2013年11月23日土曜日

2013.11.23 わが友に贈る

任用試験に挑む
尊き求道の皆様!
学んだことは全てが
人生勝利の土台となる。
悔いなき研鑽の歴史を!

諌暁八幡抄 P587
『此れを日蓮此に大に見ながらいつわりをろかにして申さずば倶に堕地獄の者となつて一分の科なき身が十方の大阿鼻獄を経めぐるべしいかでか身命をすててよばわらざるべき』

◇希望の明日へ
文化という大地を根本にした場合、政治であれ経済であれ、すべてすばらしい花が咲くであろう。政治や経済は大切であるが、それだけであれば、力の論理や利害の論理に縛られてしまい、肝心の人間が消え去ってしまう。これに対して文化は、どこまでも人間が焦点である。文化を基盤にするならば、すべてを人間の側に引き寄せ、美しく開花させていくことができる。本当の力が出る。−−これが、仏法の哲学である。
2・11・14

☆女性に贈ることば 十一月二十三日
"子どもの笑顔は万言に勝る"という。大人たちがどんなに言葉で平和を訴えるよりも、それ以上に、人びとの心を動かすのが、子どもたちの笑顔であり、純真な心である。

☆今日のことば 十一月二十三日
長い人生航路には、うららかな陽光をあびた、春のような時もある。きびしい寒さと、たたかわねばならぬ厳冬の夜のような時期もある。苦闘時代とは、いわば人生の、冬の夜なのかもしれない。

☆創価学園「英知の日」へのメッセージ
◇勝利の星ヘ! 不屈の勇気で!
私には、毎日欠かさない心弾む日課があります。それは大好きな創価学園の歌を聴くことです。私の生命から、君たち、あなたたち、学園生の歌声が離れることは、一日としてありません。
きょうの式典でも、皆さんが力強く、各校の校歌を歌い上げてくれました。
「英知をみがくは何のため」「世界を結べや 朗らかに」「はげみ学ぼう 大樹をめざし」「希望の道を どこまでも」
−−尊い一節一節にみなぎる学園生の前進の息吹こそが、私の何よりの喜びであり、かけがえのない宝であります。皆さんの元気いっぱいの歌声こそ、私の最大の希望であり、無限の活力なのであります。
晴れやかな「英知の日」、誠におめでとう! また、本当にありがとう!。
きょうは、誉れの英才の皆さんと、共々に秋の大空を仰ぎ、冴えわたる星座を見つめるような思いで、語らいを進めたいと思います。
皆さんは「アイソン彗星」について、知っていますか?
"今年の最高の天体ショー"として注目され、まもなく見ごろを迎えます。
今月末、最も太陽に近づく時は、三日月のような明るさになるともいわれています。関西校の皆さんが「アースカム」の取り組みを通じてつながっている「国際宇宙ステーション」からも、観測が行われる予定です。

◇心の宇宙に限界はない
私たちが地上から観測できるのは夜明け前です。遠くから学園に通っている皆さんが、いち早く起きている時間帯かもしれません。このアイソン彗星は、太陽系の一番遠いところから、数百万年かけてやってきたといわれています。
大宇宙は、瞬時として止まっておりません。たえまなく、星が生まれ、育ち、彗星が走り、動き、大星雲が輝き、湧き起こっているのです。まさに、大宇宙には、創造と成長のエネルギーが満ち溢れているのです。
その意味から、私は皆さんに申し上げたい。
「心の宇宙に限界はない。
わが『英知の翼』を、たくましく広げよう!
わが『勝利の星』へ、粘り強く挑戦しよう!。
そして、我らの『希望の太陽』を、光り輝かせよう!」と。
私が皆さん方の年代から愛読してきた、フランスの大文豪ユゴーは、苦しい迫害の真っ只中でも、正義の信念を勇敢に貫いて悠然と叫びました。
「私には翼がある、嵐を突き、/青空を過る翼が」
「私は彗星を引っぱってもみせよう、/その髪をつかまえて」
「宇宙の神秘に向かって開かれたあの扉のところまで、/私は入っていこう」(「ヴィクトル・ユゴー文学館第1巻」潮出版社)と。

◇小さなことから挑戦を開始せよ
英知の翼を持つ青春は、何も恐れない。どんな試練も、高く舞い上がる力に変えていける。
彗星にも負けない勢いで、前進できる。宇宙の大法則の真髄に迫り、どこまでも探究の旅を続けていくことができるのです。
先日、東京校には、南米ペルーの最高学府ペルー・ラス・アメリカス大学のウルタド総長と夫人であるフェルナンデス理事長が訪問されました。
この理事長も、苦労に負けないで英知の翼を広げてこられた女性です。
家計を支えるため、幼い頃から家を手伝って働きながら、学び抜いてこられました。
愛する兄を早くに亡くすという悲しみも乗り越え、友人たちへの思いやりを深めてきたのです。
この理事長と力をあわせて大学を創り、発展させてきた総長は語られました。
「人間は、本来、自分が思っている以上の力があり、成長もできる」
「不安に打ち勝とう! 自信がつくような小さなことから、挑戦を開始することだ。小さな勝利を重ねれば、やがて大きな勝利を収めることができる」と。
大切なのは、できることから挑戦することです。
小さな一歩でいい。わが「勝利の星」を目指して挑めば、そこから、新たな成長が始まります。自信が生まれます。
そして、その挑戦を、地球の自転と公転のように、今日もまた、明日もまた、不屈の勇気で、自分らしく、粘り強く断固として貫き通していけばよいのです。

◇不幸の闇を晴らす太陽たれ
このペルーの大教育者のご夫妻をはじめ、世界の心ある識者の方々が「学園生こそ人類の希望の太陽なり」と、絶大なる期待を寄せてくださっております。
そうです! 君たち、あなたたちこそ、世界の不幸の闇を晴らす太陽です。
太陽は雨が降ろうが、雲に覆われようが、嵐が来ようが、嘆かない。グチもいわない。何かあっても明るく朗らかに、平然と堂々と皆を照らしていきます。
この太陽を若さ生命に昇らせて、自分も友も幸福に光らせ、世界を平和に輝かせていくために、牧口先生と戸田先生は命を賭して創価教育の道を開いてくださいました。両先生の夢を断じて実現するために、私は学園を創立したのです。
わが学園生は、この誇り高き創価の精神を燃やし、今は学びに学び、鍛えに鍛えて、太陽の如く満々と価値創造のエネルギーを蓄えていってください。学園生の努力が全て、21世紀の希望の熱となり、勝利の力となるからです。
寒くなってきたので、風邪をひかないように!。
お父さんやお母さん、お世話になっている方々に、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
勉学第一、健康第一、友情第一、そして親孝行第一を、よろしく頼みます。