2020年3月28日土曜日

2020.03.28 わが友に贈る

「学は光」「知は力」。
教学研鑽や読書に励み
思索の時間を作ろう。
今は力を蓄える時だ。
向学の志を絶やさずに!

報恩抄 P328
『日本乃至漢土月氏一閻浮提に人ごとに有智無智をきらはず一同に他事をすてて南無妙法蓮華経と唱うべし、此の事いまだひろまらず一閻浮提の内に仏滅後二千二百二十五年が間一人も唱えず日蓮一人南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経等と声もをしまず唱うるなり』

【通解】
日本から漢土(中国)、月氏(インド)、そして全世界において、仏法の智慧がある人と、そうでない人を分け隔てることなく、一人一人がみんな一緒に他の修行を捨てて、南無妙法蓮華経と唱えるべきである。
このことは、いまだ広まっていない。全世界の中で、釈尊の入滅後、二千二百二十五年の間、一人も唱えなかったのである。ただ日蓮一人が、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経と、声も惜しまず唱えているのである。

名字の言 にょき、にょき、にょき…ツクシの花言葉は? 2020年3月28日
近所の土手からツクシが顔を出した。婦人が1本2本と摘みながら、歌を口ずさんでいる。「ずーくぼんじょ ずくぼんじょ ずっきん かぶって でてこらさい……」▼話を聞けば佐賀の「わらべうた」だという。「ずくぼんじょ」は「ツクシ」を意味する方言で、"頭巾をかぶって出ておいで"と呼び掛けている。確かにそんな風貌だ。歌詞は「にょき にょき」と続く。「空に向かって伸びていくツクシの姿を見ると、私も頑張らなきゃと思いますね」と、婦人はほほ笑んだ▼ツクシは別名をツクヅクシといい、食用としても親しまれてきた春野菜の一つ。鎌倉時代、日蓮大聖人に届けた門下もいたようだ。御書には、「土筆給い候い畢んぬ」(1377ページ)等と、御礼から始まるお手紙もある▼その中で紹介されているのが、中国の有名な故事「竜門の滝」。「滝を登り切った鯉は竜になる」との伝説だ。滝を登ろうとする鯉には数々の困難が襲い掛かる。大聖人は、仏の境涯を開く難しさを「是を以て知りぬべし」(同ページ)と仰せになりつつ、信念をもって信仰を貫くよう門下を励まされている▼いかなる状況にあっても、自身の境涯の高みを目指して上へ、また上へ。信心とは無限の成長の道にほかならない。ツクシの花言葉は「向上心」である。(之)

寸鉄 2020年3月28日
災害に遭っても「心を壊る能わず」と御書。試練のこの時、大確信の祈りで
沖縄女性の日。幸福島を照らしゆく勇気の太陽。励ましの声掛けを今こそ
読み聞かせは子の想像力高めると。親子で良書に触れる好機に。絵本週間
コロナ対策、皆で三つの「密」を回避。�密閉空間�密集場所�密接場面。
免疫力強化が鍵。入浴で体を温め、適度な運動・睡眠、バランス良い食事を

☆四季の励まし 学び続ける人は「聡明な人」 2020年3月22日
【写真の説明】青々と葉を茂らせて伸びる木々。1983年(昭和58年)6月、ルーマニアの首都ブカレストの市内で、池田大作先生がカメラに収めた。
先生は同国に滞在中、名門ブカレスト大学で「文明の十字路に立って」と題し記念講演を。ロシア・モスクワ大学、フランス学士院など、これまで先生が行ってきた海外の大学・学術機関等での講演は32回に及ぶ。アメリカのコロンビア大学では「今の私の98%は、すべて、恩師より学んだものであります」と語った。
私たちもまた、池田先生の精神闘争に連なる思いで、「学びの道」を朗らかに歩みゆこう。

◇池田先生の言葉
学びゆく人は、強い。
学び続ける人は、
何ものも恐れない。
だれびとにも臆さない。
「学ぶ」というのは、
人間がもてる一つの力である。
ゆえに「学問は権利」だ。
義務ではない。
「学問は人生の光」である。
そして
「学問は、人生勝利の法則」だ。
 
精神の大地を耕して、
豊かな感情を培うには
どうすればいいか。
いろいろな方法があると思うが、
私はその重要な一つとして、
読書ということを提案したい。
多くの書を読み、
そこから思索を深めていく。
読書と思索は、
不可欠の精神の養分であり、
偉大な自己を確立するための
重要な柱である。
 
何があろうが、太陽は毎日昇る。
それと同じく、あせらず、休まず、
堂々と、「努力」し抜いてほしい。
努力また努力——そのなかに、
創造力が、人格が、忍耐力が、
挑戦が、生きゆく力がある。
 
信念に生き抜く人に、後悔はない。
いわんや、
偉大な仏法を持った皆さんには、
後悔なんて必要がない。
仏法は、常に「さあ今から!」
「これからだ!」と、
前へ前へ進んでいく
希望の哲学だからである。
 
聡明な人間とは、
生涯、学び続ける人である。
旺盛な向上心、
求道心をもった人である。
日々、妙法を学び、
実践する私たちは、
最高に聡明な人生を生きていける。
宇宙と生命を貫く法則を
知っているからだ。
「聡明」でいきましょう!