2020年3月20日金曜日

2020.03.20 わが友に贈る

継続は偉大な力だ。
小さな事からでいい。
日々の課題を定め
黙々と取り組む中に
不屈の境涯が築かれる。

寺泊御書 P953
『日蓮此の経文に当れり汝等何ぞ此の経文に入らざる』

【通解】
日蓮は、この(勧持品の)文の通り、悪口罵詈されている。汝らは、なぜ、この経文の通りになっていないのか。

名字の言 「万有引力の法則」を発見したニュートンの「創造的休暇」 2020年3月20日
 大科学者ニュートンが「万有引力の法則」の着想を得たのは24歳の頃。力学、微分積分学、光学における彼の重要な発見のほとんどは、この1665年からの約20カ月間に集中しているという▼この時期、英国ではペストが流行していた。大学を卒業したばかりのニュートンは母校で研究を続けていたが、ペストの影響で大学が閉鎖され、故郷への避難を余儀なくされた▼不遇の時にも思えるが、彼にとっては"願ってもない好機"になった。大学のさまざまな校務から解放され、自身の研究に心ゆくまで没頭することができたからだ。彼の偉業の大半が生まれたこの期間は「驚異の年」とも「創造的休暇」とも呼ばれる(『天才の時間』NTT出版)▼どんな環境の中でも新たな創造の機会は必ずある。時間は皆に等しく与えられている。そして本来、使い方は自分で決めるもの。"何にどう時間を使うか"という判断の積み重ねが、人生を形づくるともいえる▼ローマの哲人セネカは言った。「時間だけなのだよ、これぞ自分のものと言えるのは」「これこそ、どんなに感謝してもし足りないほど値打ちのある唯一つのもの」(中野孝次『セネカ 現代人への手紙』岩波書店)。自身の向上のために、自他共の幸福のために時を無駄にすまい。(踊)

寸鉄 2020年3月20日
大聖人の確信に触れれば信心の火が燃える—戸田先生。教学を深める好機
長崎の日。"平和の世紀"建設の主役は我らなり。青年を先頭に共々に成長
北陸婦人部の日。皆で綴る冬は必ず春の共戦譜!励ましの花束を友の心に
「わざはひも転じて幸と」御書。題目第一!広宣の闘士は一切を飛躍の糧と
肺炎に便乗した詐欺や不審電話相次ぐ。不安につけ込む魔物だ。賢く撃退

☆池田先生の指針とともに——わが家で創価の心を学ぼう! 2020年3月6日
春3月は、進級や進学などに備え、自身の可能性を見つめながら夢を描く大切な時期です。宝の未来部を応援するために、親子で創価の心を学び、明日への活力となる池田先生の指針などを紹介します。

◇池田先生の指針を一緒に読もう
◇勤行は毎日の生活のエネルギー(『青春対話1』普及版から)
勤行は、毎日の心の掃除であり、心の用意です。一日の出発のエンジンをかけることです。女の人が毎朝、お化粧するようなものだ。
人によって、大きなエンジンを持っている人と、小さなエンジンを持っている人がいる。エンジンの大きさによって、人生の一生の行動が変わってくる。大きな違いです。
勤行・唱題という行に励むことは、自分自身のエンジンを大きくしているのです。
真剣に勤行・唱題を続けたら、どれほどすばらしいか。全部、自分のためです。義務ではなく、自分の権利です。
少しずつでも、毎日することが大事です。毎日、ご飯を食べてエネルギーとなる。勉強も毎日、積み重ねることによって力となる。「毎日の生活が即人生」となる。だから「毎日の生活即向上」でなければならない。その推進力が勤行です。

◇読書は永遠に光り輝く宝物(『希望の大空へ わが愛する王子王女に贈る』から)
私は、小さいころから体が弱かったので、学校を休むこともありました。でも、心のなかは広々としていました。そばに本という友だちがいてくれたからです。
本さえあれば、どこにいても、いつの時代の、どの国へも自由に旅することができます。歴史上の偉人や、物語に出てくる大英雄たちとも話すことができます。その人たちになりきって、何十回も、何百回も、偉大な人生を生きることもできるのです。
みなさんも、読書に挑戦してください。
自分の夢をえがき、実現するために! お父さん、お母さんに親孝行するために!
そして、この世界から不幸と悲惨をなくすために! 
読書は、夢に続く階段です。
読書は、友情のかけ橋です。
読書は、永遠に光りかがやく宝物です。
みなさんの、きょうの読書が、自分のためになり、人のためになり、社会のためになり、世界を変えていくのです。

◇目標は夢をかなえる助走(「春夏秋冬ほがらかに」から)
将来、「こんな自分になりたい」「こんな活やくをしたい」などの夢があるでしょう。夢がかなうかどうか心配かもしれない。
でも思い切って勇気の挑戦を始めてみよう。それが、助走になるからです。
夢がまだはっきりしていなくても、まず、これならできるという目標を決めてみたら、どうだろうか。
「早寝早起きをする」でもいい。「苦手な科目をがんばる」「お母さんのお手伝いをする」などなど、具体的に決めてみることです。
そして決めたら助走の開始です。一日できれば、一日分、成長しています。
挑戦を積み重ねていけば、自分の夢が見つかって、大きくはばたける日が必ずやってきます。

◇わが家の実践 "忍者のように頑張りたい"
横浜市神奈川区 岡田麻友美さん(保育士)
15年前に入会した母から祖母、私、夫、妹とつながってきた、わが家の"信心の輪"。その後、父と一緒に入会した長男は、もうすぐ、小学2年生になります。
明るく元気な長男ですが、苦手なことが多く、入学前は学校生活に不安がありました。
でも、学会の庭で育った長男は、すぐにクラス全員の名前を覚えて、みんなと仲良く過ごしています。新たな発見や学びも増えてきました。
時々、失敗してしまうこともありますが、担任の先生は「学校は失敗しながら学んでいくところ」と、いつも優しく励ましてくださっています。その中で、長男の心も大きく成長しています。
新型コロナウイルスの影響で休校になり、"このまま大好きな友達や先生に会えなくなってしまうのではないか"と心配していた長男に、「一緒にお題目をあげよう」と提案しました。
忍者が好きな長男はうれしそうに「いいね! 修行したい!」と語ってくれました。
地区婦人部長からいただいた、1分で1マスずつ色が塗れる"題目手帳"を使って、親子で楽しく挑戦しています。
"大変な時こそチャンス"と決めて、子どもたちが笑顔でまた学校に戻れるよう、励ましていきます。