2012年9月18日火曜日

2012.09.18 わが友に贈る

職場も地域も家庭も
人間革命の本舞台!
「仏法即社会」
「信心即生活」だ。
今いる場所で勝て!

上野殿御返事 P1556
『権宗の人人無量にいひくるふともただほうろく千につち一つなるべし、法華折伏破権門理とはこれなり、尤もいみじく秘奥なる法門なり』

◇希望の明日へ
人間を動かすのは人間性である。釈尊と門下が大誠実の人であったゆえに、仏教は広まったともいえる。「開かれた宗教」といっても結局、人間への温かい関心をいだいた"開かれた人格""開かれた心"に帰着する。所詮は人である。
平5・6・24

☆池田大作 名言100選 読書
たった一つの言葉にも、人生を変える力がある。
たった一冊の本にも、時代を動かす力がある。

☆我らの勝利の大道No.083「不滅の原水禁宣言55周年」

響きゆけ
 おお民衆の
  金の声

私たちは叫ぶ。
断じて平和を!
不戦の誓いを万代へ!
いかなる権力人の飼喝よりも、平和を願う草の根の庶民の勇敢な叫びは強い。
私が対談した信念の言論人であり、広島の被爆した乙女たちへの支援でも知られる、アメリカのカズンズ博士が語っておられた。
「庶民を励まして、自分の感じること、言いたいことが世界の前進を助け得ると信じさせなければならない」と。

◇勇気と希望の選択
私たちは忘れない。
人類史上、初めて戦争で残酷な原子爆弾が投下された広島。次いで二発目が落とされた長崎──。二つの街は破壊され、幾多の尊い命が奪われた。生存者も原爆症などの耐え難い苦しみが長く続いている。
あれから六十七年となる八月、わがSGIは、広島市の平和記念公園内にある国際会議場で二十四、二十五の両日、「核兵器なき世界への連帯──勇気と希望の選択」展を行った。
これは、恩師・戸田城聖先生の「原水爆禁止宣言」の五十五周年に当たり、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)と共同で、新たに制作したものである。
世界四十五力国の医師らが集った核戦争防止国際医師会議(IPPNW)の第二十回世界大会に合わせ、開催され、会場には多くの観賞者が訪れた。
来場されたある識者は、こう語られている。
「願わくは、我々が生きているうちに、この展示のように、人びとが一つになって、核兵器のない世界をつくりたいと思います」
二十世紀、人類は、核兵器という魔性の産物をもたらしてしまった。
二十一世紀を生きる私たちは、このあまりにも残酷な歴史を風化させることなく、断じて「核兵器なき世界」を築いていかなければならない。たった一つの地球を守るために、人類は一つになって進んでいかなければならないのだ。
今後、この新展示が多くの人びとの目に触れ、「平和の心」「希望の心」「勇気の心」を育む一助になることを念願してやまない。
頼もしくも、わが広島青年部が不戦の誓いを継承するために行ってきた「広島学講座」は、今夏、百五十回の金字塔を打ち立てた。
七月末には、国連軍縮担当上級代表を務めたセルジオ・ドゥアルテ氏が講演してくださった。
「平和への第一歩は市民の声を聞くこと」
この信条で行動される氏は、可能な限り、質疑応答の時間を設けるのが常であるという。世界の一流の識者は皆、どこまでも対話の力を重んじている。
この日も多くの参加者が質問を希望した。しかし、時間の都合上、途中で切り上げざるを得なかった。
会場は大拍手に包まれ、そのまま終了と思われた。ところが、ドゥアルテ氏は最前列の青年の方へと歩みを進めた。挙手をしていたが、最後まで質問の機会のなかった一人であった。
氏は青年に語りかけた。
「ずっと手を挙げていましたね。何を聞きたかったのですか」
予期せぬ問いかけに驚きながらも、青年は尋ねた。
「核兵器廃絶のために、日本の青年ができることは何でしょうか」
その場で氏は応じた。
「皆さんが、よい指導者を選ぶことです」
そこには、"平和の未来を築くのは若い世代"との熱い期待がこもっていた。

永遠の
 平和の原点
  広島に
 若き健児の
  指揮ぞ光らむ