2009年5月7日木曜日

2009.05.07 わが友に贈る

新聞休刊日

御義口伝巻上 P725
信は無疑曰信とて疑惑を断破する利剣なり解とは智慧の異名なり信は価の如く解は宝の如し三世の諸仏の智慧をかうは信の一字なり

◇希望の明日へ
現代は、あらゆる意味で多様化し、複雑化した社会といってよい。ゆえに、一つ一つの事象や命題をあらゆる角度から考え、深く洞察しぬいていくことが、きわめて重要である。ものごとに対する単純で一面的なとらえ方では、現代の多くの人々を納得させ、包含していくことはできない。それでは、万年にわたる広宣流布への確実な軌道を築いていくことは不可能である。これまでも学会は、仏法の原則を堅持しつつ、あらゆることに柔軟に対応しながら、多面的な力強い活動を推進してきた。しなやかな判断力と強執なる実践力−−これが、学会の飛翔を支えた両翼となり、原動力となってきたのである。

◇今日のことば365
幸福は、外からやってくるものと思いこんではいけない。特に青春時代には、そのような追随主義や消極性、あるいは付和雷同の人であってはいけない。自らを革命し、さらに、自分の境遇を改革しきっていこうという積極主義とその勇気なくしては、悩みを切り開くことはできないのである。

☆5.3祝賀最高協議会でのスピーチ
「信を起こし、御本尊を頂いた瞬間に、我々は"一切衆生を救わんがために、広宣流布せよ"との仏勅を蒙っているのである」
妙法を持つ皆様は、全員が偉大な地涌の菩薩である。悩める友、不幸に喘ぐ人々を救うため、深き使命を持って、生まれてきた。その誇りを、絶対に忘れてはならない。

「青年を大切にしない幹部は、たいした人間ではない。青年の成長を祈っていけ! 人一倍、青年を育てるのだ」
「組織において、青年の活躍の道を塞いでは、絶対にならない」
青年を大切にし、師弟の精神を伝えていく。自分よりも立派な人材に育てていく。その人が真のリーダーである。

「人材を大事にするということは、そっとしておくこととは違う。うんと働いて、力を発揮してもらうのだ」
「組織の発展の要諦は何か。それは、ともに広宣流布に戦うなかで、青年を育てることだ」
大事なのは「ともに」戦うことだ。「やらせる」のではなく、一緒に苦労し、泥まみれになって戦う中で、新しい人材を育てていくのだ。

皆さんには、私がこうして指揮を執っている間に、本物の広宣流布の指導者になってもらいたい。