2017年8月11日金曜日

2017.08.11 わが友に贈る

「病によりて道心は
をこり候なり」御聖訓。
病気と闘う友よ!
いよいよの信心で
断固と祈り生き抜け!

一谷入道御書 P1326
『此の法門を申し始めしより命をば法華経に奉り名をば十方世界の諸仏の浄土にながすべしと思い儲けしなり』

☆女性に贈ることば 八月十一日
家庭教育の最大にして最重要の眼目は、心を育むことです。
人の心がわかり、行動できる人こそが、本当に心の強い人間です。
そのためにも、親の生き方を通して、子どもの心を鍛えることです。その急所さえ外さなければ、ほかのことはいくらでも後で取り返しがきくものです。

☆今日のことば365 八月十一日
自覚するということは、最も大切なことだ。事に処して、自覚なき人は、風波に消えてゆく。自覚こそ、理念の根本といえようか。

☆新時代を進む 第16回 核兵器の廃絶へ連帯を強く 2017年8月6日
私が師・戸田城聖先生に初めてお会いしたのは、終戦から2度目の夏。父母が復員を待ちわびていた長兄の戦死の公報が届いた、2カ月半後のことであった。
命を賭して軍部政府と戦い抜かれた先生を信じて、19歳の私は、創価の平和闘争に身を投じた。
戦争は、どれほど多くの尊い生命を奪い、愛する家族を引き裂き、嘆きと悲しみの底に突き落としたか。
なかんずく、広島、長崎の被爆者の方々の筆舌に尽くしがたい苦しみを、断じて忘るるな! これが、師の峻厳なる誡めであった。
— ◇ —
核兵器は、世界の民衆の生存の権利を根源的に脅かす、まさしく"絶対悪"にほかならない。
戸田先生は、1957年の9月8日、仏法の生命尊厳の哲理の上から「原水爆禁止宣言」を神奈川で発表された。
核兵器の禁止と廃絶を時代の潮流に高めることを、青年への「遺訓の第一」として託されたのだ。
宣言から60周年となる本年の7月、ニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約」が採択された。核兵器の使用や保有を一切の例外なく全面的に禁止する、初めての国際条約となる。
「核兵器のない世界」は人類の悲願である。そのためにも、民衆の連帯をいや増して強め広げなければならない。頼もしいことに、次代を担う青年部、未来部が、尊き父母たちの「平和の心」を受け継いで、学び、前進してくれている。
生命尊厳の希望の大潮流を、さらに力強く未来へ創り起こしていきたい。
— ◇ —
「立正安国論」に「汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐を?らん者か」(御書31ページ)と仰せである。
自他共の幸福への追求と世界の平和への貢献が、一体不二で連動しているのが、我らの広宣流布である。
今、真冬のブラジルからも、はるばると若き200人の地涌の宝友が、研修に来日してくれている。
忘れ得ぬブラジル文学アカデミーのアタイデ総裁と私は約し合った。
——政治・経済次元のつながりよりも、はるかに高く、広く、強く、世界市民を結び合い、人類の命運さえも変える絆を結ぼう!と。
運命は変えられる。諦めなければ!
平和は勝ち取れる。青年が心一つに立ち上がれば!