困った時には
一人で抱え込まず
周囲に助けを求めよう。
「つよきすけを
かひぬれば・たうれず」
上野殿御返事 P1579
『千金の金をもてる者もうえてしぬ、一飯をつとにつつめる者にこれをとれり』
【通解】
千金の金を持っている者も飢えて死ぬ。これは一食の飯を苞に包んだ者に劣る。
名字の言 本紙創刊号を飾った師弟共戦のドラマ 2020年4月25日
1951年(昭和26年)4月20日、本紙創刊号に神奈川・鶴見での弘教が大きく進む様子が報じられた。「聖火鶴見に炎上」との見出しは有名だ。その陰には若き池田先生の奮闘があった▼月刊誌「潮」5月号の連載「民衆こそ王者」が伝えている。病に臥せる壮年を、生活苦にあえぐ婦人を、先生は、家族のように励ました。バケツを手にした婦人と出会えば、「重たいでしょう」と気さくに運んでくれた▼前年の50年(同25年)、戸田先生の事業は最大の苦境にあった。その再建のための主戦場の一つが鶴見だった。若き池田先生は、ここに毎日のように通った。病む体で、冬にオーバーもない中で▼「冬は必ず春となる」(御書1253ページ)、「苦楽ともに思い合せて」(同1143ページ)。寸暇を縫って共に拝した一節一節が、友の希望となった。最も苦しい時、共に戦った鶴見の友が、創刊号を飾ったのである▼「戸田先生を守り、学会を守り、折伏、折伏で戦い抜いた」「こういう人に最大に報いてあげたい」と先生。仏法の師弟という最も美しい人間の絆によって、今日の学会は築かれてきた。この絆こそ力だ。明年の"聖火炎上"をわが希望として、師と共に、世界の同志と共に、忍耐強く励ましの輪を広げていきたい。(進)
寸鉄 2020年4月25日
試練の時こそ前進の炎を燃え上がらせよ—牧口先生。「5・3」へ決意新た
江戸川「師弟勝利の日」。誉れの東京広布の心臓部日々、価値創造の勇者に
自宅でも「励まし」は送れる。電話・メール・手紙等で友人の心温める春風を
感染対策へ一層の努力を—専門家会議。接触の8割減へ今は「家にいよう」
帰宅時は必ず手洗い・嗽を。小まめな換気も励行。予防の基本を家族で徹底
☆四季の励まし あす本紙の創刊記念日 生命を鼓舞する言葉の力 2020年4月19日
【写真の説明】雨上がりの空に、鮮やかに輝く七彩の虹。1991年(平成3年)6月、池田大作先生がルクセンブルクで撮影した。
あす20日は、本紙の創刊記念日。今年で69周年を迎える。大文豪ビクトル・ユゴーは言った。「活字文化は社会の光であります」「活字文化がなかったならば、漆黒の闇が続きます」(稲垣直樹訳『ヴィクトル・ユゴー文学館 第9巻』潮出版社)
「君はユゴーとなって書きまくれ!」との戸田城聖先生の期待を胸に、池田先生は小説『人間革命』『新・人間革命』をはじめ、随筆や長編詩などを寄稿し、本紙を通して全国の同志に励ましを送り続けてきた。師の言論闘争に続き、我らも友の心に希望の虹を懸けていきたい。
◇池田先生の言葉
人間の魂から迸り出る
言葉には偉大な力がある。
我らの生命を
鼓舞する勇気があり、
希望がある。
正義の信念があり、
邪悪への憤怒がある。
人間は言葉なしに
生きられない。
「言葉の力」を
信ずることは
「人間性の力」を
信ずることである。
新聞の使命——それは、
邪悪や不正を鋭く糾弾し、
庶民を守り抜く
「民衆厳護」にこそある。
庶民の中で誕生し、
多くの庶民に支えられ、
庶民と共に発展してきた、
聖教新聞の誇りも
ここにある。
人生、人々の胸に、
何を配って、
一生を終えるのか。
配達員の方々は、
「希望」を配っておられる。
「勇気」を配っておられる。
「智慧」を配っておられる。
「文化」を配っておられる。
「平和」を配っておられる。
「希望」を
配達しておられる皆様の
人生のポストに、
「希望」が
届かないはずがない。
最も深い革命は、
思想の革命である。
いかなる人の
生命も尊極であり、
必ず幸福になる
権利があるという思想!
自分自身が変われば、
人生も、環境も、
世界も変えていけるという
「人間革命」の思想!
高らかに
新しき「思想の喇叭」を
吹き鳴らすのが、
わが聖教新聞の使命だ。
いかなる災害や危機にも、
断固と立ち向かう
希望の大城が創価であり、
その揺るぎなき言論の柱、
民衆厳護の言論王こそ、
聖教新聞である。
さあ今日も、聖教と共に、
「生命はかくも尊厳なり。
無窮なり」と、
人間革命の讃歌を、
民衆勝利の大叙事詩を、
綴りゆこうではないか!