2012年9月3日月曜日

2012.09.03 わが友に贈る

一つ一つの報告に
誠実に対応せよ!
スピードが勝負だ。
迅速な行動から
勝利の勢いが!

開目抄下 P232
『詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん』

◇今週のことば
広宣流布は
「人と会う」こと。
人間革命は
「勇敢に語り抜く」こと。
朗らかに挑戦を!
2012年09月03日

◇希望の明日へ
人間性の真髄に触れるもの。それを一人の勇気ある人が訴え始めるとき、人類の心の海を、一波から千波、万波と伝わり、広げていくのである。そして、仏法は人間性の究極の世界である。ゆえに創価学会の集いは、どこよりも温かく、細やかな愛情に満ちた世界でなければならない。また一人一人が、そうした、人間性の真髄を身につけ、洗練された、豊かな人格を練り上げていくとき、自然のうちに、社会の人々の心を魅了していくに違いない。
平2・2・22

☆池田大作 名言100選 正義
真の正義とは、民衆の幸福であり、
平和でなければならないはずである。
いかなる大儀があろうとも、
そこに不幸な人々がいる限り、
正義は存在しない。

☆未来対話−−君と歩む勝利の道 第5回「学び続ける人が勝者」
◇「何のために学ぶのか」を忘れない
──いよいよ、新学期がスタートしました。受験生の皆さんも、大切な"秋の陣"に入ります。

池田名誉会長 みんなが希望の道、努力の道、勝利の道を進めるように、私はますます真剣に祈っていきます。全国、全世界の創価家族も受験生の皆さんの味方です。
思えば、私が夜学に通い始めたのは、17歳の9月でした。第2次世界大戦が終わった翌月です。大空襲の焼け野原が一面に広がる中で、「ともかく今は勉強だ。何が何でも学ぶのだ」と、向学の心を奮い立たせたことを覚えています。
今も私は、勉強を続けています。世界の識者との対談も、学び語り、語り学ぶ連続です。若い皆さんからも、新しいことをたくさん教えてもらいたいと思っています。

──思う存分、勉強できること、それ自体が幸福なのですね。

名誉会長 そう。勉強は権利であり、喜びです。「学ぶ」ということは、何より楽しいものなんです。
それを若者から奪い取るのが、残酷な戦争です。その苦しさや悔しさを、次の世代には絶対に味わわせてはならないと心に決め、私は平和のために戦ってきました。
だから、私が青春時代から愛読してきた、ドイツの大文豪ゲーテの言葉を、みんなに贈りたい。
「学問のなかには、なんというすばらしい世界がひらけていることだろう」(ビーダーマン編『ゲーテ対話録第二巻』菊池栄一訳、白水社刊)
学問の探究に思い切って飛び込めば、発見がある。その喜びでゲーテは生命を躍動させました。
詩人、小説家、劇作家であり、そして、自然科学者としても、政治家としても大活躍したゲーテは一生涯、学び続けた人でした。
今、このゲーテを巡って私は、ワイマール・ゲーテ協会顧問のオステン博士と対談を進めています。
その冒頭、オステン博士は、ゲーテの信条について語られました。
それは「力を入れて学んだことは、誰も奪い去ることができない、永遠である」との確信です。
人は学ぶために、生まれてきました。「生きること」は「学ぶこと」といってよい。
学んだ内容は、たとえ忘れたとしても、学ぶ心は、わが生命を永遠に飾ってくれるのです。