2020年4月27日月曜日

2020.04.27 わが友に贈る

◇今週のことば
御本仏に直結の創価だ。
「南無妙法蓮華経は
師子吼の如し」
いかなる病にも負けぬ
題目の響きを凜々と!
2020年4月27日

日興遺誡置文 P1618
『時の貫首為りと雖も仏法に相違して己義を構えば之を用う可からざる事』

【通解】
時の法主であっても仏法に相違して勝手な主張を唱えるようなことがあれば、それを用いてはならない。

名字の言 107歳の美術家・篠田桃紅氏「誰とも比べない」 2020年4月27日
「日々、新しいものをつくっている実感がある」とは、107歳の美術家・篠田桃紅氏の言葉。氏の作品は、大英博物館やメトロポリタン美術館などにも収蔵されている▼「老いてわかることがまだある」と語る氏も、いわゆる"スランプ"に陥ったことがある。それでも「落ち込んだり、焦ってやけを起こしたりしない」という▼なぜなら"自分を優れているとは思っていないが、劣っているとも思わない"から。氏は語る。「誰とも比べない。標準以上とか標準以下とか、比較をしない。誰でも、同じ人はこの世に二人といない」(『一〇三歳、ひとりで生きる作法』幻冬舎文庫)▼人はどうあれ、自分は自分——簡潔な言葉に、芸術家の誇りがみなぎっている。周囲と比べ、一喜一憂してしまうのが人の常。だが、移ろい続ける周囲を"基準"にする限り、不安は消えないだろう。自分も他人も皆、かけがえのない存在——この事実を思い起こすことで、人は深く励まされ、安心と自信が生まれてくる▼変化の激しい時代であるほど、自分自身に生き抜く。池田先生は「自分が尊敬できる自分をつくっていくことだ」と。周囲と比べるのではなく、"これまでの自分"と比べる。自ら決めた目標へ、自分らしく、日々、新しい挑戦を始めたい。(誼)

寸鉄 2020年4月27日
どんな時代になろうとも学会は庶民の味方—戸田先生。励ましの声を強く
電子版で劇画『人間革命』の配信開始。読者に活力送る為。紙面充実も益々
歌声は人々を忽ち一つに—中国文豪。皆で歌作る青年部の参加企画は希望
読書は脳からのストレス信号を抑制する効果が—脳科学者。挑戦の好機と
3月の連休は外出自粛の緩み鮮明—データ。大型連休へ接触8割減を皆で

☆心に御書を 第36回 未来の勝利の因を今こそ
〈御文〉
『過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ』(開目抄、231ページ)

〈通解〉
過去の因を知りたいと思うなら、その現在の果を見なさい。未来の果を知りたいと思うなら、その現在の因を見なさい。

〈池田先生が贈る指針〉
わが未来部の友と一緒に拝したい。
家での勉強が続くなど大変な中、本当にご苦労さま! 今、我慢強く頑張ることが、皆さんの人生にとっても、社会にとっても勝利の因です。
賢い生活のリズムで、睡眠を十分に、健康第一で! ご家族に笑顔を忘れず、朗らかに前進を! 宝の一人一人に題目を送ります。

☆未来の宝と共に 少年部長 佐保創一郎さん
〈池田先生の言葉〉
(みんなのお父さん、お母さんや学会員は)自分がなやみで大変であっても、それでも人のために行動します。時には、真心が理解されず、悪口を言われることもあります。でも、あきらめません。みんなで幸せになるために、ますます題目をとなえ、ますます元気になって、また行動していきます。これが、創価の生き方なのです。
その後継者である少年少女部のみなさんも、いつまでも、「人のためにという心」「人を思いやる心」を持ち続けてください。
(『希望の虹』41ページ)

◇"わが家の信心"知る機会
少年少女部、未来部のみなさんは、お父さん、お母さんに池田先生との思い出や、"わが家の信心の歴史"を聞いたことはありますか?
私は小さい頃から、毎日、御本尊の前に座り、題目をあげる母の後ろ姿や、父が座談会で楽しそうに話している様子を見て、信心の大切さや先生の偉大さなどを子どもながらに感じていました。その中でも、わが家の信心の歴史を知り、決意を深めた、両親との忘れられないエピソードが二つあります。
一つ目は、東京の創価高校に合格し、地元の大分から上京する時のことです。車で空港へ向かう途中、母が「あなたは生まれる前に池田先生とお会いしていたのよ」と話し始めました。
1992年2、3月、先生は大分を訪問され、多くの人に励ましを送ってくださいました。その時の会合に参加した母のおなかの中には、数カ月後に出産予定の私がいたそうです。「あなたは貴重な機会に参加していたの。先生との原点を持った使命深い息子だと思って、大切に育ててきたのよ。今こうやって、先生のもとに送り出す時が来たんだね」と、母は感慨深く語ってくれました。この時、あらためて先生との不思議なつながりを実感し、それまで大事に育ててくれた両親に心から感謝しました。
二つ目は、私が地元・大分の友人を学会への入会に導いた大学生の時です。入会記念勤行会の日、友人を自宅に招き、お祝いをしていました。しばらくすると父は友人に、自ら入会し、新しい世界に飛び込む決意をした時のことを話してくれました。「この信心に間違いはないよ」と、確信を込めて語る父の姿に、そばで聞いていた私は感動。父が誇りをもって歩んできた信心の道を、自分も生涯貫こうと心に決めたのを覚えています。
現在、自宅で過ごす時間が増え、退屈さや不安感があるかもしれません。でも、ピンチはチャンスです。こんな時だからこそ、お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんから、普段なかなか聞けない"わが家の信心"を学び、心を磨く機会にしてみましょう。
池田先生は書籍『希望の虹』の中で「みなさんのお父さんやお母さんも、創価学会という『学ぶ会』で、みんなを幸福にし、世界を平和にしていく生命の大哲学を学び、実践しています。世界一偉い人だと、私は誇りに思っています。みなさんは、その後継者です」と、私たち少年少女部、未来部に大きな期待を寄せてくださっています。
親孝行をしながら、朝晩の勤行・唱題に挑戦し、創価の後継者として朗らかに前進していきましょう!