2017年8月21日月曜日

2017.08.21 わが友に贈る

◇今週のことば
さあ、後半戦だ。
「仏種は縁に従って起る」
打って出る勇気から
境涯と仏縁の拡大が。
共に人間革命の劇を!
2017年8月21日

大白牛車書 P1543
『抑此の車と申すは本迹二門の輪を妙法蓮華経の牛にかけ、三界の火宅を生死生死とぐるりぐるりとまはり候ところの車なり』

☆女性に贈ることば 八月二十一日
人は、いろいろな人びととの出会いを通して、自分を拡大し、人間としての成長を遂げていく。人間のなかで、もまれてこそ、人格が磨かれていくのです。

☆今日のことば365 八月二十一日
どんな、癖のある馬でも、また名馬でも、使う人によって、変えられてゆくし、また変わってくるのである。ゆえに師は選ばなくてはならない。

☆創価青年大会 岩手 広布の理想郷を我らの手で 2017年8月10日
岩手が生んだ国民的作家・宮沢賢治はうたった。
「はがねを鍛へるやうに新らしい時代は新らしい人間を鍛へる」(『宮沢賢治全集2』筑摩書房)
大詩人の言葉を体現するかのような、新時代を勝ち開く新しい人材群の躍動が、総岩手創価青年大会(6日、盛岡タカヤアリーナ)で光り輝いていた。
会場に入ると、目に飛び込んでくる「希望と開拓」の横断幕。この文字を見ると、友の胸は熱く高鳴る。
——1972年(昭和47年)7月14日、池田先生が6年ぶりに岩手を訪問。3600人と記念撮影し、同志の健康と幸福を願って共に万歳を。そして、「希望と開拓の岩手」との永遠の指針を贈ったのである。
以来、45星霜。雨の日も、風の日も、雪の日も、猛暑の日も、そしてあの「3・11」後の日々も、師の励ましを胸に、地域広布に尽力してきた創価の父母たち。その燃えたぎる不撓不屈の"みちのく魂"は今、青年たちに脈々と受け継がれている。
◆◇◆
「あなたにとって、『希望』とは?」——青年大会は、この"問い掛け"から始まった。
すると、絶望を希望に、苦難を成長の糧に、そして、宿命を使命へと変えた若人が、次々と体験主張を行う。
入会から6年を迎える女子部の友が、一関市の地域おこしに奮闘する様子を。東日本大震災で父を亡くした女子中等部のメンバーが、看護師になる夢を。
男子部の友は、病苦や経済苦を乗り越えた軌跡を。震災で家屋を失った学生部の英才は、教育者になる決意を——。人間革命、宿命転換のドラマに、万雷の拍手が送られた。
次いで、代表が高らかに宣言する。
"「希望」とは、わが生命の中にある「運命を開く力」""「開拓」とは、「現実を変えてみせる」という強い生き方"
さらに、言葉を継ぐ。
"「希望」は、私たち「青年」です!"
場内から、一段と強い賛同の拍手が、しばし鳴りやまなかった——。
その中で、拳を強く握り締めてうなずく青年の姿があった。「正義の陣列を広げることが、未来への『希望』です」と大確信で語る、大槻一さん(岩手光城県、男子地区リーダー)。全てに中途半端だった自身を、祈りの中で変革したことが信仰の基盤になっている。
勤務する清掃用品メーカーの営業部門で、見事、東北一の業績を上げた大槻さん。学会活動を通して、自身の心を鍛え上げたことが、原動力となった。
本年3月に初めて出会った友人に真心の対話を重ね、先月、人生初の弘教を結実した。
入会した友は青年大会で、大槻さんと共に「青年よ広布の山を登れ」の合唱メンバーの一員に。「生涯の同志として支え合い、前進勝利の日々を送ります!」と、2人の誓いは固い。
「青年が人間革命に挑む姿そのものが『希望』です」。ダンスチーム「Shining Hope Girls」の一人、中屋敷悦子さん(岩手池田県、女子部部長)の言葉に、力がこもる。
大会を目指し、岩手広布史を学び深めてきた中屋敷さん。「今の私たちがあるのは全て、師匠の励ましと、広布の父母の苦闘のおかげです」と瞳を輝かせる。
"一人でも多くの友に、最高峰の哲理を語りたい"——誓いを胸に、対話拡大に率先してきた。
先日、小学校時代の同級生が唱題を実践。また、別の友人2人にも学会理解の輪を広げ、青年部主催のセミナーで、共に楽器演奏を披露した。
中屋敷さんは、"信心根本に成長した私の姿をご覧ください!"と、師への込み上げる思いを、ステージで表現した。
◆◇◆
かつて池田先生は、岩手の友へつづった。
「『希望』は、いずこより来るか。それは『必ず勝つ』『必ずこうしてみせる』という強き一念から起こる」「『開拓』とは、自分自身への挑戦だ」
一人一人が限界突破に挑み、広布拡大の決勝点として行われた総岩手創価青年大会。それは同時に、新たな「希望と開拓」の未来への出発点ともなった。
師と誓った広布の「イーハトーブ(理想郷)」の建設へ、"若き開拓者"たちの青春の勝利劇が今、幕を開けた。

☆青春勝利の大道 第8回 一切の根本は唱題行なり
◇日々"生命の鏡"を磨け
皆、自分自身を磨く方途を求めている。信心は、わが生命を最高に磨く実践である。
日蓮大聖人は、『只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし』(御書P384)と仰せになられた。
題目で磨いた"生命の鏡"は、智慧と勇気の輝きをいやまし、健康と幸福と勝利の光彩を放っていける。どんな富や名声であろうとも、"生命の鏡"を磨いた若人には、かなわない。
労苦を惜しまず広布に戦う青年は、友の労苦も鏡のように映し出せる。日々、題目を唱え、この濁世に、自他共に生命輝く世界を創り出していくのだ。

◇決意を込めた題目を
戸田先生は師子吼された。
『本当の決意を込めた題目をあげよ!題目は利剣である。題目は宝刀である。題目で勝つのだ!』
青年ならば、『試練を絶対に乗り越えてみせる』『わが地域を断じて日本一にする』と勇敢な決意で祈り、奮い立つのだ。
最強無敵の宝剣を持つ青年に、打ち破れない苦難などない。
この『変毒為薬』『煩悩即菩提』の原動力が、唱題なのだ。
『南無妙法蓮華経は精進行なり』(P790)との御指南のままに、たゆまぬ信行学を貫き、青春の逆転劇を!広布のロマンの宝友と励まし合い、凱歌の歴史を飾ってくれ給え!