未来部を励ますことは
人類の希望の明日を
切り開くことだ!
地域一体の取り組みで
宝の人材を育もう!
三三蔵祈雨事 P1469
『此は日本国の智者愚者一人もしらぬ事なり、しらんとをもはば日蓮が生きてある時くはしくたづねならへ』
◇希望の明日へ
人間は、現実の"重荷"や"荒波"をさけることはできない。しかし、いかなる課題にも自信をもって堂々と、悠々と挑戦し前進していく−−その偉大なる活力を本人が発揮できるようにするのが教育の力だと実感する。
平2・5・20
☆女性に贈ることば 十一月三十日
友のために、社会のために、あえて悩みを背負っていく。どうしたら、あの人が立ち上がるか。どうしたら、この人を勇気付けられるか−−。こうした大きな悩みに、自分の小さな悩みは、全部、包まれ、昇華されていく。
☆今日のことば 十一月三十日
時代は、一日一日、前進する。前進に追いつき、否、前進の先駆をきれる、自分となりたいものだ。
☆大白蓮華巻頭言12月号 「わが友は『功徳善根』の長者なり」
地上に美しく咲き薫る花を愛でる人は多い。
地中で粘り強く支える根を褒める人は少ない。
けれども、ドイツの大文豪ゲーテは、人知れずに根を張りゆく草木の誇り高き「心」を謳い上げた。
「地面にふかく 根ざしているので
それで私の 花はきれいだ」と。
「花」の勝利とは、すなわち「根」の勝利である。
人生もまた同じであろう。厳しい苦難の冬に、じっとこらえて今に見よと鍛えた「忍耐の根」こそが、やがて春爛漫と「歓喜の花」を咲かせゆくのだ。
経済苦や仕事の困難、病気や家族の介護……現実の悩みを抱えながらも、妙法と共に生き抜いた一年は、無量の福徳の根を張ったことを誉れとされたい。
仏法では、善き行動を根に譬えて「善根」と呼び、そこから、善き果報が生ずると教える。
日蓮大聖人から、『根が深ければ葉は枯れない。あなたは信心の根が深いのでしょう』(P1479、趣旨)と讃えられた女性がいる。
病の夫に先立たれた悲しみを乗り越え、幼い娘を毅然と育て、熱原の法難にも断じて負けなかった。
大聖人は、この母の偉大な「善根」ありて、夫も成仏し、娘も幸福になり、将来、「さすが、あの親の娘よ!」と仰がれると約束くださっている。母の信心に、けなげな娘が続いていることも喜ばれた。
私には、たゆまずに、尊き善根を積みゆく創価の婦人部と女子部への御賞讃と拝されてならない。
わが人生
大善根を
共々に
積みゆく日々と
楽しく舞いゆけ
先の見えない時代、人の心は不安に揺れている。
だからこそ、善根をなせば必ず栄えることを言い切り、その生命の因果の法則を、明確な実証で示していく創価のスクラムが、どれほど大きな希望となるか。
「苦境の極みにあっても、断じて解決の時は来る。腹を据えて戦え! 仏法は、現在から未来を無限に創造しゆく力である」とは、恩師の励ましであった。
北海道の利尻島で、夫妻して、村八分にも怯まず、広宣流布のために走り続けてきた草創の友がいる。
聖教新聞の配達・拡大にも率先し、忘恩背信の悪侶の迫害からも、同志を厳然と守り抜いてくれた。
「誰が何と言おうと、創価は正しいと語る勇気で、固い岩盤にも、種を蒔き、根を張ってきました」と。
今、夫妻たちが広げてきた仏縁と信頼は、大きく島を包む。四人の娘さんは創価大学の通信教育部に学び、多くのお孫さん方も後継の道に立派に続く。
人生の勝負は、目先の華やかさでは決まらない。地道に誠実に正義を貫いた年輪は、時とともに自身と巻属を繁栄させゆく絶対勝利の善根となるのだ。
この一年も、日本中、世界中で、あの友も、この友も、陰の労苦を惜しまず、法のため、人のため、社会のため、信心の善根を積んでこられた。この宝の長者に、私は満腔の感謝を捧げ、題目を送っている。
さあ、「世界広布新時代 開幕の年」。一人一人の善根と善根を固く広く結び合い、この地球の大地に希望と幸福と平和の花を咲かせゆこうではないか!
2013年11月30日土曜日
2013年11月29日金曜日
2013.11.29 わが友に贈る
「道理証文よりも
現証にはすぎず」
家庭で
社会で
人間革命の勝利劇を!
その姿に信頼が広がる。
富木殿御返事 P978
『若し悩乱する者は頭七分に破れ供養すること有らん者は福十号に過ぐ』
◇希望の明日へ
大学の使命−−それは、権威の人を出すことではない。実力の人、知性の人、そして民衆に奉仕する信念の人を輩出することにある。次の時代を担う人間を育て、社会に、世界に送り出すことができるか否か。それは、時代の命運を決する"勝負"ともいえる。
平2・3・30
☆女性に贈ることば 十一月二十九日
大教育者ペスタロッチは、「家庭は、道徳上の学校である」と言った。
知識や技術を身につける所はたくさんあっても、人間としての正しい生き方を学ぶことができる場は少ない。家庭こそが、人間を磨く第一の学舎である。
☆今日のことば 十一月二十九日
長い人生の間には
必ず 落胆することもあろう
このような時でも
僕は 口笛を吹くことを忘れぬ
余裕ある人生でありたいと思うのだ
☆世界広布新時代第1回の各部代表者会議へのメッセージ
わが学会は、すごい発展だ。広宣流布の前進は順調である。
これからも、油断なく頼むよ!
『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527)
広宣流布への貢献は、誰が見ていなくとも諸天が見ている。同生天・同名天が必ず証言する。私は、わが愛弟子の健気な奮闘を絶対に忘れません。
ともあれ人生は、皆、厳しい宿命や試練の戦いがある。しかし殉教の先師・牧□先生は、過酷きわまる法難の獄中にあって、"災難といっても、大聖人の九牛の一毛(=ほんのわずか)です""大聖人の佐渡の御苦しみをしのぶと何でもありません"と言い切られました。これが、最も強く、最も崇高な学会精神の極意です。
我らは、いかなる悩みも苦労も、広宣流布の大誓願の上から悠然と見下ろしながら、いよいよ痛快に新時代へ勇猛精進しよう!
体を大事に。皆、健康第一であれ!
全て見守っています。
現証にはすぎず」
家庭で
社会で
人間革命の勝利劇を!
その姿に信頼が広がる。
富木殿御返事 P978
『若し悩乱する者は頭七分に破れ供養すること有らん者は福十号に過ぐ』
◇希望の明日へ
大学の使命−−それは、権威の人を出すことではない。実力の人、知性の人、そして民衆に奉仕する信念の人を輩出することにある。次の時代を担う人間を育て、社会に、世界に送り出すことができるか否か。それは、時代の命運を決する"勝負"ともいえる。
平2・3・30
☆女性に贈ることば 十一月二十九日
大教育者ペスタロッチは、「家庭は、道徳上の学校である」と言った。
知識や技術を身につける所はたくさんあっても、人間としての正しい生き方を学ぶことができる場は少ない。家庭こそが、人間を磨く第一の学舎である。
☆今日のことば 十一月二十九日
長い人生の間には
必ず 落胆することもあろう
このような時でも
僕は 口笛を吹くことを忘れぬ
余裕ある人生でありたいと思うのだ
☆世界広布新時代第1回の各部代表者会議へのメッセージ
わが学会は、すごい発展だ。広宣流布の前進は順調である。
これからも、油断なく頼むよ!
『かくれての信あれば・あらはれての徳あるなり』(P1527)
広宣流布への貢献は、誰が見ていなくとも諸天が見ている。同生天・同名天が必ず証言する。私は、わが愛弟子の健気な奮闘を絶対に忘れません。
ともあれ人生は、皆、厳しい宿命や試練の戦いがある。しかし殉教の先師・牧□先生は、過酷きわまる法難の獄中にあって、"災難といっても、大聖人の九牛の一毛(=ほんのわずか)です""大聖人の佐渡の御苦しみをしのぶと何でもありません"と言い切られました。これが、最も強く、最も崇高な学会精神の極意です。
我らは、いかなる悩みも苦労も、広宣流布の大誓願の上から悠然と見下ろしながら、いよいよ痛快に新時代へ勇猛精進しよう!
体を大事に。皆、健康第一であれ!
全て見守っています。
2013年11月28日木曜日
2013.11.28 わが友に贈る
励ましの要諦は
悩みをよく聴くことだ。
「分かってくれた!」
その安心が前進への
大きな力となる。
御義口伝巻上 P751
『火は物を焼くを以て行とし』
◇希望の明日へ
大学とは、理性の光に導かれて進む"人間精神の進歩・向上の砦"である。野蛮と戦う"文明の出城"である。そして、その城塞の基礎は「真理への愛」である。地上から無知と、無知による悲惨を一掃するための先兵−−。それが大学である。
平2・2・18
☆女性に贈ることば 十一月二十八日
浅い人間には、浅い恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。
☆今日のことば 十一月二十八日
忍耐の今日
希望の明日
そこに
栄光の未来が生まれる
☆世界広布新時代 第1回任用試験への伝言
尊い尊い求道の教学試験、本当にご苦労さまです。
皆さん方が、忙しいなか、また寒いなか、真剣に研鎖を重ねてこられたことは、日蓮大聖人が、全部、御照覧であられます。この功徳、この福運は、はかりしれません。
大聖人は、『行学の二道をはげみ候べし』(P1361)と仰せになられました。『行学の二道』すなわち世界第一の生命哲学を実践し、学びゆく皆さんは、絶対的幸福の大境涯を開き、必ず必ず最高の勝利と栄光の人生を築くことができます。
私も60年以上前、戸田先生のもとで第1回の任用試験を受験しました。
今回は、まさしく「世界広布新時代」の第1回の任用試験となります。挑戦した壮年部・婦人部の皆さん、そして青年部・高等部の皆さんこそ、全員が合否を超えて、誉れの「新時代・第1期生」です。どれほど宿縁の深い、どれほど使命の大きな人材であるか。今日を希望あふれる一歩として、全日本、全世界の同志の先頭に立ち、頭を上げて、胸を張り、前進していってください。
役員の方々も本当にお疲れさまです。どうか最後まで、絶対に無事故の運営を、万事よろしくお願いいたします。
真心こめて教えてくださった先輩方、またご家族にも、呉々もよろしくお伝えください。皆、本当にありがとう!
題目を送ります。風邪をひかないように!
悩みをよく聴くことだ。
「分かってくれた!」
その安心が前進への
大きな力となる。
御義口伝巻上 P751
『火は物を焼くを以て行とし』
◇希望の明日へ
大学とは、理性の光に導かれて進む"人間精神の進歩・向上の砦"である。野蛮と戦う"文明の出城"である。そして、その城塞の基礎は「真理への愛」である。地上から無知と、無知による悲惨を一掃するための先兵−−。それが大学である。
平2・2・18
☆女性に贈ることば 十一月二十八日
浅い人間には、浅い恋愛しかできない。本当の恋愛をするなら、本気で自分をつくるのです。
☆今日のことば 十一月二十八日
忍耐の今日
希望の明日
そこに
栄光の未来が生まれる
☆世界広布新時代 第1回任用試験への伝言
尊い尊い求道の教学試験、本当にご苦労さまです。
皆さん方が、忙しいなか、また寒いなか、真剣に研鎖を重ねてこられたことは、日蓮大聖人が、全部、御照覧であられます。この功徳、この福運は、はかりしれません。
大聖人は、『行学の二道をはげみ候べし』(P1361)と仰せになられました。『行学の二道』すなわち世界第一の生命哲学を実践し、学びゆく皆さんは、絶対的幸福の大境涯を開き、必ず必ず最高の勝利と栄光の人生を築くことができます。
私も60年以上前、戸田先生のもとで第1回の任用試験を受験しました。
今回は、まさしく「世界広布新時代」の第1回の任用試験となります。挑戦した壮年部・婦人部の皆さん、そして青年部・高等部の皆さんこそ、全員が合否を超えて、誉れの「新時代・第1期生」です。どれほど宿縁の深い、どれほど使命の大きな人材であるか。今日を希望あふれる一歩として、全日本、全世界の同志の先頭に立ち、頭を上げて、胸を張り、前進していってください。
役員の方々も本当にお疲れさまです。どうか最後まで、絶対に無事故の運営を、万事よろしくお願いいたします。
真心こめて教えてくださった先輩方、またご家族にも、呉々もよろしくお伝えください。皆、本当にありがとう!
題目を送ります。風邪をひかないように!
2013.11.27 わが友に贈る
最も偉大な勝利は
自分に勝つことだ。
わが目標を再確認し
生き生きと挑みゆけ!
価値ある一日一日を!
兄弟抄 P1081
『此の世界は第六天の魔王の所領なり一切衆生は無始已来彼の魔王の眷属なり』
◇希望の明日へ
弟子・後輩を自分よりも偉く立派にと、全魂で育てていく。これが真実の"教育の心"である。かりそめにも我尊しと、後輩を見おろしたり、利用したり、そうした高慢と無慈悲の心は教育者の道に反する。とともに、過去よりも現在、現在よりも未来に、より深き、より大いなる価値を創造していくのが、創価教育の精神である。
平1・11・5
☆女性に贈ることば 十一月二十七日
苦労し、頑張った分だけ、喜びも倍になる。それが人生の道理です。
最初は誰でも、なかなか思い通りにはいかないものです。しかし、あきらめずに挑戦を続け、壁を乗り越えていけば、それが自信へと変わっていく。思いもかけなかった自分の力に気づくことができる。
☆今日のことば 十一月二十七日
僕は 地上の楽園には
しばしば嘘がある故に
それのみを欲しない
胸中の楽園を構築しながら
今日も生きぬく
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.044 健康第一で無常の幸福道を
今、多くの新会員が誕生している。世界中で新しい広布の前進が始まった。青年部もリーダー率先で、弘教が目覚ましい。うれしい限りだ。
戸田先生は語られた。
「御本尊への強い願いは、必ず通ずる。それには、条件が三つある。一つ、題目。二つ、題目。三つ、題目である」
しっかり御本尊に祈つていけば、諸天善神が絶対に護らないわけがない。仏の生命力が、必ず湧いてくる。どんな場所であろうが、どんな状況であろうが、元気に進むのだ。
私も、世界を回って題目をあげ、平和を祈ってきた。地涌の菩薩が出現するよう祈ってきた。毅然たる祈りがあれば、必ず希望の朝は来る。
人生は長い。絶対に学会から離れてはいけない。いつまでも朗らかに! そして幸福の勝利者になっていくのだ。
生老病死を乗り越えるための仏法である。
御書には『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや』(P1124)と仰せである。
「少病少悩」といって、仏にも少しの病や悩みがある。しかし、常に生命は健康である。心はいつも楽しく、皆を包み、励まし、希望を贈っていくのだ。
健康は智慧である。
�張りのある勤行
�無理と無駄のない生活
�献身の行動
�教養のある食生活
を確認したい。
友のため、広布のため、喜びの対話を広げよう! 多忙な日々と思うが、どうか悠然と、体を大事にして、勇気の指揮を執っていただきたい。
自分に勝つことだ。
わが目標を再確認し
生き生きと挑みゆけ!
価値ある一日一日を!
兄弟抄 P1081
『此の世界は第六天の魔王の所領なり一切衆生は無始已来彼の魔王の眷属なり』
◇希望の明日へ
弟子・後輩を自分よりも偉く立派にと、全魂で育てていく。これが真実の"教育の心"である。かりそめにも我尊しと、後輩を見おろしたり、利用したり、そうした高慢と無慈悲の心は教育者の道に反する。とともに、過去よりも現在、現在よりも未来に、より深き、より大いなる価値を創造していくのが、創価教育の精神である。
平1・11・5
☆女性に贈ることば 十一月二十七日
苦労し、頑張った分だけ、喜びも倍になる。それが人生の道理です。
最初は誰でも、なかなか思い通りにはいかないものです。しかし、あきらめずに挑戦を続け、壁を乗り越えていけば、それが自信へと変わっていく。思いもかけなかった自分の力に気づくことができる。
☆今日のことば 十一月二十七日
僕は 地上の楽園には
しばしば嘘がある故に
それのみを欲しない
胸中の楽園を構築しながら
今日も生きぬく
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.044 健康第一で無常の幸福道を
今、多くの新会員が誕生している。世界中で新しい広布の前進が始まった。青年部もリーダー率先で、弘教が目覚ましい。うれしい限りだ。
戸田先生は語られた。
「御本尊への強い願いは、必ず通ずる。それには、条件が三つある。一つ、題目。二つ、題目。三つ、題目である」
しっかり御本尊に祈つていけば、諸天善神が絶対に護らないわけがない。仏の生命力が、必ず湧いてくる。どんな場所であろうが、どんな状況であろうが、元気に進むのだ。
私も、世界を回って題目をあげ、平和を祈ってきた。地涌の菩薩が出現するよう祈ってきた。毅然たる祈りがあれば、必ず希望の朝は来る。
人生は長い。絶対に学会から離れてはいけない。いつまでも朗らかに! そして幸福の勝利者になっていくのだ。
生老病死を乗り越えるための仏法である。
御書には『南無妙法蓮華経は師子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや』(P1124)と仰せである。
「少病少悩」といって、仏にも少しの病や悩みがある。しかし、常に生命は健康である。心はいつも楽しく、皆を包み、励まし、希望を贈っていくのだ。
健康は智慧である。
�張りのある勤行
�無理と無駄のない生活
�献身の行動
�教養のある食生活
を確認したい。
友のため、広布のため、喜びの対話を広げよう! 多忙な日々と思うが、どうか悠然と、体を大事にして、勇気の指揮を執っていただきたい。
2013年11月26日火曜日
2013.11.26 わが友に贈る
未来の宝の幸福を願い
奮闘する若き教育者よ。
毎日が真剣勝負だ。
強き祈りで慈愛の心を!
自身が太陽と光れ!
四条金吾殿御返事 P1118
『あしき名さへ流す況やよき名をや何に況や法華経ゆへの名をや』
◇希望の明日へ
教育−−。ある意味で、これほど深き意義ある仕事はない。先日、「教育とは最極の人生の聖業なり」と書いた。人間にしか人間は育てられない。"真の人間"にして初めて"真の人間"を育てることができる。教師はもちろんとして、真剣に"人を育てる"活動はすべて、この人生にあって、あまりにも尊い、永遠性にも通じていく仕事である。
平1・2・2
☆女性に贈ることば 十一月二十六日
家庭のあり方は、必ずしも同じではない。家庭というのが夫婦二人で奏でる音楽ならば、つくられる曲は家庭によって、自ずと異なる。それぞれの家庭が、それぞれに美しい曲を奏でる−−そこに社会の平和と安定もあるといえよう。
☆今日のことば 十一月二十六日
本当の仕事のよろこびは、自己の血と汗の苦闘によってかちとられたものであり、そこに男の真価があるといえまいか。虚栄や虚偽のなかには、生命の輝きはない。人生の真実の勝利もない。自分がそこに全力を打ちこんでいける仕事こそ、生涯の生きがいであり、そしてまた、勝利であると確信すべきである。
◎昨夜の強風と雨の影響で電車が遅延、びしょぬれ(*_*)
奮闘する若き教育者よ。
毎日が真剣勝負だ。
強き祈りで慈愛の心を!
自身が太陽と光れ!
四条金吾殿御返事 P1118
『あしき名さへ流す況やよき名をや何に況や法華経ゆへの名をや』
◇希望の明日へ
教育−−。ある意味で、これほど深き意義ある仕事はない。先日、「教育とは最極の人生の聖業なり」と書いた。人間にしか人間は育てられない。"真の人間"にして初めて"真の人間"を育てることができる。教師はもちろんとして、真剣に"人を育てる"活動はすべて、この人生にあって、あまりにも尊い、永遠性にも通じていく仕事である。
平1・2・2
☆女性に贈ることば 十一月二十六日
家庭のあり方は、必ずしも同じではない。家庭というのが夫婦二人で奏でる音楽ならば、つくられる曲は家庭によって、自ずと異なる。それぞれの家庭が、それぞれに美しい曲を奏でる−−そこに社会の平和と安定もあるといえよう。
☆今日のことば 十一月二十六日
本当の仕事のよろこびは、自己の血と汗の苦闘によってかちとられたものであり、そこに男の真価があるといえまいか。虚栄や虚偽のなかには、生命の輝きはない。人生の真実の勝利もない。自分がそこに全力を打ちこんでいける仕事こそ、生涯の生きがいであり、そしてまた、勝利であると確信すべきである。
◎昨夜の強風と雨の影響で電車が遅延、びしょぬれ(*_*)
2013年11月25日月曜日
2013.11.25 わが友に贈る
地域広布の原動力!
それが地区協議会だ。
わが町の繁栄へ
皆の幸福と勝利へ
英知を結集して進め!
如説修行抄 P504
『されば如説修行の法華経の行者には三類の強敵打ち定んで有る可しと知り給へ、されば釈尊御入滅の後二千余年が間に如説修行の行者は釈尊天台伝教の三人はさてをき候ぬ、末法に入つては日蓮並びに弟子檀那等是なり、我等を如説修行の者といはずば釈尊天台伝教等の三人も如説修行の人なるべからず』
◇今週のことば
人生は戦いだ。
目標を明確に!
祈りは具体的に!
誓願の題目で
きょうも勝ち開け!
2013年11月25日
◇希望の明日へ
る。しかし教育の危機ほど恐ろしいものはない。教育は人間の基本にかかわるものであり、その荒廃は、人間性を破壊し、人類の永遠の破滅にも通ずる。ゆえに教育こそもっとも重要な事業である。
昭63・11・23
☆女性に贈ることば 十一月二十五日
生きる喜びがほしい、と嘆いている人を、時々、見かける。
しかし、本当の喜びは、人から与えられるものではない。自分でつくり出すものだ。
☆今日のことば 十一月二十五日
指導者としての資格は、責任感の有無にある。その大きさ、深さが、人格の偉大さを決定づけるものであろう。
☆勝利の人間学第42回 わが青春の新たな船出を
◇大聖人直結の自覚で
日蓮大聖人に直結して、広宣流布の誓願に生き抜く仏意仏勅の団体が、創価学会である。
「自行化他」の題目を唱えゆく私たちには、大聖人の御生命が脈々と湧現してくる。
日寛上人が、『我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなリ』(当体義抄文段)と断言なされている通りだ。
すなわち、皆が大聖人の直弟子なのである。自他共に幸福になるための究極の法を持っている。一人ももれなく尊貴な使命がある。
ゆえに、我らこそ、全人類の最高峰の青年なりと、胸を張ってもらいたい。
◇日々向上! 日々前進!
妙法とは、「蘇生」つまり生命を蘇らせていく本源の力である。
したがって、妙法とともに生きる私たちは、毎日が久遠元初である。毎日が「いよいよ、これから」なのだ。日々向上、日々前進、日々価値創造の青春を生き切っていくのだ。
わが師・戸田城聖先生は語られた。
「行き詰まりを感じたならば、大信力を奮い起こして、自分の弱い心に挑み、それを乗り越え、境涯を開いていくことだ。それが我々の月々日々の『発巡顕本』である」と。
たとえ、すぐに結果が出なくとも、思うようにいかないことが続いても、くじけてはいけない。我慢強く、朗らかに今日も船出するのだ。そこに真の希望がある。充実がある。
◇弟子よ立て、力をつけよ
私は、戸田先生から、すべてを教わった。
恩師が言われたことを全部、実現しよう! 師匠からお預かりした大切な大切な組織を厳然と守り抜き、断固と発展させてみせる!
これが、私の青年時代であった。
若き君たちよ、断じて偉くなれ! 久遠の誓いの同志と、明るく励まし合って進め! そして黄金の新時代を開いてくれ給え!
それが地区協議会だ。
わが町の繁栄へ
皆の幸福と勝利へ
英知を結集して進め!
如説修行抄 P504
『されば如説修行の法華経の行者には三類の強敵打ち定んで有る可しと知り給へ、されば釈尊御入滅の後二千余年が間に如説修行の行者は釈尊天台伝教の三人はさてをき候ぬ、末法に入つては日蓮並びに弟子檀那等是なり、我等を如説修行の者といはずば釈尊天台伝教等の三人も如説修行の人なるべからず』
◇今週のことば
人生は戦いだ。
目標を明確に!
祈りは具体的に!
誓願の題目で
きょうも勝ち開け!
2013年11月25日
◇希望の明日へ
る。しかし教育の危機ほど恐ろしいものはない。教育は人間の基本にかかわるものであり、その荒廃は、人間性を破壊し、人類の永遠の破滅にも通ずる。ゆえに教育こそもっとも重要な事業である。
昭63・11・23
☆女性に贈ることば 十一月二十五日
生きる喜びがほしい、と嘆いている人を、時々、見かける。
しかし、本当の喜びは、人から与えられるものではない。自分でつくり出すものだ。
☆今日のことば 十一月二十五日
指導者としての資格は、責任感の有無にある。その大きさ、深さが、人格の偉大さを決定づけるものであろう。
☆勝利の人間学第42回 わが青春の新たな船出を
◇大聖人直結の自覚で
日蓮大聖人に直結して、広宣流布の誓願に生き抜く仏意仏勅の団体が、創価学会である。
「自行化他」の題目を唱えゆく私たちには、大聖人の御生命が脈々と湧現してくる。
日寛上人が、『我等、妙法の力用に依って即蓮祖大聖人と顕るるなリ』(当体義抄文段)と断言なされている通りだ。
すなわち、皆が大聖人の直弟子なのである。自他共に幸福になるための究極の法を持っている。一人ももれなく尊貴な使命がある。
ゆえに、我らこそ、全人類の最高峰の青年なりと、胸を張ってもらいたい。
◇日々向上! 日々前進!
妙法とは、「蘇生」つまり生命を蘇らせていく本源の力である。
したがって、妙法とともに生きる私たちは、毎日が久遠元初である。毎日が「いよいよ、これから」なのだ。日々向上、日々前進、日々価値創造の青春を生き切っていくのだ。
わが師・戸田城聖先生は語られた。
「行き詰まりを感じたならば、大信力を奮い起こして、自分の弱い心に挑み、それを乗り越え、境涯を開いていくことだ。それが我々の月々日々の『発巡顕本』である」と。
たとえ、すぐに結果が出なくとも、思うようにいかないことが続いても、くじけてはいけない。我慢強く、朗らかに今日も船出するのだ。そこに真の希望がある。充実がある。
◇弟子よ立て、力をつけよ
私は、戸田先生から、すべてを教わった。
恩師が言われたことを全部、実現しよう! 師匠からお預かりした大切な大切な組織を厳然と守り抜き、断固と発展させてみせる!
これが、私の青年時代であった。
若き君たちよ、断じて偉くなれ! 久遠の誓いの同志と、明るく励まし合って進め! そして黄金の新時代を開いてくれ給え!
2013年11月24日日曜日
2013.11.24 わが友に贈る
仏意仏勅の
創価の大躍進を
御本仏も御賞讃!
世界の同志と共に
希望の連帯を広げよ!
富木殿御返事 P978
『尼ごぜんの御所労の御事我身一身の上とをもひ候へば昼夜に天に申し候なり』
◇希望の明日へ
優れた文化の根底には、必ずはつらつたる信仰があり、宗教は必ず文化を開花させていく。文化なき宗教は、花咲かぬ不毛の大地に誓えられる。そして日本文化の原点の一つは、間違いなく法華経にあった。また、その時代においては、文化に高い国際性もあった。法華経と仏教自体が、人類への普遍性をもっているからである。その後、しだいに土俗的なものに取り込まれて、社会全体も閉鎖的になっていったことはご承知の通りである。
平2・12・3
☆女性に贈ることば 十一月二十四日
生も歓喜、死も歓喜。
充実した人生を悔いなく生ききった人に、死の恐怖はない。
☆今日のことば 十一月二十四日
立派な民主主義社会をつくるのは、高遠な理想や、むずかしい理論をいたずらにもてあそぶことではない。身近な家庭の、日常生活のなかで、一日一日築かれていくものだと思う。
☆勝利の人間学第41回 会合は信心練磨の集い
◇参加者の喜びが勝利
学会の会合は、法華経の会座に等しい集いである。広宣流布を遂行しゅく、最も尊貴な異体同心の世界である。
私たちが朝晩、読誦している方便品には「言辞は柔軟にして、衆の心を悦可せしめ(言葉柔らかに人々の心を喜ばせる)」とある。
リーダーは、会合に参加される方々を最大の誠実で迎え、皆を真心の言葉で労い、疲れを癒やし、安心と喜びを贈リゆくことである。共々に、勇気と希望を湧き立たせていくのだ。
それには題目である。事前に題目を唱え、満々たる生命力で臨んでいく。生まれ変わったような命で、元気いっぱい友を迎えるのだ。
◇新しい息吹を送ろう
会合は、新鮮さがポイントだ。集った人に、新しい前進の息吹を広げていくのである。
そのためには−−
令法久住のために、後輩を育てよう!
広宣流布のために、波動を起こそう!
こう一念を定めて、祈り、打ち合わせをし、創意工夫をしていくことだ。学会精神をたぎらせながら、楽しく、賢く、良識豊かに、皆が勝利する方向にもっていくことだ。
皆が「今日は来てよかった!」と清々しく決意できる会合を開けば、その分、広宣流布の威光勢力は倍増する。
ゆえに、終了時間は厳守し、絶対無事故の運営をお願いしたい。一回一回の会合から、新たな成長と団結の行進を開始しよう!
◇御書根本に励ましを
日蓮大聖人は、『此文を心ざしあらん人人は寄合て御覧じ料簡候て心なぐさませ給へ』(P961)と仰せになられた。この仰せ通り、御書を根本に、学び合い、励まし合う切磋琢磨の集まりは、わが学会の会合にしかない。
私も若き日より、折々の会合や一対一の対話の場で、常に御書を拝し、語り合ってきた。同世代の友と、世界第一の生命哲理を探究し、実践することは、青春の無上の喜びである。
共に御書を開き、共に御書の中から、不撓不屈の勝利の進路を見出していくのだ。
◎きのうの声の欄に大久保先生の「朗らかに振る舞う妻」の投稿が。奥さんに感謝!、普段は言えない言葉ですが、心の中では本当に感謝してま〜す!(^^)!
創価の大躍進を
御本仏も御賞讃!
世界の同志と共に
希望の連帯を広げよ!
富木殿御返事 P978
『尼ごぜんの御所労の御事我身一身の上とをもひ候へば昼夜に天に申し候なり』
◇希望の明日へ
優れた文化の根底には、必ずはつらつたる信仰があり、宗教は必ず文化を開花させていく。文化なき宗教は、花咲かぬ不毛の大地に誓えられる。そして日本文化の原点の一つは、間違いなく法華経にあった。また、その時代においては、文化に高い国際性もあった。法華経と仏教自体が、人類への普遍性をもっているからである。その後、しだいに土俗的なものに取り込まれて、社会全体も閉鎖的になっていったことはご承知の通りである。
平2・12・3
☆女性に贈ることば 十一月二十四日
生も歓喜、死も歓喜。
充実した人生を悔いなく生ききった人に、死の恐怖はない。
☆今日のことば 十一月二十四日
立派な民主主義社会をつくるのは、高遠な理想や、むずかしい理論をいたずらにもてあそぶことではない。身近な家庭の、日常生活のなかで、一日一日築かれていくものだと思う。
☆勝利の人間学第41回 会合は信心練磨の集い
◇参加者の喜びが勝利
学会の会合は、法華経の会座に等しい集いである。広宣流布を遂行しゅく、最も尊貴な異体同心の世界である。
私たちが朝晩、読誦している方便品には「言辞は柔軟にして、衆の心を悦可せしめ(言葉柔らかに人々の心を喜ばせる)」とある。
リーダーは、会合に参加される方々を最大の誠実で迎え、皆を真心の言葉で労い、疲れを癒やし、安心と喜びを贈リゆくことである。共々に、勇気と希望を湧き立たせていくのだ。
それには題目である。事前に題目を唱え、満々たる生命力で臨んでいく。生まれ変わったような命で、元気いっぱい友を迎えるのだ。
◇新しい息吹を送ろう
会合は、新鮮さがポイントだ。集った人に、新しい前進の息吹を広げていくのである。
そのためには−−
令法久住のために、後輩を育てよう!
広宣流布のために、波動を起こそう!
こう一念を定めて、祈り、打ち合わせをし、創意工夫をしていくことだ。学会精神をたぎらせながら、楽しく、賢く、良識豊かに、皆が勝利する方向にもっていくことだ。
皆が「今日は来てよかった!」と清々しく決意できる会合を開けば、その分、広宣流布の威光勢力は倍増する。
ゆえに、終了時間は厳守し、絶対無事故の運営をお願いしたい。一回一回の会合から、新たな成長と団結の行進を開始しよう!
◇御書根本に励ましを
日蓮大聖人は、『此文を心ざしあらん人人は寄合て御覧じ料簡候て心なぐさませ給へ』(P961)と仰せになられた。この仰せ通り、御書を根本に、学び合い、励まし合う切磋琢磨の集まりは、わが学会の会合にしかない。
私も若き日より、折々の会合や一対一の対話の場で、常に御書を拝し、語り合ってきた。同世代の友と、世界第一の生命哲理を探究し、実践することは、青春の無上の喜びである。
共に御書を開き、共に御書の中から、不撓不屈の勝利の進路を見出していくのだ。
◎きのうの声の欄に大久保先生の「朗らかに振る舞う妻」の投稿が。奥さんに感謝!、普段は言えない言葉ですが、心の中では本当に感謝してま〜す!(^^)!
2013年11月23日土曜日
2013.11.23 わが友に贈る
任用試験に挑む
尊き求道の皆様!
学んだことは全てが
人生勝利の土台となる。
悔いなき研鑽の歴史を!
諌暁八幡抄 P587
『此れを日蓮此に大に見ながらいつわりをろかにして申さずば倶に堕地獄の者となつて一分の科なき身が十方の大阿鼻獄を経めぐるべしいかでか身命をすててよばわらざるべき』
◇希望の明日へ
文化という大地を根本にした場合、政治であれ経済であれ、すべてすばらしい花が咲くであろう。政治や経済は大切であるが、それだけであれば、力の論理や利害の論理に縛られてしまい、肝心の人間が消え去ってしまう。これに対して文化は、どこまでも人間が焦点である。文化を基盤にするならば、すべてを人間の側に引き寄せ、美しく開花させていくことができる。本当の力が出る。−−これが、仏法の哲学である。
2・11・14
☆女性に贈ることば 十一月二十三日
"子どもの笑顔は万言に勝る"という。大人たちがどんなに言葉で平和を訴えるよりも、それ以上に、人びとの心を動かすのが、子どもたちの笑顔であり、純真な心である。
☆今日のことば 十一月二十三日
長い人生航路には、うららかな陽光をあびた、春のような時もある。きびしい寒さと、たたかわねばならぬ厳冬の夜のような時期もある。苦闘時代とは、いわば人生の、冬の夜なのかもしれない。
☆創価学園「英知の日」へのメッセージ
◇勝利の星ヘ! 不屈の勇気で!
私には、毎日欠かさない心弾む日課があります。それは大好きな創価学園の歌を聴くことです。私の生命から、君たち、あなたたち、学園生の歌声が離れることは、一日としてありません。
きょうの式典でも、皆さんが力強く、各校の校歌を歌い上げてくれました。
「英知をみがくは何のため」「世界を結べや 朗らかに」「はげみ学ぼう 大樹をめざし」「希望の道を どこまでも」
−−尊い一節一節にみなぎる学園生の前進の息吹こそが、私の何よりの喜びであり、かけがえのない宝であります。皆さんの元気いっぱいの歌声こそ、私の最大の希望であり、無限の活力なのであります。
晴れやかな「英知の日」、誠におめでとう! また、本当にありがとう!。
きょうは、誉れの英才の皆さんと、共々に秋の大空を仰ぎ、冴えわたる星座を見つめるような思いで、語らいを進めたいと思います。
皆さんは「アイソン彗星」について、知っていますか?
"今年の最高の天体ショー"として注目され、まもなく見ごろを迎えます。
今月末、最も太陽に近づく時は、三日月のような明るさになるともいわれています。関西校の皆さんが「アースカム」の取り組みを通じてつながっている「国際宇宙ステーション」からも、観測が行われる予定です。
◇心の宇宙に限界はない
私たちが地上から観測できるのは夜明け前です。遠くから学園に通っている皆さんが、いち早く起きている時間帯かもしれません。このアイソン彗星は、太陽系の一番遠いところから、数百万年かけてやってきたといわれています。
大宇宙は、瞬時として止まっておりません。たえまなく、星が生まれ、育ち、彗星が走り、動き、大星雲が輝き、湧き起こっているのです。まさに、大宇宙には、創造と成長のエネルギーが満ち溢れているのです。
その意味から、私は皆さんに申し上げたい。
「心の宇宙に限界はない。
わが『英知の翼』を、たくましく広げよう!
わが『勝利の星』へ、粘り強く挑戦しよう!。
そして、我らの『希望の太陽』を、光り輝かせよう!」と。
私が皆さん方の年代から愛読してきた、フランスの大文豪ユゴーは、苦しい迫害の真っ只中でも、正義の信念を勇敢に貫いて悠然と叫びました。
「私には翼がある、嵐を突き、/青空を過る翼が」
「私は彗星を引っぱってもみせよう、/その髪をつかまえて」
「宇宙の神秘に向かって開かれたあの扉のところまで、/私は入っていこう」(「ヴィクトル・ユゴー文学館第1巻」潮出版社)と。
◇小さなことから挑戦を開始せよ
英知の翼を持つ青春は、何も恐れない。どんな試練も、高く舞い上がる力に変えていける。
彗星にも負けない勢いで、前進できる。宇宙の大法則の真髄に迫り、どこまでも探究の旅を続けていくことができるのです。
先日、東京校には、南米ペルーの最高学府ペルー・ラス・アメリカス大学のウルタド総長と夫人であるフェルナンデス理事長が訪問されました。
この理事長も、苦労に負けないで英知の翼を広げてこられた女性です。
家計を支えるため、幼い頃から家を手伝って働きながら、学び抜いてこられました。
愛する兄を早くに亡くすという悲しみも乗り越え、友人たちへの思いやりを深めてきたのです。
この理事長と力をあわせて大学を創り、発展させてきた総長は語られました。
「人間は、本来、自分が思っている以上の力があり、成長もできる」
「不安に打ち勝とう! 自信がつくような小さなことから、挑戦を開始することだ。小さな勝利を重ねれば、やがて大きな勝利を収めることができる」と。
大切なのは、できることから挑戦することです。
小さな一歩でいい。わが「勝利の星」を目指して挑めば、そこから、新たな成長が始まります。自信が生まれます。
そして、その挑戦を、地球の自転と公転のように、今日もまた、明日もまた、不屈の勇気で、自分らしく、粘り強く断固として貫き通していけばよいのです。
◇不幸の闇を晴らす太陽たれ
このペルーの大教育者のご夫妻をはじめ、世界の心ある識者の方々が「学園生こそ人類の希望の太陽なり」と、絶大なる期待を寄せてくださっております。
そうです! 君たち、あなたたちこそ、世界の不幸の闇を晴らす太陽です。
太陽は雨が降ろうが、雲に覆われようが、嵐が来ようが、嘆かない。グチもいわない。何かあっても明るく朗らかに、平然と堂々と皆を照らしていきます。
この太陽を若さ生命に昇らせて、自分も友も幸福に光らせ、世界を平和に輝かせていくために、牧口先生と戸田先生は命を賭して創価教育の道を開いてくださいました。両先生の夢を断じて実現するために、私は学園を創立したのです。
わが学園生は、この誇り高き創価の精神を燃やし、今は学びに学び、鍛えに鍛えて、太陽の如く満々と価値創造のエネルギーを蓄えていってください。学園生の努力が全て、21世紀の希望の熱となり、勝利の力となるからです。
寒くなってきたので、風邪をひかないように!。
お父さんやお母さん、お世話になっている方々に、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
勉学第一、健康第一、友情第一、そして親孝行第一を、よろしく頼みます。
尊き求道の皆様!
学んだことは全てが
人生勝利の土台となる。
悔いなき研鑽の歴史を!
諌暁八幡抄 P587
『此れを日蓮此に大に見ながらいつわりをろかにして申さずば倶に堕地獄の者となつて一分の科なき身が十方の大阿鼻獄を経めぐるべしいかでか身命をすててよばわらざるべき』
◇希望の明日へ
文化という大地を根本にした場合、政治であれ経済であれ、すべてすばらしい花が咲くであろう。政治や経済は大切であるが、それだけであれば、力の論理や利害の論理に縛られてしまい、肝心の人間が消え去ってしまう。これに対して文化は、どこまでも人間が焦点である。文化を基盤にするならば、すべてを人間の側に引き寄せ、美しく開花させていくことができる。本当の力が出る。−−これが、仏法の哲学である。
2・11・14
☆女性に贈ることば 十一月二十三日
"子どもの笑顔は万言に勝る"という。大人たちがどんなに言葉で平和を訴えるよりも、それ以上に、人びとの心を動かすのが、子どもたちの笑顔であり、純真な心である。
☆今日のことば 十一月二十三日
長い人生航路には、うららかな陽光をあびた、春のような時もある。きびしい寒さと、たたかわねばならぬ厳冬の夜のような時期もある。苦闘時代とは、いわば人生の、冬の夜なのかもしれない。
☆創価学園「英知の日」へのメッセージ
◇勝利の星ヘ! 不屈の勇気で!
私には、毎日欠かさない心弾む日課があります。それは大好きな創価学園の歌を聴くことです。私の生命から、君たち、あなたたち、学園生の歌声が離れることは、一日としてありません。
きょうの式典でも、皆さんが力強く、各校の校歌を歌い上げてくれました。
「英知をみがくは何のため」「世界を結べや 朗らかに」「はげみ学ぼう 大樹をめざし」「希望の道を どこまでも」
−−尊い一節一節にみなぎる学園生の前進の息吹こそが、私の何よりの喜びであり、かけがえのない宝であります。皆さんの元気いっぱいの歌声こそ、私の最大の希望であり、無限の活力なのであります。
晴れやかな「英知の日」、誠におめでとう! また、本当にありがとう!。
きょうは、誉れの英才の皆さんと、共々に秋の大空を仰ぎ、冴えわたる星座を見つめるような思いで、語らいを進めたいと思います。
皆さんは「アイソン彗星」について、知っていますか?
"今年の最高の天体ショー"として注目され、まもなく見ごろを迎えます。
今月末、最も太陽に近づく時は、三日月のような明るさになるともいわれています。関西校の皆さんが「アースカム」の取り組みを通じてつながっている「国際宇宙ステーション」からも、観測が行われる予定です。
◇心の宇宙に限界はない
私たちが地上から観測できるのは夜明け前です。遠くから学園に通っている皆さんが、いち早く起きている時間帯かもしれません。このアイソン彗星は、太陽系の一番遠いところから、数百万年かけてやってきたといわれています。
大宇宙は、瞬時として止まっておりません。たえまなく、星が生まれ、育ち、彗星が走り、動き、大星雲が輝き、湧き起こっているのです。まさに、大宇宙には、創造と成長のエネルギーが満ち溢れているのです。
その意味から、私は皆さんに申し上げたい。
「心の宇宙に限界はない。
わが『英知の翼』を、たくましく広げよう!
わが『勝利の星』へ、粘り強く挑戦しよう!。
そして、我らの『希望の太陽』を、光り輝かせよう!」と。
私が皆さん方の年代から愛読してきた、フランスの大文豪ユゴーは、苦しい迫害の真っ只中でも、正義の信念を勇敢に貫いて悠然と叫びました。
「私には翼がある、嵐を突き、/青空を過る翼が」
「私は彗星を引っぱってもみせよう、/その髪をつかまえて」
「宇宙の神秘に向かって開かれたあの扉のところまで、/私は入っていこう」(「ヴィクトル・ユゴー文学館第1巻」潮出版社)と。
◇小さなことから挑戦を開始せよ
英知の翼を持つ青春は、何も恐れない。どんな試練も、高く舞い上がる力に変えていける。
彗星にも負けない勢いで、前進できる。宇宙の大法則の真髄に迫り、どこまでも探究の旅を続けていくことができるのです。
先日、東京校には、南米ペルーの最高学府ペルー・ラス・アメリカス大学のウルタド総長と夫人であるフェルナンデス理事長が訪問されました。
この理事長も、苦労に負けないで英知の翼を広げてこられた女性です。
家計を支えるため、幼い頃から家を手伝って働きながら、学び抜いてこられました。
愛する兄を早くに亡くすという悲しみも乗り越え、友人たちへの思いやりを深めてきたのです。
この理事長と力をあわせて大学を創り、発展させてきた総長は語られました。
「人間は、本来、自分が思っている以上の力があり、成長もできる」
「不安に打ち勝とう! 自信がつくような小さなことから、挑戦を開始することだ。小さな勝利を重ねれば、やがて大きな勝利を収めることができる」と。
大切なのは、できることから挑戦することです。
小さな一歩でいい。わが「勝利の星」を目指して挑めば、そこから、新たな成長が始まります。自信が生まれます。
そして、その挑戦を、地球の自転と公転のように、今日もまた、明日もまた、不屈の勇気で、自分らしく、粘り強く断固として貫き通していけばよいのです。
◇不幸の闇を晴らす太陽たれ
このペルーの大教育者のご夫妻をはじめ、世界の心ある識者の方々が「学園生こそ人類の希望の太陽なり」と、絶大なる期待を寄せてくださっております。
そうです! 君たち、あなたたちこそ、世界の不幸の闇を晴らす太陽です。
太陽は雨が降ろうが、雲に覆われようが、嵐が来ようが、嘆かない。グチもいわない。何かあっても明るく朗らかに、平然と堂々と皆を照らしていきます。
この太陽を若さ生命に昇らせて、自分も友も幸福に光らせ、世界を平和に輝かせていくために、牧口先生と戸田先生は命を賭して創価教育の道を開いてくださいました。両先生の夢を断じて実現するために、私は学園を創立したのです。
わが学園生は、この誇り高き創価の精神を燃やし、今は学びに学び、鍛えに鍛えて、太陽の如く満々と価値創造のエネルギーを蓄えていってください。学園生の努力が全て、21世紀の希望の熱となり、勝利の力となるからです。
寒くなってきたので、風邪をひかないように!。
お父さんやお母さん、お世話になっている方々に、どうか、くれぐれもよろしくお伝えください。
勉学第一、健康第一、友情第一、そして親孝行第一を、よろしく頼みます。
2013年11月22日金曜日
2013.11.22 わが友に贈る
青年ならば
希望に生きよ!
苦難に負けるな!
大胆に進むのだ!
努力と挑戦の青春たれ。
上野殿御消息 P1527
『されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』
◇希望の明日へ
"文化が政治をリードする時代"こそ、人間性と民主の時代である。また「立正安国」との大聖人の御精神にも通じる、正しき人類の進路であると確信する。
平2・9・30
☆女性に贈ることば 十一月二十二日
心の扉を開こう!多くの善人、多くの友人、そして多くの先輩に囲まれて、初めて、豊かな自分自身の発見があるからだ。
☆今日のことば 十一月二十二日
自分の意志を
はっきりと進行させながら
あの人のよさ
この人の意見も包容しながら
今日も
力強くたのしい日々で あるように
☆広宣流布大誓堂で厳粛に創立記念勤行会へのメッセージ
本日(18日)は、栄光の創立記念日であるとともに、創価の父であられる牧口常三郎先生が、不惜身命・死身弘法を貫かれて殉教なされた日であります。
それは、昭和19年(1944年)11月18日。まさに朝日が昇りゆかんとする早朝6時過ぎでありました。
私は今朝方、一番で、このあまりにも崇高な先師を偲び、厳粛に追善回向の題目を送らせていただきました。
思えば、60年前、学会本部が西神田から、ここ信濃町への移転が整って、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の常住御本尊の御前で、初めて行われた公式行事は、牧口先生の10回忌法要でありました。
その席上、戸田城聖先生は、牧口先生を獄死せしめた権力の魔性に憤怒されながら、師子吼されました。
「私は弟子として、牧口先生の残された大哲学を、世界に認めさせる」「私の代にできなければ、君らがやっていただきたい。頼みます」と。
この師弟の誓願は、今や、世界192力国・地域に広がる「平和」「文化」「教育」の大連帯となって結実しました。
両先生の熱願であった創価学園も、創価大学も、またアメリカ創価大学までも創立し、力ある社会貢献の人材を陸続と送り出しております。
さらに、牧口先生の50回忌に際し、創価大学を見守る丘に、東京牧口記念会館を建立しました。
そして、70回忌の秋、ここに、かくも荘厳に、「広宣流布大誓堂」を落慶することができたのであります。
本日の式典には、牧口家の皆様、戸田家の皆様も、ご出席くださっております。
私たちは、弟子の総意をもって、この師弟不二の広宣流布大誓堂を、報恩の赤誠を込めて、両先生に謹んで捧げさせていただこうではありませんか!
◇万人の成仏へ不断の大闘争
法華経本門では、仏の生命は久遠より常住不滅なりと明かされました。
その真髄が説かれた寿量品は『毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身』(創価学会版法華経P493)と結ばれております。
すなわち、「仏は常に、どのようにすれば、衆生を無上の道に入らせ、速やかに仏の身を成就させることができるかと、念じている」というのであります。
要するに仏とは、ただひたすらに民衆の幸福を願い、「万人の成仏」のために、この娑婆世界でたゆまず戦い続ける「一念」であり、「生命」であります。
誓願が永遠なるゆえに、仏の生命は永遠なのであります。
日蓮大聖人は、『毎自作是念の悲願』(P466)と言われました。この悲願を離れて、永遠の仏はおりません。
大聖人は、熱原の法難の渦中、若き南条時光に厳然と『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561)と仰せになられました。そして、広布の大願に命を捧げていけば、露を大海に入れ、塵を大地に埋めるように、永劫に朽ちることのない大生命となり、仏の大境涯に連なることができると約束くださっております。
この御本仏の仰せに寸分違わず、五濁悪世の現代において、牧口・戸田両先生を先頭に、「大法弘通慈折広宣流布」の大願を起こし、あらゆる三類の強敵と戦い抜いてきた地涌の菩薩の陣列こそ、我ら創価の師弟なのであります。
健気な同志は、いかなる悪口罵冒の迫害も、いかなる宿命の嵐も、断固と勝ち越え、生老病死の苦悩も常楽我浄の大歓喜へと転じてこられました。
広布の途上に逝かれた功労の創価家族の生命も皆、生死不二の法理の上から、この大誓堂の会座に連なっておられることと、私は確信いたします。
我らには「広宣流布の大誓願の御本尊」があります。
我らには「広宣流布の大誓願の師弟」があります。
そして、我らには「広宣流布の大誓願の同志」がおります。
ゆえに、我ら創価の師弟は、広宣流布の大誓願とともに永遠なのであります。
諸天も創価の前進を寿いでくれております。この大誓堂を、今朝は輝く旭日も燦々と照らし、今夜は満月も黄金の光で包みゆくことでありましょう。
さあ、我らは、異体を同心とする団結で、苦楽を分かち合い、いよいよ明るく仲良く賑やかに、所願満足の大勝利の生命の旅を共々に飾りゆこう!
これからも、忍辱の鎧を着て、勇気の声を響かせ、人類の心を聡明に結び合いながら、この地球上に「立正安国」の楽土を築き広げていこうではないか!
わが誉れの全同志、万歳!
寒いので、風邪などひかないように!
晴れわたる凱歌の「創立の日」の朝に
希望に生きよ!
苦難に負けるな!
大胆に進むのだ!
努力と挑戦の青春たれ。
上野殿御消息 P1527
『されば昔は一切の男は父なり女は母なり然る間生生世世に皆恩ある衆生なれば皆仏になれと思ふべきなり』
◇希望の明日へ
"文化が政治をリードする時代"こそ、人間性と民主の時代である。また「立正安国」との大聖人の御精神にも通じる、正しき人類の進路であると確信する。
平2・9・30
☆女性に贈ることば 十一月二十二日
心の扉を開こう!多くの善人、多くの友人、そして多くの先輩に囲まれて、初めて、豊かな自分自身の発見があるからだ。
☆今日のことば 十一月二十二日
自分の意志を
はっきりと進行させながら
あの人のよさ
この人の意見も包容しながら
今日も
力強くたのしい日々で あるように
☆広宣流布大誓堂で厳粛に創立記念勤行会へのメッセージ
本日(18日)は、栄光の創立記念日であるとともに、創価の父であられる牧口常三郎先生が、不惜身命・死身弘法を貫かれて殉教なされた日であります。
それは、昭和19年(1944年)11月18日。まさに朝日が昇りゆかんとする早朝6時過ぎでありました。
私は今朝方、一番で、このあまりにも崇高な先師を偲び、厳粛に追善回向の題目を送らせていただきました。
思えば、60年前、学会本部が西神田から、ここ信濃町への移転が整って、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の常住御本尊の御前で、初めて行われた公式行事は、牧口先生の10回忌法要でありました。
その席上、戸田城聖先生は、牧口先生を獄死せしめた権力の魔性に憤怒されながら、師子吼されました。
「私は弟子として、牧口先生の残された大哲学を、世界に認めさせる」「私の代にできなければ、君らがやっていただきたい。頼みます」と。
この師弟の誓願は、今や、世界192力国・地域に広がる「平和」「文化」「教育」の大連帯となって結実しました。
両先生の熱願であった創価学園も、創価大学も、またアメリカ創価大学までも創立し、力ある社会貢献の人材を陸続と送り出しております。
さらに、牧口先生の50回忌に際し、創価大学を見守る丘に、東京牧口記念会館を建立しました。
そして、70回忌の秋、ここに、かくも荘厳に、「広宣流布大誓堂」を落慶することができたのであります。
本日の式典には、牧口家の皆様、戸田家の皆様も、ご出席くださっております。
私たちは、弟子の総意をもって、この師弟不二の広宣流布大誓堂を、報恩の赤誠を込めて、両先生に謹んで捧げさせていただこうではありませんか!
◇万人の成仏へ不断の大闘争
法華経本門では、仏の生命は久遠より常住不滅なりと明かされました。
その真髄が説かれた寿量品は『毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身』(創価学会版法華経P493)と結ばれております。
すなわち、「仏は常に、どのようにすれば、衆生を無上の道に入らせ、速やかに仏の身を成就させることができるかと、念じている」というのであります。
要するに仏とは、ただひたすらに民衆の幸福を願い、「万人の成仏」のために、この娑婆世界でたゆまず戦い続ける「一念」であり、「生命」であります。
誓願が永遠なるゆえに、仏の生命は永遠なのであります。
日蓮大聖人は、『毎自作是念の悲願』(P466)と言われました。この悲願を離れて、永遠の仏はおりません。
大聖人は、熱原の法難の渦中、若き南条時光に厳然と『願くは我が弟子等・大願ををこせ』(P1561)と仰せになられました。そして、広布の大願に命を捧げていけば、露を大海に入れ、塵を大地に埋めるように、永劫に朽ちることのない大生命となり、仏の大境涯に連なることができると約束くださっております。
この御本仏の仰せに寸分違わず、五濁悪世の現代において、牧口・戸田両先生を先頭に、「大法弘通慈折広宣流布」の大願を起こし、あらゆる三類の強敵と戦い抜いてきた地涌の菩薩の陣列こそ、我ら創価の師弟なのであります。
健気な同志は、いかなる悪口罵冒の迫害も、いかなる宿命の嵐も、断固と勝ち越え、生老病死の苦悩も常楽我浄の大歓喜へと転じてこられました。
広布の途上に逝かれた功労の創価家族の生命も皆、生死不二の法理の上から、この大誓堂の会座に連なっておられることと、私は確信いたします。
我らには「広宣流布の大誓願の御本尊」があります。
我らには「広宣流布の大誓願の師弟」があります。
そして、我らには「広宣流布の大誓願の同志」がおります。
ゆえに、我ら創価の師弟は、広宣流布の大誓願とともに永遠なのであります。
諸天も創価の前進を寿いでくれております。この大誓堂を、今朝は輝く旭日も燦々と照らし、今夜は満月も黄金の光で包みゆくことでありましょう。
さあ、我らは、異体を同心とする団結で、苦楽を分かち合い、いよいよ明るく仲良く賑やかに、所願満足の大勝利の生命の旅を共々に飾りゆこう!
これからも、忍辱の鎧を着て、勇気の声を響かせ、人類の心を聡明に結び合いながら、この地球上に「立正安国」の楽土を築き広げていこうではないか!
わが誉れの全同志、万歳!
寒いので、風邪などひかないように!
晴れわたる凱歌の「創立の日」の朝に
2013年11月21日木曜日
2013.11.21 わが友に贈る
忙しい時こそ
周囲へのこまやかな
気配りを忘れるな!
真心の一言から
信頼の絆は生まれる。
崇峻天皇御書 P1174
『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし』
◇希望の明日へ
人類にとって文化とは、蛮性と人間性との戦いである。いわば、人間が人間になるための通−−それが文化といえよう。
平2・9・6
☆女性に贈ることば 十一月二十一日
「自分自身が進歩しよう」「文化の向上を追求しよう」という親の生命の躍動のなかに育まれる子どもたちは、幸せである。
親が子どもに残すものとは、結局、そのような息吹に連ならせることだと思う。
☆今日のことば 十一月二十一日
君の苦悶は
まだ低い次元であると思う
歴史を読み給え
幾百年の接点に自らをおいて
未来の人生を考えてゆくことだ
周囲へのこまやかな
気配りを忘れるな!
真心の一言から
信頼の絆は生まれる。
崇峻天皇御書 P1174
『蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり、此の御文を御覧あらんよりは心の財つませ給うべし』
◇希望の明日へ
人類にとって文化とは、蛮性と人間性との戦いである。いわば、人間が人間になるための通−−それが文化といえよう。
平2・9・6
☆女性に贈ることば 十一月二十一日
「自分自身が進歩しよう」「文化の向上を追求しよう」という親の生命の躍動のなかに育まれる子どもたちは、幸せである。
親が子どもに残すものとは、結局、そのような息吹に連ならせることだと思う。
☆今日のことば 十一月二十一日
君の苦悶は
まだ低い次元であると思う
歴史を読み給え
幾百年の接点に自らをおいて
未来の人生を考えてゆくことだ
2013年11月20日水曜日
2013.11.20 わが友に贈る
会合や打ち合わせは
要点を押さえ
時間厳守で価値的に。
「よし頑張ろう!」と
皆が奮い立つ集いを!
一生成仏抄 P384
『迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し』
◇希望の明日へ
他国の文化の尊重は、その国の人々への尊敬を意味する。文化交流に心を砕かないかぎり、いくら経済的な繁栄を謳歌しても、やがて世界の人々の心は離れてしまう。ついには自分自身を倣りの鎖で縛ってしまい、身動きがとれなくなる。これは、現在の日本が、特に戒めなければならない点といえる。
平2・7・20
☆女性に贈ることば 十一月二十日
自らの人生経験を生かしながら、なお日々新たに成長していく人こそ、人生の達人であろう。
☆今日のことば 十一月二十日
人間が本来持つべき価値観とは、偏狭なものであってはならない。つまり自分の利欲さえ満足させればという極端な利己主義は当然のこと、一集団、一国家、一民族、ひとつのイデオロギーのためのものであってもならないのである。偏狭な価値観こそ、過去において戦争を引き起こし、また社会の矛盾と不合理を形成してきた元凶であったことを忘れてはならない
☆広宣流布誓願の碑文
一閻浮提広宣流布は日蓮大聖人の御遺命なり。
創価学会は広宣流布を実現しゆく唯一の正統たる教団なり。
一九三〇年十一月十八日−−
宿縁深厚なる師弟によりて創価学会は誕生せり。
先師牧口常三郎初代会長は戦時中、生命尊厳の仏法を弘め、軍部政府に投獄せられ殉教なされたり。
生きて牢獄を出た恩師戸田城聖第二代会長は、地上から悲惨の二字をなくさんと生涯を捧げらる。
師の不惜身命の精神を継ぎ、第三代会長として我は立ちたり。共戦の同志と共に妙法という幸福の種を蒔きし勇猛精進の歴史よ。世界一九二箇国・地域に平和と文化と教育の花は爛漫と咲き薫る。
二〇一二年十一月十八日−−
先師の魂魄を留め、恩師が広宣流布の指揮を執リたるここ原点の地・信濃町に、第三代の発願し命名せる「広宣流布大誓堂」は建立されたり。
須弥壇には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と認めらる創価学会常住の御本尊を御安置奉る。
我ら民衆が世界の立正安国を深く祈念し、いかなる三障四魔も恐るることなく、自他共の人間革命の勝利へ出発せる師弟誓願の大殿堂なり。
報恩抄に宣わく「日蓮が慈悲礦大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし」。
広宣流布は、世界の平和と社会の繁栄を開きゆく大道なり。全人類を救わんとする、我らの久遠の大誓願なり。今、地涌の菩薩は陸続と躍り出て、法華経の人間主義の大光は五大州を照らす。
日蓮大聖人に直結し創価三代に連なる宝友が異体同心の団結で、末法万年にわたる「広宣流布」即「世界平和」の潮流をいよいよ高めゆかんことを、ここに強く念願するものなり。
先師・恩師への報恩を込めて
創価学会第三代会長
池田大作
要点を押さえ
時間厳守で価値的に。
「よし頑張ろう!」と
皆が奮い立つ集いを!
一生成仏抄 P384
『迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し』
◇希望の明日へ
他国の文化の尊重は、その国の人々への尊敬を意味する。文化交流に心を砕かないかぎり、いくら経済的な繁栄を謳歌しても、やがて世界の人々の心は離れてしまう。ついには自分自身を倣りの鎖で縛ってしまい、身動きがとれなくなる。これは、現在の日本が、特に戒めなければならない点といえる。
平2・7・20
☆女性に贈ることば 十一月二十日
自らの人生経験を生かしながら、なお日々新たに成長していく人こそ、人生の達人であろう。
☆今日のことば 十一月二十日
人間が本来持つべき価値観とは、偏狭なものであってはならない。つまり自分の利欲さえ満足させればという極端な利己主義は当然のこと、一集団、一国家、一民族、ひとつのイデオロギーのためのものであってもならないのである。偏狭な価値観こそ、過去において戦争を引き起こし、また社会の矛盾と不合理を形成してきた元凶であったことを忘れてはならない
☆広宣流布誓願の碑文
一閻浮提広宣流布は日蓮大聖人の御遺命なり。
創価学会は広宣流布を実現しゆく唯一の正統たる教団なり。
一九三〇年十一月十八日−−
宿縁深厚なる師弟によりて創価学会は誕生せり。
先師牧口常三郎初代会長は戦時中、生命尊厳の仏法を弘め、軍部政府に投獄せられ殉教なされたり。
生きて牢獄を出た恩師戸田城聖第二代会長は、地上から悲惨の二字をなくさんと生涯を捧げらる。
師の不惜身命の精神を継ぎ、第三代会長として我は立ちたり。共戦の同志と共に妙法という幸福の種を蒔きし勇猛精進の歴史よ。世界一九二箇国・地域に平和と文化と教育の花は爛漫と咲き薫る。
二〇一二年十一月十八日−−
先師の魂魄を留め、恩師が広宣流布の指揮を執リたるここ原点の地・信濃町に、第三代の発願し命名せる「広宣流布大誓堂」は建立されたり。
須弥壇には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と認めらる創価学会常住の御本尊を御安置奉る。
我ら民衆が世界の立正安国を深く祈念し、いかなる三障四魔も恐るることなく、自他共の人間革命の勝利へ出発せる師弟誓願の大殿堂なり。
報恩抄に宣わく「日蓮が慈悲礦大ならば南無妙法蓮華経は万年の外・未来までもながるべし」。
広宣流布は、世界の平和と社会の繁栄を開きゆく大道なり。全人類を救わんとする、我らの久遠の大誓願なり。今、地涌の菩薩は陸続と躍り出て、法華経の人間主義の大光は五大州を照らす。
日蓮大聖人に直結し創価三代に連なる宝友が異体同心の団結で、末法万年にわたる「広宣流布」即「世界平和」の潮流をいよいよ高めゆかんことを、ここに強く念願するものなり。
先師・恩師への報恩を込めて
創価学会第三代会長
池田大作
2013年11月19日火曜日
2013.11.19 わが友に贈る
信念と慈愛の
女性の声こそ
社会を変えゆく力だ。
婦人部・女子部の
尊き奮闘に最敬礼!
四条金吾殿女房御返事 P1135
『一切の人はにくまばにくめ、釈迦仏多宝仏十方の諸仏乃至梵王帝釈日月等にだにもふびんとをもはれまいらせなばなにかくるしかるべき、法華経にだにもほめられたてまつりなばなにかくるしかるべき』
◇希望の明日へ
"文化の道"は"友情の道"である。美しい人間性と知恵の花咲く道である。この道を世界中に開いておきたい。それが仏法にかなった行動であり、また日本が進むべき根本の路線であろう。"孤独な繁栄"は永続しない。民衆の往来で固められた"友情と文化の道"は時とともに、人類に大きな実りをもたらすのである。
平2・1・30
☆女性に贈ることば 十一月十九日
人間、生老病死は避けられない。長い一生のうちには、自分や家族が病気に握ることも当然ある。
病気になること自体は、不幸でも何でもない。不幸なのは、病気に負けることである。
☆今日のことば 十一月十九日
人間形成は、太い信頼のきずなで結ばれた、両者の暖かい生命の譜であり、時には火花を散らす熱烈な接触のなかに高められ、造成されるものではないだろうか。人間の内奥に秘められた無限の可能性、人格的な価値を発現させる方法は、この人間性のふれ合い以外には絶対にあり得ない。
学園抄第11回「世界と出会う」
◇永遠に仲よく
創立者は小説『新・人間革命』「若芽」で綴った。
「創価小学校は日本一国という視点ではなく、世界の平和に貢献できる、世界市民を育てる学校にしなければならない」
弥好!(こんにちは!)
1990年(平成2年)9月5日、東京創価小学校に海外の"お友だち"がやってきた。中国・北京第一実験小学校の児童である。
図画工作と書道の授業では、北京小の児童の腕前に驚きの声。けん玉や茶道で思い出をつくった。
北京小は周恩来総理夫人の�邨穎超女史が教壇に立った学校。訪日前の児童に、女史は念を押していた。
「創価小学校の皆さん、創価学会名誉会長の池田大作先生に感謝の言葉を伝えてください。私たちは、古くからの友人です」
同6日、北京小の児童を創立者が歓迎する。
「皆さんは、周総理、�お母さんの意志を継ぎ、その精神の門を大きく開いていっていただきたい」
「偉大な人になってください」と握手を交わす。
小学生をこんなに大切にしてくださるんだ! 居合わせた東京小の児童は、誠実な姿を目に焼き付けた。
交流の感想を書いた児童の文集に創立者は記した。
「五十年後が
楽しみ!
皆、偉くなる!
二〇四〇年九月五日」
北京小一行は10日に関西創価小学校へ。翌91年9月には関西小の児童が北京小を訪れ、再会を果たした。
また同年4月、ロシアのモスクワ市第一二三四小中学校一行が来日。創立者と創価小の児童が迎えた。
ある児童の声。
「世界をとびまわり、人々を幸せにする人になると決意しました。特におとなりの中国、ロシアとは、永遠に仲よくしていきます」
東西両校から、語学を学び、各国との友好に尽くす人材が出ている。
今年の1学期。東西の創価小で、北京小との交流絵画展が開かれた。"戦後最悪の日中関係"といわれるなか、本年は20回目。
「北京小からきた絵を見るとワクワクします」
「とても上手な絵だったので、ビックリ。『僕たちも負けないでがんばろう』と思いました」
小さな胸に芽生えた「世界」への思い。創立者が開いた友情の道を、児童は楽しく歩んでいる。
女性の声こそ
社会を変えゆく力だ。
婦人部・女子部の
尊き奮闘に最敬礼!
四条金吾殿女房御返事 P1135
『一切の人はにくまばにくめ、釈迦仏多宝仏十方の諸仏乃至梵王帝釈日月等にだにもふびんとをもはれまいらせなばなにかくるしかるべき、法華経にだにもほめられたてまつりなばなにかくるしかるべき』
◇希望の明日へ
"文化の道"は"友情の道"である。美しい人間性と知恵の花咲く道である。この道を世界中に開いておきたい。それが仏法にかなった行動であり、また日本が進むべき根本の路線であろう。"孤独な繁栄"は永続しない。民衆の往来で固められた"友情と文化の道"は時とともに、人類に大きな実りをもたらすのである。
平2・1・30
☆女性に贈ることば 十一月十九日
人間、生老病死は避けられない。長い一生のうちには、自分や家族が病気に握ることも当然ある。
病気になること自体は、不幸でも何でもない。不幸なのは、病気に負けることである。
☆今日のことば 十一月十九日
人間形成は、太い信頼のきずなで結ばれた、両者の暖かい生命の譜であり、時には火花を散らす熱烈な接触のなかに高められ、造成されるものではないだろうか。人間の内奥に秘められた無限の可能性、人格的な価値を発現させる方法は、この人間性のふれ合い以外には絶対にあり得ない。
学園抄第11回「世界と出会う」
◇永遠に仲よく
創立者は小説『新・人間革命』「若芽」で綴った。
「創価小学校は日本一国という視点ではなく、世界の平和に貢献できる、世界市民を育てる学校にしなければならない」
弥好!(こんにちは!)
1990年(平成2年)9月5日、東京創価小学校に海外の"お友だち"がやってきた。中国・北京第一実験小学校の児童である。
図画工作と書道の授業では、北京小の児童の腕前に驚きの声。けん玉や茶道で思い出をつくった。
北京小は周恩来総理夫人の�邨穎超女史が教壇に立った学校。訪日前の児童に、女史は念を押していた。
「創価小学校の皆さん、創価学会名誉会長の池田大作先生に感謝の言葉を伝えてください。私たちは、古くからの友人です」
同6日、北京小の児童を創立者が歓迎する。
「皆さんは、周総理、�お母さんの意志を継ぎ、その精神の門を大きく開いていっていただきたい」
「偉大な人になってください」と握手を交わす。
小学生をこんなに大切にしてくださるんだ! 居合わせた東京小の児童は、誠実な姿を目に焼き付けた。
交流の感想を書いた児童の文集に創立者は記した。
「五十年後が
楽しみ!
皆、偉くなる!
二〇四〇年九月五日」
北京小一行は10日に関西創価小学校へ。翌91年9月には関西小の児童が北京小を訪れ、再会を果たした。
また同年4月、ロシアのモスクワ市第一二三四小中学校一行が来日。創立者と創価小の児童が迎えた。
ある児童の声。
「世界をとびまわり、人々を幸せにする人になると決意しました。特におとなりの中国、ロシアとは、永遠に仲よくしていきます」
東西両校から、語学を学び、各国との友好に尽くす人材が出ている。
今年の1学期。東西の創価小で、北京小との交流絵画展が開かれた。"戦後最悪の日中関係"といわれるなか、本年は20回目。
「北京小からきた絵を見るとワクワクします」
「とても上手な絵だったので、ビックリ。『僕たちも負けないでがんばろう』と思いました」
小さな胸に芽生えた「世界」への思い。創立者が開いた友情の道を、児童は楽しく歩んでいる。
2013年11月18日月曜日
2013.11.18 わが友に贈る
全民衆が幸福に!
世界に平和の光を!
これが我らの願いだ。
清心な決意で
共に希望の大建設へ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇今週のことば
「創立の日」は
先師の「殉教の日」なり。
峻厳なる学会精神を
断じて忘れまい。
「師子王の心」で進め!
2013年11月18日
◇希望の明日へ
文化は、人間の心の証であり、時を超え、国境を超えて広がり、伝えられていく。まことに強靭な力を備えている。
平1・9・26
☆女性に贈ることば 十一月十八日
師を慕い、師に近づこうと努力し続ける一念こそが、自分自身に限りない成長をもたらす。
☆今日のことば 十一月十八日
建設には、希望がある。情熱がある。その建設の根底に偉大な思想があれば、その活動も更に大きく、深く永続されてゆく。理念、思想のない建設は、やがて崩れゆく運命にあるものだ。
学園抄第11回「世界と出会う」
「関西! 聞こえる?」
97年10月29日、東京校で創立30周年の祝賀の集い。中継で結んだ関西校に、創立者が呼び掛けた。
「ゴルバチョフ元大統領と一緒に、来月、関西に行くから!」
どよめきが起きた。
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ氏。ペレストロイカ(改革)を進めた元ソ連大統領。ノーベル平和賞受賞者。すでに教科書に載る。偉人だった。
翌月20日、創立者夫妻と元大統領夫妻が関西校へ。創価大学の名誉教授称号授与式が講堂で行われた。
ライサ夫人が登壇。
「最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前へ進む人です」
受章した元大統領。
「皆さまは古い世代からバトンを受け継ぎ、新しき21世紀を建設しゆく方々です。私どもと皆さまが団結して、『人間主義』という理想に進んでいくならば、必ず素晴らしき未来を建設しゆくことができる」
パチパチ……!
生徒は驚く。一言一言に最も早く、大きく拍手するのは創立者だった。「そうだ!」「スパシーバ!(ありがとう!)」と声も聞こえてくる。こうやって賓客を迎えるのか!
創立者が祝辞に立った。
「ご夫妻への『祝福』と『栄光』と『勝利』のしるしの"儀式"をやろう!」
全員が起立。男子は詰め襟の服、女子はブレザーを手に持った。
ワン、ツー、スリー!
創立者の掛け声で、無数の制服が宙を舞う。元大統領は親指を立てて喜んだ。
その時。2階席で笑いが起きた。生徒3人の服が天井付近に引っ掛かっている。しまった! ジャンプして手を伸ばす生徒。創立者が指さす。
「後で取ればいいよ。3人、いいね!」
ユーモアを交えて激励を送る。心通う様子を元大統領が優しく見つめる。
創立者は史観を述べた。
「元大統領こそ、20世紀の最大の改革を開始し、冷戦を終結させた、世界史の巨人であります」
「ご夫妻がいなければ、今ごろ世界はどうなっていたか!」
式典が終了。元大統領は壇上で頬を紅潮させた。
「あの飛んでしまった服は、きょうの出会いの思い出の"旗"のようです!」
ウイット(機知)に、笑顔が広がった。
モットーの碑の横に枝垂れ桜を植樹。元大統領は何度も土を盛り、バケツの水を全て掛けた。「農民の出なんで、得意なんです」
紅葉が彩る校内を創立者と回り、「詩のような自然の中で、素晴らしい子どもたちが育っていることが、よく分かりました」。
後年、元大統領は折々に学園訪問を述懐した。
「あれは夢のような一時でした」
◎創価学会創立記念日、おめでとうございます(^.^)/~~~
世界に平和の光を!
これが我らの願いだ。
清心な決意で
共に希望の大建設へ!
最蓮房御返事 P1340
『第六天の魔王我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず、故に天魔力及ばずして王臣を始として良観等の愚癡の法師原に取り付いて日蓮をあだむなり』
◇今週のことば
「創立の日」は
先師の「殉教の日」なり。
峻厳なる学会精神を
断じて忘れまい。
「師子王の心」で進め!
2013年11月18日
◇希望の明日へ
文化は、人間の心の証であり、時を超え、国境を超えて広がり、伝えられていく。まことに強靭な力を備えている。
平1・9・26
☆女性に贈ることば 十一月十八日
師を慕い、師に近づこうと努力し続ける一念こそが、自分自身に限りない成長をもたらす。
☆今日のことば 十一月十八日
建設には、希望がある。情熱がある。その建設の根底に偉大な思想があれば、その活動も更に大きく、深く永続されてゆく。理念、思想のない建設は、やがて崩れゆく運命にあるものだ。
学園抄第11回「世界と出会う」
「関西! 聞こえる?」
97年10月29日、東京校で創立30周年の祝賀の集い。中継で結んだ関西校に、創立者が呼び掛けた。
「ゴルバチョフ元大統領と一緒に、来月、関西に行くから!」
どよめきが起きた。
ミハイル・セルゲービッチ・ゴルバチョフ氏。ペレストロイカ(改革)を進めた元ソ連大統領。ノーベル平和賞受賞者。すでに教科書に載る。偉人だった。
翌月20日、創立者夫妻と元大統領夫妻が関西校へ。創価大学の名誉教授称号授与式が講堂で行われた。
ライサ夫人が登壇。
「最後に勝利する人とは、たとえ転んでも、立ち上がり、再び前へ進む人です」
受章した元大統領。
「皆さまは古い世代からバトンを受け継ぎ、新しき21世紀を建設しゆく方々です。私どもと皆さまが団結して、『人間主義』という理想に進んでいくならば、必ず素晴らしき未来を建設しゆくことができる」
パチパチ……!
生徒は驚く。一言一言に最も早く、大きく拍手するのは創立者だった。「そうだ!」「スパシーバ!(ありがとう!)」と声も聞こえてくる。こうやって賓客を迎えるのか!
創立者が祝辞に立った。
「ご夫妻への『祝福』と『栄光』と『勝利』のしるしの"儀式"をやろう!」
全員が起立。男子は詰め襟の服、女子はブレザーを手に持った。
ワン、ツー、スリー!
創立者の掛け声で、無数の制服が宙を舞う。元大統領は親指を立てて喜んだ。
その時。2階席で笑いが起きた。生徒3人の服が天井付近に引っ掛かっている。しまった! ジャンプして手を伸ばす生徒。創立者が指さす。
「後で取ればいいよ。3人、いいね!」
ユーモアを交えて激励を送る。心通う様子を元大統領が優しく見つめる。
創立者は史観を述べた。
「元大統領こそ、20世紀の最大の改革を開始し、冷戦を終結させた、世界史の巨人であります」
「ご夫妻がいなければ、今ごろ世界はどうなっていたか!」
式典が終了。元大統領は壇上で頬を紅潮させた。
「あの飛んでしまった服は、きょうの出会いの思い出の"旗"のようです!」
ウイット(機知)に、笑顔が広がった。
モットーの碑の横に枝垂れ桜を植樹。元大統領は何度も土を盛り、バケツの水を全て掛けた。「農民の出なんで、得意なんです」
紅葉が彩る校内を創立者と回り、「詩のような自然の中で、素晴らしい子どもたちが育っていることが、よく分かりました」。
後年、元大統領は折々に学園訪問を述懐した。
「あれは夢のような一時でした」
◎創価学会創立記念日、おめでとうございます(^.^)/~~~
2013年11月17日日曜日
2013.11.17 わが友に贈る
広布の礎を築いた
父母の労苦に感謝!
後継の若き君よ
燃え上がる情熱と力で
輝く民衆城を永遠に!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『譬ば海上を船にのるに船おろそかにあらざれどもあか入りぬれば必ず船中の人人一時に死するなり、なはて堅固なれども蟻の穴あれば必ず終に湛へたる水のたまらざるが如し、謗法不信のあかをとり信心のなはてをかたむべきなり』
◇希望の明日へ
文化は、世界の心と心を結ぶ人間の道、魂の道、そして平和の道である。ゆえに文化、芸術の交流、発展こそ、すべてに優先して推進されねばならない。
平1・9・11
☆女性に贈ることば 十一月十七日
順調ばかりの人生など、あり得ない。たとえ、不本意な環境であったとしても、いっさいを満足の方向へと回転させながら、自分自身の幸福の花園を、咲き薫らせてほしい。
☆今日のことば 十一月十七日
各人が、それぞれ、他にかえられない特性、人格をもち、しかも、たがいに協調して社会全体としての秩序を保っていく----これが人間社会のあるべき姿であろう。
学園抄第11回「世界と出会う」
◇"一流"の知性と人格に触れる
透き通る青空と色付く木の葉。秋の装いの東京・創価学園に歓声が上がる。
iBienvenidos!(ようこそ!)
スペイン語の幕を広げ、小さな三色の校旗を振る生徒たち。今月5日、ペルー・ラス・アメリカス大学のルイス・エフライン・ウルタド総長一行を迎えた。創立者・池田名誉会長の理念が、どう実践されているかを視察する訪問である。
総合教育棟1階の展示。教員が学園の歴史を紹介した。創立者が学園生と触れ合う写真の数々。クーデンホーフ=カレルギー伯爵、ゴルバチョフ元ソ連大統領、サッカーのバッジョ選手が来校した場面もある。
「大偉業ですね!」
総長は感嘆した。
蛍雪図書館で充実の読書環境を見学し、金風会館で筝曲部の音色に聴き入る。
グローリーホールでは生徒と懇談会。吹奏楽部のフルート四重奏の後、高校3年生があいさつした。友好を広げ、平和に貢献できるよう学んでいます−−流ちょうなスペイン語に総長がほほ笑む。
質疑応答に移る。多くの生徒の手が挙がった。
「教育の力で世界を平和にしたいのですが、真の教育とは何でしょうか?」
同行のフェルナンデス理事長は「『愛情』と『情熱』が大事です」と回答。
総長は「私は池田会長の価値創造の哲学に共感しています。自身でどう価値を生むか考えながら、確信、自信、勇気をもって実践してください」。
ペンを走らせ、真剣にメモを取る生徒たち。御礼として愛唱歌「負けじ魂ここにあり」を歌った。
iBravo!(素晴らしい!)
喝采を送る総長。「皆さんは人類の将来を担う希望の存在です!」
この2学期は、アルメニア、フィリピン、中国の大学関係者も東京校を訪問した。ロシア語、英語、中国語で生徒がスピーチ。翼コーラス部や弦楽アンサンブルも真心の曲を届けた。
また先月、アメリカの学者が関西校を訪れた。
◇生きた歴史
軍事政権と戦い抜いたノーベル平和賞受賞者のアドルフォ・ペレス=エスキベル氏。芸術作品をナチスから守った美術史家のルネ・ユイグ氏。グラミー賞に14度輝いたジャズミュージシャンのハービー・ハンコック氏。「色彩の魔術師」と呼ばれる絵本作家のブライアン・ワイルドスミス画伯・・・・・・。
これまで世界五大陸から約5000人の識者が東西の学園を訪問。創立者が築いた信頼のもと、学園生は「世界」と出会う。
創立者は期待する。
「世界一流の指導者の知性と人格に触れるなかで、人間の正義と不屈の信念とを学んでほしかった」
「世界のリーダーたちに次代の世界を担う使命に燃える生徒たちに会ってもらい、創価の人間教育の姿を見てほしい」
1970年(昭和45年)10月17日、東京校を一人の紳士が訪ねた。
リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵。ヨーロッパ統合を提唱し、行動してきた。EEC(ヨーロッパ経済共同体)で関税同盟が完成するなど、大きな潮流が起きていた。
「私の人生」と題し講演。世界恐慌、ヒトラー、チャーチル、ドーゴール。生徒には遠い事件や人物が"生きた歴史"として語られる。
「第三次世界大戦という、かつてない悲惨事を防ぐために平和運動か行なわれていますが、私は池田会長を、この運動をともに推進する、もっとも身近な同盟者であると考えている」
創立者を讃える言葉に胸を熱くする生徒。寮歌の合唱で感謝を表した。
講演後、創立者は学園で4時間以上、伯爵と対談。伯爵は感想を述べた。
「こんなにいい生徒の学校の創立者である池田会長は、本当に幸せな人です」
父母の労苦に感謝!
後継の若き君よ
燃え上がる情熱と力で
輝く民衆城を永遠に!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『譬ば海上を船にのるに船おろそかにあらざれどもあか入りぬれば必ず船中の人人一時に死するなり、なはて堅固なれども蟻の穴あれば必ず終に湛へたる水のたまらざるが如し、謗法不信のあかをとり信心のなはてをかたむべきなり』
◇希望の明日へ
文化は、世界の心と心を結ぶ人間の道、魂の道、そして平和の道である。ゆえに文化、芸術の交流、発展こそ、すべてに優先して推進されねばならない。
平1・9・11
☆女性に贈ることば 十一月十七日
順調ばかりの人生など、あり得ない。たとえ、不本意な環境であったとしても、いっさいを満足の方向へと回転させながら、自分自身の幸福の花園を、咲き薫らせてほしい。
☆今日のことば 十一月十七日
各人が、それぞれ、他にかえられない特性、人格をもち、しかも、たがいに協調して社会全体としての秩序を保っていく----これが人間社会のあるべき姿であろう。
学園抄第11回「世界と出会う」
◇"一流"の知性と人格に触れる
透き通る青空と色付く木の葉。秋の装いの東京・創価学園に歓声が上がる。
iBienvenidos!(ようこそ!)
スペイン語の幕を広げ、小さな三色の校旗を振る生徒たち。今月5日、ペルー・ラス・アメリカス大学のルイス・エフライン・ウルタド総長一行を迎えた。創立者・池田名誉会長の理念が、どう実践されているかを視察する訪問である。
総合教育棟1階の展示。教員が学園の歴史を紹介した。創立者が学園生と触れ合う写真の数々。クーデンホーフ=カレルギー伯爵、ゴルバチョフ元ソ連大統領、サッカーのバッジョ選手が来校した場面もある。
「大偉業ですね!」
総長は感嘆した。
蛍雪図書館で充実の読書環境を見学し、金風会館で筝曲部の音色に聴き入る。
グローリーホールでは生徒と懇談会。吹奏楽部のフルート四重奏の後、高校3年生があいさつした。友好を広げ、平和に貢献できるよう学んでいます−−流ちょうなスペイン語に総長がほほ笑む。
質疑応答に移る。多くの生徒の手が挙がった。
「教育の力で世界を平和にしたいのですが、真の教育とは何でしょうか?」
同行のフェルナンデス理事長は「『愛情』と『情熱』が大事です」と回答。
総長は「私は池田会長の価値創造の哲学に共感しています。自身でどう価値を生むか考えながら、確信、自信、勇気をもって実践してください」。
ペンを走らせ、真剣にメモを取る生徒たち。御礼として愛唱歌「負けじ魂ここにあり」を歌った。
iBravo!(素晴らしい!)
喝采を送る総長。「皆さんは人類の将来を担う希望の存在です!」
この2学期は、アルメニア、フィリピン、中国の大学関係者も東京校を訪問した。ロシア語、英語、中国語で生徒がスピーチ。翼コーラス部や弦楽アンサンブルも真心の曲を届けた。
また先月、アメリカの学者が関西校を訪れた。
◇生きた歴史
軍事政権と戦い抜いたノーベル平和賞受賞者のアドルフォ・ペレス=エスキベル氏。芸術作品をナチスから守った美術史家のルネ・ユイグ氏。グラミー賞に14度輝いたジャズミュージシャンのハービー・ハンコック氏。「色彩の魔術師」と呼ばれる絵本作家のブライアン・ワイルドスミス画伯・・・・・・。
これまで世界五大陸から約5000人の識者が東西の学園を訪問。創立者が築いた信頼のもと、学園生は「世界」と出会う。
創立者は期待する。
「世界一流の指導者の知性と人格に触れるなかで、人間の正義と不屈の信念とを学んでほしかった」
「世界のリーダーたちに次代の世界を担う使命に燃える生徒たちに会ってもらい、創価の人間教育の姿を見てほしい」
1970年(昭和45年)10月17日、東京校を一人の紳士が訪ねた。
リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵。ヨーロッパ統合を提唱し、行動してきた。EEC(ヨーロッパ経済共同体)で関税同盟が完成するなど、大きな潮流が起きていた。
「私の人生」と題し講演。世界恐慌、ヒトラー、チャーチル、ドーゴール。生徒には遠い事件や人物が"生きた歴史"として語られる。
「第三次世界大戦という、かつてない悲惨事を防ぐために平和運動か行なわれていますが、私は池田会長を、この運動をともに推進する、もっとも身近な同盟者であると考えている」
創立者を讃える言葉に胸を熱くする生徒。寮歌の合唱で感謝を表した。
講演後、創立者は学園で4時間以上、伯爵と対談。伯爵は感想を述べた。
「こんなにいい生徒の学校の創立者である池田会長は、本当に幸せな人です」
2013年11月16日土曜日
2013.11.16 わが友に贈る
仏法を語る人は
「如来の使」なり。
誠実の言葉は
必ず相手の仏性に届く。
尊き聖業に福徳は厳然!
法華証明抄 P1587
『鬼神めらめ此の人をなやますは剣をさかさまにのむか又大火をいだくか、三世十方の仏の大怨敵となるか、あなかしこあなかしこ、此の人のやまいを忽になをしてかへりてまほりとなりて鬼道の大苦をぬくべきか』
◇希望の明日へ
文化の重要性を説く人は多い。しかし、単なる抽象論であってはならない。一国のみの偏狭な議論も現実的でない。広く人類的視野で交流の道を幾重にも開き、深くその人間性を花咲かせていく。その責任感と哲学、行動は不可欠である。
平1・8・29
☆女性に贈ることば 十一月十六日
いつもいつも太陽の如く、満々たる生命力をたたえ、さわやかな笑顔で、誰からも慕われ信頼される良識の人でありたい。
☆今日のことば 十一月十六日
私は、この世でもっとも美しいものは、人間の暖かい心であり、この社会は、たがいに愛しあい、守りあい、助けあっていくべきだと信じている。また、この信念を、つらぬいてきたつもりだ。一生涯、つらぬいていこうと決意もしている。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.043 生涯不退転の信心を燃やせ
伝統の教学部任用試験が、もうすぐだ。
受験者の皆さん、本当にご苦労さま! 風邪などひかれませんように。教えてくださっている方々、応援してくださる全ての皆様方に、心から感謝申し上げたい。
アメリカの友は「新会員が教学試験を受けるまでが折伏だ」と語り合っているそうだ。うれしいことである。
人生、どういう価値観を持って生きるか。人間の輝きはそれで決まる。皆さんは最高の法を持っておられる。
財宝や地位を持つのもいいだろう。しかし、それだけでは永遠性はない。三世の生命から見たときに、一番の大躍進の源泉である妙法を、皆さんは持っている。
仏法は、生命それ自体が最高の宝であると教えているのである。
有名な御聖訓には、『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と仰せである。
今、多くの友が、全力で教学の研鎖に励んでおられる。青年部、未来部も、婦人部、壮年部、多宝の友も真剣だ。これほど尊い姿はない。
生き生きと、世界一の生命哲学を学ぶ女子部のスクラムも、本当に素晴らしい。
戸田先生は、「女子部は一人も残らず幸福に!」「清らかな強き信心で、この一生を生き抜け!」と願われた。
大事なのは、「さあ御書を学ぼう! 仏法を学ぼう!」という求道の心である。生涯不退転の信心の原点を、今こそ築いてまいりたい。
◎きのうの千葉版「人間教育実践報告大会」に、千葉王子王女合唱団の一員として娘が参加しました。小さくですが写真に写ってます(まぁ本人にしか判りませんが...)
「如来の使」なり。
誠実の言葉は
必ず相手の仏性に届く。
尊き聖業に福徳は厳然!
法華証明抄 P1587
『鬼神めらめ此の人をなやますは剣をさかさまにのむか又大火をいだくか、三世十方の仏の大怨敵となるか、あなかしこあなかしこ、此の人のやまいを忽になをしてかへりてまほりとなりて鬼道の大苦をぬくべきか』
◇希望の明日へ
文化の重要性を説く人は多い。しかし、単なる抽象論であってはならない。一国のみの偏狭な議論も現実的でない。広く人類的視野で交流の道を幾重にも開き、深くその人間性を花咲かせていく。その責任感と哲学、行動は不可欠である。
平1・8・29
☆女性に贈ることば 十一月十六日
いつもいつも太陽の如く、満々たる生命力をたたえ、さわやかな笑顔で、誰からも慕われ信頼される良識の人でありたい。
☆今日のことば 十一月十六日
私は、この世でもっとも美しいものは、人間の暖かい心であり、この社会は、たがいに愛しあい、守りあい、助けあっていくべきだと信じている。また、この信念を、つらぬいてきたつもりだ。一生涯、つらぬいていこうと決意もしている。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.043 生涯不退転の信心を燃やせ
伝統の教学部任用試験が、もうすぐだ。
受験者の皆さん、本当にご苦労さま! 風邪などひかれませんように。教えてくださっている方々、応援してくださる全ての皆様方に、心から感謝申し上げたい。
アメリカの友は「新会員が教学試験を受けるまでが折伏だ」と語り合っているそうだ。うれしいことである。
人生、どういう価値観を持って生きるか。人間の輝きはそれで決まる。皆さんは最高の法を持っておられる。
財宝や地位を持つのもいいだろう。しかし、それだけでは永遠性はない。三世の生命から見たときに、一番の大躍進の源泉である妙法を、皆さんは持っている。
仏法は、生命それ自体が最高の宝であると教えているのである。
有名な御聖訓には、『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』(P1361)と仰せである。
今、多くの友が、全力で教学の研鎖に励んでおられる。青年部、未来部も、婦人部、壮年部、多宝の友も真剣だ。これほど尊い姿はない。
生き生きと、世界一の生命哲学を学ぶ女子部のスクラムも、本当に素晴らしい。
戸田先生は、「女子部は一人も残らず幸福に!」「清らかな強き信心で、この一生を生き抜け!」と願われた。
大事なのは、「さあ御書を学ぼう! 仏法を学ぼう!」という求道の心である。生涯不退転の信心の原点を、今こそ築いてまいりたい。
◎きのうの千葉版「人間教育実践報告大会」に、千葉王子王女合唱団の一員として娘が参加しました。小さくですが写真に写ってます(まぁ本人にしか判りませんが...)
2013年11月15日金曜日
2013.11.15 わが友に贈る
副役職の皆様は
異体同心の要なり。
いつも ありがとう!
豊かな経験を生かし
励ましの達人と光れ!
四条金吾殿御返事 P1118
『貴辺日蓮にしたがひて法華経の行者として諸人にかたり給ふ是れ豈流通にあらずや、法華経の信心をとをし給へ火をきるにやすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ』
◇希望の明日へ
文化とは、ある面からいえば、この地球上に乱舞する諸民族の魂が、宇宙生命の慈悲と智慧の躍動から聞き取った"内なる声"の表現であり、昇華である。異質な文化が交流しあうことは、互いの魂を触発し、相互理解を進めるとともに、それぞれの文化のなかに蓄えられてきた"内なる声"の伝統的価値を再発見し、蘇生させていくことになる。
平1・5・28
☆女性に贈ることば 十一月十五日
自分が決めた使命の道を、人生の最終章まで、悔いなく断固と貴きながら、生き抜き、戦い抜いていくことだ。
そして自分自身が、勝利の満足をすることだ。「誰かのように」ではなく、「私らしく」生きていくのだ。
☆今日のことば 十一月十五日
決して私は
悲しむまい
決して私は
嘆くまい
私には
宝があるから
異体同心の要なり。
いつも ありがとう!
豊かな経験を生かし
励ましの達人と光れ!
四条金吾殿御返事 P1118
『貴辺日蓮にしたがひて法華経の行者として諸人にかたり給ふ是れ豈流通にあらずや、法華経の信心をとをし給へ火をきるにやすみぬれば火をえず、強盛の大信力をいだして法華宗の四条金吾四条金吾と鎌倉中の上下万人乃至日本国の一切衆生の口にうたはれ給へ』
◇希望の明日へ
文化とは、ある面からいえば、この地球上に乱舞する諸民族の魂が、宇宙生命の慈悲と智慧の躍動から聞き取った"内なる声"の表現であり、昇華である。異質な文化が交流しあうことは、互いの魂を触発し、相互理解を進めるとともに、それぞれの文化のなかに蓄えられてきた"内なる声"の伝統的価値を再発見し、蘇生させていくことになる。
平1・5・28
☆女性に贈ることば 十一月十五日
自分が決めた使命の道を、人生の最終章まで、悔いなく断固と貴きながら、生き抜き、戦い抜いていくことだ。
そして自分自身が、勝利の満足をすることだ。「誰かのように」ではなく、「私らしく」生きていくのだ。
☆今日のことば 十一月十五日
決して私は
悲しむまい
決して私は
嘆くまい
私には
宝があるから
2013年11月14日木曜日
2013.11.14 わが友に贈る
朝晩の冷え込みに注意!
風邪を引かないよう
手洗い・うがい
防寒等の対策を万全に。
健康勝利の日々を!
秋元御書 P1072
『信心のこころ全ければ平等大慧の智水乾く事なし』
◇希望の明日へ
文化の力によって自らを"魅力ある日本人"に磨き上げるとともに、相互性、対等性、漸進性の原則に立った開かれた姿勢で、文化交流をいちだんと活発化させていくことこそ、今後、日本が第一に力を入れるべきものである。
平1・1・26
☆女性に贈ることば 十一月十四日
子どもは大きくなれば、親の手を次第に離れていくものだが、その大事な離陸の時が、小学校低学年の時期です。この時期こそ、お母さんが心して子どもと向きあうべき時です。
☆今日のことば 十一月十四日
基礎づくりの時は、背広でなく作業服が必要だ。
見栄坊では、完全なるものはできまい。
風邪を引かないよう
手洗い・うがい
防寒等の対策を万全に。
健康勝利の日々を!
秋元御書 P1072
『信心のこころ全ければ平等大慧の智水乾く事なし』
◇希望の明日へ
文化の力によって自らを"魅力ある日本人"に磨き上げるとともに、相互性、対等性、漸進性の原則に立った開かれた姿勢で、文化交流をいちだんと活発化させていくことこそ、今後、日本が第一に力を入れるべきものである。
平1・1・26
☆女性に贈ることば 十一月十四日
子どもは大きくなれば、親の手を次第に離れていくものだが、その大事な離陸の時が、小学校低学年の時期です。この時期こそ、お母さんが心して子どもと向きあうべき時です。
☆今日のことば 十一月十四日
基礎づくりの時は、背広でなく作業服が必要だ。
見栄坊では、完全なるものはできまい。
2013年11月13日水曜日
2013.11.13 わが友に贈る
相手の幸福を願う
強き一念に
勝るものはない。
「心こそ大切なれ」
誠心誠意で語り抜け!
経王殿御返事 P1124
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』
◇希望の明日へ
文化の独自性は、決して普遍性と相いれないものではないのである。個性豊かな独自の文化は、あらゆる人々の心を触発し、胸を打つ普遍性をはらんでいる。それであればこそ歴史上、文化は国家と民族の壁を超えて広範に伝播していったのである。
平1・1・26
☆女性に贈ることば 十一月十三日
今、自分たちは何をすべきか、その目的を忘れての恋愛は邪道である。互いに目的を達成していこうと励ましあっていくことが大切である。
☆今日のことば 十一月十三日
人は、自分に都合の悪い部分は、つとめて無視したいものだ。真理をわざわざ見過ごそうとするところに、誤りの共通点がある。
◎きょうから、希望の明日へは「文化」です!(^^)!
強き一念に
勝るものはない。
「心こそ大切なれ」
誠心誠意で語り抜け!
経王殿御返事 P1124
『わざはひも転じて幸となるべし、あひかまへて御信心を出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か成就せざるべき』
◇希望の明日へ
文化の独自性は、決して普遍性と相いれないものではないのである。個性豊かな独自の文化は、あらゆる人々の心を触発し、胸を打つ普遍性をはらんでいる。それであればこそ歴史上、文化は国家と民族の壁を超えて広範に伝播していったのである。
平1・1・26
☆女性に贈ることば 十一月十三日
今、自分たちは何をすべきか、その目的を忘れての恋愛は邪道である。互いに目的を達成していこうと励ましあっていくことが大切である。
☆今日のことば 十一月十三日
人は、自分に都合の悪い部分は、つとめて無視したいものだ。真理をわざわざ見過ごそうとするところに、誤りの共通点がある。
◎きょうから、希望の明日へは「文化」です!(^^)!
2013年11月12日火曜日
2013.11.12 わが友に贈る
「妙とは蘇生の義なり」
どんな宿命も
使命へと変えるのが
我らの仏法だ。
人間革命の凱歌を共に!
千日尼御前御返事 P1316
『法華経の師子王を持つ女人は一切の地獄餓鬼畜生等の百獣に恐るる事なし』
◇希望の明日へ
無常感も、大乗仏教においては、決して消極的な諦めではない。千変万化してやまない世間から、ひとたび距離を置く出世間のベクトルとともに、その透徹した眼をもって、再び世間へと立ち戻っていく−−いわば"出・出世間"のベクトルも併せて示している。すなわち、刻々と進歩し変化する社会から決して遊離するのではない。それらを達観しつつ、しかもそこに生き生きと活力を与えていくのである。
☆女性に贈ることば 十一月十二日
欲しいものが、すぐ手に入るのが幸福ではない。悩みがないのが幸福なのではない。甘やかされては、卑しく、心の貧しい、わがままな人間になってしまう。
たとえ今は苦しくとも、希望を見つめ、苦労の坂を一歩一歩、上っていく。少しずつ、自分の力で自分の夢を実現していく。その人こそ、本当の深い喜びを知る人である。また、ここに、人間としての美しい人生がある。
☆今日のことば 十一月十二日
長所は常にその裏に短所をはらんでいる。いかなる良薬であっても用い方ひとつで毒にもなる。問題は、せっかくの特質をどのようにして長所として生かしていくかである。そこに優れた英知の必要性があるわけだ。
☆11.18「創価学会創立の日」祝賀 第1回本部幹部会 SGI総会へのメッセージ
「世界広宣流布」の新たな山へ登りゆく、大いなる一歩が、今ここに、威風堂々と踏み出されました。
日本全国を結び、さらに五大陸、85力国・地域の宿縁のリーダーが集われて、歴史的な新時代第1回本部幹部会、誠におめでとう!
世界最高峰のアメリカSGIのスーパーサウンズの皆さん、本当にありがとうございます!
音楽隊、鼓笛隊、合唱団をはじめ、青年部・未来部の皆さん方の演奏も歌声も、創立100周年へ轟きわたる希望と勝利の妙音なりと、私は心から讃えたいのであります。
本当に本当に、ありがとう!
偉大なる全同志の祈りと真心と奮闘ありて、「広宣流布大誓堂」が誕生いたしました。御本仏・日蓮大聖人が尊き尊き皆さん方を『一閻浮提第一の大誓堂造りたり』と御賞讃くださることは、絶対に間違いありません。
この皆さん方の名誉と功徳は無量無辺であり、必ずや一家省属に万代までも流れ伝わることでありましょう。
尽きせぬ感謝を込めて、「師と弟子が 大誓願の 凱歌城」と贈ります。
◇悲嘆を希望に!苦悩を喜びに!
私たちが朝晩の勤行で読誦している法華経寿量品の自我偏に、『園林諸堂閣種種宝荘厳 宝樹多花菓 衆生所遊楽』(創価学会版法華経P491)等と、誠に美しいリズムの一節があります。
わかりやすく申し上げれば−−
「衆生が、この世界が滅んで、大火に焼かれてしまうと嘆く時も、仏の住む、この国土は安穏であり、常に喜びあふれる天界・人界の衆生で満ちている。
そこには、豊かな庭園や林、立派な殿堂があり、種々の宝で荘厳され、宝の樹には、たくさんの花が咲き香り、多くの実がなっている。
まさに衆生が遊楽する所なのである。
天人たちは鼓を撃って 常に妙なる音楽を奏でてくれている」−−と。
新たな「宝の城」の完成を祝賀する本日の式典は、まさしく、この経文さながらの晴れやかな「衆生所遊楽」の集いではないでしょうか。
我ら創価の師弟は、戦乱や災害や病気が渦巻く悪世末法の真っ只中に、この「衆生所遊楽」の世界を広げゆくことを、あえて誓い願って、躍り出た地涌の菩薩であります。
それは、釈尊そして大聖人から託された、広宣流布の誓願であります。
ゆえに、我らは、何ものをも恐れず、民衆一人一人から、最も尊厳なる仏の生命を呼び覚まし、悲嘆を希望に変え、苦悩を喜びに変え、不安を勇気に変えて、「人間革命」の波を起こしてきました。
さらにまた、仏法の人間主義を基調とした「平和」「文化」「教育」の対話・交流によって人類を結び合い、いやまして青年の英知と創造力を高めながら、共に生きゆく安穏の楽土を創り開いてきました。
きょうも、わが創価の誉れの友は、東北の被災地をはじめ日本中、世界中それぞれの誓願の国土で、仏に等しい不屈の忍耐をもって、人のため、社会のため、大誠実の貢献を貫いてくれているのであります。
◇自他共の幸福へ
日蓮大聖人は、『一切衆生にとって、南無妙法蓮華経と唱えるより外に真の遊楽はない』(P1143、通解)と結論され、『苦をば苦と悟り、楽をば楽と開き、苦楽ともに思い合わせて南無妙法蓮華経と唱え切っていきなさい』(同P、通解)と仰せになられました。
我らの題目は、広宣流布の誓願の題目であります。これほど強く、これほど深く、これほど明るい、『歓喜の中の大歓喜』の音律はありません。
いかに厳しい苦難があっても、断じて負けない。題目の力で自らの悲哀さえも、人々を励まし救いゆく慈悲に転じて、朗らかに前進するのです。
私と皆さんの生命は、この誓願の題目で結ばれ、常に一緒であります。
戸田先生は、私たちに呼びかけられました。
「『衆生所遊楽』−−すなわち我々は楽しむために、この世に生まれてきた。自分も幸せになり、人も幸せにすることを広宣流布というのだ。大変であればあるほど、我らはいよいよ楽しく戦おうではないか!」と。
新たに完成した「広宣流布大誓堂」を中心に、創価という無限の希望のスクラムを、さらに一段と大きく広げながら、私たちの誓願の星である、この地球の未来を赫々と照らしていこうではありませんか!
終わりに、わが敬愛する世界192力国・地域の久遠の同志へ、「君と我 地涌の誓いの 勝利舞」と贈り、私のメッセージといたします。
皆さん、お元気で!
共々に、ますます健康で、ご長寿を!
どんな宿命も
使命へと変えるのが
我らの仏法だ。
人間革命の凱歌を共に!
千日尼御前御返事 P1316
『法華経の師子王を持つ女人は一切の地獄餓鬼畜生等の百獣に恐るる事なし』
◇希望の明日へ
無常感も、大乗仏教においては、決して消極的な諦めではない。千変万化してやまない世間から、ひとたび距離を置く出世間のベクトルとともに、その透徹した眼をもって、再び世間へと立ち戻っていく−−いわば"出・出世間"のベクトルも併せて示している。すなわち、刻々と進歩し変化する社会から決して遊離するのではない。それらを達観しつつ、しかもそこに生き生きと活力を与えていくのである。
☆女性に贈ることば 十一月十二日
欲しいものが、すぐ手に入るのが幸福ではない。悩みがないのが幸福なのではない。甘やかされては、卑しく、心の貧しい、わがままな人間になってしまう。
たとえ今は苦しくとも、希望を見つめ、苦労の坂を一歩一歩、上っていく。少しずつ、自分の力で自分の夢を実現していく。その人こそ、本当の深い喜びを知る人である。また、ここに、人間としての美しい人生がある。
☆今日のことば 十一月十二日
長所は常にその裏に短所をはらんでいる。いかなる良薬であっても用い方ひとつで毒にもなる。問題は、せっかくの特質をどのようにして長所として生かしていくかである。そこに優れた英知の必要性があるわけだ。
☆11.18「創価学会創立の日」祝賀 第1回本部幹部会 SGI総会へのメッセージ
「世界広宣流布」の新たな山へ登りゆく、大いなる一歩が、今ここに、威風堂々と踏み出されました。
日本全国を結び、さらに五大陸、85力国・地域の宿縁のリーダーが集われて、歴史的な新時代第1回本部幹部会、誠におめでとう!
世界最高峰のアメリカSGIのスーパーサウンズの皆さん、本当にありがとうございます!
音楽隊、鼓笛隊、合唱団をはじめ、青年部・未来部の皆さん方の演奏も歌声も、創立100周年へ轟きわたる希望と勝利の妙音なりと、私は心から讃えたいのであります。
本当に本当に、ありがとう!
偉大なる全同志の祈りと真心と奮闘ありて、「広宣流布大誓堂」が誕生いたしました。御本仏・日蓮大聖人が尊き尊き皆さん方を『一閻浮提第一の大誓堂造りたり』と御賞讃くださることは、絶対に間違いありません。
この皆さん方の名誉と功徳は無量無辺であり、必ずや一家省属に万代までも流れ伝わることでありましょう。
尽きせぬ感謝を込めて、「師と弟子が 大誓願の 凱歌城」と贈ります。
◇悲嘆を希望に!苦悩を喜びに!
私たちが朝晩の勤行で読誦している法華経寿量品の自我偏に、『園林諸堂閣種種宝荘厳 宝樹多花菓 衆生所遊楽』(創価学会版法華経P491)等と、誠に美しいリズムの一節があります。
わかりやすく申し上げれば−−
「衆生が、この世界が滅んで、大火に焼かれてしまうと嘆く時も、仏の住む、この国土は安穏であり、常に喜びあふれる天界・人界の衆生で満ちている。
そこには、豊かな庭園や林、立派な殿堂があり、種々の宝で荘厳され、宝の樹には、たくさんの花が咲き香り、多くの実がなっている。
まさに衆生が遊楽する所なのである。
天人たちは鼓を撃って 常に妙なる音楽を奏でてくれている」−−と。
新たな「宝の城」の完成を祝賀する本日の式典は、まさしく、この経文さながらの晴れやかな「衆生所遊楽」の集いではないでしょうか。
我ら創価の師弟は、戦乱や災害や病気が渦巻く悪世末法の真っ只中に、この「衆生所遊楽」の世界を広げゆくことを、あえて誓い願って、躍り出た地涌の菩薩であります。
それは、釈尊そして大聖人から託された、広宣流布の誓願であります。
ゆえに、我らは、何ものをも恐れず、民衆一人一人から、最も尊厳なる仏の生命を呼び覚まし、悲嘆を希望に変え、苦悩を喜びに変え、不安を勇気に変えて、「人間革命」の波を起こしてきました。
さらにまた、仏法の人間主義を基調とした「平和」「文化」「教育」の対話・交流によって人類を結び合い、いやまして青年の英知と創造力を高めながら、共に生きゆく安穏の楽土を創り開いてきました。
きょうも、わが創価の誉れの友は、東北の被災地をはじめ日本中、世界中それぞれの誓願の国土で、仏に等しい不屈の忍耐をもって、人のため、社会のため、大誠実の貢献を貫いてくれているのであります。
◇自他共の幸福へ
日蓮大聖人は、『一切衆生にとって、南無妙法蓮華経と唱えるより外に真の遊楽はない』(P1143、通解)と結論され、『苦をば苦と悟り、楽をば楽と開き、苦楽ともに思い合わせて南無妙法蓮華経と唱え切っていきなさい』(同P、通解)と仰せになられました。
我らの題目は、広宣流布の誓願の題目であります。これほど強く、これほど深く、これほど明るい、『歓喜の中の大歓喜』の音律はありません。
いかに厳しい苦難があっても、断じて負けない。題目の力で自らの悲哀さえも、人々を励まし救いゆく慈悲に転じて、朗らかに前進するのです。
私と皆さんの生命は、この誓願の題目で結ばれ、常に一緒であります。
戸田先生は、私たちに呼びかけられました。
「『衆生所遊楽』−−すなわち我々は楽しむために、この世に生まれてきた。自分も幸せになり、人も幸せにすることを広宣流布というのだ。大変であればあるほど、我らはいよいよ楽しく戦おうではないか!」と。
新たに完成した「広宣流布大誓堂」を中心に、創価という無限の希望のスクラムを、さらに一段と大きく広げながら、私たちの誓願の星である、この地球の未来を赫々と照らしていこうではありませんか!
終わりに、わが敬愛する世界192力国・地域の久遠の同志へ、「君と我 地涌の誓いの 勝利舞」と贈り、私のメッセージといたします。
皆さん、お元気で!
共々に、ますます健康で、ご長寿を!
2013年11月11日月曜日
2013.11.11 わが友に贈る
新聞休刊日
撰時抄 P288
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一?一微塵のごとし、法華経を二人三人十人百千万億人唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』
◇希望の明日へ
妙法は、「大乗・平等の法」である。大乗の"大"とは、広大無辺であること、"乗"とは、乗り物に誓えて、衆生を苦悩のこちら岸から、幸福の向こう岸へ渡らせる教えを意味している。いわば小乗教は数人乗りのカヌーであり、大乗教は堂々たる大客船に警えられよう。すべての人に、苦しみや悩みの海を乗り越えさせ、幸福の岸へ渡してくれるのが「大乗」の法なのである。平等の法とは、全人類を、何の差別もなく、すべて平等に救っていける法をいう。大聖人の仏法は全人類を幸福にできる。全人類を平和にできる。
平5・5・16
☆女性に贈ることば 十一月十一日
夫婦の関係は、家族の人間関係の基本です。軸であり、柱です。
夫婦のあり方が、子どもの成長にも大きな影響を及ぼします。
子どもの成長は、夫婦の向上です。
子どもの幸福は、夫婦の勝利です。
☆今日のことば 十一月十一日
人間は、生地のままに生きることがもっとも楽しいものだ。偽ったり、飾ったりしようとすると、そこにいきおい無理が生ずる。どんなに高位高官につき、栄よう栄華をきわめても、虚飾がある限り、絶対に心からの幸福は味わえぬ。
☆総本部の新名称「広宣流布大誓堂」 落慶記念勤行会へのメッセージ
◇我らの誓願は「全民衆の幸福」
皆、おめでとう! 晴れ晴れと、日本全国、そして、世界85力国・地域の偉大な広宣流布の指導者が一堂に会しての落慶記念勤行会、本当にうれしい。
この大殿堂の南側と北側には、それぞれに八本の柱が立ち並んで、来館される方々をお迎えいたします。
日蓮大聖人は、「御義口伝」で、『此の品(=普賢品第28)の時最上第一の相伝あり、釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏の文なり』(P781)と仰せです。
八本の柱は、『必ず仏の如くに法華経の行者を敬う可し』(同P)という『法華経の心』、すなわち学会員を仏の如くに大切にする「創価の心」を体した八文字の象徴なりと、私は後世のために申し上げておきます。
ともあれ、本日、記念すべき最初の勤行会に当たり、創価学会常住の御本尊の御前で、日本の私たちが、まさに立ち上がって、世界の尊きリーダーの皆さん方に『仏を敬うが如く』万雷の大拍手をお送りしたいと思いますが、どうでしょうか!
先日、私も厳粛に原田会長だちと入仏式に臨みました。
今年は、戦時中の牧口先生と戸田先生の法難から70年。かくも立派に、かくも堂々と大殿堂が完成したことは、まされもなく、創価の師弟の凱歌の証しであります。
牧口先生、戸田先生はどれほど喜んでくださるであろうかと、私はお二人の尊容を偲びつつ、報恩の祈りを捧げました。
とともに、紛然と競い起こる三障四魔にも負けず、私と苦楽を共に、これほどの学会を築き上げてくれた誉れの全同志に、満腔の感謝の題目を送りました。
そして懇ろに、広布の途上に亡くなられた全ての宝友たちの追善回向をさせていただきました。
◇三世に崩れぬ常住我浄の大宮殿
「近代建築の巨匠」ル・コルビュジエは語っております。
「建築は、存在のすべてをかけて尽くした者に対して、それに報いる特別な幸福をもたらしてくれるだろう」(『建築家の講義−−ル・コルビュジエ』)というのであります。
年齢や体調などで、この場所に来られない方もおられるでしょう。しかし広宣流布に尽くし、今日まで創価の大建設を荘厳してくださった方々の生命には、一人も残らず無量無辺の福徳が積まれ、必ずや三世に崩れざる常楽我浄の大宮殿が輝きわたることは絶対に間違いない。功徳も歓喜も皆、一緒です。何の心配もないと私は断言します。
さて大聖人は、命にも及ぶ佐渡流罪の大難の中で、『大願を立てん』(P232)と宣言なされました。
一切衆生を救う『柱』『眼目』『大船』になるとの誓いに立たれて、ただただ、広宣流布の実現を願われたのです。
『大願』とは『法華弘通』つまり「広宣流布の大願」にほかなりません。
大聖人の立宗より七百年。闘諍言訟の末法が極まった現代にあって、この御本仏のお心のままに、「広宣流布」の大願を成就することを誓って立ち上がった仏意仏勅の教団が、創価学会であります。
「広宣流布の大願」と「仏界の生命」とは一体です。だからこそ−−この誓いに生き抜く時、人は最も尊く、最も強く、最も大きくなれる。
この誓いを貫く時、仏の勇気、仏の智慧、仏の慈悲が限りなく湧き出でてくる。
この誓いに徹し切る時、どんな悩みも変毒為薬し、宿命をも使命へと転じていける。
これが、創価の最極の同志であります。
これが、学会の無敵の陣列であります。
そして、我ら誓願の学会が奉ずる『法華弘通のはたじるし』(P1243)こそ、この大礼拝室に御安置奉った「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と、お認めの常住御本尊であられるのです。
◇久遠の大誓願が光る黄金の会座
私は戸田先生の不二の弟子として、本部の師弟会館で、この御本尊を厳然とお守り申し上げるとともに、一閻浮提への「大法弘通」「慈折広宣流布」の大願成就のために、世界へ打って出ました。
軍国主義と戦い獄中で殉教された、牧口先生の「立正安国」の誓いを、わが誓いとし、平和と文化と教育の大連帯を全世界に開き、広げてきました。
この御本尊の御前で、全同志の健康・長寿とご多幸、人間革命と一生成仏を祈り抜きながら、末法万年尽未来際を見つめて後継の人材の大河を創り、完璧なる令法久住への指揮を執り続けてきたのであります。
そして時は満ち、時は来りて、遂に待ちに待った師弟の大城の完成を見ました。
まさしく法華経さながらに、全世界から地涌の菩薩が勇み来り、広宣流布の御本尊と境智冥合して、久遠元初の大誓願の生命を、昇りゆく旭日のように光らせ、生まれ変わった息吹で出発する黄金の会座であります。
この須弥壇の基底部には、日本の全国47都道府県と、世界五大陸の192力国・地域の石が埋納されております。
我らの祈りは、わが地域から全地球まで包みます。
この大殿堂は、「生死一大事血脈抄」の御聖訓の通り、ありとあらゆる差異を超えて、妙法の世界市民が集い合い、『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え』(P1337)、民衆の幸福と安穏、社会の繁栄、世界の平和、人類の宿命転換へ、共々に励まし、誓願へ勇猛精進していく究極の人間共和の宝塔なのであります。
ゆえに本日より、この城を「広宣流布大誓堂」として、世界広宣流布の新時代へ、歓喜踊躍して正義と希望の大前進を開始したいと思いますが、いかがでしょうか!
大聖人は『ちかいし願やぶるべからず』(P232)と仰せになられました。
我ら創価の家族は、この広宣流布大誓堂とともに、『ちかいし願』をいよいよ燃え上がらせて、いかなる試練も断固と乗り越え、金剛不壊にして所願満足の大勝利の人生を、仲良く朗らかに飾りゆくことを約果し合い、私の記念のメッセージといたします。
撰時抄 P288
『日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一?一微塵のごとし、法華経を二人三人十人百千万億人唱え伝うるほどならば妙覚の須弥山ともなり大涅槃の大海ともなるべし仏になる道は此れよりほかに又もとむる事なかれ』
◇希望の明日へ
妙法は、「大乗・平等の法」である。大乗の"大"とは、広大無辺であること、"乗"とは、乗り物に誓えて、衆生を苦悩のこちら岸から、幸福の向こう岸へ渡らせる教えを意味している。いわば小乗教は数人乗りのカヌーであり、大乗教は堂々たる大客船に警えられよう。すべての人に、苦しみや悩みの海を乗り越えさせ、幸福の岸へ渡してくれるのが「大乗」の法なのである。平等の法とは、全人類を、何の差別もなく、すべて平等に救っていける法をいう。大聖人の仏法は全人類を幸福にできる。全人類を平和にできる。
平5・5・16
☆女性に贈ることば 十一月十一日
夫婦の関係は、家族の人間関係の基本です。軸であり、柱です。
夫婦のあり方が、子どもの成長にも大きな影響を及ぼします。
子どもの成長は、夫婦の向上です。
子どもの幸福は、夫婦の勝利です。
☆今日のことば 十一月十一日
人間は、生地のままに生きることがもっとも楽しいものだ。偽ったり、飾ったりしようとすると、そこにいきおい無理が生ずる。どんなに高位高官につき、栄よう栄華をきわめても、虚飾がある限り、絶対に心からの幸福は味わえぬ。
☆総本部の新名称「広宣流布大誓堂」 落慶記念勤行会へのメッセージ
◇我らの誓願は「全民衆の幸福」
皆、おめでとう! 晴れ晴れと、日本全国、そして、世界85力国・地域の偉大な広宣流布の指導者が一堂に会しての落慶記念勤行会、本当にうれしい。
この大殿堂の南側と北側には、それぞれに八本の柱が立ち並んで、来館される方々をお迎えいたします。
日蓮大聖人は、「御義口伝」で、『此の品(=普賢品第28)の時最上第一の相伝あり、釈尊八箇年の法華経を八字に留めて末代の衆生に譲り給うなり八字とは当起遠迎当如敬仏の文なり』(P781)と仰せです。
八本の柱は、『必ず仏の如くに法華経の行者を敬う可し』(同P)という『法華経の心』、すなわち学会員を仏の如くに大切にする「創価の心」を体した八文字の象徴なりと、私は後世のために申し上げておきます。
ともあれ、本日、記念すべき最初の勤行会に当たり、創価学会常住の御本尊の御前で、日本の私たちが、まさに立ち上がって、世界の尊きリーダーの皆さん方に『仏を敬うが如く』万雷の大拍手をお送りしたいと思いますが、どうでしょうか!
先日、私も厳粛に原田会長だちと入仏式に臨みました。
今年は、戦時中の牧口先生と戸田先生の法難から70年。かくも立派に、かくも堂々と大殿堂が完成したことは、まされもなく、創価の師弟の凱歌の証しであります。
牧口先生、戸田先生はどれほど喜んでくださるであろうかと、私はお二人の尊容を偲びつつ、報恩の祈りを捧げました。
とともに、紛然と競い起こる三障四魔にも負けず、私と苦楽を共に、これほどの学会を築き上げてくれた誉れの全同志に、満腔の感謝の題目を送りました。
そして懇ろに、広布の途上に亡くなられた全ての宝友たちの追善回向をさせていただきました。
◇三世に崩れぬ常住我浄の大宮殿
「近代建築の巨匠」ル・コルビュジエは語っております。
「建築は、存在のすべてをかけて尽くした者に対して、それに報いる特別な幸福をもたらしてくれるだろう」(『建築家の講義−−ル・コルビュジエ』)というのであります。
年齢や体調などで、この場所に来られない方もおられるでしょう。しかし広宣流布に尽くし、今日まで創価の大建設を荘厳してくださった方々の生命には、一人も残らず無量無辺の福徳が積まれ、必ずや三世に崩れざる常楽我浄の大宮殿が輝きわたることは絶対に間違いない。功徳も歓喜も皆、一緒です。何の心配もないと私は断言します。
さて大聖人は、命にも及ぶ佐渡流罪の大難の中で、『大願を立てん』(P232)と宣言なされました。
一切衆生を救う『柱』『眼目』『大船』になるとの誓いに立たれて、ただただ、広宣流布の実現を願われたのです。
『大願』とは『法華弘通』つまり「広宣流布の大願」にほかなりません。
大聖人の立宗より七百年。闘諍言訟の末法が極まった現代にあって、この御本仏のお心のままに、「広宣流布」の大願を成就することを誓って立ち上がった仏意仏勅の教団が、創価学会であります。
「広宣流布の大願」と「仏界の生命」とは一体です。だからこそ−−この誓いに生き抜く時、人は最も尊く、最も強く、最も大きくなれる。
この誓いを貫く時、仏の勇気、仏の智慧、仏の慈悲が限りなく湧き出でてくる。
この誓いに徹し切る時、どんな悩みも変毒為薬し、宿命をも使命へと転じていける。
これが、創価の最極の同志であります。
これが、学会の無敵の陣列であります。
そして、我ら誓願の学会が奉ずる『法華弘通のはたじるし』(P1243)こそ、この大礼拝室に御安置奉った「大法弘通慈折広宣流布大願成就」と、お認めの常住御本尊であられるのです。
◇久遠の大誓願が光る黄金の会座
私は戸田先生の不二の弟子として、本部の師弟会館で、この御本尊を厳然とお守り申し上げるとともに、一閻浮提への「大法弘通」「慈折広宣流布」の大願成就のために、世界へ打って出ました。
軍国主義と戦い獄中で殉教された、牧口先生の「立正安国」の誓いを、わが誓いとし、平和と文化と教育の大連帯を全世界に開き、広げてきました。
この御本尊の御前で、全同志の健康・長寿とご多幸、人間革命と一生成仏を祈り抜きながら、末法万年尽未来際を見つめて後継の人材の大河を創り、完璧なる令法久住への指揮を執り続けてきたのであります。
そして時は満ち、時は来りて、遂に待ちに待った師弟の大城の完成を見ました。
まさしく法華経さながらに、全世界から地涌の菩薩が勇み来り、広宣流布の御本尊と境智冥合して、久遠元初の大誓願の生命を、昇りゆく旭日のように光らせ、生まれ変わった息吹で出発する黄金の会座であります。
この須弥壇の基底部には、日本の全国47都道府県と、世界五大陸の192力国・地域の石が埋納されております。
我らの祈りは、わが地域から全地球まで包みます。
この大殿堂は、「生死一大事血脈抄」の御聖訓の通り、ありとあらゆる差異を超えて、妙法の世界市民が集い合い、『自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え』(P1337)、民衆の幸福と安穏、社会の繁栄、世界の平和、人類の宿命転換へ、共々に励まし、誓願へ勇猛精進していく究極の人間共和の宝塔なのであります。
ゆえに本日より、この城を「広宣流布大誓堂」として、世界広宣流布の新時代へ、歓喜踊躍して正義と希望の大前進を開始したいと思いますが、いかがでしょうか!
大聖人は『ちかいし願やぶるべからず』(P232)と仰せになられました。
我ら創価の家族は、この広宣流布大誓堂とともに、『ちかいし願』をいよいよ燃え上がらせて、いかなる試練も断固と乗り越え、金剛不壊にして所願満足の大勝利の人生を、仲良く朗らかに飾りゆくことを約果し合い、私の記念のメッセージといたします。
2013.11.10 わが友に贈る
師弟の道に
生き抜く人は幸福!
不屈の信念を胸に
わが使命の舞台で
栄光の歴史を綴れ!
可延定業書 P986
『閻浮第一の太子なれども短命なれば草よりもかろし、日輪のごとくなる智者なれども夭死あれば生犬に劣る、早く心ざしの財をかさねていそぎいそぎ御対治あるべし』
◇今週のことば
時に巡りあうことは
人生の誉れなり。
「うれしきかな」と
喜びの生命にあふれ
新時代に勝利の劇を!
2013年11月10日
◇希望の明日へ
仏教の最高峰、大乗仏教の精髄である法華経は、豊かな芸術性に満ちている。平等性があり、広々とした世界観、宇宙観がある。経文の言葉は、映像性に富み、あたかも、荘厳な「生命の写真集」をひもとくかのように、一瞬一瞬の場面が目に浮かび、迫ってくる。
平4・8・26
☆女性に贈ることば 十一月十日
人生にあって、笑いがないということは、花がバッと開かないのと同じだ。いかなる葛藤の社会であっても、ユーモアだけは忘れたくない。
☆今日のことば 十一月十日
敵多くして、立派な人がいると思う。敵多くして、悪人である場合も考えられる。味方多くして、立派な人がいると思う。味方多くして、八方美人の、人間の屑である場合も考えられる。
☆インド創価池田女子大学卒業式へのメッセージ
◇人に尽くし抜く勇気の行動で社会を照らす不屈の太陽たれ
美しき希望の花、友情の花、価値創造の花を咲き薫らせゆく、わが創価池田女子大学の10期生の皆さん!
晴れやかな卒業式、誠におめでとうございます。
皆さん方を、この人間教育の最高学府へ送り出してくださったご家族をはじめ、温かく支え続けてこられた方々のお喜びはいかぽかりでしょうか。
私と妻が敬愛してやまないクマナン議長、ダス学長をはじめ、諸先生方のご尽力にも、皆さん方とご一緒に、あらためて深い深い感謝を捧げたいのであります。
本日は、アラブ首長国連邦に輝く大詩人であられ、心から尊敬申し上げるシハブ・ガネム博士にご臨席いただきました。
ガネム博士は、高らかに宣言されております。「詩歌とは国の魂である」と。
戦争や緊張が存在する今、詩歌こそ「世界の人々や国をつなぐ懸け橋を築く最善の方途」であると提唱しておられます。
そして、博士ご自身が、この詩歌の真髄の力を発揮されながら、世界の文明を結び、民衆を結び、青年を結び、人類を結びゆく「平和」の懸け橋を、断固として築き続けてこられたのであります。
皆さん方の愛する母校である創価池田女子大学もまた、全ての人類の共通の心の大地である母への讃歌を美しく共鳴させながら、「友情」と「連帯」の懸け橋を創る詩心の園であります。
その意味において、平和の信念の大詩人がネム博士をお迎えできた本日の式典は、世界へ、未来へ、希望の虹の懸け橋を広げゆく門出になったのではないでしょうか。
◇誠実と忍耐で使命に生きよ
ガネム博士の祖父君は、英邁なる非暴力主義の社会活動家であられました。この祖父君が、1931年、マハトマ・ガンジーがイギリスでの円卓会議に向かう途中、イエメンに寄港した際に、近しく語り合われた歴史も有名です。
きょうは、その平和の大先達の出会いもしのびつつ、共々に人生の三つの「叙事詩」を綴りゆくことを決意し合いたいと思うのであります。
第一は、「誠実と忍耐で飾る勝利の叙事詩」であります。
マハトマ・ガンジーも、ガネム博士の祖父君も、非暴力の言論の力で、勇敢に、そして誠実に立ち上がられました。祖父君は、マハトマとの語らいを契機に、イエメンで初めての新聞を創刊されたのであります。
マハトマは、機関紙「ヤング・インディア」にこう記しております。
「人生のどんなささいなことにも、誠実に取り組むことこそ、高潔な人生への秘訣である」と。
皆さんも、社会人としての新生活かスタートして、今が一番、忙しくて大変な時かもしれません。毎日毎日、なすべきことが煩雑で、思うようにいかないことも多々あるでしょう。
時として自分の取り組む課題は、あまりにも地味で地道で、他の人の活躍が華やかにうらやましく見えることもあるに違いない。
しかし、誠実と忍耐で、自分らしく、わが使命に徹し抜いていく人生ほど強いものはありません。その人が最後は必ず勝利の叙事詩を謳い上げていけるのです。
◇知性と心の結合が「変革の力」に
第二に申し上げたいことは、「知性と心で開く希望の叙事詩」であります。
私が若き日から大切にしてきたマハトマの確信の一つに、「知性と心が結ばれる時、私たちは無敵になる。その時、知性は、あらゆる問題を解決する力を得る」とあります。
知性と心−−この二つの結合を育む模範の学舎こそ、ここ、創価池田女子大学であります。その卒業生である誉れと自信を忘れず、それぞれの使命の舞台で、「希望と蘇生」の劇を聡明に創り広げていただきたいのであります。
若さ生命が、どれほど偉大な「変革の力」を持っているか。ガネム博士も、その青年の力をこよなく信じて、若人の魂を勇気づけるメッセージを送り続けてくださっているのであります。
◇苦楽を分かつ友情の讃歌を
第三に申し上げたいのは、「友情と勇気で照らす幸福の叙事詩」であります。
良き友と大いなる理想に挑む人生は、苦難と試練の連続かもしれません。
けれども、そこには悔いのない充実の青春の讃歌があり、苦楽を分かつ友情の讃歌がある。何ものにも代え難い、誇り高き人間の譜歌があり、生命の讃歌があるのです。
仏典には「人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる」と説かれます。
人に尽くす勇気の行動こそが、自他共の未来を燦然と輝かすのであります。
ともあれ、朝の来ない夜はない。
闇が深ければ深いほど暁は近い。
「創価」とは、希望がないところにも希望を創り出していく、不屈の太陽の異名です。どうか、不思議な縁で結ばれた母校の最良の学友と共に支え合い、励まし合いながら、家庭も、地域も、社会も、明るく照らしていってください。
そして、この崇高なる母校から、新たな幸福と平和の「大叙事詩」を、朗らかにまた朗らかに、賢くまた賢く、勝ち綴っていただきたいのであります。
終わりに、わが親愛なる10期生と、ご臨席の方々に、健康あれ!
勝利あれ! 栄光あれ!と、お祈り申し上げ、祝福のメッセージといたします。
生き抜く人は幸福!
不屈の信念を胸に
わが使命の舞台で
栄光の歴史を綴れ!
可延定業書 P986
『閻浮第一の太子なれども短命なれば草よりもかろし、日輪のごとくなる智者なれども夭死あれば生犬に劣る、早く心ざしの財をかさねていそぎいそぎ御対治あるべし』
◇今週のことば
時に巡りあうことは
人生の誉れなり。
「うれしきかな」と
喜びの生命にあふれ
新時代に勝利の劇を!
2013年11月10日
◇希望の明日へ
仏教の最高峰、大乗仏教の精髄である法華経は、豊かな芸術性に満ちている。平等性があり、広々とした世界観、宇宙観がある。経文の言葉は、映像性に富み、あたかも、荘厳な「生命の写真集」をひもとくかのように、一瞬一瞬の場面が目に浮かび、迫ってくる。
平4・8・26
☆女性に贈ることば 十一月十日
人生にあって、笑いがないということは、花がバッと開かないのと同じだ。いかなる葛藤の社会であっても、ユーモアだけは忘れたくない。
☆今日のことば 十一月十日
敵多くして、立派な人がいると思う。敵多くして、悪人である場合も考えられる。味方多くして、立派な人がいると思う。味方多くして、八方美人の、人間の屑である場合も考えられる。
☆インド創価池田女子大学卒業式へのメッセージ
◇人に尽くし抜く勇気の行動で社会を照らす不屈の太陽たれ
美しき希望の花、友情の花、価値創造の花を咲き薫らせゆく、わが創価池田女子大学の10期生の皆さん!
晴れやかな卒業式、誠におめでとうございます。
皆さん方を、この人間教育の最高学府へ送り出してくださったご家族をはじめ、温かく支え続けてこられた方々のお喜びはいかぽかりでしょうか。
私と妻が敬愛してやまないクマナン議長、ダス学長をはじめ、諸先生方のご尽力にも、皆さん方とご一緒に、あらためて深い深い感謝を捧げたいのであります。
本日は、アラブ首長国連邦に輝く大詩人であられ、心から尊敬申し上げるシハブ・ガネム博士にご臨席いただきました。
ガネム博士は、高らかに宣言されております。「詩歌とは国の魂である」と。
戦争や緊張が存在する今、詩歌こそ「世界の人々や国をつなぐ懸け橋を築く最善の方途」であると提唱しておられます。
そして、博士ご自身が、この詩歌の真髄の力を発揮されながら、世界の文明を結び、民衆を結び、青年を結び、人類を結びゆく「平和」の懸け橋を、断固として築き続けてこられたのであります。
皆さん方の愛する母校である創価池田女子大学もまた、全ての人類の共通の心の大地である母への讃歌を美しく共鳴させながら、「友情」と「連帯」の懸け橋を創る詩心の園であります。
その意味において、平和の信念の大詩人がネム博士をお迎えできた本日の式典は、世界へ、未来へ、希望の虹の懸け橋を広げゆく門出になったのではないでしょうか。
◇誠実と忍耐で使命に生きよ
ガネム博士の祖父君は、英邁なる非暴力主義の社会活動家であられました。この祖父君が、1931年、マハトマ・ガンジーがイギリスでの円卓会議に向かう途中、イエメンに寄港した際に、近しく語り合われた歴史も有名です。
きょうは、その平和の大先達の出会いもしのびつつ、共々に人生の三つの「叙事詩」を綴りゆくことを決意し合いたいと思うのであります。
第一は、「誠実と忍耐で飾る勝利の叙事詩」であります。
マハトマ・ガンジーも、ガネム博士の祖父君も、非暴力の言論の力で、勇敢に、そして誠実に立ち上がられました。祖父君は、マハトマとの語らいを契機に、イエメンで初めての新聞を創刊されたのであります。
マハトマは、機関紙「ヤング・インディア」にこう記しております。
「人生のどんなささいなことにも、誠実に取り組むことこそ、高潔な人生への秘訣である」と。
皆さんも、社会人としての新生活かスタートして、今が一番、忙しくて大変な時かもしれません。毎日毎日、なすべきことが煩雑で、思うようにいかないことも多々あるでしょう。
時として自分の取り組む課題は、あまりにも地味で地道で、他の人の活躍が華やかにうらやましく見えることもあるに違いない。
しかし、誠実と忍耐で、自分らしく、わが使命に徹し抜いていく人生ほど強いものはありません。その人が最後は必ず勝利の叙事詩を謳い上げていけるのです。
◇知性と心の結合が「変革の力」に
第二に申し上げたいことは、「知性と心で開く希望の叙事詩」であります。
私が若き日から大切にしてきたマハトマの確信の一つに、「知性と心が結ばれる時、私たちは無敵になる。その時、知性は、あらゆる問題を解決する力を得る」とあります。
知性と心−−この二つの結合を育む模範の学舎こそ、ここ、創価池田女子大学であります。その卒業生である誉れと自信を忘れず、それぞれの使命の舞台で、「希望と蘇生」の劇を聡明に創り広げていただきたいのであります。
若さ生命が、どれほど偉大な「変革の力」を持っているか。ガネム博士も、その青年の力をこよなく信じて、若人の魂を勇気づけるメッセージを送り続けてくださっているのであります。
◇苦楽を分かつ友情の讃歌を
第三に申し上げたいのは、「友情と勇気で照らす幸福の叙事詩」であります。
良き友と大いなる理想に挑む人生は、苦難と試練の連続かもしれません。
けれども、そこには悔いのない充実の青春の讃歌があり、苦楽を分かつ友情の讃歌がある。何ものにも代え難い、誇り高き人間の譜歌があり、生命の讃歌があるのです。
仏典には「人のために灯をともせば、自分の前も明るくなる」と説かれます。
人に尽くす勇気の行動こそが、自他共の未来を燦然と輝かすのであります。
ともあれ、朝の来ない夜はない。
闇が深ければ深いほど暁は近い。
「創価」とは、希望がないところにも希望を創り出していく、不屈の太陽の異名です。どうか、不思議な縁で結ばれた母校の最良の学友と共に支え合い、励まし合いながら、家庭も、地域も、社会も、明るく照らしていってください。
そして、この崇高なる母校から、新たな幸福と平和の「大叙事詩」を、朗らかにまた朗らかに、賢くまた賢く、勝ち綴っていただきたいのであります。
終わりに、わが親愛なる10期生と、ご臨席の方々に、健康あれ!
勝利あれ! 栄光あれ!と、お祈り申し上げ、祝福のメッセージといたします。
2013.11.09 わが友に贈る
創価の不滅の原点は
「一人立つ精神」。
平和と幸福拡大の
全権大使として
堂々と正義を語れ!
妙法尼御前御返事 P1402
『法華経一部の肝心は南無妙法蓮華経の題目にて候、朝夕御唱え候はば正く法華経一部を真読にあそばすにて候、二返唱うるは二部乃至百返は百部千返は千部加様に不退に御唱え候はば不退に法華経を読む人にて候べく候』
◇希望の明日へ
法華経は「皆成仏道(法華経を信受したいっさいの衆生が成仏すること)」という、万人に開かれた哲理である。また「平等大慧(いっさいの衆生を平等に利益する仏の智慧)」と説く全人類に平等の大法である。生涯をかけて、あらゆる差別と戦った釈尊の魂が込められた経典である。平等の否定は法華経の否定であり、仏法の魂の"虐殺"という人もいる。
平4・5・22
☆女性に贈ることば 十一月九日
宿命を真正面から見据えて、その本質の意味に立ち返れば、いかなる宿命も自身の人生を深めるための試練である。
そして、宿命と戦う自分の姿が、多くの人の鏡となっていくことを忘れまい。
☆今日のことば 十一月九日
太平洋の広さの如き、境涯で、一生を送りたいものだ。
太平洋の怒濤の如き、生命力で、一生を戦いたいものだ。
太平洋の黒潮の如き、情熱で、一生をはつらつと送りたいものだ。
☆長崎での「核兵器なき世界への連帯」展へのメッセージ
◇核兵器の不使用を人類規範に "被爆地の声"が時代を動かす
今回の開催にあたり、ご協力をいただいた関係者の皆さまに、192力国・地域のSGIを代表し、心より御礼申し上げます。
戦後、70年近くにわたって、被爆者の方々やご家族をはじめ、長崎の皆さま方が、世界に訴え続けてきたメッセージとは何か。
それは、長崎を"核攻撃を受けた最後の都市"にすること−−すなわち、自分たちが味わった経験を、世界中の誰にもさせない、これから生まれてくる未来の世代にも断じてさせない、との誓いであります。
先月、この長崎の精神とも相通じる、「核兵器の人道上の影響に関する共同声明」が国連総会第1委員会で発表されました。
昨年5月以来、4回にわたって積み重ねられてきた共同声明の柱は、「いかなる状況下でも」と明記されている通り、一切の例外を認めることなく、核兵器の不使用を求めている点にあります。
これは、「核兵器の非人道性」を真摯に受け止め、その重大性に鑑みて、"核兵器は絶対に使用してはならない兵器である"との規範意識を国際社会で確立していくための重要な取り組みにほかなりません。
最初は16力国たった賛同国も、回を重ねるごとに共感の輪が広がり、先月の声明に対しては、実に125力国にまで連帯が拡大しました。
わずか1年半足らずのうちに、日本の初参加をはじめ、国連加盟国の約3分の2を占めるまでの賛同国の拡大を果たす上で、かけがえのない後押しの役割を果たしたのも、長崎そして広島の方々の真摯な叫びと行動であったことは、多くの人々が認めるところであります。
毎年、8月9日に世界に発信されてきた「長崎平和宣言」はもとより、2011年11月には長崎市などの尽力によって国連欧州本部に原爆資料の常設展が開設されたほか、昨年4月には長崎大学に「核兵器廃絶研究センター」が発足しました。そして今年は、NPT再検討会議の準備委員会に「ナガサキ・ユース代表団」が派遣されております。
このユース代表団の提案で、準備委員会の本会議で発表されたNGOによる声明に、次の一文が盛り込まれたと伺っております。
−−私たちは被爆者と全く同じ経験はしていませんが、被爆者の証言を聞くことによって、どれほど核兵器が非人道的なものであるか想像することはできます−−と。
非常に重要なメッセージであります。科学的な分析やデータだけでは、核兵器の非人道性を語る上で十分ではありません。原爆投下が人間にもたらした本当の苦しみや痛みは、生身の声や言葉を通じてしか伝わらないからです。そしてまた、その言葉が語り継がれ、より多くの人々に共有されてこそ、「核兵器のない世界」を求める心と行動は、世代から世代へと、どこまでも力強く、着実に広がっていくからです。
被爆者として核廃絶運動の先頭に立ち続け、7月に逝去された山口仙二さんは生前、署名活動に奮闘する高校生らを、「平和というと大きな問題と考えてしまうが、自分たちにできることをやっていけばいい。小さくても継続することで輪は広がり、世界を動かす力になる」(「長崎新聞」2008年8月8日付)と励まされたことがありますが、この言葉に象徴される"長崎の心"こそ、私どもが今回の展示を通じて発信したいメッセージの核心をなすものであります。
私と対談集を編んだパグウォッシュ会議のロートブラッド博士も「ナガサキ」と「ヒロシマ」を平和行動の原点として立ち上がった方でしたが、この山口さんの言葉と響き合う信条を述べていたことを思い起こします。
「私は民衆が、社会に影響を与える力を持っていると信じています。どんな努力も無駄にはならない。池に小石を投げれば波紋が広がります」 「どんな人にも、社会を変えていく、この波紋を生み出す力がある」 『地球平和への探究』潮出版社)と。
この市民社会からの発信という面で重要な歴史を刻んでこられたのが、2000年にスタートし、今年で5回目を迎える「核兵器廃絶−−地球市民集会ナガサキ」であります。
毎回の集会を通じて、長崎の方々が一つ一つ積み上げられ、共感の波動を広げてきた 「勇気と希望の選択」を、今こそ、21世紀の世界を動かす大潮流へと高めていかねばなりません。
そのために、今回の集会のテーマとして掲げられている通り、「核兵器の非人道性」を世界を動かすための"アルキメデスの支点"としながら、地球市民の心で平和のために行動する諸団体や多くの方々と力を合わせて、核兵器の禁止に向けた具体的な動きを加速させるべく、国際世論を幅広く喚起していきたいと願うものです。
結びに、ご臨席のみなさま方のご健勝とともに、さまざまな面でご協力をいただきました各団体の益々のご発展をお祈り申し上げ、私のメッセージとさせていただきます。
「一人立つ精神」。
平和と幸福拡大の
全権大使として
堂々と正義を語れ!
妙法尼御前御返事 P1402
『法華経一部の肝心は南無妙法蓮華経の題目にて候、朝夕御唱え候はば正く法華経一部を真読にあそばすにて候、二返唱うるは二部乃至百返は百部千返は千部加様に不退に御唱え候はば不退に法華経を読む人にて候べく候』
◇希望の明日へ
法華経は「皆成仏道(法華経を信受したいっさいの衆生が成仏すること)」という、万人に開かれた哲理である。また「平等大慧(いっさいの衆生を平等に利益する仏の智慧)」と説く全人類に平等の大法である。生涯をかけて、あらゆる差別と戦った釈尊の魂が込められた経典である。平等の否定は法華経の否定であり、仏法の魂の"虐殺"という人もいる。
平4・5・22
☆女性に贈ることば 十一月九日
宿命を真正面から見据えて、その本質の意味に立ち返れば、いかなる宿命も自身の人生を深めるための試練である。
そして、宿命と戦う自分の姿が、多くの人の鏡となっていくことを忘れまい。
☆今日のことば 十一月九日
太平洋の広さの如き、境涯で、一生を送りたいものだ。
太平洋の怒濤の如き、生命力で、一生を戦いたいものだ。
太平洋の黒潮の如き、情熱で、一生をはつらつと送りたいものだ。
☆長崎での「核兵器なき世界への連帯」展へのメッセージ
◇核兵器の不使用を人類規範に "被爆地の声"が時代を動かす
今回の開催にあたり、ご協力をいただいた関係者の皆さまに、192力国・地域のSGIを代表し、心より御礼申し上げます。
戦後、70年近くにわたって、被爆者の方々やご家族をはじめ、長崎の皆さま方が、世界に訴え続けてきたメッセージとは何か。
それは、長崎を"核攻撃を受けた最後の都市"にすること−−すなわち、自分たちが味わった経験を、世界中の誰にもさせない、これから生まれてくる未来の世代にも断じてさせない、との誓いであります。
先月、この長崎の精神とも相通じる、「核兵器の人道上の影響に関する共同声明」が国連総会第1委員会で発表されました。
昨年5月以来、4回にわたって積み重ねられてきた共同声明の柱は、「いかなる状況下でも」と明記されている通り、一切の例外を認めることなく、核兵器の不使用を求めている点にあります。
これは、「核兵器の非人道性」を真摯に受け止め、その重大性に鑑みて、"核兵器は絶対に使用してはならない兵器である"との規範意識を国際社会で確立していくための重要な取り組みにほかなりません。
最初は16力国たった賛同国も、回を重ねるごとに共感の輪が広がり、先月の声明に対しては、実に125力国にまで連帯が拡大しました。
わずか1年半足らずのうちに、日本の初参加をはじめ、国連加盟国の約3分の2を占めるまでの賛同国の拡大を果たす上で、かけがえのない後押しの役割を果たしたのも、長崎そして広島の方々の真摯な叫びと行動であったことは、多くの人々が認めるところであります。
毎年、8月9日に世界に発信されてきた「長崎平和宣言」はもとより、2011年11月には長崎市などの尽力によって国連欧州本部に原爆資料の常設展が開設されたほか、昨年4月には長崎大学に「核兵器廃絶研究センター」が発足しました。そして今年は、NPT再検討会議の準備委員会に「ナガサキ・ユース代表団」が派遣されております。
このユース代表団の提案で、準備委員会の本会議で発表されたNGOによる声明に、次の一文が盛り込まれたと伺っております。
−−私たちは被爆者と全く同じ経験はしていませんが、被爆者の証言を聞くことによって、どれほど核兵器が非人道的なものであるか想像することはできます−−と。
非常に重要なメッセージであります。科学的な分析やデータだけでは、核兵器の非人道性を語る上で十分ではありません。原爆投下が人間にもたらした本当の苦しみや痛みは、生身の声や言葉を通じてしか伝わらないからです。そしてまた、その言葉が語り継がれ、より多くの人々に共有されてこそ、「核兵器のない世界」を求める心と行動は、世代から世代へと、どこまでも力強く、着実に広がっていくからです。
被爆者として核廃絶運動の先頭に立ち続け、7月に逝去された山口仙二さんは生前、署名活動に奮闘する高校生らを、「平和というと大きな問題と考えてしまうが、自分たちにできることをやっていけばいい。小さくても継続することで輪は広がり、世界を動かす力になる」(「長崎新聞」2008年8月8日付)と励まされたことがありますが、この言葉に象徴される"長崎の心"こそ、私どもが今回の展示を通じて発信したいメッセージの核心をなすものであります。
私と対談集を編んだパグウォッシュ会議のロートブラッド博士も「ナガサキ」と「ヒロシマ」を平和行動の原点として立ち上がった方でしたが、この山口さんの言葉と響き合う信条を述べていたことを思い起こします。
「私は民衆が、社会に影響を与える力を持っていると信じています。どんな努力も無駄にはならない。池に小石を投げれば波紋が広がります」 「どんな人にも、社会を変えていく、この波紋を生み出す力がある」 『地球平和への探究』潮出版社)と。
この市民社会からの発信という面で重要な歴史を刻んでこられたのが、2000年にスタートし、今年で5回目を迎える「核兵器廃絶−−地球市民集会ナガサキ」であります。
毎回の集会を通じて、長崎の方々が一つ一つ積み上げられ、共感の波動を広げてきた 「勇気と希望の選択」を、今こそ、21世紀の世界を動かす大潮流へと高めていかねばなりません。
そのために、今回の集会のテーマとして掲げられている通り、「核兵器の非人道性」を世界を動かすための"アルキメデスの支点"としながら、地球市民の心で平和のために行動する諸団体や多くの方々と力を合わせて、核兵器の禁止に向けた具体的な動きを加速させるべく、国際世論を幅広く喚起していきたいと願うものです。
結びに、ご臨席のみなさま方のご健勝とともに、さまざまな面でご協力をいただきました各団体の益々のご発展をお祈り申し上げ、私のメッセージとさせていただきます。
2013年11月8日金曜日
2013.11.08 わが友に贈る
友の胸中に
希望の炎をともす
真心の個人指導を!
そこに広布前進の
永遠の王道がある。
上野殿母尼御前御返事 P1515
『法門の事、日本国に人ごとに信ぜさせんと願して候いしが願や成熟せんとし候らん、当時は蒙古の勘文によりて世間やわらぎて候なり子細ありぬと見へ候、本より信じたる人人はことに悦ぶげに候か』
◇希望の明日へ
大乗仏教の菩薩は人々が成仏するまでは自分の成仏を後回しにしても、人を救うことを誓う。自分だけが仏であり、自分だけが偉いとし、皆を見くだすのは仏法の心に反する。"共に苦しみ""共に喜ぶ"−−この和合の中に、仏法は脈動する。
平3・9・27
☆女性に贈ることば 十一月八日
父親が息子を厳しく叱ると、反発されるだけの場合がある。母親が叱った場合には、比較的、心に入るとされる。
いちばんいけないのは、一緒になって叱ることである。これでは、子どもは逃げ場がなくなるからだ。
☆今日のことば 十一月八日
人間はすべて平等ではないか。
有名主義、学歴主義、形式主義は葬り去って、たとえ社会の一隅で、一工員として戦っている人にも、社会全体の感謝と称賛の光が注がれる時代を、少しでも早く現出することを祈ってやまない。
☆生命の光母の歌第2章 声の力、文化の力
サイフェルト よく分かります。
日本公演といえば、もう一つ大きく心に残っているのが、2001年9月のコンサートです。
9・11「アメリカ同時多発テロ」事件の直後のことでした。日本行きのトランクの荷造りをしていた私のところに息子が来て言ったのです。
「だめだよ! 今、日本に行くなんて。そんなことはできないよ!」と。
私の身を案じてのことでしたが、私は反射的に答えていました。「こんな時だからこそ、行くのよ」。その2日後(9月14日)、日本公演がスタートしたのです。
ステージに立ち、来場した皆さんに訴えました。「ここにいる私たち全員の祈りを音楽に合わせ、テロの犠牲者の方々に捧げましょう!」
そこには、「一体となった力」が漲っていきました。それは、私も含め、私たち全員にとって、感慨深い素晴らしい体験となったのです。
池田 「人間を高貴にするのは心情です」(柴田治三郎編訳『モーツァルトの手紙』岩波書店)とモーツァルトは記しました。まさに、やむにやまれぬ心情からの訴えだったのですね。
「9・11」はあまりに衝撃的な事件でした。こうした時にこそ、傷ついた人に寄り添い、共々に勇気を呼び覚ます芸術家の渾身の表現は本当にかけがえのない力ですね。
サイフェルト そうです。ともかく自分が芸術に込めた魂を伝えていくことです。そうでなければ何も伝わりません。芸術家であれば、誰もが同じことを考え始めるでしょう。そしてそれこそが、私たちを人間たらしめるものだと思うのです。
池田 音楽の力は大きい。人々に勇気と希望を贈ります。東日本大震災の被災地でも、心の復興を願い、多くの芸術家がボランティアで演奏会を開いています。
創価学会の音楽隊もコンサートを開催してきました。東北学生部の復興祈念音楽祭は「ロック・ザ・ハート(心を揺り動かせ)」をテーマに、励ましの響きを広げました。
また、民音では昨年より、地元放送局等と共同主催で、福島や宮城、岩手の小・中学校で「東北希望コンサート」を行ってきました。
毎回、アーティストの方々が「少しでも寄り添っていきたい」との思いで学校を訪問し、取り組んでくださっています。
よく返礼の意味も込めて、子どもたちが校歌などの合唱をしてくれるといいます。逆境にあっても未来へ向かって生きている子どもたちの歌声に、逆にアーティストが涙しながら励まされる。そうした感動の交流が広がっていると伺っております。
サイフェルト 皆さまの行動に心から共感いたします。一番大切なことは、助けを必要としている人がどこにいるのか、ということを常に考え、行動することではないでしょうか。
希望の炎をともす
真心の個人指導を!
そこに広布前進の
永遠の王道がある。
上野殿母尼御前御返事 P1515
『法門の事、日本国に人ごとに信ぜさせんと願して候いしが願や成熟せんとし候らん、当時は蒙古の勘文によりて世間やわらぎて候なり子細ありぬと見へ候、本より信じたる人人はことに悦ぶげに候か』
◇希望の明日へ
大乗仏教の菩薩は人々が成仏するまでは自分の成仏を後回しにしても、人を救うことを誓う。自分だけが仏であり、自分だけが偉いとし、皆を見くだすのは仏法の心に反する。"共に苦しみ""共に喜ぶ"−−この和合の中に、仏法は脈動する。
平3・9・27
☆女性に贈ることば 十一月八日
父親が息子を厳しく叱ると、反発されるだけの場合がある。母親が叱った場合には、比較的、心に入るとされる。
いちばんいけないのは、一緒になって叱ることである。これでは、子どもは逃げ場がなくなるからだ。
☆今日のことば 十一月八日
人間はすべて平等ではないか。
有名主義、学歴主義、形式主義は葬り去って、たとえ社会の一隅で、一工員として戦っている人にも、社会全体の感謝と称賛の光が注がれる時代を、少しでも早く現出することを祈ってやまない。
☆生命の光母の歌第2章 声の力、文化の力
サイフェルト よく分かります。
日本公演といえば、もう一つ大きく心に残っているのが、2001年9月のコンサートです。
9・11「アメリカ同時多発テロ」事件の直後のことでした。日本行きのトランクの荷造りをしていた私のところに息子が来て言ったのです。
「だめだよ! 今、日本に行くなんて。そんなことはできないよ!」と。
私の身を案じてのことでしたが、私は反射的に答えていました。「こんな時だからこそ、行くのよ」。その2日後(9月14日)、日本公演がスタートしたのです。
ステージに立ち、来場した皆さんに訴えました。「ここにいる私たち全員の祈りを音楽に合わせ、テロの犠牲者の方々に捧げましょう!」
そこには、「一体となった力」が漲っていきました。それは、私も含め、私たち全員にとって、感慨深い素晴らしい体験となったのです。
池田 「人間を高貴にするのは心情です」(柴田治三郎編訳『モーツァルトの手紙』岩波書店)とモーツァルトは記しました。まさに、やむにやまれぬ心情からの訴えだったのですね。
「9・11」はあまりに衝撃的な事件でした。こうした時にこそ、傷ついた人に寄り添い、共々に勇気を呼び覚ます芸術家の渾身の表現は本当にかけがえのない力ですね。
サイフェルト そうです。ともかく自分が芸術に込めた魂を伝えていくことです。そうでなければ何も伝わりません。芸術家であれば、誰もが同じことを考え始めるでしょう。そしてそれこそが、私たちを人間たらしめるものだと思うのです。
池田 音楽の力は大きい。人々に勇気と希望を贈ります。東日本大震災の被災地でも、心の復興を願い、多くの芸術家がボランティアで演奏会を開いています。
創価学会の音楽隊もコンサートを開催してきました。東北学生部の復興祈念音楽祭は「ロック・ザ・ハート(心を揺り動かせ)」をテーマに、励ましの響きを広げました。
また、民音では昨年より、地元放送局等と共同主催で、福島や宮城、岩手の小・中学校で「東北希望コンサート」を行ってきました。
毎回、アーティストの方々が「少しでも寄り添っていきたい」との思いで学校を訪問し、取り組んでくださっています。
よく返礼の意味も込めて、子どもたちが校歌などの合唱をしてくれるといいます。逆境にあっても未来へ向かって生きている子どもたちの歌声に、逆にアーティストが涙しながら励まされる。そうした感動の交流が広がっていると伺っております。
サイフェルト 皆さまの行動に心から共感いたします。一番大切なことは、助けを必要としている人がどこにいるのか、ということを常に考え、行動することではないでしょうか。
2013年11月7日木曜日
2013.11.07 わが友に贈る
使命に生き抜く
男子・女子部の部長よ
君たちの奮闘こそ
希望の前進の原動力!
社会を照らす光明だ!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『法華経に云く「恐畏の世に於て能く須臾も説く」云云、悪世末法の時三毒強盛の悪人等集りて候時正法を暫時も信じ持ちたらん者をば天人供養あるべしと云う経文なり』
◇希望の明日へ
人間の心、境涯1それ自体は、あたかも空間が肉眼で見えないように、決してHには見えない。しかし、そこには仏法で説く空という状態で、無限のエネルギーが秘められている。その内なる"心の大空""境涯の宇宙"のかぎりない力をどう引き出すか。ここに、人間の一念の力を説く大乗仏教の核心がある。
平3・6・28
☆女性に贈ることば 十一月七日
四十代からが、女性のひとつの勝負です。それまでは、焦らず、着々と、崩れざる福徳の土台を固めていくことです。
☆今日のことば 十一月七日
先輩よ 真の勇気ある人になれ
われも 平凡のなかに勇気ある人になりたし
これ後輩に対する責任なり
☆生命の光母の歌第2章 声の力、文化の力
池田SGI会長 この連載を、日本全国の友が喜んでくれています。北海道の同志からは「1991年の8月、札幌での本部幹部会でサイフェルト博士に『母』の歌を披露していただいた思い出がよみがえりました」との声が寄せられています。
あの時、博士の独唱には、婦人部の皆さんの歌声も加わり、やがて会場が一体となっての壮大なハーモニーとなりました。総立ちとなった参加者からは、万雷の拍手と"ブラボー"の歓声がいつまでも鳴りやみませんでしたね。
サイフェルト博士 ええ! 覚えていますとも。まるでサッカースタジアムにいるような、熱気あふれるひとときでした。
この曲は、今や私の「十八番(おはこ)」です。日本以外でもよく歌ってきました。オーストリアやアメリカ、アルゼンヂン等々……。お気に入りのアンコール曲です。
そして歌い終わると、常に会場は満場の喝采に包まれます。それは、この曲が持つ音楽性も影響しているかもしれません。というのも、日本語が分からない聴衆にとっては、この歌詞の内容がすぐには理解できないわけですから。
この曲は、どのようにして作られたのでしょうか。
池田 もともと、この「母」の歌の原詩を私が発表したのは、1971年の秋でした。残酷な戦争に苦しめられ、人生の風雪と悲しみに耐え続け、最も生命の尊厳を知っている庶民の母たちに思いを馳せて綴ったものです。それから5年後、音楽大学出身の2人の乙女が、この詩に曲をつけてくれたのです。
実は当時、私の母は健康が優れず、病床に伏しており、奇しくも、この歌は母が亡くなるひと月ほど前に完成しました。母もテープを聴いて、喜んでくれたようです。
母よ、あなたの願いが翼となって天空に舞いくる日まで、いついつまでも達者に−−この祈りを基調にして紡ぎ出してくれたメロディーなのです。
ところで、博士はコンサートが終わると、毎回、客席に花束を持って下《お》りていき、聴衆に花を配られると伺いました。
サイフェルト それは、私が初めてコンサートの舞台に立って以来、ずっと習慣にしていることです。最初に歌った時、「これから先、コンサートでいただくお花は、せっかく足を運んでくださった方に差し上げていこう」と誓いました。ステージで歌わせていただいたことへの「感謝のしるし」なのです。
私にとって、舞台に立って演奏することは、聖なるもの−−カトリック的に言えば聖霊でしょうか−−からの贈り物を受け取り、他の人に継承することです。
私がこれまで達成したことは、どれ一つとっても、自分一人で成し得たことではありません。全て私に与えられたものなのです。だからこそ、非常に大切なのが感謝の気持ちだと思っています。
池田 深い美しい心に胸を打たれます。今、自分がこうして生きているのは、決して一人の力ではない。父母をはじめ、あらゆる人の支えがある。さまざまな恩恵のおかげで、自分の存在がある。ゆえに仏法でも「知恩」「報恩」を最大に重んじます。恩を知り、恩に報いる生き方を教えているのです。
サイフェルト博士の真心が共鳴を奏でた日本各地での公演では、「浜辺の歌」「荒城の月」なども見事な日本語で披露され、大きな感動を広げたそうですね。
サイフェルト 来場された方にとって馴染みの深い歌を通し、それぞれの思い出に語りかけ、懐かしい時を共有したかったのです。日本の歌曲には舌がもつれそうな時もありますが。
残念なのは、私がいまだに日本語を話せないことです。とても好きで、興味のある言語なのですが、日本語を読み出して5分もたつと頭痛が始まり、目で追えなくなってしまうのです。
ただ、日本語の響きと構造は大変に興味深く、美しいと思います。音楽的でさえあります。ですので、よく耳を澄まして聴いていると、その響きから、何を話しているのかは大体分かります。
池田 日本語の難しさといえば、アメリカの大科学者ポーリング博士との語らいを思い起こします。私のように姓が「I」から始まる場合、英米では「アイ」と読んでしまうことなどを挙げられながら、「日本語の発音、アクセントは私たちには分かりづらい」と嘆かれていました。
それはそれとして、優れた音楽家は、他国の言語であっても、独特の直感力で言葉の実の真情をくみ取ることができるのではないでしょうか。
そこにも私は、音楽の力、芸術の力を感じます。それは立場や民族、国境を超えて、人々の心と心を結ぶ大いなる力です。
男子・女子部の部長よ
君たちの奮闘こそ
希望の前進の原動力!
社会を照らす光明だ!
阿仏房尼御前御返事 P1308
『法華経に云く「恐畏の世に於て能く須臾も説く」云云、悪世末法の時三毒強盛の悪人等集りて候時正法を暫時も信じ持ちたらん者をば天人供養あるべしと云う経文なり』
◇希望の明日へ
人間の心、境涯1それ自体は、あたかも空間が肉眼で見えないように、決してHには見えない。しかし、そこには仏法で説く空という状態で、無限のエネルギーが秘められている。その内なる"心の大空""境涯の宇宙"のかぎりない力をどう引き出すか。ここに、人間の一念の力を説く大乗仏教の核心がある。
平3・6・28
☆女性に贈ることば 十一月七日
四十代からが、女性のひとつの勝負です。それまでは、焦らず、着々と、崩れざる福徳の土台を固めていくことです。
☆今日のことば 十一月七日
先輩よ 真の勇気ある人になれ
われも 平凡のなかに勇気ある人になりたし
これ後輩に対する責任なり
☆生命の光母の歌第2章 声の力、文化の力
池田SGI会長 この連載を、日本全国の友が喜んでくれています。北海道の同志からは「1991年の8月、札幌での本部幹部会でサイフェルト博士に『母』の歌を披露していただいた思い出がよみがえりました」との声が寄せられています。
あの時、博士の独唱には、婦人部の皆さんの歌声も加わり、やがて会場が一体となっての壮大なハーモニーとなりました。総立ちとなった参加者からは、万雷の拍手と"ブラボー"の歓声がいつまでも鳴りやみませんでしたね。
サイフェルト博士 ええ! 覚えていますとも。まるでサッカースタジアムにいるような、熱気あふれるひとときでした。
この曲は、今や私の「十八番(おはこ)」です。日本以外でもよく歌ってきました。オーストリアやアメリカ、アルゼンヂン等々……。お気に入りのアンコール曲です。
そして歌い終わると、常に会場は満場の喝采に包まれます。それは、この曲が持つ音楽性も影響しているかもしれません。というのも、日本語が分からない聴衆にとっては、この歌詞の内容がすぐには理解できないわけですから。
この曲は、どのようにして作られたのでしょうか。
池田 もともと、この「母」の歌の原詩を私が発表したのは、1971年の秋でした。残酷な戦争に苦しめられ、人生の風雪と悲しみに耐え続け、最も生命の尊厳を知っている庶民の母たちに思いを馳せて綴ったものです。それから5年後、音楽大学出身の2人の乙女が、この詩に曲をつけてくれたのです。
実は当時、私の母は健康が優れず、病床に伏しており、奇しくも、この歌は母が亡くなるひと月ほど前に完成しました。母もテープを聴いて、喜んでくれたようです。
母よ、あなたの願いが翼となって天空に舞いくる日まで、いついつまでも達者に−−この祈りを基調にして紡ぎ出してくれたメロディーなのです。
ところで、博士はコンサートが終わると、毎回、客席に花束を持って下《お》りていき、聴衆に花を配られると伺いました。
サイフェルト それは、私が初めてコンサートの舞台に立って以来、ずっと習慣にしていることです。最初に歌った時、「これから先、コンサートでいただくお花は、せっかく足を運んでくださった方に差し上げていこう」と誓いました。ステージで歌わせていただいたことへの「感謝のしるし」なのです。
私にとって、舞台に立って演奏することは、聖なるもの−−カトリック的に言えば聖霊でしょうか−−からの贈り物を受け取り、他の人に継承することです。
私がこれまで達成したことは、どれ一つとっても、自分一人で成し得たことではありません。全て私に与えられたものなのです。だからこそ、非常に大切なのが感謝の気持ちだと思っています。
池田 深い美しい心に胸を打たれます。今、自分がこうして生きているのは、決して一人の力ではない。父母をはじめ、あらゆる人の支えがある。さまざまな恩恵のおかげで、自分の存在がある。ゆえに仏法でも「知恩」「報恩」を最大に重んじます。恩を知り、恩に報いる生き方を教えているのです。
サイフェルト博士の真心が共鳴を奏でた日本各地での公演では、「浜辺の歌」「荒城の月」なども見事な日本語で披露され、大きな感動を広げたそうですね。
サイフェルト 来場された方にとって馴染みの深い歌を通し、それぞれの思い出に語りかけ、懐かしい時を共有したかったのです。日本の歌曲には舌がもつれそうな時もありますが。
残念なのは、私がいまだに日本語を話せないことです。とても好きで、興味のある言語なのですが、日本語を読み出して5分もたつと頭痛が始まり、目で追えなくなってしまうのです。
ただ、日本語の響きと構造は大変に興味深く、美しいと思います。音楽的でさえあります。ですので、よく耳を澄まして聴いていると、その響きから、何を話しているのかは大体分かります。
池田 日本語の難しさといえば、アメリカの大科学者ポーリング博士との語らいを思い起こします。私のように姓が「I」から始まる場合、英米では「アイ」と読んでしまうことなどを挙げられながら、「日本語の発音、アクセントは私たちには分かりづらい」と嘆かれていました。
それはそれとして、優れた音楽家は、他国の言語であっても、独特の直感力で言葉の実の真情をくみ取ることができるのではないでしょうか。
そこにも私は、音楽の力、芸術の力を感じます。それは立場や民族、国境を超えて、人々の心と心を結ぶ大いなる力です。
2013年11月6日水曜日
2013.11.06 わが友に贈る
尊き新聞長をはじめ
本紙の拡大に尽くす
全ての皆様に最敬礼!
配達員の方々にも感謝。
聖教と共に広布へ!
内房女房御返事 P1423
『過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり』
◇希望の明日へ
仏法は宇宙の実相を"妙"すなわち「不可思議」と説く。不可思議−−思議しきれないが、厳とした"法"がある。「有情(感情や意識をもつすべての生物の総称)」と「非情(草木、山河、国土など感覚をもたないもの)」、精神と物質など多次元にわたる宇宙のいっさいをさまざまな角度から分析し、総合し、(一念三千の)"三千"の広がりでとらえている。
平3・5・14
☆女性に贈ることば 十一月六日
たじろいではならない。もう泣いてはならない。もし泣くならば、友のため、人のために、人生の応援の涙を流そうではないか。
☆今日のことば 十一月六日
平和と幸福への願いは、万人共通の念願であるはずだ。戦争は断じて行うべきではない。戦争して誰が喜ぶか、誰が幸福か。勝利者も。敗北者も−−。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.042 尊き同志に生命の勲章を
全国、全世界の創価の同志が意気軒高だ。広布を支えてくださる全ての皆様方に、心から感謝を申し上げたい。
来る日も来る日も、あの人の奮起を祈り、この一家の和楽を願って、奔走する。
皆様こそ、生命の大勲章を贈られるべき、最高に尊貴な人である。誰が見ていなくとも、諸天が授けてくださる。三世十方の仏菩薩が、讃嘆してくださることは、仏典に照らして絶対に間違いない。
日蓮大聖人は、『南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり』(P787)と仰せである。
いかなる状況にあっても、題目を唱えれば、生命は"宮殿"に入っている。魂は王者である。最後は必ず幸福になる。皆、立派な勝利者の人生を綴っていってもらいたい。
戸田先生は大切な人間学を教えてくださった。
「本当の偉さとは、たとえ人にしてあげたことは忘れても、してもらったことは一生涯忘れないで、その恩を返していこうとすることだ。そこに仏法の光がある。また人格の輝きがあり、人間の深さ、大きさ、味わいがある」
この言葉の通りに、私は生きてきた。報恩こそ、仏法の真髄であるからだ。
どれだけの人を育てたか。それが最高の誉れだ。紙に書かれたものだけが歴史ではない。自分が接する友の心に残すものが歴史なのである。
生命の絆は何があろうと切れない。友情は人生の花だ。
一人一人の可能性を信じ、人間として誠意を尽くす。かけがえのない友として、仏縁を結んでいく。その心で進めば、広宣流布の裾野は大きく広がる。皆を讃え励ましながら、人材の大城を築こう!
本紙の拡大に尽くす
全ての皆様に最敬礼!
配達員の方々にも感謝。
聖教と共に広布へ!
内房女房御返事 P1423
『過去の慈父尊霊は存生に南無妙法蓮華経と唱へしかば即身成仏の人なり』
◇希望の明日へ
仏法は宇宙の実相を"妙"すなわち「不可思議」と説く。不可思議−−思議しきれないが、厳とした"法"がある。「有情(感情や意識をもつすべての生物の総称)」と「非情(草木、山河、国土など感覚をもたないもの)」、精神と物質など多次元にわたる宇宙のいっさいをさまざまな角度から分析し、総合し、(一念三千の)"三千"の広がりでとらえている。
平3・5・14
☆女性に贈ることば 十一月六日
たじろいではならない。もう泣いてはならない。もし泣くならば、友のため、人のために、人生の応援の涙を流そうではないか。
☆今日のことば 十一月六日
平和と幸福への願いは、万人共通の念願であるはずだ。戦争は断じて行うべきではない。戦争して誰が喜ぶか、誰が幸福か。勝利者も。敗北者も−−。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.042 尊き同志に生命の勲章を
全国、全世界の創価の同志が意気軒高だ。広布を支えてくださる全ての皆様方に、心から感謝を申し上げたい。
来る日も来る日も、あの人の奮起を祈り、この一家の和楽を願って、奔走する。
皆様こそ、生命の大勲章を贈られるべき、最高に尊貴な人である。誰が見ていなくとも、諸天が授けてくださる。三世十方の仏菩薩が、讃嘆してくださることは、仏典に照らして絶対に間違いない。
日蓮大聖人は、『南無妙法蓮華経と唱え奉るは自身の宮殿に入るなり』(P787)と仰せである。
いかなる状況にあっても、題目を唱えれば、生命は"宮殿"に入っている。魂は王者である。最後は必ず幸福になる。皆、立派な勝利者の人生を綴っていってもらいたい。
戸田先生は大切な人間学を教えてくださった。
「本当の偉さとは、たとえ人にしてあげたことは忘れても、してもらったことは一生涯忘れないで、その恩を返していこうとすることだ。そこに仏法の光がある。また人格の輝きがあり、人間の深さ、大きさ、味わいがある」
この言葉の通りに、私は生きてきた。報恩こそ、仏法の真髄であるからだ。
どれだけの人を育てたか。それが最高の誉れだ。紙に書かれたものだけが歴史ではない。自分が接する友の心に残すものが歴史なのである。
生命の絆は何があろうと切れない。友情は人生の花だ。
一人一人の可能性を信じ、人間として誠意を尽くす。かけがえのない友として、仏縁を結んでいく。その心で進めば、広宣流布の裾野は大きく広がる。皆を讃え励ましながら、人材の大城を築こう!
2013年11月5日火曜日
2013.11.05 わが友に贈る
読書の秋。
青年よ人類の宝の
名著に学べ!
知勇兼備の
リーダーと光れ!
崇峻天皇御書 P1174
『賢きを人と云いはかなきを畜といふ』
◇希望の明日へ
釈尊の教えも、大乗仏教の運動も、"豊かさによる伝統教団の堕落"を打ち破るかたちで起こってきた−−これが多くの学者の説である。"人間はみな平等だ!""人は行いしだいで、その尊さ、偉さが決まるのだ!"この人間本然の勇気ある叫びが、民族を超え、文化の差を超えて、世界へと仏教が広まる根源的なパワーとなった。この「魂から魂へ」の真実の波動以外に、広宣流布の進展もない。権威や組織等の力のみで、正法が広まるのではない。ここに大乗仏教の真髄たる日蓮大聖人の仏法の精神がある。
平2・7・24
☆女性に贈ることば 十一月五日
子どもの心を動かすのは、言葉ではない。心です。
その心も、真剣でなければ、必死でなければ、相手の心に響くことはない。
☆今日のことば 十一月五日
青年は、前に進めばよいのだ。正義感と、情熱と、信念を、持ち続けて。先覚者には、苦難はつきものだ。青年には、苦悩がつきものだ。ただ、それらを打開して進むことが、革命だ。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.041 幸福の道を大胆に進め
今、若きリーダーが先駆を切って弘教に走っている。最高に偉大な青春の劇だ。大胆に進むのだ。
折伏は、どんな善よりも、はるかに尊い、一番の善である。目先の富や満足を友に送るのとは、次元が違う。
妙法を持つ人は、永遠に幸福になっていける。絶対的幸福の道を進んでいける。それを教える以上の善はない。
日蓮大聖人は仰せになられた。『とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし、信ぜん人は仏になるべし謗ぜん者は毒鼓の縁となつて仏になるべきなり、何にとしても仏の種は法華経より外になきなり』(P552)
今は分からなくてもいい。下種仏法であるがゆえに、種を植えれば、いつか必ず理解の芽が出る。幸福の花が咲く。
会うことが広宣流布の第一歩だ。
相手の立場がどかではなく、自分と同じ生老病死と向き合う。人間に会いにいくのである。
戸田先生は私の手を握りながら言われた。「君よ、広布を頼むよ!」と。私は戸田先生の弟子だ。世界最高の師匠の弟子である。だから、誰と会ってもひるまない。有名人が偉いとも思わない。人間として、わが師以上の人はいないであろう。
題目をあげ抜いて、自身の仏の命を満々と湧き立たせていけば、相手の中に眠っている仏の命を引き出していける。そうすれば、こちらの仏の命と、相手の仏の命が響き合っていくのである。
どうか体を大事にして、尊い人生を、楽しい人生を、勇敢に飾っていってください。自らの使命の場所で、勝利をもたらしていただきたい。
青年よ人類の宝の
名著に学べ!
知勇兼備の
リーダーと光れ!
崇峻天皇御書 P1174
『賢きを人と云いはかなきを畜といふ』
◇希望の明日へ
釈尊の教えも、大乗仏教の運動も、"豊かさによる伝統教団の堕落"を打ち破るかたちで起こってきた−−これが多くの学者の説である。"人間はみな平等だ!""人は行いしだいで、その尊さ、偉さが決まるのだ!"この人間本然の勇気ある叫びが、民族を超え、文化の差を超えて、世界へと仏教が広まる根源的なパワーとなった。この「魂から魂へ」の真実の波動以外に、広宣流布の進展もない。権威や組織等の力のみで、正法が広まるのではない。ここに大乗仏教の真髄たる日蓮大聖人の仏法の精神がある。
平2・7・24
☆女性に贈ることば 十一月五日
子どもの心を動かすのは、言葉ではない。心です。
その心も、真剣でなければ、必死でなければ、相手の心に響くことはない。
☆今日のことば 十一月五日
青年は、前に進めばよいのだ。正義感と、情熱と、信念を、持ち続けて。先覚者には、苦難はつきものだ。青年には、苦悩がつきものだ。ただ、それらを打開して進むことが、革命だ。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.041 幸福の道を大胆に進め
今、若きリーダーが先駆を切って弘教に走っている。最高に偉大な青春の劇だ。大胆に進むのだ。
折伏は、どんな善よりも、はるかに尊い、一番の善である。目先の富や満足を友に送るのとは、次元が違う。
妙法を持つ人は、永遠に幸福になっていける。絶対的幸福の道を進んでいける。それを教える以上の善はない。
日蓮大聖人は仰せになられた。『とてもかくても法華経を強いて説き聞かすべし、信ぜん人は仏になるべし謗ぜん者は毒鼓の縁となつて仏になるべきなり、何にとしても仏の種は法華経より外になきなり』(P552)
今は分からなくてもいい。下種仏法であるがゆえに、種を植えれば、いつか必ず理解の芽が出る。幸福の花が咲く。
会うことが広宣流布の第一歩だ。
相手の立場がどかではなく、自分と同じ生老病死と向き合う。人間に会いにいくのである。
戸田先生は私の手を握りながら言われた。「君よ、広布を頼むよ!」と。私は戸田先生の弟子だ。世界最高の師匠の弟子である。だから、誰と会ってもひるまない。有名人が偉いとも思わない。人間として、わが師以上の人はいないであろう。
題目をあげ抜いて、自身の仏の命を満々と湧き立たせていけば、相手の中に眠っている仏の命を引き出していける。そうすれば、こちらの仏の命と、相手の仏の命が響き合っていくのである。
どうか体を大事にして、尊い人生を、楽しい人生を、勇敢に飾っていってください。自らの使命の場所で、勝利をもたらしていただきたい。
2013.11.04 わが友に贈る
支部長・支部婦人部長の
献身ありて広布は前進。
「皆の幸福のために!」
その祈りと行動を
諸天・諸仏も讃嘆!
如説修行抄 P504
『誰人にても坐せ諸経は無得道堕地獄の根源法華経独り成仏の法なりと音も惜まずよばはり給いて諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ三類の強敵来らん事疑い無し』
◇今週のことば
全世界の友も歓喜の来日。
希望と祝賀の座談会を
楽しく晴ればれと!
草創の父母に最敬礼。
報恩と誓いの新出発だ!
2013年11月04日
◇希望の明日へ
仏法では信奉する宗教によって、幸・不幸を決めゆく、その人の境涯がつくりあげられていくと教えている。もっとも深い生命観に立つ妙法を、根本としてこそ、無限の幸福を開きゆく人生の大道があると説く。妙法は宇宙の根本法則である。釈尊の説いた諸の大乗・小乗の経典も、すべて妙法への導入であり、妙法を展開したものとなる。この妙法を根本とするとき、すべては生かされていく。さまざまな思想・哲学もまた、この妙法の明かりに照らして見るとき、その豊かな可能性を取り出し、生かしきっていけるのである。
平2・5・21
☆女性に贈ることば 十一月四日
恩師・戸田先生は言われた。
「女性は、常に勇敢に働ききっていく生命力を持ちなさい」
「若さとは、生命力から湧くものだ」
年は若くても、老いた感じを受ける人がいる。何歳になっても、若々しく輝いている。その差は、「生命力」にある。
☆今日のことば 十一月四日
庶民は、雑草のようである。しかし、雑草の生えぬところに、どうして草木、果実が実ろうか。庶民の力、庶民の思想は、時により、哲人、宰相よりも強く、また真実を含んでいるのものだ。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.040 題目は全てに勝利の原動力
希望あふれる未来部の皆さん!
勇んで進みゆく挑戦の心が、私はうれしい。
1960年の10月、私は、初めて世界へ旅立ちました。
それは、師匠である戸田城聖先生から託された「広宣流布」すなわち「世界平和」を実現するための第一歩でした。
そして半世紀がたち、今や、日蓮大聖人の太陽の仏法は、世界192力国・地域にまで広がりました。
今、この各国で活躍するリーダーたちの中に、皆さんと同じ未来部の時に決意して、信心を磨き、語学を学び、力をつけて、世界へ羽ばたいていった人たちが多くいるのです。
未来部時代の決心と努力が、どれほど大きな力となるか。
御書に仰せのように、たとえば鳥の卵は、はじめは水のようなものであるけれども、やがて、その中から、くちばしや目が出来上がってきて、ついには大空を飛べるようになる。それと同じように、題目を唱える人は、自分自身の中から、最も力強く、最も偉大な仏の生命を発揮して、使命の大空へ、自由自在に飛び立っていけるようになるのです。(御書P1443)
毎日の生活の中で、少しずつでも題目を唱えていくことは、すべてに勝利する原動力です。
皆さんは、一人一人が、人類の未来をになう宝の人です。
どうか、希望に燃え、勇気に燃えて、たくましく祈り、学び、鍛えていってください。
献身ありて広布は前進。
「皆の幸福のために!」
その祈りと行動を
諸天・諸仏も讃嘆!
如説修行抄 P504
『誰人にても坐せ諸経は無得道堕地獄の根源法華経独り成仏の法なりと音も惜まずよばはり給いて諸宗の人法共に折伏して御覧ぜよ三類の強敵来らん事疑い無し』
◇今週のことば
全世界の友も歓喜の来日。
希望と祝賀の座談会を
楽しく晴ればれと!
草創の父母に最敬礼。
報恩と誓いの新出発だ!
2013年11月04日
◇希望の明日へ
仏法では信奉する宗教によって、幸・不幸を決めゆく、その人の境涯がつくりあげられていくと教えている。もっとも深い生命観に立つ妙法を、根本としてこそ、無限の幸福を開きゆく人生の大道があると説く。妙法は宇宙の根本法則である。釈尊の説いた諸の大乗・小乗の経典も、すべて妙法への導入であり、妙法を展開したものとなる。この妙法を根本とするとき、すべては生かされていく。さまざまな思想・哲学もまた、この妙法の明かりに照らして見るとき、その豊かな可能性を取り出し、生かしきっていけるのである。
平2・5・21
☆女性に贈ることば 十一月四日
恩師・戸田先生は言われた。
「女性は、常に勇敢に働ききっていく生命力を持ちなさい」
「若さとは、生命力から湧くものだ」
年は若くても、老いた感じを受ける人がいる。何歳になっても、若々しく輝いている。その差は、「生命力」にある。
☆今日のことば 十一月四日
庶民は、雑草のようである。しかし、雑草の生えぬところに、どうして草木、果実が実ろうか。庶民の力、庶民の思想は、時により、哲人、宰相よりも強く、また真実を含んでいるのものだ。
☆名誉会長と共に 今日も広布へNo.040 題目は全てに勝利の原動力
希望あふれる未来部の皆さん!
勇んで進みゆく挑戦の心が、私はうれしい。
1960年の10月、私は、初めて世界へ旅立ちました。
それは、師匠である戸田城聖先生から託された「広宣流布」すなわち「世界平和」を実現するための第一歩でした。
そして半世紀がたち、今や、日蓮大聖人の太陽の仏法は、世界192力国・地域にまで広がりました。
今、この各国で活躍するリーダーたちの中に、皆さんと同じ未来部の時に決意して、信心を磨き、語学を学び、力をつけて、世界へ羽ばたいていった人たちが多くいるのです。
未来部時代の決心と努力が、どれほど大きな力となるか。
御書に仰せのように、たとえば鳥の卵は、はじめは水のようなものであるけれども、やがて、その中から、くちばしや目が出来上がってきて、ついには大空を飛べるようになる。それと同じように、題目を唱える人は、自分自身の中から、最も力強く、最も偉大な仏の生命を発揮して、使命の大空へ、自由自在に飛び立っていけるようになるのです。(御書P1443)
毎日の生活の中で、少しずつでも題目を唱えていくことは、すべてに勝利する原動力です。
皆さんは、一人一人が、人類の未来をになう宝の人です。
どうか、希望に燃え、勇気に燃えて、たくましく祈り、学び、鍛えていってください。
2013年11月3日日曜日
2013.11.03 わが友に贈る
壁にぶつかったら
原点に返れ!
策ではなく題目だ。
そう決めれば
必ず道は開ける!
法華証明抄 P1586
『地にたうれたる人はかへりて地よりをく、法華経謗法の人は三悪並びに人天の地にはたうれ候へどもかへりて法華経の御手にかかりて仏になるとことわられて候』
◇希望の明日へ
仏教とは、決して固定的なものではない。本来、すべてを変化、変化の連続と見るのが仏教である。何一つ、とどまるものはない。ゆえに、変化する現実に即して離れることなく、その泥沼ともいうべき現実のなかで、人間にとっての最大の希望と満足の境涯を開き、社会・環境にとっての最高の平和と繁栄、調和の方向へとリードしていく。そこに仏法の本来の実践方途がある。もちろん信念を失ったならば宗教ではない。そのうえで、時代と社会への脈動を失ったならば、もはや真の仏教ではないのである。あらゆる現実の個性を、内側から生かしゆく普遍的な智慧−−それが仏教の教えるものである。
平2・5・21
☆女性に贈ることば 十一月三日
「ああ、あの人、あんなきれいなかっこうして!」と、妬んでもしょうがない。自分が、もっと魅力的になればいい。
人がどうあれ、環境や状況がどうあれ、自分が成長して、人に影響を与えていく。それが、「創価」すなわち「価値創造」の生き方である。
☆今日のことば 十一月三日
希望に生きぬ人生はない
未来を持たぬ人生ほど 寂しきものはない
人はすべて 何ものかを求め
願望のなかに 生き甲斐を見いだすものである
今日より明日へ 現在より未来へと
常に希望を持って生きている
人生に この希望を失わぬかぎり
絶えざる向上と たゆまざる前進がある
かくて 社会には 文化の創造がなされゆくものだ
ゆえに希望ももてぬ力弱き人生は 敗北であり
未来なき人は 生ける屍にひとしい
☆御書とともに�第14回 現実に勝つための信仰
『智者とは世間の法よリ外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり』(減劫御書P1466)
◇通解
智者とは世間の法以外において仏法を行ずることはない。世間の治世の法を十分に心得ているのを智者とはいうのである。
◇同志への指針
「仏法即社会」であり「信心即生活」である。現実を離れて仏法はない。
真実の智者とは、社会の真つただ中で戦い、社会で勝つ人である。
妙法は、一人一人の人生を開く「根本の軌道」だ。いかなる試練も、題目を唱え智慧を出していけば、絶対に打開できる。必ず勝利の大輪が咲くのだ。
原点に返れ!
策ではなく題目だ。
そう決めれば
必ず道は開ける!
法華証明抄 P1586
『地にたうれたる人はかへりて地よりをく、法華経謗法の人は三悪並びに人天の地にはたうれ候へどもかへりて法華経の御手にかかりて仏になるとことわられて候』
◇希望の明日へ
仏教とは、決して固定的なものではない。本来、すべてを変化、変化の連続と見るのが仏教である。何一つ、とどまるものはない。ゆえに、変化する現実に即して離れることなく、その泥沼ともいうべき現実のなかで、人間にとっての最大の希望と満足の境涯を開き、社会・環境にとっての最高の平和と繁栄、調和の方向へとリードしていく。そこに仏法の本来の実践方途がある。もちろん信念を失ったならば宗教ではない。そのうえで、時代と社会への脈動を失ったならば、もはや真の仏教ではないのである。あらゆる現実の個性を、内側から生かしゆく普遍的な智慧−−それが仏教の教えるものである。
平2・5・21
☆女性に贈ることば 十一月三日
「ああ、あの人、あんなきれいなかっこうして!」と、妬んでもしょうがない。自分が、もっと魅力的になればいい。
人がどうあれ、環境や状況がどうあれ、自分が成長して、人に影響を与えていく。それが、「創価」すなわち「価値創造」の生き方である。
☆今日のことば 十一月三日
希望に生きぬ人生はない
未来を持たぬ人生ほど 寂しきものはない
人はすべて 何ものかを求め
願望のなかに 生き甲斐を見いだすものである
今日より明日へ 現在より未来へと
常に希望を持って生きている
人生に この希望を失わぬかぎり
絶えざる向上と たゆまざる前進がある
かくて 社会には 文化の創造がなされゆくものだ
ゆえに希望ももてぬ力弱き人生は 敗北であり
未来なき人は 生ける屍にひとしい
☆御書とともに�第14回 現実に勝つための信仰
『智者とは世間の法よリ外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり』(減劫御書P1466)
◇通解
智者とは世間の法以外において仏法を行ずることはない。世間の治世の法を十分に心得ているのを智者とはいうのである。
◇同志への指針
「仏法即社会」であり「信心即生活」である。現実を離れて仏法はない。
真実の智者とは、社会の真つただ中で戦い、社会で勝つ人である。
妙法は、一人一人の人生を開く「根本の軌道」だ。いかなる試練も、題目を唱え智慧を出していけば、絶対に打開できる。必ず勝利の大輪が咲くのだ。
2013.11.02 わが友に贈る
英知の旗手・学生部よ!
新しき発想と行動で
時代をリードせよ!
最高峰の哲理を学び
縦横に語りゆけ!
乗明聖人御返事 P1012
『夫れ劣る仏を供養する尚九十一劫に金色の身と為りぬ勝れたる経を供養する施主一生に仏位に入らざらんや』
◇希望の明日へ
自身の解放といっても、他者への閲かれたかかわりのなかに、なかんずく他者への慈愛と奉仕の中にこそある−−これは、大乗仏教の核心でもある。仏教では「自他ともに知恵と慈悲があることを喜びという」と説く。自分だけの世界に、閉じこもるのではなく、自己を外に開いて、自他ともの幸福を追求し、実現していくのが仏法である。
平2・4・24
☆女性に贈ることば 十一月二日
あなたの成長を待っている人がいる。
あなたの優しさを待っている人がいる。
あなたの勝利を待っている人がいる。
☆今日のことば 十一月二日
現実から逃げ出したからといって、そこに幸福があるわけではない。要は、われわれをとりまく、いっさいの環境をわれわれが支配していくか、逆に支配されるかである。人生の幸不幸の分かれ目は、ここにある。
☆我らの勝利の大道No.117 人生の舞 文化の光彩
中国の人民の母・郵穎超先生は、ある劇団の団員を労って言われた。
−−演劇は、素晴らしい演技をする俳優とともに、舞台の準備、照明、シナリオ、演出などのチームワークです。裏方の仕事をしてくれている「無名の英雄」に感謝を捧げたい、と。
現在、管楽器の修理工房で働く、音楽隊出身の東京・葛飾の壮年がいる。
彼には、演奏の道への憧れもあった。だが、父親の会社が倒産し、家計を支えるために働かざるを得なかったのである。
飛び込んだ修理の世界では、初めて手にする楽器もあった。助けてくれる人も教科書もない。言うに言われぬ苦労の挑戦であった。
しかし、「ここで戦い切る」との音楽隊魂で一歩も退かず、この仕事は「夢を支える天職」と誇りをもって修業を積み重ねていった。今や「扱えない管楽器はない」と評されるほどの一流の技を鍛え上げた。
人生は戦いだ。いいことばかりではない。しかし、困難を一つ一つ粘り強く乗り越える中で、魂の勝鬨という幸福の交響曲を自在に指揮し、演奏できる境涯が開かれていくのである。
◇「ご褒美は名月!」
先日、岐阜県の広大な山村で、聖教新聞の配達をしてくださっている「無冠の母」から、尊い尊いお便りをいただいた。
中部広布六十周年を、聖教の拡大で祝賀しようと対話を開始された。
壁にぶつかる戦いの連続だったが、題目を唱えて挑戦する中で込み上げる大歓喜があった。「自分の悩みを突き抜けて、広宣流布の大願のために祈れるとは、何と幸せだろうか」と。
遂に目標を達成し、共に戦ってきた兄に報告した。すると兄は会心の笑顔で言った。「ご褒美は中秋の名月だよ!」。仰ぎ見た夜空には、幾山河を越えてきた歩みを讃えるように、満月が宝の光を放っていた。
広布のロマンに生きゆく人生には、生命の歓喜踊躍の名曲があり、所願満足の福徳の名画がある。名優のような誇り高き凱旋がある。
大聖人は『迦葉尊者にあらずとも・まい(舞)をも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立つてをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300)と仰せになられた。
我らは共々に舞を舞うが如く、未来永遠に語り継がれゆく偉大な絵巻を綴っていこうではないか!
天高く
創価の文化は
大勝利
大型台風が再び接近しています。どうか防災対策を万全に対処してください。安全無事故を祈ります。
新しき発想と行動で
時代をリードせよ!
最高峰の哲理を学び
縦横に語りゆけ!
乗明聖人御返事 P1012
『夫れ劣る仏を供養する尚九十一劫に金色の身と為りぬ勝れたる経を供養する施主一生に仏位に入らざらんや』
◇希望の明日へ
自身の解放といっても、他者への閲かれたかかわりのなかに、なかんずく他者への慈愛と奉仕の中にこそある−−これは、大乗仏教の核心でもある。仏教では「自他ともに知恵と慈悲があることを喜びという」と説く。自分だけの世界に、閉じこもるのではなく、自己を外に開いて、自他ともの幸福を追求し、実現していくのが仏法である。
平2・4・24
☆女性に贈ることば 十一月二日
あなたの成長を待っている人がいる。
あなたの優しさを待っている人がいる。
あなたの勝利を待っている人がいる。
☆今日のことば 十一月二日
現実から逃げ出したからといって、そこに幸福があるわけではない。要は、われわれをとりまく、いっさいの環境をわれわれが支配していくか、逆に支配されるかである。人生の幸不幸の分かれ目は、ここにある。
☆我らの勝利の大道No.117 人生の舞 文化の光彩
中国の人民の母・郵穎超先生は、ある劇団の団員を労って言われた。
−−演劇は、素晴らしい演技をする俳優とともに、舞台の準備、照明、シナリオ、演出などのチームワークです。裏方の仕事をしてくれている「無名の英雄」に感謝を捧げたい、と。
現在、管楽器の修理工房で働く、音楽隊出身の東京・葛飾の壮年がいる。
彼には、演奏の道への憧れもあった。だが、父親の会社が倒産し、家計を支えるために働かざるを得なかったのである。
飛び込んだ修理の世界では、初めて手にする楽器もあった。助けてくれる人も教科書もない。言うに言われぬ苦労の挑戦であった。
しかし、「ここで戦い切る」との音楽隊魂で一歩も退かず、この仕事は「夢を支える天職」と誇りをもって修業を積み重ねていった。今や「扱えない管楽器はない」と評されるほどの一流の技を鍛え上げた。
人生は戦いだ。いいことばかりではない。しかし、困難を一つ一つ粘り強く乗り越える中で、魂の勝鬨という幸福の交響曲を自在に指揮し、演奏できる境涯が開かれていくのである。
◇「ご褒美は名月!」
先日、岐阜県の広大な山村で、聖教新聞の配達をしてくださっている「無冠の母」から、尊い尊いお便りをいただいた。
中部広布六十周年を、聖教の拡大で祝賀しようと対話を開始された。
壁にぶつかる戦いの連続だったが、題目を唱えて挑戦する中で込み上げる大歓喜があった。「自分の悩みを突き抜けて、広宣流布の大願のために祈れるとは、何と幸せだろうか」と。
遂に目標を達成し、共に戦ってきた兄に報告した。すると兄は会心の笑顔で言った。「ご褒美は中秋の名月だよ!」。仰ぎ見た夜空には、幾山河を越えてきた歩みを讃えるように、満月が宝の光を放っていた。
広布のロマンに生きゆく人生には、生命の歓喜踊躍の名曲があり、所願満足の福徳の名画がある。名優のような誇り高き凱旋がある。
大聖人は『迦葉尊者にあらずとも・まい(舞)をも・まいぬべし、舎利弗にあらねども・立つてをどりぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をどりてこそいで給いしか』(P1300)と仰せになられた。
我らは共々に舞を舞うが如く、未来永遠に語り継がれゆく偉大な絵巻を綴っていこうではないか!
天高く
創価の文化は
大勝利
大型台風が再び接近しています。どうか防災対策を万全に対処してください。安全無事故を祈ります。
2013年11月1日金曜日
2013.11.01 わが友に贈る
黄金の秋だ!
わが使命の地域を
友情と幸福の
彩りで飾りゆこう!
心軽やかに友のもとへ!
諸法実相抄 P1361
『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』
◇希望の明日へ
一般には、仏法は形而上の思想的次元であり、形而下の経済・産業などとは、別世界のものとされる場合が多い。しかし、真実の仏法は、この刻々と進歩・変化する社会、荒れ狂う現実から離れたところにあるのではない。むしろ経済・政治・生活・文化等々と不可分であり、それらすべてに、つねに生き生きと活力を与え、価値の方向へリードしていく。そこに仏法の重要な使命もあると説かれている。極めて現実主義の哲学である。学会員は、いわゆる宗教家ではなく、どこまでも社会人であり、幅広く、この哲理の実践を繰り広げているのである。
平1・3・25
☆女性に贈ることば 十一月一日
人間教育の根本は、愛情です。愛情によって育てられた人は、競争によって他人を蹴落とすのではなく、社会のため、人びとのために貢献する生き方を志向していくものです。
☆今日のことば 十一月一日
人間の生命を、何よりも大事にし、どんな人でも、その人格を尊ぶ考えだけは、どこまでも持ち続けてほしい。
☆我らの勝利の大道No.117 人生の舞 文化の光彩
◇心の復興の支えに
あの東日本大震災から二年七ヵ月−−。
大切な家族、同志を失った皆様、今なお避難生活を余儀なくされる方々に、題目を送らない一日はない。
日本中、世界中の多くの方々が、被災地の復興支援のために奔走されている。その中で、民音、富士美も尽力してきた。
民音では、宮城、岩手、福島の三県で「東北希望コンサート」を重ねている。また本年、民音が招聘した中国瀋陽雑技団も、この三県で友好公演を行い、深い感動を広げた。
富士美では、福島で館蔵品百点による「洋画の巨匠たち」展を企画・支援した。
この展示会の来賓の方が、「素晴らしい作品を見ることで、生きる力を得ていく−−本当にすごいことです。物資の面での復興も、当然大切です。しかし、心の復興が進めば、数十倍、数百倍の効果となって、社会を潤していくに違いありません」と述懐されていたそうである。
「心の復興」に果たす文化・芸術の役割は、いやまして大きいと確信する。
今月から私は、「生命の光 母の歌」と題し、オーストリアの元文部次官で声楽家のユッタ・ウンカルト=サイフェルト博士と新たな対談を開始した。
以前、博士は力を込めて語られた。
「芸術は私たちの中にある『聖なるもの』の表現なのです」と。
鍛錬と精進を貫き、研ぎ澄まされた創造的生命から現れる本然の輝き−−それは、わが生命の尊さ、内なる「聖なるもの」への目覚めをも促すに違いない。
そして、我らの自行化他の実践は、自らの心を磨き、万人の心を開きゆく聖業といえまいか。皆で励まし合いながら最も尊貴な仏の生命を輝かせていく連帯は、「最高の人間芸術」そのものであると、私は思う。
"創価の華"と薫る芸術部の皆様、また音楽隊、鼓笛隊、各地の合唱団などの皆様は、偉大な民衆芸術を彩る先駆者なのだ。
今回、渾身の演奏で日本一に輝いた音楽隊の創価グロリア吹奏楽団も、本当におめでとう。ありがとう!
ともあれ、現実の生活の中で、喝采があろうがなかろうが、人びとの心に希望の光を送り、幸福劇に導く我らの広宣流布こそ、究極の「平和の文化」の創造ではないだろうか。
わが使命の地域を
友情と幸福の
彩りで飾りゆこう!
心軽やかに友のもとへ!
諸法実相抄 P1361
『行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし』
◇希望の明日へ
一般には、仏法は形而上の思想的次元であり、形而下の経済・産業などとは、別世界のものとされる場合が多い。しかし、真実の仏法は、この刻々と進歩・変化する社会、荒れ狂う現実から離れたところにあるのではない。むしろ経済・政治・生活・文化等々と不可分であり、それらすべてに、つねに生き生きと活力を与え、価値の方向へリードしていく。そこに仏法の重要な使命もあると説かれている。極めて現実主義の哲学である。学会員は、いわゆる宗教家ではなく、どこまでも社会人であり、幅広く、この哲理の実践を繰り広げているのである。
平1・3・25
☆女性に贈ることば 十一月一日
人間教育の根本は、愛情です。愛情によって育てられた人は、競争によって他人を蹴落とすのではなく、社会のため、人びとのために貢献する生き方を志向していくものです。
☆今日のことば 十一月一日
人間の生命を、何よりも大事にし、どんな人でも、その人格を尊ぶ考えだけは、どこまでも持ち続けてほしい。
☆我らの勝利の大道No.117 人生の舞 文化の光彩
◇心の復興の支えに
あの東日本大震災から二年七ヵ月−−。
大切な家族、同志を失った皆様、今なお避難生活を余儀なくされる方々に、題目を送らない一日はない。
日本中、世界中の多くの方々が、被災地の復興支援のために奔走されている。その中で、民音、富士美も尽力してきた。
民音では、宮城、岩手、福島の三県で「東北希望コンサート」を重ねている。また本年、民音が招聘した中国瀋陽雑技団も、この三県で友好公演を行い、深い感動を広げた。
富士美では、福島で館蔵品百点による「洋画の巨匠たち」展を企画・支援した。
この展示会の来賓の方が、「素晴らしい作品を見ることで、生きる力を得ていく−−本当にすごいことです。物資の面での復興も、当然大切です。しかし、心の復興が進めば、数十倍、数百倍の効果となって、社会を潤していくに違いありません」と述懐されていたそうである。
「心の復興」に果たす文化・芸術の役割は、いやまして大きいと確信する。
今月から私は、「生命の光 母の歌」と題し、オーストリアの元文部次官で声楽家のユッタ・ウンカルト=サイフェルト博士と新たな対談を開始した。
以前、博士は力を込めて語られた。
「芸術は私たちの中にある『聖なるもの』の表現なのです」と。
鍛錬と精進を貫き、研ぎ澄まされた創造的生命から現れる本然の輝き−−それは、わが生命の尊さ、内なる「聖なるもの」への目覚めをも促すに違いない。
そして、我らの自行化他の実践は、自らの心を磨き、万人の心を開きゆく聖業といえまいか。皆で励まし合いながら最も尊貴な仏の生命を輝かせていく連帯は、「最高の人間芸術」そのものであると、私は思う。
"創価の華"と薫る芸術部の皆様、また音楽隊、鼓笛隊、各地の合唱団などの皆様は、偉大な民衆芸術を彩る先駆者なのだ。
今回、渾身の演奏で日本一に輝いた音楽隊の創価グロリア吹奏楽団も、本当におめでとう。ありがとう!
ともあれ、現実の生活の中で、喝采があろうがなかろうが、人びとの心に希望の光を送り、幸福劇に導く我らの広宣流布こそ、究極の「平和の文化」の創造ではないだろうか。
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