2017年8月9日水曜日

2017.08.09 わが友に贈る

自らが妙法を実践する
偉大な功徳を
故人に回らし向ける。
これが真の追善供養だ。
常楽我浄の旅路を共に!

妙心尼御前御返事 P1479
『この仏不死の薬をとかせ給へり今の妙法蓮華経の五字是なり、しかもこの五字をば閻浮提人病之良薬とこそとかれて候へ』

☆女性に贈ることば 八月九日
いかなる分野にも、"浅深"がある。人生にあっても同じである。自分一人のために生きるのか、より大きな価値のために生きるのか。
大いなる理想のために生きるには、強靭なる決意と勇気が必要である。その決意と勇気に立てるか否か。そこに人間としての真価が問われるのである。

☆今日のことば365 八月九日
戦争にさんざん懲り、原子爆弾のひどい目にあい、もう二度と戦争はいやだと悟った庶民の生活意識ほど、現代において現実的なものはない。この尊い犠牲をはらった生活意識が、あらゆる国々との平和友好を求めているのだ。

☆御書と歩む 第76回 家族で生命を磨き合う夏に
『深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是をみがくとは云うなり』(一生成仏抄、384ページ)

◇通解
深く信心を起こして、日夜朝暮に怠らず、わが心を磨くべきである。どのように磨くべきか。ただ南無妙法蓮華経と唱えることが磨くことになる。

◇同志への指針
誰人にも開かれた、生命を磨く最極の方途。それが唱題行である。夏は親子一緒に勤行をする好機だ。家族一同で題目を唱える場は、何よりの希望と和楽の会座である。
ある時は親が子に信心の確信を伝え、ある時は子が善知識となって親を導く。たとえ離れていても祈りは通ずる。
我らは、皆が学会家族だ。共々に張りのある勤行で、生命錬磨の夏を!

☆全国未来部夏季研修会 参加者の決意 2017年8月6日
使命の舞台で後継の旗を高らかに! 47都道府県から男女高等部員の代表が集い、宝の思い出を刻んだ全国未来部夏季研修会(1〜3日、東京・八王子市の創価大学)。ここでは、研修会で披露された活動報告と参加者の決意を紹介する。

代表メンバーの活動報告から
●森澤正行さん(三重)
小学校でいじめを受けた時、「一緒に勤行しよう!」と両親が寄り添い、地域の学会員さんが励ましてくださったおかげで、自信を取り戻していきました。学校の先生の助けもあって収まりましたが、中学校でもまた、いじめられました。
しかし、池田先生の"一番苦しんだ人が一番幸せになる権利がある"との言葉を胸に、家族や親友たちに支えられ、乗り越えることができたのです。中学3年から音楽隊にも入隊。高校では生徒会役員に立候補し、書記を務めています。
将来は苦しむ人の支えになれるよう、臨床心理士になるという夢を掲げ、努力の道を走ります。

●福間良美さん(静岡)
県内のSGH(スーパーグローバルハイスクール)指定校の高校に通っています。学校では英語教育のほか、「安全な水の確保」をテーマに研究。昨年夏、代表で訪れたベトナムでは、現地の高校生に新しい水処理技術を提案しました。
海外での活動に興味を抱いた私は、文部科学省の留学プログラムへの挑戦を決意。信心根本に、周囲のサポートを得て入念な準備で選考に臨んだ結果、国際ボランティアの枠で合格。6日からカンボジアを訪れます。現地の水質調査や海洋生物の保護に取り組むとともに、同世代の人たちと友情を広げます。

●久保田緑さん(愛媛)
小学生の時、1型糖尿病に。しかし、「必ず意味があるけんな」との母の言葉が、私の心に"勇気の火"をともしてくれました。
以来、日々の血糖コントロールと真剣な唱題に挑戦。題目をあげると、つらいことがあっても「よし、頑張るぞ!」と生命力が湧きます。
中学3年生の夏、主治医が効果的な病気の治療法を勧めてくれました。信心の功徳です。また病気になったことで、元気で過ごせるありがたさを実感しています。
池田先生の励ましの言葉を胸に、将来はグローバル社会で活躍できる人材へと成長し、多くの人に勇気と希望を与える存在になります。

●森哲平さん(北海道)
私が小学3年の時、中学3年の兄が脳腫瘍を発症。泣きながら唱題する母と共に、姉と私も懸命に題目をあげました。兄は15歳で亡くなり、葬儀には、多くの人が参列してくれました。
「題目はすごいぞ」と信心の素晴らしさを語っていた兄との絆は、私の生きる力です。
今、学校ではバレー部のキャプテンを務め、小学校で全国大会出場、中学校で全道ベスト8となりました。
高校受験では、志望校は難関でしたが、母は私を信じてくれました。必死に唱題と勉強に食らいつき、合格することができました。
勉強では苦戦続きですが、第一志望の大学に必ず進学します。

青春の語らいで生涯の友情築く
●阿世知弘之さん(東京)
ディスカッションでは、一人一人が熱い思いで池田先生を求める姿に接し、大きな刺激を受けました。そして「このかけがえのない仲間たちと、生涯、共に前進していきます!」と池田先生に誓いました。私は今、勉学、部活の卓球、正義合唱団の"三立"に挑戦中です。全てに勝利し、支えてくださる方々に恩返しをします。

●馬場仁さん(長野)
自分の悩みや体験を赤裸々に語る仲間に囲まれ、「ここでなら何でも話せる」と感じました。私も、父の病を家族で乗り越えた体験や、未来部の人材グループでの活動の様子などを語ると、皆が「うん、うん」とうなずき、拍手してくれました。うれしかったです。この研修会で結んだ友情を抱き締め、将来は、父の仕事を立派に継げるよう努力していきます。

●小西隼斗さん(大阪)
初めて会った人でも、すぐに打ち解けることができました。私は中学1年でいじめに遭った時、池田先生の指導と母の励ましを支えに、"この経験があったから強くなれたと思えるようになろう"と踏ん張りました。今回、自分の体験を語れる仲間ができました。この絆を大切にし、夢である"人を笑顔にできる看護師"に必ずなります!

●赤嶺桜さん(沖縄)
私は今まで、自分の経験や夢を、ほとんど人に話すことはありませんでした。しかし、勇気を出して言葉にしてみると、"頑張ろう!"という思いが増していくのを感じたのです。語り合える同志の存在って、とても大切だなと思いました。もっと信心を深め、堂々と自分のことや学会の哲学を語れる人になります。そして、親孝行の人生を歩んでいきます。

大きく視野広げ、夢へと大前進!
●後閑姫乃さん(埼玉)
地球上には多くの課題がありますが、高校生の立場で何ができるのだろうと悩んでいました。ドリーム企画(各界の現役社会人が講演し、メンバーが興味のあるブースを訪ねる)で、国連職員の方との交流の機会がありました。疑問をぶつけると、「課題を知ることが世界平和への第一歩。そしてそれらの課題を、人類全体の問題として捉える意識改革が必要です」と答えてくださいました。今、自分が学んでいること自体が世界平和につながっていると思い、勇気が湧きました。

●齋藤日和さん(秋田)
私の姉も、未来部夏季研修会に参加したことがあり、「絶対に行った方がいいよ!」と応援してくれました。研修会の間、池田先生からの激励が次々と届き、先生のご期待と真心が胸に響いて涙があふれました。"世界の人々を結ぶ人間になる"という夢に向かって、今、活動している演劇部と英語の勉強に、いっそう励んでいきます。

●平野泰明さん(宮崎)
「人のために」と意識して働く中に良い結果は伴う——第一線で活躍される先輩方の言葉に胸を打たれました。また、社会人として視野を広く持つことが必要だとも。日頃、読書で知識や教養を磨いている私にとって、自信を深める機会となりました。学校では英語ディベート部に所属。将来は英語を使って人の役に立つ仕事に就けるよう、努力を続けていきます。

●矢野美月さん(山口)
祖父が入院していた時、病院で献身的に働く看護師の方の姿に心を動かされました。研修会では、その思いを込めて"温かな笑顔で励ましを送れる看護師になります"と誓いました。今、キャプテンを務めているバレーボール部の活動に励みながら、使命の道を歩んでいけるよう、勉強にも一歩も引かずに挑戦していきます!

信心を深め合い、広布の人生誓う
●岩�健成さん(福島)
教学研修で「佐渡御書」を研さんしました。その中で、どんなに大変な時でも、師子王の心で強く生きることが大切だと学びました。私には弁護士になるという夢があります。簡単な道ではありませんが、信心根本に前へ前へと進み続けていきます。自分が多くの人に励ましていただいたように、子どもたちに夢を与えられる人間になります。

●岩山南美さん(石川)
池田先生の真心に包まれた感動の3日間でした。皆で未来部歌「正義の走者」を歌った時、"先生と共に広宣流布の人生を歩みます!"と誓いました。また、一緒に過ごした友が皆、温かく、ありのままの自分でいられたことに、感謝でいっぱいです。唱題根本に勉学に励み抜き、池田先生の期待に応える人材に成長していきます。