病魔に負けるな!
「南無妙法蓮華経は
師子吼の如し」
大生命力を奮い起こし
変毒為薬のドラマを!
開目抄下 P232
『散善微弱なるは動せしむること能わず』
◇希望の明日へ
良書は精神の滋養である。人間としての成長に、かけがえのない糧である。いかに経済的に繁栄しても、精神の滋養をなくしてしまえば、いつしか人間は蛮性にはんろうされてしまい、人間性を失った精神的に貧困な社会となってしまう。戦争という悪も、人間の心にひそむ蛮性と戦ってこそ、防ぐことができる。
平2・4・11
☆池田大作 名言100選 人を育てる
人を育成するには、大きな責任をもたせ、
実際にやらせて見ることが大切だ。
人は責任を自覚し、真剣になることによって、
力を増すものだからである。
☆未来対話−−君と歩む勝利の道 第5回「学び続ける人が勝者」
──現実の学校生活の中では、「頑張ろうとは思うのですが、なかなか勉強のやる気が出なくて困つています」という声があります。
名誉会長 みんな、そうなんだよ。「頑張ろう」と思っていることが偉いじゃないか。
私が対談したトインビー博士ほどの世界的な大歴史学者でも、「やる気」になるのを待っていたら、いつまでたっても研究は進まない。だから、気分が乗っても乗らなくても、毎日、決まった時間に机に向かって勉強を始めることを、ご自分に課しておられました。
「学ぶ習慣」ができれば、やる気が自然に湧く。勉強が面白くなり、努力の大切さが分かる。そこまで、あきらめないで、頑張ってほしいんです。
──「なぜ勉強するのか」「何のために学ぶのか」を自らに問いかけることが大事ですね。
池田先生は、創価大学に──
「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」
と指針を贈ってくださっています。
名誉会長 「何のために学ぶのか」という問いを、生涯、持ち続けてほしい。
「自分のため」だけに勉強していると、いつか行き詰まる。「人のため」「社会のため」「世界のため」という大きな志が、勉強を楽しくする。偉大な自分をつくりあげます。
1995年、私は、釈尊が生誕した国ネパールを訪問しました。
トリブバン大学での講演などを終え、ネパールSGIの総会に出席すると、深紅の民族衣装に金色の髪飾りをまとった、5人の可憐な小女たちが出迎えてくれました。
少女たちは、その後、ご両親の励ましを胸に、「人材の流れをつくるために、まず自分が人材に」「民衆に尽くす指導者に成長を」と誓い、失敗してもあきらめずに両親と自分を信じて勉強に励み主した。
17年たった今、全員が世界の大舞台で学究の道、社会貢献の道を進んでいます。ネパールの父母や同志の誇りとなり、希望となっている。そして、彼女たちに、未来部の友が続いています。
勉強は、すればするほど、夢が大きくなっていく。力がついて、人の役に立つことができる。人を笑顔にすることができる。人に喜びを与えることができる。
それは、結局、自分の周りに、素晴らしい世界を広げてくれるのです。