わが盟友の壮年部は
皆が一騎当千の師子だ。
黄金柱の誇りを胸に
いかなる試練も勝ち超え
勇敢に信心の勝利劇を!
御義口伝巻上 P716
『我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり』
☆女性に贈ることば 八月二十九日
限りある人生。どうせ生きるならば、「あの人の生きたように!」と、後世の人に希望と勇気をおくる人生でありたい。
☆今日のことば365 八月二十九日
失敗をおそれていては、何もできない。過去に名をなしたいかなる人も、失敗につぐ失敗の人生であったといってよい人がほとんどである。ただ、彼らは、そのたびに不屈の闘魂を燃やして立ち上がり最後の勝利を飾ったのだ。
青春時代のほんとうの失敗は、むしろ、そうした苦闘を避け、目的もなく、無気力に過ごすことにこそある。苦闘したうえでの失敗は、人生の宝ではないだろうか。
☆創大通教 学光祭への池田先生のメッセージ 2017年8月16日
◇苦闘こそ新しき創造への力
美しき向学の生命が躍動する「学光祭」、誠におめでとう!
忙しい中をやりくりし、日本全国、そして世界各国から集い合われた光の友のスクラムを、私は最大にねぎらい、讃えたい。
「終戦の日」のきょう、私もディスカバリーホールに駆け付け、皆さんと一緒に、この世界市民の学びの連帯にこそ、未来を拓く希望と平和の光があると、声高らかに宣言したい思いでいっぱいであります(大拍手)。
本日は、常日頃の通教生の皆さん方の奮闘をしのびながら、一点、「苦闘の中の挑戦こそ、新たな創造の力なり」とエールを送りたい。
本年、アメリカ創価大学の卒業式で講演をしてくださった、高名な心理学者のチクセントミハイ博士は、語っておられました。
「創造は、たとえ困難であったとしても、価値のある何かを達成しようと自発的に努力し、身体と精神を働かせるときに発揮されるものです。つまり、創造には『能動的』生き方という前提条件があります」と。
私には、学ぶという皆さん方の誇り高き「通教スピリット」と重なり合う、洞察と思えてなりません。
仕事や家事、子育て、社会貢献など、人の何倍も多忙な時間の合間を縫い、勇み求めて学問に挑みゆく皆さんです。講義にあっても、はつらつと臨み、一言ももらすまいと耳を傾けて、ノートを取りゆく真剣な姿を、先生方も、皆、感嘆されています。
大変な中で、怯まず、惑わず、積極果敢に学びの挑戦を続ける。それは、まさしく生命の究極の能動性の光です。地味であり、地道でありながら、そこにこそ、大いなる可能性の開花があり、新たな創造の力が脈々と湧き来ることは、断じて間違いありません。
今、皆さんが「負けじ魂」即「通教スピリット」を燃やし、不屈の一歩前進の一日一日を勝ち取っていくことが、必ず一家眷属にも、また後輩たちにも、何よりの創造の炎となって受け継がれていくのです。
明年4月へ、文学部人間学科の通教課程開設の準備も進んでおります。通信教育部のますますの大発展を見つめつつ、「信」を「通」わせ合う宝友の皆さんの健康長寿と、ご一家の栄光勝利を、私は祈り続けていきます。
終わりに、わが師匠から授けられた「人生は強気でいけ!」との叫びを、不二の皆さんに贈り、私のメッセージといたします(大拍手)。