地域広布の要たる
支部長・支部婦人部長の
真心の尽力に最敬礼!
一人一人と心を結び
幸福の楽土を築こう!
生死一大事血脈抄 P1337
『金は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず鉄は水火共に堪えず賢人は金の如く愚人は鉄の如し貴辺豈真金に非ずや法華経の金を持つ故か』
◇希望の明日へ
慈愛と知恵は一体である。英語で、「思いやりがある」ことを「ソートフル(thoughtful)」という。「考え(ソート)」に「満つ(フル)」意味である。友を思いやる心とは、友のために、ああしよう、こうもしてあげよう、これが必要だ−−等と、つねに"考えに満ちている"ことである。広布の指導者が、友のことを片時も忘れず、新しい考え、心細やかな考えに満ちている。その知恵によって、世界一美しく、世界一楽しい"人間性の世界"をつくってきたのである。この温かい人間性にこそ仏法本来の精神が躍動している。
平2・7・21
☆池田大作 名言100選 勝利
勝利の栄冠は、時を逃さず、
先んじて行動する人の頭上にこそ輝く。
明日の勝利の因は、今日のこの時、
決意と行動にこそある。
☆未来対話−−君と歩む勝利の道 第5回「学び続ける人が勝者」
──「目の前の問題集に取り組むことが、将来の、何の役に立つのか分からない」という質問も寄せられています。
名誉会長 建物を建てる時、土台だけを見ても、上にどのような建物が建つのかは分からないものだ。また土台は、その上に建物が建てば、見えなくなるものです。
それでも、建物を何十年、何百年にわたって支えていくのは、その見えない土台です。
勉強も同じでしょう。君の目の前にある課題の一つ一つが、強固な土台になっていくのです。
そもそも、勉強に挑むこと自体が、偉大な人格を磨きゆく訓練の一つです。考える力を養い、頭脳を鍛え、強い心を育んでいく。今、みんなは、その"土台作り"をしているんだよ。地道で繰り返しの作業はつまらないかもしれない。でも、地道に繰り返すからこそ、その土台は強い。崩れない。だから、毎日、自分らしく1ミリでも2ミリでも、築いていってほしい。
──「学校の成績が思うように上がらなくて苦しい」と悩んでいるメンバーもいます。
名誉会長 成績が上がれば、自分もうれしいし、お父さん、お母さんも喜んでくれる。良いに越したことはない。だけど、それが君の真価を決めるものではない。人と比べる必要もない。いわんや、自信をなくす必要もない。
だから、成績は、上手に自分の努力目標にしてほしい。少しずつ、だんだんと着実に向上していく。そういう、たくましい勉学の歴史を残してもらえたら、うれしいね。
たとえ、不本意な結果であっても、努力を重ねた分だけ、力は必ずついてくる。成長している。
長い人生を大きく左右していくのは、目先の成績よりも、「学び続けようとする姿勢」です。どんな状況にあっても「さあ、勉強するぞ!」という勢いのある人は、そこから人生を開いていける。
だから、勉強に「もう間に合わない」も「手遅れだ」も絶対にない。「自分はだめだ」と思わない限り、たとえ今がビリでも大丈夫。そこから上がっていくのは、痛快じゃないか。一番もったいないのは、成績が上がらないからといって、勉強をやめてしまうことだ。
「栄光」とは、「忍耐」です。自分が苦労し、苦しむことです。勉強も、一日では結果は出ない。大事なのは、「粘り強さ」です。ですから、受験生の皆さんには、「受験は、知性と忍耐の修行である」と贈りたい。