会合運営を支える
婦人部・香城会に感謝!
広布の労苦は全て
わが身を飾る福運に!
健康・無事故を祈る!
御義口伝巻上 P733
『転輪聖王出現の時の輪宝とは我等が吐く所の言語音声なり此の音声の輪宝とは南無妙法蓮華経なり』
◇希望の明日へ
「まず相手の立場に立って考える」−−これが知性の力であり、文化の心である。その人間性の輝きは、人々に法の偉大さをも理解させていく。
平2・12・23
☆池田大作 名言100選 建設は死闘
破壊は一瞬 建設は死闘
惰性は暗 希望は明
後退は死 前進は生
☆我らの勝利の大道No.81「永遠なる師弟の絆」
◇試練に挑んで 人間は強くなる
青春と
人生 貫く
大志かな
札幌農学校(現・北海道大学)の初代の教頭であったクラーク博士は、開校式の式辞で、学生たちへ、エールを送った。
「青年紳士諸君よ、高邁な志(ロフティ・アンビション)を!」と。
北海道の天地で、日本の近代教育の発展に献身してくれた大功労者である。
あの有名な「青年よ、大志を抱け!(ボーイズ、ビー・アンビシャス!)」は、博士が学生たちに最後に残した言葉とされる。
どこまでも高く、どこまでも大きな「志」を!──博士の思いを受け止め、この北の学舎から多くの英才たちが巣立ち、世界へも雄飛していったのである。
クラーク博士の銅像が立つ羊ヶ丘の近くにある札幌創価幼稚園も、開園より、はや三十七年目──。
未来を指さす博士の英姿に応えるように、わが宝の園児たちが、日々、強く、正しく、伸び伸びと成長してくれている。
◇大事業を成す覚悟
クラーク博士はアメリカのマサチューセッツ農科大学学長であったが、一年間休暇をとって赴任する。
訪日を前に、周囲から「日本で新たな学校を創設するには、二年は必要でしょう」と言われると、言下に否定した。「人が二年でやることは自分は一年でなし遂げて見せる」と。
新しい挑戦への断固たる信念。ひたぶるな大情熱。博士自身、気高き大志を抱き、開拓魂を燃やしに燃やしたに違いない。
魂の炎は伝播する。心から心へ点火され、必ず燃え広がっていくものだ。
クラーク博士の日本滞在はわずか八ヵ月であった。それでも札幌農学校一期生に灯した博士の感化の炎は消えなかった。博士と直接会っていない二期生にも、その後の学生たちにも、博士の精神は脈々と継承されていったのだ。
二期生の新渡戸稲造、内村鑑三をはじめ、日本を代表する逸材が陸続と登場していったことは、歴史に薫る劇である。クラーク博士の「高邁な志」は、確かに、厳然と受け継がれていったのである。
この九月一日に生誕百五十周年を迎える新渡戸翁は、わが創価教育の創立者・牧口常三郎先生と深き交友を結ばれた。