「声、仏事をなす」だ。
友の幸せと平和を願う
誠実な声の響きが
時代を動かす力となる。
さあ勇敢に朗らかに!
(新985・全708)
三世諸仏総勘文教相廃立 P563
『此の心の一法より国土世間も出来する事なり、一代聖教とは此の事を説きたるなり此れを八万四千の法蔵とは云うなり是れ皆悉く一人の身中の法門にて有るなり、然れば八万四千の法蔵は我身一人の日記文書なり』
【通解】
この心という一法から国土の違いも出てくるのである。一代聖教(釈尊が一生の間に説いた聖なる教え)とはこのことを説いたのであり、これを八万四千の法蔵というのである。これは皆ことごとく釈尊一人の身中の法門である。したがって八万四千の法蔵は我が身一人の日記の文書なのである。
名字の言 「再起への力」になったもの 2022年6月5日
兵庫で焼き鳥屋を営む婦人。昨年、病気で入院し、長期間、店を休んだ。心配した友の中には、婦人が高齢だったことから勘違いして、店の前に花束をささげる人も▼婦人は信心根本に治療に専念していた。「『今に見とれ!』との思いだけやった。この心を支えるのが唱題や」。長年、人を大切にしてきたからだろう。皆が守り、応援してくれ、「全てが善知識(=よい友人)になった」。婦人は病を乗り越え、店を再開。来年、開店60年を迎える▼福井の花卉農家30年の壮年。花が病気で全滅した時もあった。花を栽培するビニールハウスが雪の重みでつぶれた時もあった。しかし、どんな困難にも信心根本に立ち上がってきた。「何度失敗しても七転び八起きの人」とは、地域の友の評▼忘れない出来事があるという。台風でビニールハウス全12棟が倒壊し、完全に行き詰まった時のこと。兵庫の友人農家が一言、声を掛けてくれた。「頑張りよ」。農業の世界で同じ苦労をしてきた友の一言が心に届き、再起への力になった▼真の友が一人いれば喜びは倍となり、悲しみは半分になるという。「人間が友だちをもつのではない。その人間の幸福が友だちをもつのだ」(長塚隆二訳)——ナポレオンの至言である。
寸鉄 2022年6月5日
民衆救済の大責務は学会の肩に—戸田先生。宿命転換の仏法を勇み語ろう
福井の日。一人立つ勇者の団結は無敵!愛する郷土に希望の対話を爛漫と
良き時代は天から降らず自ら創り出すもの—文豪ドストエフスキー 我らの立正安国の道こそ
国連の「世界環境デー」。節電・節水等、身近な努力共に。持続可能な未来へ
18歳成人の最大の関心事は支払カードの作成と。使う時にも大人の自覚で
★記念月間 第6千葉総県
◇自身の新記録へ! 「勇気の対話」拡大月間(6日〜7月3日)
6月が巡り来るたびに、総県の友の胸は高鳴る。1982年6月9日、池田先生は松戸会館(現・松戸平和会館)を初訪問。2018年6月には、総県内の浦安平和会館を視察した。期間中、"日本の心臓部"の誇りも高く、対話拡大に駆ける。
☆四季の励まし 貴女こそ平和を育む「花の王」 2022年5月29日
◇池田先生の言葉
わが創価の女性たちは、
一日また一日、
生き生きと、
たゆみなく、
信念の対話を
積み重ねておられる。
ここにこそ、
「平和の世紀」を
建設しゆく、
人類の
最先端の行動がある。
創価の女性たちは、
いかなる試練にも負けず、
今いるその場所で、
皆に勇気と希望を贈る
「野の花」を、
凜として
咲かせ切っておられる。
この方々こそ、
永遠に常楽我浄の
「花の王」と
仰がれゆくことは
絶対に間違いない。
皆さまが進めておられる
広宣流布の対話には、
納得があり、共感がある。
慈悲があり、尊敬がある。
誠実があり、忍耐があり、
勇気がある。
正義があり、哲学があり、
信念がある。
そして、
共に幸福と勝利に
向かっていこうとする
希望があり、向上がある。
まさに、皆さま方こそ、
「対話の文明」を
生き生きと創出されゆく、
人類先駆の開拓者なのだ。
「平和」といっても、
遠くにあるのではない。
どんなに地道に見えても、
一人を大切に、
一人を励まし、
一人を強く
賢くしていくことである。
そこにのみ、
平和の世界が
確実につくられていく。
平和の花を
爛漫と咲かせる大地は、
自分の足元にある。
ゆえに日々の
現実世界のなかから、
「平和の文化」は芽生え、
育まれていくものだ。
その最も貴重な
教育者こそ
女性なのである。
【写真説明】優雅で気品に満ちた創価世界女性会館(東京・信濃町)。2018年(平成30年)6月、池田大作先生がカメラに収めた。
同会館は、2000年9月8日に開館した。翌9日、先生が初訪問し、名誉館長の香峯子夫人と共に館内を視察。「女性会館ができて、学会全体が明るくなったようだね。いよいよ『女性の世紀』です」と祝福した。ご夫妻の慈愛に包まれた宝城は「平和の文化」の発信拠点として輝き続ける。
創価の女性には、6月に大切な記念日がある。4日は「世界池田華陽会の日」、10日は「婦人部結成記念日」。創価の太陽・女性部の大行進がいよいよ勢いを増す。