「仏法は勝負」なれば
中途半端が一番の敵だ。
誓願を立てて挑もう!
断固と果たし抜く人に
人生勝利の栄冠は輝く!
椎地四郎殿御書 P1448
『末法には法華経の行者必ず出来すべし、但し大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし、火に薪をくわへんにさかんなる事なかるべしや』
☆女性に贈ることば 九月二十六日
絶対に、あなたにはあなたにしかできない、この世の使命がある。あなたでしか咲かせられない人生がある。
何を疑ったとしても、このことだけは、疑ってはならない。
☆今日のことば365 九月二十六日
人を批判する前に、自己を、自分を、吾れをと、反省し、自らの凝視を忘れるな。
☆四季の励まし あすは敬老の日 心の張りが健康をつくる 2017年9月17日
「第三の人生」は
「第三の青春」でありたい。
青春は、年とともに
消え去っていくものではない。
自分がどう思うかである。
いくつになっても、
前向きの挑戦の心がある限り、
ますます深みを増し、輝いていく。
苦労さえも美しさに変えるような
生き方とは何か。
それは
世界でたったひとつしかない
自分の人生を愛おしみ、
一日一日をていねいに生き、
一生を自分らしく
仕上げていくことではないか。
その人には愚痴がないし、
いつまでも
若々しい心の張りがある。
心の張りは
健康もつくっていくのである。
釈尊は、
高齢者を大切にする人は、
自らが「寿命」と「美しさ」と
「楽しみ」と「力」を
増していくと説いている。
高齢者を尊敬する社会こそ
人間を尊敬する社会であり、
それでこそ
生き生きと栄えゆく社会となろう。
"よし、やるぞ!"との
雄々しき心が大切である。
信心とは、
一に勇気、
二に勇気といってもよい。
一日一日を、
自分らしく勝利していく——
その繰り返しのなかにしか、
三世にわたる
幸福と勝利の軌道を
築いていく道はない。
青空に映える稜線。辺り一面に咲くキバナコスモスが、初秋の風に揺れる。2005年(平成17年)9月、池田大作先生が、山梨の山中湖周辺でシャッターを切った。
嵐に襲われても、倒された茎から根を出し、再び立ち上がるコスモスの花。その姿は、池田先生と共に幾多の障魔と苦難を勝ち越え、世界広布の大道を開いてきた草創の同志と重なる。
アメリカの詩人ホイットマンは謳った。「若い者は美しい——しかも老いたる者は若い者より更に美しい」(白鳥省吾訳)と。功労の父母の笑顔皺は、"人生凱歌の証し"と輝く。
あすは「敬老の日」。人生の大先輩に心から感謝し、報恩の道を歩みゆこう。
☆世界写真紀行 第23回 ハワイ・ワイキキの浜辺 2017年9月22日
◇皆が歴史をつくる主役
寄せては返す波。風に揺れるヤシの葉。かなたには名勝「ダイヤモンドヘッド」が見える。"常夏の楽園"といえば、ここを思い浮かべる人も多いに違いない。
ハワイの州都ホノルルに広がる、ワイキキの浜辺。
世界有数のリゾート地として知られるハワイ。かつて、日本軍の真珠湾攻撃によって、太平洋戦争が始まった地でもある。
戦火の地から平和の大光を——世界広宣流布は、ここハワイが起点となった。
1960年10月2日の朝。
池田先生は一人、この浜辺に立っていた。前夜、海外訪問の第一歩としてホノルルの空港に降り立ち、ワイキキの浜辺沿いのホテルに宿泊していた。
早朝の海を眺める先生。この6年前の夏には、恩師・戸田先生と北海道・厚田の浜辺で語り合った。「ぼくは、日本の広宣流布の盤石な礎をつくる。君は、世界の広宣流布の道を開くんだ」——恩師の言葉を胸に、池田先生は"分身"として世界広布に雄飛したのである。
2日午後の座談会。会場には、さまざまな悩みを持った友が集まっていた。
「戦争花嫁」として渡米し、日本に帰りたいと涙する婦人。不遇の人生と必死に格闘してきた青年。文化や生活習慣の違いに人知れず苦しむ婦人——。先生は、一人一人を抱きかかえるように励ました。友は、師の期待を胸に、広布と人生の勝利を誓った。
この2年後、先生は再びハワイへ。空港で出迎えたメンバーの姿は、見違えるように変わっていた。広布に生きる誇りと、人生を勝ち抜く喜びに輝いていたのである。
前回と同じ宿舎で行われたメンバーとの懇談。その様子が、小説『新・人間革命』第7巻「萌芽」の章につづられている。
2年前の座談会は日本語だけで通じたが、今回は英語の通訳が必要になっていた。それ自体が、ハワイ広布の発展を物語っていた。
山本伸一会長は、創価学会は、今や300万世帯を突破し、日本や世界の指導者が、学会の行く手に注目する時代になっていると述べ、次のように語った。
「世界中の人たちが学会に注目しているだけに、これからは、皆さんが功徳を受け、幸福になり、社会にも貢献していくことが、極めて大切になってきます。皆さん方こそ、学会の代表です」
「歴史をつくるのは民衆です。一人ひとりが自己自身に挑み、わが人生、わが舞台の"主役"として力を出しきっていく時、必ず新しい時代の扉は開かれます。それぞれが広宣流布の大ドラマをつづりながら、力を合わせ、さらに、さらに、ハワイの平和と繁栄を築いていってください」
192カ国・地域に広がった世界広布のスクラムも、師の期待に応えようと、一人また一人が、立ち上がるところから始まった。
広宣流布に"脇役"などいない。全員が、なくてはならない"主役"である。誰にも遠慮などいらない。
一人一人が自身の尊き使命に目覚め、わが本舞台に猛然と躍り出る時、新たな広布の新時代が開く。