2017年8月1日火曜日

2017.08.01 わが友に贈る

励ましの要諦は
「話す」よりも
「聞く」ことにあり!
友の心を軽くする
希望と安心の灯台に!

聖人知三世事 P974
『日蓮は一閻浮提第一の聖人なり』

☆女性に贈ることば 八月一日
理想があるから青春です。理想があるから人生です。理想のない人は、寂しい。
反対に、生涯、わが理想を求めて生きる人は、どんなに年をとっていても、心は永遠に青年です。

☆今日のことば365 八月一日
希望は
 努力から生まれる
希望のなかには
 幸福と平和が 宿っているからだ

☆大白蓮華巻頭言 2017年8月号 輝き光れ!若き宝の命よ
広宣流布とは、現在を勝ち、そして、未来までも勝ち間いていく「常勝」の大行進である。その一切を担い立つ創価学会は、たゆみなく人を励まし、人を育てゆく、究極の人間教育の大地なのである。
1956年(昭和31年)、あの関西の大関争でも、私は草創の父母と共戦譜を刻みながら、若き後継の友たちと数え切れない出会いを結んだ。
その7月、晴れ晴れと民衆凱歌を轟かせた直後に、戸田先生と私は、はるかな未来を展望した。
「人類の生命の土壌を深く耕し、幸福と平和に寄与できる人材を、あらゆる分野に送り出すのだ」と。
翌年の学生部誕生も、さらに私の代の未来部結成も、この師弟の大願から出発している。
未来部一期生の友と一緒に学んだ御聖訓がある。
生死一大事血脈抄の「過去に法華経の結縁強盛なる故に現在に此の経を受持す、未来に仏果を成就せん事疑有るべからず」(1337ページ)との一節である。
未来部の友は、いかに宿福深厚なる地涌の菩薩であるか。皆を仏にする力を帯びた人たちなのだ。
法華経の妙荘厳王晶では、二人の兄弟が母と手を携、信心に反対の父の王を妙法へ導くドラマが描かれている。父は、我が子は「我が善知識なり」と讃え、よくぞ「我が家に来生せり」と感嘆する。
私たちも、未来部の宝の一人一人を「今この時、我が家に、我が地域に、我が国土に、よくぞ生まれて来てくれた!」と最敬礼の心で励ましたいのだ。

胸を張れ
 創価の後継
  堂々と
 学び照らせや
  明日の地球を

草創期、旧習深き村八分など、幾多の苦労を重ねて戦い抜いてきた山形県の尊き父母たちがいる。
私が未来部の結成を発表すると、「みんな喜べ!正義の学会は、これで永遠に勝ち栄えていけるぞ」と呼応してくれた。そして地域を挙げて、「負けじ魂の学会っ子」の激励に取り組み続けてこられた。
「座談会で励まし育ててもらった」という人材が、きら星の如く躍り出て、全国の模範と謳われる後継育成の伝統が築かれているのだ。
いずこにも、私の心を心として、若き命宝の友を育んでくれる創価のりリーダーが光る。とりわけ、未来本部長、21世紀使命会、教育本部、学生部の進学推進部長などの方々の真心に、感謝は尽きない。
「どんな子も、かけがえのない宝だ。必ず偉大な使命の人材と輝かせてみせる」——— これが、牧口、戸田両先生から受け継創価教育の魂である。
社会には、若人の心を傷つける悪縁があまりに渦巻いている。だからこそ、時を逃さず声を掛け、じっくり耳を傾ける。徹して信じ祈り、見守り続ける。
——— こうした創価の教育カが、地域にとって、どれほど貴重な「希望の眼目」となることだろうか。
大教育者のペスタロッチは教え子たちに語った。
「諸君は、自らが考え、自らが信ずる以上に、この時代に必要な大なる力を持っている」と。
満を持して世界広布新時代に躍り出てくれた本門の未来部を、さあ誇り高く励まし、育てゆこう!

☆御書と歩む 第75回 若き生命に触発を
『一切の草木は地より出生せり、是を以て思うに一切の仏法も又人によりて弘まるべし』(持妙法華問答抄、465ページ)

◇通解
一切の草木は大地から生ずる。このことから考えると、一切の仏法もまた、人によって弘まるのである。

◇同志への指針
全ては「人」で決まる。創価学会は壮大な人間錬磨の大地である。地涌の人材を限りなく育て、人類の輝かしい未来を開いていくのだ。
21世紀使命会、未来本部長はじめ未来部を激励してくださる方々に感謝は尽きない。
若き生命を触発するのは、真心の祈りと誠実の励ましだ。生き生きと信仰の大確信を語り伝えよう。未来の大樹を大いに伸ばしながら!