2017年8月16日水曜日

2017.08.16 わが友に贈る

子どもの可能性は無限!
「できることからやる」
「できたことを称える」
小さな変化を見逃さず
やる気を引き出そう!

新池御書 P1439
『此の経にあひ奉りぬれば諸罪は霜露の如くに法華経の日輪に値い奉りて消ゆべし』

☆今日のことば365 八月十六日
夢と現実を結ぶ橋は努力である。努力する人には希望がわいてくる。希望とは、努力から生まれる。

☆今日のことば365 八月十六日
普段は馬鹿に見えている人でも、いざという時は、その人の本当の偉さがわかるものだ。今の人は、修養というものを馬鹿にしているが、私も自分の卑屈さを直すために随分努力したものです。

☆日伯青年友好大会への池田先生のメッセージ 2017年8月10日
◇世界広布を照らす太陽たれ
一、歴史に輝きわたる「日伯青年友好大会」、誠におめでとう!
世界広布の王者・ブラジルの若きリーダーの皆さん、本当によく来てくれました。
万難を排して、地球上の最も遠い距離を勇んで越えてこられた、尊き尊き皆さんを、日蓮大聖人がいかばかり讃嘆なされているでしょうか。
私は、御本仏の仰せを、改めて万感の思いを込めて、皆さんに捧げたい。
「道のとを(遠)きに心ざしのあらわるるにや」(御書1223ページ)と。
ブラジルの200人の愛する誓願の宝友が、目を見張る弘教拡大を成し遂げて来日された、あまりに深く強き「心ざし」は、全て仏天が御照覧です。無量無辺の大福徳が一家眷属を永遠に包みゆくことは、絶対に間違いありません。
日本の青年部から、満腔の賞讃と連帯の大喝采を送ろうではないか!(大拍手)

◇地涌の誓願にこそ
一、きょうは、わが師・戸田城聖先生から授けられた三つの御聖訓を一緒に拝したい。
まず、「此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し」(同1033ページ)。すなわち、地涌の菩薩が濁悪の末法にあって、出会った衆生の心に仏種を植え、妙法の大利益を受けさせていくことは、水中を泳ぐ魚の如く、天空を飛ぶ鳥の如く、まさしく自由自在である、と明かされている。
1947年(昭和22年)の8月、私は戸田先生の弟子となり、地涌の若人として広宣流布の道を走り始めた。先生は御書を通し教えてくださった。「地涌の誓願」に生き切ることこそ、日蓮仏法の真髄であり、そこに融通無碍なる仏の力と智慧が脈々と流れ通うのだ、と。
その通りに、70年間、私はこの誓願の大道を走り抜いてきた。そして今、日本中、そして、はるかなブラジルの天地にも、かくも素晴らしき従藍而青の若人たちが澎湃と躍り出てくれている。こんなうれしいことはない。
地涌の誓願の青年が、どれほど強く大きくなれるか。どれほど自他共に「人間革命」の幸福の劇を飾れるか。どれほど「立正安国」の平和の陣列を広げることができるか。どうか君たちが、あなたたちが、いやまして堂々と世界中に示し切っていただきたい。
一、次に、「大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(同1448ページ)との御金言である。
偉大なるブラジル広布の父母たちは、この仰せのままに、競い起こる大難に立ち向かった。
大変であればあるほど、「ムイト・マイス・ダイモク(もっと題目を)!」を合言葉に、一切を変毒為薬して、今日の世界の模範と仰がれる社会貢献と信頼のブラジルSGIを築き上げてきたのである。
この「強盛の信心」を、日本の青年も大いに学び、継承してもらいたい。
広布も人生も永遠に難との戦いである。しかし、「誓願の題目」で勝ち越えられない試練など、断じてない。皆で聡明に励まし合いながら、青春勝利の大歓喜の舞を勇気凜々と繰り広げていただきたい。
一、そして最後に、「生死一大事血脈抄」の一節を贈りたい。
「総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か」(同1337ページ)
末法は「闘諍堅固」と喝破されているように、今なお世界には争いや暴力が渦巻き、深刻な分断に引き裂かれている。その中にあって、創価の世界市民が、この御文に寸分違わず、人間共和の連帯を広げていることは、奇跡の中の奇跡であると、心ある知性は絶讃し、ここに人類の平和の希望を見出しております。

◇価値創造のリレー
なかんずく、最も離れた日本とブラジルの青年が、いよいよ「自他彼此の心なく水魚の思を成して」スクラムを組んでいくならば、これほど頼もしいことはない。
両国の時差は12時間。日本の青年がきょう一日を完走した夜、ブラジルの青年が使命のバトンを受け継いで、颯爽と朝の行動を開始している。
まさに、壮大に地球を包みゆく「正義の走者」たちの価値創造のリレーといってよい。
日伯の地涌の若人の深き友情こそ、世界広宣流布を赫々と照らす希望の太陽たれ! 末法万年尽未来際までの揺るぎなき異体同心の要たれ! と私は見つめています。
明るくにぎやかに、青年拡大も、教学研鑽も、人材育成も、切磋琢磨しながら、共々に世界広布新時代の先駆者として、新たな大潮流を巻き起こしていってください。
不思議にも、今この時に、地より湧き出でてくれた日伯の青年リーダーたちよ!
それぞれの誓願の本舞台で、自分らしく誠実と不屈の行動を、自信満々と朗らかに貫いていってくれ給え! 父母を大切に! 家庭を、地域を、職場を、社会を大切に!
わが宝のブラジルと日本の青年部に、健康と成長あれ! 前進と凱歌あれ!

☆青春勝利の大道 第3回 平和と幸福の開拓を我らの題目の音声から
◇青年は挑戦また挑戦なり
60年前の10月、山ロ開拓關争を開始し、私は同志と広宣拡大の金字塔を打ち立てた。悪戦苦闘する友とも語り合った。
「折伏は難事中の難事。だからこそ功徳も大きい。すぐできなくとも弱気になどなるまい。 明日また、がんばろう!」と。 翌朝、一緒に勤行し、「今日はできる!」と勇気を奮い起こして、弘教を実らせた。
青年は挑戦また挑戦だ。一喜一憂せず、友のため、粘り強く祈り、語り切ることだ。
御書には、「いまだこりず候」(P1056)と仰せである。 不屈の行動で、今日も朗らかに、平和と幸福の開拓を!

◇唱題を貫き信心の大確信を
戸田先生は、「青年の理念、青年の情熱をもって、一生涯貫き通した人が、人間として一番偉いのだ」と教えてくださった。
青年部を卒業する宝友の健闘を讚えたい。偉大な歴史を残してくれた。これからも私と共に、後輩の道を開いてくれ給え!
日蓮大聖人は、「題目を唱うる人・如来の使なリ、始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり」(P1181)と御指南された。
苦難があればあるほど、題目の師子吼を轟かせ、もう一歩、 執念を燃やして、挑みゆくのだ。 そこに、信心の大確信が、必ずつかめる。世界の同志と心一つに、「もつと題目を!」との合言葉を?げて勝ち抜こう!