2020年3月19日木曜日

2020.03.19 わが友に贈る

育児・介護・看病に
奮闘する友にエールを!
一家の健康を守りゆく
尊き献身に心から感謝!
家庭こそ幸福の拠点だ。

佐渡御書 P960
『高山に登る者は必ず下り我人を軽しめば還て我身人に軽易せられん』

【通解】
高い山に登る者は必ず下るように、人を軽しめば、かえって人に軽しめられる。

名字の言 人とのつながりは大事。でも、つながりに縛られてしまう時ってない? 2020年3月19日
「皆さんの語りの中に『つながり』という言葉が何回も出てきました」。2月、宮城県気仙沼市で行われた「女性の復興カフェ」の中心者が教えてくれた▼復興カフェでは、阪神・淡路大震災と東日本大震災の被災者が自身の体験や課題、将来などを自由に語り合う。2011年から継続して開かれ、各自を丸ごと受け入れてくれる場として、共感を呼んでいるようだ▼人間は一人では生きていけないから、つながりは大事。「ただ、その『つながり』に縛られているようにも感じたのです」と冒頭の中心者。"このつながりしかない"という思い込みが、潜在的な不安となって人を息苦しくさせているのではないか、と。「でも、心を開いている限り、新しい『つながり』は、どこにでも生まれるのです」▼つながりは、自身の存在を実感できる人間関係である。だから心は軽くなり、生きる力になる。医師で作家の鎌田實さんは月刊誌「潮」4月号で震災9年を振り返り、ハード面の復興が進んだ今日、「人間と人間の関係の復興」が極めて重要と訴える。さらに被災地支援の力として、「地域に根差したネットワーク」を持つ創価学会に期待する▼家庭、地域、職場など、さまざまなつながりがある。一人一人が自分らしく輝く関係を築いていきたい。(側)

寸鉄 2020年3月19日
創価大学で学位記授与式青春の鍛えと学友は不朽の宝。さあ使命の大空へ
福岡・筑紫総県の日。和楽の創価家族は決して負けない!工夫して励ましを
「心は工なる画師の如く」御書。広布の勇者に尽きぬ希望あり。心は自在だ
笑顔も免疫力向上に効果と。今日も快活に前へ!楽観主義は周囲に波及す
18歳未満のSNS犯罪被害最多。被害者8割、閲覧制限なし。保護者が確認

☆☆「3・16」って何? 池田先生の指針とともに——わが家で創価の心を学ぼう!
あす16日は「広宣流布記念の日」。1958年(昭和33年)の3月16日、戸田城聖先生から池田先生を中心とする青年たちに、広布のバトンが託されてから62周年です。池田先生の指針とともに、親子で「3・16」の意義を学び、語り合ってみてはいかがでしょうか。

【池田先生の指針】
(3月16日は)戸田先生のもとに、私たち青年が集まって、先生の後を受けつぎ、世界の平和と民衆の幸福のために戦っていく、決意の式典をおこなった日です。
富士山のすそのに、全国から六千人の青年が、かけつけました。
式典が大成功するように、すべてをまかされたのが、当時、三十歳の私です。
戸田先生は、前の年に重い病気にかかられたこともあって、歩くことも困難な、お体でした。
それにもかかわらず、先生は、まだ寒いなか、朝早く、遠くから集まってくる青年たちのためにと、あたたかい「とん汁」まで用意してくださったのです。
弟子を思う師匠の心に、みなが胸を熱くしました。

式典は、私の司会でスタートしました。
戸田先生は、青年たちに「未来は君たちにまかせる。たのむぞ、広宣流布を!」と、叫ばれました。そして晴れ晴れと、「創価学会は、宗教界の王者である」と、力強く宣言されたのです。
日本一の王者の山である富士山が、すべてを見守ってくれていました。
私たちは、「戸田先生に続いて、富士山のように堂々と、王者の力を持つのだ! 広宣流布を進めて、世界の大指導者とも、広々と友情を結んでいくのだ!」と心から決意しました。
今、その通りの世界的な創価学会になっていることは、みなさんも、よく知っていることでしょう。

「3・16」の式典(三月十六日におこなわれたことから、こう呼ばれています)を通して、私は、戸田先生から、一番大事なものを受けつぎました。
それは、広宣流布という、最も偉大な平和の使命のバトンです。
陸上のリレーでは、先の走者と後の走者が二人いっしょに全力で走りながら、タイミングを合わせてバトンを手渡していきますね。
同じように、弟子は、ただ待っているのではありません。自分から決意して走りだして、師匠からのバトンを受け取っていくのです。
このバトンを、私は今、未来に向かって前進している、希望あふれる少年少女部のみなさんに渡します。
「3・16」は、みなさんと私の晴れやかな「旅立ちの式典」です。
私が、これまで命をかけて開いてきた、世界への「友情の大道」「平和の大道」は、すべて、みなさんのためにあります。
富士のように、堂々と前進しよう!
王者のように、今日も勝利しよう!
そのために、私も毎日、題目をあげて、みなさんにエールを送り続けていきます。
(『希望の大空へ わが愛する王子王女に贈る』)

【わが家の実践】
楽しく"時間割"を作成
東京都小平市 水島友美子さん(保育士)

私は、10歳の娘と一緒に生活しています。主人は今、単身赴任しており、東北の地で頑張っています。
今回、学校が休校になっただけでなく、習い事も休み。お出掛けもなかなかできない。あるのは宿題の山と時間だけになりました。当初は、自宅で勉強ができるのか、運動不足になるのではないか、と心配もありました。
私自身、昨年から、十数年ぶりに保育の現場に復帰し、週に2日、働いています。
娘の学校が休校になってからは、午前中のみの時短勤務を使っています。この時間帯だけは、娘が一人でお留守番をしています。
わが家では、一日一日を価値的に過ごすために、裏紙を使って、楽しく"時間割"を作成し始めました。
几帳面な娘は毎日、英語や皿洗い、読書など挑戦項目を決め、それが達成できた時間帯を「〇時〜〇時 英語」というように記しています。
私が仕事から戻ると、「できたよ!」と元気に報告してくれます。また、「ママは仕事、どうだったの?」と、私の話まで聞いてくれます。そして互いに「頑張ったね!」とたたえ合っています。
親子で過ごす時間が増え、私の考え方も変わりました。
これまでは、娘が学校に行っている間に買い物を済ませ、急いで夕飯の支度をするなど"効率"を重視していました。今は、掃除、洗濯、買い物、料理などを、娘と一緒に楽しみながら取り組んでいます。
いつも以上に時間はかかりますが、娘は張り切ってお手伝いをしてくれます。私にとっても新鮮な毎日です。
わが家の日課は、朝・晩の勤行、30分間の唱題です。
それに加えて、親子で聖教新聞をじっくり読む時間ができました。
娘は「創価家族の種まき絵本」の熱狂的ファンですが、最近は「声」の欄や「ワカモノ+」なども熟読するようになり、同志の皆さんの挑戦に、触発を受けています。
今後も、親子で工夫を凝らしながら、充実した日々を過ごしていきたいと思います。

娘が主役の家族部員会
京都市上京区 岩瀬雅美さん(主婦)

わが家は、会社員の夫、6歳の長女、2歳の次女の4人暮らしです。
先日、ファミリー部員会の開催を提案すると、夫も、長女も「やりたい!」と大賛成してくれました。
司会は、長女にお願いしました。すると、長女は、家族もびっくりするほど、張り切っていました。
"本番"に備え、私が用意した司会原稿を、何度も練習しているのです。
さらに「いわせファミリーぶいんかい」という"大書き"も作ってくれました。
これまで娘たちを連れて、座談会や会合に参加していましたが、今回は、長女なりに"私が主役!"と感じてくれたのだと思います。
当日は、勤行の後、SOKAチャンネルVODで配信中の番組「げんきのスイッチ」の第1話「どうして、せんせいっていうの?」を視聴し、私が紙芝居を披露しました。
続いて、一人一言コーナーでは、まず、地区部長の夫が「パパは毎日、なかなかお会いできない同志の皆さんの健康と無事故を祈っています。家族のために、仕事も一生懸命、頑張るから応援してください」と語りました。
すると、4月から小学生になる長女が、ぴんと正座し、「私も、小学校に行って、お友達をたくさんつくって、お勉強をたくさん頑張ります」と決意を述べました。
次女からは、私が「一緒に頑張ろうね」と語ると、「うん!」と元気な返事がありました。
最後は、学会歌「威風堂々の歌」と少年少女部歌「Be Brave! 獅子の心で」を大合唱し、楽しく踊る娘たちに、大拍手を送りました。
今、普段の生活では、なかなか気付けなかった娘たちの成長を実感する日々です。
また、親子で「一緒に」「楽しく」信心を学べる幸せをかみ締めています。
これからも、定期的に「いわせファミリーぶいんかい」を開催しながら、祖父母の代から受け継いできた"信心のバトン"をわが子につないでいきます。