和を継承していくには、生命尊厳の心を育み続ける不断の努力を重ねる以外にない。沖縄の「命どぅ宝」の思想を、今こそ、語り継いでいきたい。

☆御書と未来へ 第23回 いよいよの大信力で勝利へ
〈御文〉
『法華経の行者をば諸天善神守護すべきよし、嘱累品にして誓状をたて給い、一切の守護神・諸天の中にも我らが眼に見えて守護し給うは日月天なり。いかでか信をとらざるべき。』〈四条金吾殿御返事(法華経兵法の事)、新1622・全1192〉

〈通解〉
法華経の行者に対しては、諸天善神が守護すると、法華経嘱累品第22で誓いを立てている。一切の守護神・諸天善神の中でも、我々の眼にはっきりとその姿が見えて守護しているのは、日天(太陽)と月天(月)である。どうして諸天善神の守護を信じないでいられようか。

〈池田先生が贈る指針〉
強敵との熾烈な戦いを四条金吾は勝ち越えた。なぜか。「前々の用心」、「けなげ」(勇気)、「法華経の信心つよき故に」と、御本仏は仰せである。
妙法を行ずる生命は大宇宙の諸天を動かし、縁する全ての衆生を味方にできる。
法華経に勝る兵法なし——この大確信で「いよいよ強盛に大信力をいだし」勝利の実証を!

☆質問BOX 会合で"皆が主役に"と聞きましたが、自信がありません
◇答え
創価学会の組織では全員が主役となります。広布を前進させるための"役割"としては、さまざまな役職がありますが、"あの人は主役で、この人は脇役"というような意味ではありません。
また、自分の人生においては、誰もが主役であるといえます。時には、"自分なんて"と思うこともあるかもしれません。しかし、今がどんなに厳しい状況や環境にあったとしても、信心根本に立ち向かっていくならば、誰もが"人生の勝利劇"を演じる、主役となることができるのです。
池田先生は「人生は劇である。波瀾万丈を越え、最後に勝つのが真の勝利者である。偉大なる妙法に生きぬき、苦労を喜びに変え、悩みを成長への糧にしながら、深き使命の人生を晴ればれと生きぬいていただきたい」とつづっています。
同志と共に、自分らしく"人間革命の劇"を演じていきましょう。