寒暖差が大きい
季節の変わり目だ。
朝晩の勤行を根本に
賢く体調管理を!
健康第一で進もう!
新尼御前御返事 P904
『磯のほとりにて昔見しあまのりなり、色形あぢわひもかはらず、など我が父母かはらせ給いけんとかたちがへなるうらめしさなみだをさへがたし』
【通解】
片海・市川・小湊のほとりで、昔見たあまのりである。色や形や味も変わらないのに、どうして我が父母は変わられてしまったのであろうかと、方向違いのうらめしさに涙を押えることができない。
名字の言 世界中の子どもたちを撮り続けた写真家・田沼武能氏 2022年6月16日
日本を代表する写真家で、かつて本紙でも連載を持っていた田沼武能氏。今月、93歳で亡くなるまでカメラを握り続けた▼写真家としての転機は、独立して多くの注文写真の撮影をこなしていた頃。師匠・木村伊兵衛氏から"頼まれ仕事ばかりでは、何も自分の仕事は残らない"と指摘され、写真と向き合う姿勢を見つめ直した。テーマを持つ大切さを教えられ、選んだのは「世界中の子どもたち」を撮ることだった▼世界には飢餓や紛争などに苦しむ子どもたちがいる。"次世代の家族をつくる子どもたちに住みよい地球を手渡していけるか"。そこに真剣に取り組む時代が来ていると感じた氏は、120以上もの国や地域を訪れ、子らの"生きる尊厳"を写真で伝えてきた(『ぼくたち地球家族』講談社)▼「すべての人を尊重せよ。しかし子供の場合は普通の百倍も尊重し、その汚れを知らぬ魂の純粋さを損なわぬよう努めよ」(北御門二郎訳)とは、文豪トルストイの言葉。地球の財産である子どもを守ることは、人類を守ることにつながる▼今を、そして未来を生きる人々が暮らしたいと思えるような世界をつくる。ここに世界広宣流布の実像がある。そのために今日も祈り、語り、励ましを広げよう。
寸鉄 2022年6月16日
深き団結があれば恐れるものはない—戸田先生。異体同心の前進は無敵!
福岡が力闘。先駆の対話大拡大をわが地区から!大九州に民衆の勝ち鬨を
愛知に誓願の炎は赤々。勇気の言論で皆が広布の一番星に!乱戦突破必ず
総福島女性部の日。心を結ぶ希望の太陽。愛する郷土に友情の花を爛漫と
ネット中傷対策で侮辱罪が厳罰化。卑劣な"言葉の暴力"は社会悪。断固根絶
☆旭日の天地に希望の法城 新「千葉文化会館」の建設決定
◇2024年の完成へ 今夏着工
旭日の天地に希望の新法城! 総千葉の中心拠点となる新「千葉文化会館」が千葉市内に建設されることが決定した。今夏に着工し、2024年秋の完成を目指す。新会館は地上2階建て。大小の礼拝室をはじめ、会議室、事務室、応接室などを備える。
日蓮大聖人御聖誕の地・千葉を、池田大作先生は旭日の天地とたたえる。池田先生の入信75周年の本年は、千葉で初の支部が結成されて75年の節目である。友は今、師と共に広布の幾山河を越えてきた誉れの歴史を胸に、勢いよく対話拡大に奔走している。
来る7月は、千葉の同志が師弟の誓願に燃え立つ月だ。
1978年7月19日、池田先生の作詞による千葉の歌「旭日遙かに」が発表され、明年で45周年の佳節を迎える。
88年7月11日には、先生が千葉の友に贈った長編詩「天地に満つる幸の旭日」が本紙に掲載された。先生は長編詩で「旭日の信心」とは、明朗の人の頭上に輝く王者の冠、活力の異名、不退の一念であるとつづり、こう呼び掛けた。「同志よ/絶え間なき前進だ/たゆみなき精進だ/寄せ返す波が/やがて巌を削り取るように/いかなる困難の障壁も恐れまい/最後の勝利を信じて/勇気をもって立とう」
旭日の友は、学会創立100周年へ、新法城建設の槌音とともに、新たな勝利劇をつづりゆく!
☆四季の励まし 広宣流布の団結は無敵 2022年6月12日
◇池田先生の言葉
一人の力は
小さいかもしれない。
しかし、
力を合わせれば、
一人の力が
五にも十にも百にもなる。
足し算ではなく、
何倍、何十倍という
掛け算になる。
「異体同心」という
無敵の団結を
創り上げてゆく
肝要は何か。
それはまず、師匠の掲げる
広宣流布という大理想を
我が誓いとし、
師弟共戦の祈りと行動を
貫くことだ。
「信心で勝つ!」という
一点で皆が呼吸を合わせ、
心のギアをガッチリと
かみ合わせることだ。
人を頼む心、
依存の心があれば、
本当の力は出せない。
一人立つ人こそが
真の信仰者であり、
創価の後継者なのだ。
そして、その一人立つ人と
人との団結によってのみ、
広宣流布の大願の実現は
可能となるのだ。
異体同心の「心」とは、
「信心」である。
「広宣流布」という大願に
心を合わせていくことだ。
そこに、個々人の
「宿命転換」の願いも、
全部、包含される。
「一人くらいは」という
油断と慢心から、
破綻が始まる。
一人を大切にし、
「もう一歩」と
前進し続ける所は、
団結もより強固になり、
それまでの労苦と困難を、
すべて勝利と福徳に
変えていくことができる。
異体同心の団結こそが、
広宣流布の命脈である。
一家にあっては和楽を!
人と人の間には友情を!
地域には信頼と友好を!
人類社会の中には、
平和への民衆の連帯を!
心を合わせて
仲良く進むのだ。
団結のあるところに
勝利があり、幸福がある。
【写真説明】陽光に照らされ、アヤメの紫とツツジの紅が映える。1990年(平成2年)5月の三重研修道場で、池田大作先生がカメラに収めた。
色とりどりに咲きながら調和するさまは、一人一人が自身の人間革命に挑みながら、励まし進む創価の友の姿にも似て——。
我らには、「広宣流布」という大いなる目的がある。その目的へ、「一人立つ」勇者が「心一つ」になる時、どんな艱難も乗り越えられる。御書に「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶うことなし」(新2054・全1463)と。
師弟の月・7月へ、わが命を燃やし、使命の花を爛漫と!